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第32話 決着 キング・ヒュドラ戦
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ミカエルは驚愕のあまり、声を漏らす。
「こ、これほどまでに強いのか……」
魔力が具現化した幻想の剣が灼きつける。 果して、その刃には何を宿らせているのか?
巨大な魔物は血潮を舞い散らせる。 その姿は英雄伝を切り取ったように幻想的な美しさを有していた。
猛る魔物 キング・ヒュドラは、怒気を込めた咆哮によって敵を――――ユウトを退けんとする。
だが、彼が持つのは、揺るがない意思である。 身を守るは屈強な盾と鎧。
――――キング・ヒュドラの牙。あるいは巨体と俊敏さを兼ねそろえた体当たりでも崩れない。
疾風のような動き。もはや、防御すら必要なく魔物の攻撃は当たりはしない。
ユウトの戦いに驚愕するのはミカエルだけではない。
「魔法戦士を薦めたのは、私ですが――――まさか、ここまで噛み合うなんて――――」
彼女、メイヴ・ブラックウッドはS級冒険者――――冒険者の頂点に等しい存在である。そんな彼女であっても、ユウトの戦闘力は想定外だった。
(優れた動体視力。俊敏な動き。無尽蔵の体力。魔力の絶対量。ダンジョンや魔物への知識力。その瞬時の判断能力は剣と魔法を使え分けれる。そう思ってはいたのですが――――)
彼女は思考は途中で停止する。
何か異変を感じ取ったからだ。 それは嫌な予感――――何度となく死線を越えてきた一流冒険者のメイヴの予感は、予知能力に近い。
それはユウトにも伝わった。
(――――なんだ? このプレッシャーは? 何かを狙っているのか?)
カチッ…… カチッ……
耳に届くのは異音。そこはキング・ヒュドラの口から聞こえてくる。
舌打ち音
上下の牙を激しくぶつけている。 それは火打石のようなぶつけ方だ。
「まさか、火を吐く? いやそもそも――――」
キング・ヒュドラが吐き出す猛毒。 それが、もしも――――可燃性なら?
その可能性に思い当たったユウトは背筋が凍りつく。
周囲に吐き散らかしている猛毒。それは気化していて、ユウトの周辺に漂っている。
もしも、それが燃えたら?
ユウトは今――――巨大な爆弾の内部に閉じ込められいると同じだ。
そして、カチッとキング・ヒュドラの口内に小さな火が見えた。
爆発。 ただの爆発ではない。 連続した爆発がユウトに向かって襲いに来る。
ユウトの一瞬の思考――――
(魔法による防御壁? ダメだ。一方からの攻撃ではない。上下左右前後から高熱の爆風が襲い掛かって来るはず…… なら、相反する氷系の魔法で相殺? ――――いや、ダメだ)
瞬時の思考も間に合わない。 ユウトの体は爆風に飲み込まれた。
音が消えた。 激しい閃光で視線は閉ざされた。
まるで無の空間から、視力と聴覚が戻った時、その場に立っていたはずのユウトの姿は消えていた。
体が残らないほどの衝撃。 その場にいたメイヴも、ミカエルも、レインも、オリビアも生存は絶望的だと予感した。
その予感を裏切って――――
「――――あ、危ない。 地面に潜なければ、やられていたぜ」
今も火が残る地面が割れ、人間が――――ユウトが顔を出した。
彼は迫り来る爆風を前に、地を操る魔法を使用。
地面を泥に変えて、下に潜ったのだ。爆発の衝撃は、下から上に向かって行く。
「一か八かの判断だったが……助かった。 でも、泥で鎧も盾もボロボロに汚れてしまったぜ」
爆破の高熱も泥が吸収してくれた。
「それじゃ、今度は俺が攻撃する番で良いよな?」
不意に空気が変わった。 ユウトが魔力を集中させているのがわかる。
彼のは手元から青く輝く魔力が湧き上がる。彼は詠唱の言葉を唱えた。
「詠唱 我が手に宿る炎の力よ 今こそ力を見せて焼き払え――――『炎剣《イグニスグラディウス》』」
そして、突如として魔法の力が放たれる。彼の手から放たれた魔力の余波が空気を振るわせる。
魔法の力は敵の身体に直撃した。
今回の魔法の剣は、切り裂く代わりに、激しい爆発音を。そして――――
炎が舞い上がる。
炎は、巨体を包み込み、灼熱の炎柱と化す。魔物は悲鳴を上げ、必死に炎から逃れようとするが、魔法の力は容赦なく追い続ける。
やがて、全身を焼かれたキング・ヒュドラは動きを止め、その場に倒れた。
「やった……か?」
勝った。その思う反面、いつだって魔物の生命力が彼の想像を越える。
その経験が、勝利の確信に疑問を持たせる。 しかし、その疑問は当たっていた。
キング・ヒュドラが持つ最大の特徴は――――
再生能力
焼かれた肉体が、再生していく。
「――――詠唱で強化した炎剣でも殺しきれないのか。 なら、封印するしかないか?」
「いえ、大丈夫です。わたしに合わせてください!」とユウトの背後に憑りついていたエイムが顔を出した。
「合わせる? 合わせるって何を?」
「決まっているじゃありませんか、ご主人さま」
そう言うと彼女は――――詠唱を始めた。
「詠唱 雷霆の力を――――」
ユウトは、その詠唱に驚く。なぜなら、彼が切り札として使う魔法の詠唱だったからだ。
元より、彼女はユウトが長年愛用した魔法の杖――――彼の魔法を再現できるのも、道理であった。
だから――――ユウトもエイムの詠唱に合わせる。
「「――――我に与え 今こそ地の落ちろ」」
『落雷撃《フルグル トニトゥルス》』
完全に同調した魔力の動き。 ただ魔法を2発放っただけの効果ではない。
そして、それは、ユウト・フィッシャーが使える最強の魔法
何倍にも跳ね上がった魔法の威力は―――― 今度こそ、キング・ヒュドラの命を完全に奪い去っていた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「本当に倒したのか……あの不死身の魔物を―――ユウト・フィッシャーがたった1人で?」
「認めてはいけないわ、ミカエル」
「レイン。お前は……お前は俺に何をさせたいんだ」
「そうね。強いて言うなら、私は貴方を――――完全な人間にしたい」
って感じかしら? そう付け加えた彼女は笑みを見せた。
「飲みなさい」と再びレインは回復薬《ポーション》を――――いや、禍々しい薬を彼に手渡した。
「これを飲むと俺は、どうなる?」
「解き放たれるわ。この世の束縛から」
「束縛? レイン、お前には俺が何に囚われていると思っている?」
彼は覚悟を決めていた。 答えによっては、彼女を処する覚悟。
もしも、彼女が貴族としての矜持を否定したら――――
もしも、彼女が地位と名誉への執着を否定したら――――
もしも、彼女《レイン》が自分《ミカエル》の夢を否定したら――――
「自分の弱さってところかしら?」
いとも容易く、彼女は答えた。
「こ、これほどまでに強いのか……」
魔力が具現化した幻想の剣が灼きつける。 果して、その刃には何を宿らせているのか?
巨大な魔物は血潮を舞い散らせる。 その姿は英雄伝を切り取ったように幻想的な美しさを有していた。
猛る魔物 キング・ヒュドラは、怒気を込めた咆哮によって敵を――――ユウトを退けんとする。
だが、彼が持つのは、揺るがない意思である。 身を守るは屈強な盾と鎧。
――――キング・ヒュドラの牙。あるいは巨体と俊敏さを兼ねそろえた体当たりでも崩れない。
疾風のような動き。もはや、防御すら必要なく魔物の攻撃は当たりはしない。
ユウトの戦いに驚愕するのはミカエルだけではない。
「魔法戦士を薦めたのは、私ですが――――まさか、ここまで噛み合うなんて――――」
彼女、メイヴ・ブラックウッドはS級冒険者――――冒険者の頂点に等しい存在である。そんな彼女であっても、ユウトの戦闘力は想定外だった。
(優れた動体視力。俊敏な動き。無尽蔵の体力。魔力の絶対量。ダンジョンや魔物への知識力。その瞬時の判断能力は剣と魔法を使え分けれる。そう思ってはいたのですが――――)
彼女は思考は途中で停止する。
何か異変を感じ取ったからだ。 それは嫌な予感――――何度となく死線を越えてきた一流冒険者のメイヴの予感は、予知能力に近い。
それはユウトにも伝わった。
(――――なんだ? このプレッシャーは? 何かを狙っているのか?)
カチッ…… カチッ……
耳に届くのは異音。そこはキング・ヒュドラの口から聞こえてくる。
舌打ち音
上下の牙を激しくぶつけている。 それは火打石のようなぶつけ方だ。
「まさか、火を吐く? いやそもそも――――」
キング・ヒュドラが吐き出す猛毒。 それが、もしも――――可燃性なら?
その可能性に思い当たったユウトは背筋が凍りつく。
周囲に吐き散らかしている猛毒。それは気化していて、ユウトの周辺に漂っている。
もしも、それが燃えたら?
ユウトは今――――巨大な爆弾の内部に閉じ込められいると同じだ。
そして、カチッとキング・ヒュドラの口内に小さな火が見えた。
爆発。 ただの爆発ではない。 連続した爆発がユウトに向かって襲いに来る。
ユウトの一瞬の思考――――
(魔法による防御壁? ダメだ。一方からの攻撃ではない。上下左右前後から高熱の爆風が襲い掛かって来るはず…… なら、相反する氷系の魔法で相殺? ――――いや、ダメだ)
瞬時の思考も間に合わない。 ユウトの体は爆風に飲み込まれた。
音が消えた。 激しい閃光で視線は閉ざされた。
まるで無の空間から、視力と聴覚が戻った時、その場に立っていたはずのユウトの姿は消えていた。
体が残らないほどの衝撃。 その場にいたメイヴも、ミカエルも、レインも、オリビアも生存は絶望的だと予感した。
その予感を裏切って――――
「――――あ、危ない。 地面に潜なければ、やられていたぜ」
今も火が残る地面が割れ、人間が――――ユウトが顔を出した。
彼は迫り来る爆風を前に、地を操る魔法を使用。
地面を泥に変えて、下に潜ったのだ。爆発の衝撃は、下から上に向かって行く。
「一か八かの判断だったが……助かった。 でも、泥で鎧も盾もボロボロに汚れてしまったぜ」
爆破の高熱も泥が吸収してくれた。
「それじゃ、今度は俺が攻撃する番で良いよな?」
不意に空気が変わった。 ユウトが魔力を集中させているのがわかる。
彼のは手元から青く輝く魔力が湧き上がる。彼は詠唱の言葉を唱えた。
「詠唱 我が手に宿る炎の力よ 今こそ力を見せて焼き払え――――『炎剣《イグニスグラディウス》』」
そして、突如として魔法の力が放たれる。彼の手から放たれた魔力の余波が空気を振るわせる。
魔法の力は敵の身体に直撃した。
今回の魔法の剣は、切り裂く代わりに、激しい爆発音を。そして――――
炎が舞い上がる。
炎は、巨体を包み込み、灼熱の炎柱と化す。魔物は悲鳴を上げ、必死に炎から逃れようとするが、魔法の力は容赦なく追い続ける。
やがて、全身を焼かれたキング・ヒュドラは動きを止め、その場に倒れた。
「やった……か?」
勝った。その思う反面、いつだって魔物の生命力が彼の想像を越える。
その経験が、勝利の確信に疑問を持たせる。 しかし、その疑問は当たっていた。
キング・ヒュドラが持つ最大の特徴は――――
再生能力
焼かれた肉体が、再生していく。
「――――詠唱で強化した炎剣でも殺しきれないのか。 なら、封印するしかないか?」
「いえ、大丈夫です。わたしに合わせてください!」とユウトの背後に憑りついていたエイムが顔を出した。
「合わせる? 合わせるって何を?」
「決まっているじゃありませんか、ご主人さま」
そう言うと彼女は――――詠唱を始めた。
「詠唱 雷霆の力を――――」
ユウトは、その詠唱に驚く。なぜなら、彼が切り札として使う魔法の詠唱だったからだ。
元より、彼女はユウトが長年愛用した魔法の杖――――彼の魔法を再現できるのも、道理であった。
だから――――ユウトもエイムの詠唱に合わせる。
「「――――我に与え 今こそ地の落ちろ」」
『落雷撃《フルグル トニトゥルス》』
完全に同調した魔力の動き。 ただ魔法を2発放っただけの効果ではない。
そして、それは、ユウト・フィッシャーが使える最強の魔法
何倍にも跳ね上がった魔法の威力は―――― 今度こそ、キング・ヒュドラの命を完全に奪い去っていた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「本当に倒したのか……あの不死身の魔物を―――ユウト・フィッシャーがたった1人で?」
「認めてはいけないわ、ミカエル」
「レイン。お前は……お前は俺に何をさせたいんだ」
「そうね。強いて言うなら、私は貴方を――――完全な人間にしたい」
って感じかしら? そう付け加えた彼女は笑みを見せた。
「飲みなさい」と再びレインは回復薬《ポーション》を――――いや、禍々しい薬を彼に手渡した。
「これを飲むと俺は、どうなる?」
「解き放たれるわ。この世の束縛から」
「束縛? レイン、お前には俺が何に囚われていると思っている?」
彼は覚悟を決めていた。 答えによっては、彼女を処する覚悟。
もしも、彼女が貴族としての矜持を否定したら――――
もしも、彼女が地位と名誉への執着を否定したら――――
もしも、彼女《レイン》が自分《ミカエル》の夢を否定したら――――
「自分の弱さってところかしら?」
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