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目まぐるしく日々の移ろいを見送る。気付いた時には四年の歳月が過ぎていた。
ハシャクス医師のもとで勉学に励んだ。今まで触れてきたことのない領域の学問で、僕の頭はついていくので精一杯になっていた。いくつもの書物を覚えるまで繰り返し読み、医師の手ほどきを受け実践の経験も積んでいった。
そして、学び始めから三年が経った頃に軍医の試験を受け、それに合格した。ハシャクス医師のような執刀が出来るまでにはさらに何年も、何十年も研鑽を続けなければならないのだと思う。それでも、軍医として戦闘地域に随伴し、怪我への応急処置をすることは出来るようになっていた。
「ごめんなさい、少し痛いと思います」
石灰を溶かして作られた消毒液を含ませた布で、幹部をそっと拭う。国境沿いの戦闘地域。そこから少し離れた場所に作られた野営地の中で、僕は傷ついた腕と対峙していた。
剣撃を腕で受けたところ、籠手が破壊され、そのまま剣先が腕を抉ったのだという。籠手が無ければ、おそらく腕は切り落とされていたことだろう。恐ろしい怪我だ。昔は血を見ることに怯えていたけれど、今ではその怯えも消えた。
「アサヒちゃんが手ぇ握っててくれたら、どんな痛みだって耐えられるんだけどなぁ」
その腕の持ち主はラギードだった。こんな怪我を負っていて、よくそんな軽口が言えるなと感心してしまう。かつて、ロファジメアンで客として接していたラギードを前にすることにも、随分と慣れてきた。
「アサヒの代わりに俺が、あんたの手を握りつぶしてやるよ」
「おいおい、汚い手で俺に触るな」
流血の止まらない腕に素早く消毒を施し、薬草を塗布して包帯できつく結ぶ。それだけの処置をしても、ラギードは眉をひそめることもなく、僕の傍らに立つヨルハと口論にしか聞こえない言葉の応酬を繰り返していた。本当に痛みに強いひとたちだ。
「つーか、これくらいの傷だったら前は放っておいたじゃねーかよ。この程度でアサヒに診てもらおうなんて、下心見え過ぎだろ」
「いや、ヨルハ。この傷はそんなに軽いものじゃないよ」
「いやいや、そんなことねぇって、アサヒ。物ぐさな連中ばっかりだったから救護室なんて誰も寄り付いてなかったんだって」
軍医となった僕は、国境警備隊所属の軍医となった。それは、ヨルハの所属する部隊で、どうやら僕を部隊につけるようヨルハがラギードに掛け合ったらしい。
国境警備、などというのは名目上で、国境付近の小国や他部族を撃滅し、テシィダバルの領土をじわりじわりと広げていくのが任務であるらしい。
ヨルハにとっては、過去の記憶を思い出させる酷な任務ではないのか、と問うたことがある。すると彼は、復讐心は気付いた時には消えていた。アサヒと一緒にいられるのなら、どんな任務でもいい、と。そう言っていた。
「まぁ、真面目な話をするとさ。アサヒちゃんが救護室に来てくれてからは、本当にみんな、ちゃんと傷を治療するようになって、部隊の消耗率が爆発的に改善されたんだよ」
「お役に立てているようで、嬉しいです」
もちろん、この部隊には他にも数人の軍医が従軍している。それぞれの軍医がそれぞれの救護室を持っており、傷の具合によってそれに相応しい軍医へと割り振られている。経験の浅い僕は、比較的、程度の軽い怪我を負った者を担当していた。
「アサヒちゃんがそうやって笑ってくれるから、すぐに傷が治りそうだ」
「だったらさっさと帰れよ」
「お前こそ、なんでずっとここに入り浸ってんだ」
「アサヒのそばに俺がいるのは、当然のことだろうが」
僕の救護室として、ひとつの天幕が与えられており、その中に今、僕とヨルハとラギードがいる。ラギードは、僕が今日診るべき最後の患者だった。けれど、ヨルハは患者ではない。患者ではないけれど、いつもこの天幕にいる。
「お前がいるせいで、アサヒちゃんとお近づきになれないって嘆く声をよく聞くよ」
「誰一人としてお近づきにさせるつもりはねぇんだよ」
「ったく、恐ろしい番犬だ」
「思い出すのも腹が立つけど……この前も、俺が少しアサヒのそばを離れてた隙に、部隊の馬鹿がアサヒに抱き着いてたんだ」
「あぁ、お前が半殺しにしてたあいつね。アサヒちゃんが止めなかったら、お前本気で殺してただろ」
「当然」
当然、と誇らしげに胸を張るヨルハはどこか間違っていると思う。そんな恐ろしい会話を聞きながら、僕は薬草を薬研で挽く。傷を負うと患部が発熱をすることが多い。それを緩和するための薬を調合しているのだ。
「女日照りな男所帯に、アサヒちゃんの容姿は毒過ぎるからね」
「なんだよその言い方、アサヒは何も悪く無ぇだろ」
「誤解するなよ。もちろん、アサヒちゃんが悪いなんて一言も思ってないけどさ、……まぁ少し気持ちは分かるかなって」
逞しい体を持つ者が圧倒的に多い中においては、僕は女性的に見えるのだろう。加えて、僕の前職はすでに部隊の殆どに知り渡ってしまっている。そんな僕が性の対象と見做されてしまうのは、ある種、仕方のないことなのかもしれない。
「なおさら、アサヒのそばを離れられねぇな」
調合を進める僕の背後にやって来たヨルハが、後ろからしっかりと僕を抱きしめてくれた。性の対象として見られることに関しては仕方がないとは思うけれど、体をヨルハ以外に許すつもりなど僕には毛頭なかった。拒むことが出来る立場に、やっとなれたのだから。
「面倒掛けてごめんね、ヨルハ」
「全然面倒じゃねぇって。俺はいたくてアサヒのそばにいるんだから」
優しく耳元で囁かれると、それだけで幸せな気持ちになる。胸が温かくなるのを感じながらも、今は仕事中だと自分に言い聞かせ、幸福なヨルハの腕の中から抜け出る。
「ラギードさん、お待たせしました。この薬を一日三回飲んでくださいね。あと、可能であれば毎日救護室に来てもらって傷口を清浄にしてから包帯を巻きたいんですけど……、毎日は億劫ですか?」
「全然! アサヒちゃんに会えるなら、俺は毎日だって、毎時だってここに来るよ!」
深手を負った人とは思えないほどに元気なラギードが僕の調合した薬を受け取る。そして、もう用はないだろうと言ってヨルハに救護室から追い出されていった。天幕の中には、僕とヨルハだけが残る。
「……あーあ、アサヒが俺だけの医者だったらな」
「どうして?」
「他の連中がアサヒにべたべたするのが嫌だ」
「別にべたべたはしてないと思うけど」
「してるって」
「みんな、親切だし優しい人たちだよ」
「それはアサヒに気に入られたいからだ」
診察で使った道具たちを片付ける僕のそばで、ヨルハは就寝の支度をしていた。この救護室は負傷者に手当をする場であり、僕の個人部屋でもあった。畳んで天幕の隅に置いていた絨毯を何枚も重ねて敷き、その上に布団を置いて眠るのだ。
「……僕は周りの人たちからもっと、見下される……っていうか、不潔なものとして扱われると思ってたんだよね。実は」
「はぁ? なんで」
「だって、僕はもともと男娼だったわけだし。そういう仕事を嫌悪する人もいるだろうなって。……でも、そんな人、全然いなくて。凄く、今、幸せなんだよ」
驚くほど、ここにいる人々は差別というものをしない。もともと、色々な人種や立場の人間が綯い交ぜになっている部隊であるため、偏見といった類の物を持つ人間がいないのかもしれない。その人の過去や経歴よりも、今の姿を重視している。僕はそう感じていた。
「そういう理由で幸せなの? 俺は? 俺がそばにいるからっていうのは?」
「もちろん、それも幸せの理由」
「一番の理由、だろ?」
「そうだね、一番の理由、だね」
ヨルハが用意してくれた二人分の布団に、一緒に倒れこむ。顔を突き合わせて、僕たちは微笑み合った。戦いのあとに訪れる、優しく穏やかな時間。太陽の昇っている間は、ひたすらにヨルハの無事を祈って過ごしている。
その祈りが功を奏しているのか、ヨルハが強いのか、今のところヨルハが大きな負傷をしたことはない。それだけが救いだった。
ハシャクス医師のもとで勉学に励んだ。今まで触れてきたことのない領域の学問で、僕の頭はついていくので精一杯になっていた。いくつもの書物を覚えるまで繰り返し読み、医師の手ほどきを受け実践の経験も積んでいった。
そして、学び始めから三年が経った頃に軍医の試験を受け、それに合格した。ハシャクス医師のような執刀が出来るまでにはさらに何年も、何十年も研鑽を続けなければならないのだと思う。それでも、軍医として戦闘地域に随伴し、怪我への応急処置をすることは出来るようになっていた。
「ごめんなさい、少し痛いと思います」
石灰を溶かして作られた消毒液を含ませた布で、幹部をそっと拭う。国境沿いの戦闘地域。そこから少し離れた場所に作られた野営地の中で、僕は傷ついた腕と対峙していた。
剣撃を腕で受けたところ、籠手が破壊され、そのまま剣先が腕を抉ったのだという。籠手が無ければ、おそらく腕は切り落とされていたことだろう。恐ろしい怪我だ。昔は血を見ることに怯えていたけれど、今ではその怯えも消えた。
「アサヒちゃんが手ぇ握っててくれたら、どんな痛みだって耐えられるんだけどなぁ」
その腕の持ち主はラギードだった。こんな怪我を負っていて、よくそんな軽口が言えるなと感心してしまう。かつて、ロファジメアンで客として接していたラギードを前にすることにも、随分と慣れてきた。
「アサヒの代わりに俺が、あんたの手を握りつぶしてやるよ」
「おいおい、汚い手で俺に触るな」
流血の止まらない腕に素早く消毒を施し、薬草を塗布して包帯できつく結ぶ。それだけの処置をしても、ラギードは眉をひそめることもなく、僕の傍らに立つヨルハと口論にしか聞こえない言葉の応酬を繰り返していた。本当に痛みに強いひとたちだ。
「つーか、これくらいの傷だったら前は放っておいたじゃねーかよ。この程度でアサヒに診てもらおうなんて、下心見え過ぎだろ」
「いや、ヨルハ。この傷はそんなに軽いものじゃないよ」
「いやいや、そんなことねぇって、アサヒ。物ぐさな連中ばっかりだったから救護室なんて誰も寄り付いてなかったんだって」
軍医となった僕は、国境警備隊所属の軍医となった。それは、ヨルハの所属する部隊で、どうやら僕を部隊につけるようヨルハがラギードに掛け合ったらしい。
国境警備、などというのは名目上で、国境付近の小国や他部族を撃滅し、テシィダバルの領土をじわりじわりと広げていくのが任務であるらしい。
ヨルハにとっては、過去の記憶を思い出させる酷な任務ではないのか、と問うたことがある。すると彼は、復讐心は気付いた時には消えていた。アサヒと一緒にいられるのなら、どんな任務でもいい、と。そう言っていた。
「まぁ、真面目な話をするとさ。アサヒちゃんが救護室に来てくれてからは、本当にみんな、ちゃんと傷を治療するようになって、部隊の消耗率が爆発的に改善されたんだよ」
「お役に立てているようで、嬉しいです」
もちろん、この部隊には他にも数人の軍医が従軍している。それぞれの軍医がそれぞれの救護室を持っており、傷の具合によってそれに相応しい軍医へと割り振られている。経験の浅い僕は、比較的、程度の軽い怪我を負った者を担当していた。
「アサヒちゃんがそうやって笑ってくれるから、すぐに傷が治りそうだ」
「だったらさっさと帰れよ」
「お前こそ、なんでずっとここに入り浸ってんだ」
「アサヒのそばに俺がいるのは、当然のことだろうが」
僕の救護室として、ひとつの天幕が与えられており、その中に今、僕とヨルハとラギードがいる。ラギードは、僕が今日診るべき最後の患者だった。けれど、ヨルハは患者ではない。患者ではないけれど、いつもこの天幕にいる。
「お前がいるせいで、アサヒちゃんとお近づきになれないって嘆く声をよく聞くよ」
「誰一人としてお近づきにさせるつもりはねぇんだよ」
「ったく、恐ろしい番犬だ」
「思い出すのも腹が立つけど……この前も、俺が少しアサヒのそばを離れてた隙に、部隊の馬鹿がアサヒに抱き着いてたんだ」
「あぁ、お前が半殺しにしてたあいつね。アサヒちゃんが止めなかったら、お前本気で殺してただろ」
「当然」
当然、と誇らしげに胸を張るヨルハはどこか間違っていると思う。そんな恐ろしい会話を聞きながら、僕は薬草を薬研で挽く。傷を負うと患部が発熱をすることが多い。それを緩和するための薬を調合しているのだ。
「女日照りな男所帯に、アサヒちゃんの容姿は毒過ぎるからね」
「なんだよその言い方、アサヒは何も悪く無ぇだろ」
「誤解するなよ。もちろん、アサヒちゃんが悪いなんて一言も思ってないけどさ、……まぁ少し気持ちは分かるかなって」
逞しい体を持つ者が圧倒的に多い中においては、僕は女性的に見えるのだろう。加えて、僕の前職はすでに部隊の殆どに知り渡ってしまっている。そんな僕が性の対象と見做されてしまうのは、ある種、仕方のないことなのかもしれない。
「なおさら、アサヒのそばを離れられねぇな」
調合を進める僕の背後にやって来たヨルハが、後ろからしっかりと僕を抱きしめてくれた。性の対象として見られることに関しては仕方がないとは思うけれど、体をヨルハ以外に許すつもりなど僕には毛頭なかった。拒むことが出来る立場に、やっとなれたのだから。
「面倒掛けてごめんね、ヨルハ」
「全然面倒じゃねぇって。俺はいたくてアサヒのそばにいるんだから」
優しく耳元で囁かれると、それだけで幸せな気持ちになる。胸が温かくなるのを感じながらも、今は仕事中だと自分に言い聞かせ、幸福なヨルハの腕の中から抜け出る。
「ラギードさん、お待たせしました。この薬を一日三回飲んでくださいね。あと、可能であれば毎日救護室に来てもらって傷口を清浄にしてから包帯を巻きたいんですけど……、毎日は億劫ですか?」
「全然! アサヒちゃんに会えるなら、俺は毎日だって、毎時だってここに来るよ!」
深手を負った人とは思えないほどに元気なラギードが僕の調合した薬を受け取る。そして、もう用はないだろうと言ってヨルハに救護室から追い出されていった。天幕の中には、僕とヨルハだけが残る。
「……あーあ、アサヒが俺だけの医者だったらな」
「どうして?」
「他の連中がアサヒにべたべたするのが嫌だ」
「別にべたべたはしてないと思うけど」
「してるって」
「みんな、親切だし優しい人たちだよ」
「それはアサヒに気に入られたいからだ」
診察で使った道具たちを片付ける僕のそばで、ヨルハは就寝の支度をしていた。この救護室は負傷者に手当をする場であり、僕の個人部屋でもあった。畳んで天幕の隅に置いていた絨毯を何枚も重ねて敷き、その上に布団を置いて眠るのだ。
「……僕は周りの人たちからもっと、見下される……っていうか、不潔なものとして扱われると思ってたんだよね。実は」
「はぁ? なんで」
「だって、僕はもともと男娼だったわけだし。そういう仕事を嫌悪する人もいるだろうなって。……でも、そんな人、全然いなくて。凄く、今、幸せなんだよ」
驚くほど、ここにいる人々は差別というものをしない。もともと、色々な人種や立場の人間が綯い交ぜになっている部隊であるため、偏見といった類の物を持つ人間がいないのかもしれない。その人の過去や経歴よりも、今の姿を重視している。僕はそう感じていた。
「そういう理由で幸せなの? 俺は? 俺がそばにいるからっていうのは?」
「もちろん、それも幸せの理由」
「一番の理由、だろ?」
「そうだね、一番の理由、だね」
ヨルハが用意してくれた二人分の布団に、一緒に倒れこむ。顔を突き合わせて、僕たちは微笑み合った。戦いのあとに訪れる、優しく穏やかな時間。太陽の昇っている間は、ひたすらにヨルハの無事を祈って過ごしている。
その祈りが功を奏しているのか、ヨルハが強いのか、今のところヨルハが大きな負傷をしたことはない。それだけが救いだった。
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