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「ヨルハ様がいらっしゃっていますが」
ウォドスが僕のもとにやって来て、静かに告げた。一人の客の相手を終えて、次の客へ向かう前のほんの少しの休みの時間。ウォドスが、次はヨルハの相手をしてはどうかと提案してくる。
「……断って下さい」
「四日目ですよ」
別れを告げたその次の日から、ヨルハは毎日ロファジメアンに来ていた。僕は毎日彼の来館を拒んでいる。それが、四日目だった。
「あなたに、帰りたい場所はないんですか」
昨日までであればすぐに、そうですか、と言って去っていったウォドスが部屋に留まった。そして、そんなことを口にする。僕には、ウォドスの言わんとすることが分からない。
「……どうしたんですか、突然」
「いえ、ふと昔のことを思い出しまして」
ウォドスは、過去のことを思ってか、思い出し笑いを小さく浮かべて僕を見ていた。こんな風に雑談をすることは、とても珍しいことで僕は戸惑う。
「支配人が貴方を買い上げた時のことを思い出したんです。あれはどこにも帰れないウェテだ、と支配人が貴方を指してそう言っていました」
「……どこにも、帰れない」
「そう」
夜も深く、燭台が淡く部屋を照らす。ウォドスの瞳は、もう僕を見ていなかった。彼の双眸は過去の光景を眺めている。
「借金を完済し、自由の身になってもすぐに娼館に戻ってきてしまうウェテが、少なくない割合で存在します。彼らの大半は幼い頃に娼館に売られている。そのため、外での生活の仕方を知らない、もしくは覚えていない。だからこそ、この苦界の外に馴染めず、娼館に戻ってきてしまう。そういったウェテたちを支配人は、帰れないウェテ、と称していました」
「僕も……そうだと」
「現に、そうでしょう。貴方には返すべき借金もないのに、ずっとこのロファジメアンにいる。そういったウェテだと見抜いたからこそ、支配人は金の生る木だと言って大金を叩いて買い上げたのです」
僕のような帰れないウェテは、娼館としては、おいしい存在だった。ヨルハの好意を断り、二人で生きていく機会を駄目にした僕は、まさしく支配人が見抜いた通りだった。
「貴方は、本気で自由になろうと思えば、そうできるのに、自由にならない。ここを出ても生きていく術がないと思っているからです」
ウォドスの言葉は正しすぎて嫌になる。僕がいかに矮小で意気地のない人間であるかを、白日の下に晒し出す。
「……怖いんです。ここを出て、どうやって生きて行けばいいのか、僕には分からない。臆病であることは理解しています。でも……怖くて、進めない」
「貴方に、帰りたい場所はないかもしれませんが、一緒にいたい相手はいるのでは?」
「……外の世界を怖がり、怯えて歩き出せないような僕が、誰かと手を携えていけると思いますか?」
「二人でなら、あるいは」
「そんな確証のない賭けに、彼の人生を巻き込めない」
失敗したら、どうしよう。ヨルハを不幸のどん底に突き落とすことになってしまったら、どうしよう。二人で生きる未来を考える時、いつもそんな不安に押しつぶされる。不安という泥沼に足を取られ、一歩も踏み出せず沈んでいくのがこの僕だ。
「彼は、巻き込まれる覚悟を決めていると思いますよ」
返す言葉もなかった。ヨルハの覚悟は伝わってくる。覚悟していなければ、ウェザリテを欲しがったりなどしないだろう。僕の汚れた過去も、何もできないこの身も、全て受け入れたうえでヨルハは僕を欲しがってくれている。
「貴方が袖にして四日目。彼は、娼館の前に座り込んで微動だにしません」
「え……?」
「飲まず食わずで」
そんなまさか、と小さな声が自然と口から零れ出ていた。僕に面会を拒まれたあと、兵舎へ帰っているものだとばかり思っていた。娼館の前にいただなんて。いつも引きこもっている僕には、そんな彼の様子に気付くことすら出来なかった。
「いくら屈強な軍人であっても、いずれ限界が訪れるでしょうね。……もしくは、もう訪れているのやも」
敢えて、不安を煽るような言葉を口にしたウォドス。気付いたときには、走り出していた。こんなに必死になって走ったのは、一体いつぶりなのだろうか。
脇目も振らず娼館の中を駆け抜ける。客やウェテたちの戸惑いの目が僕を突き刺すけれど、構っていられない。
「ヨルハ……っ」
娼館の大扉を開け放ち、僕はそこから少しばかり離れた場所でヨルハの姿を見つけた。座り込んで、俯いて塀に体を預けてぐったりとしている。もしかして、と嫌な予感が脳裏を駆けた。その瞬間に、僅かにヨルハの頭が動き、ゆっくりと僕を捉えた。
「ヨルハ!」
駆け寄る。僕はウェザリテの装束のままで、随分と肌寒く感じた。けれど、そんなことはどうでもいい。僕が凍えようが、そのまま死のうが、そんなことはどうでもいいのだ。僕はただ、ヨルハが大切だった。己の命よりも、ヨルハのことが重要だった。
「……ア、サヒ」
ヨルハの体は僕の体など比べものにならないほど、冷え切っていた。ぎゅう、と抱きしめても大きな氷塊を抱いているようだ。
こんなになるまで、僕を待っていてくれたんだ。いつ応じるとも分からない僕を、こんなに冷えるまで、飲まず食わずで待っていてくれたんだ。
喉が震える。名状しがたい感情に襲われた。
「なんでこんなことしてるんだっ、し、死んじゃうかもしれないのに……っ」
「アサヒに……拒否された俺に、価値なんてない。……生きてる意味なんて、ないんだ」
「何言ってるんだよ、馬鹿っ!」
僕に拒否されたヨルハに意味がないなんて、それはどういう理屈なんだ。ヨルハはただ、生きているだけで価値がある。ヨルハがいてくれるだけで、この世界は温かいものになるのに。どこかで、幸せになってくれるだけで、僕はそれだけで幸せなのに。
「良かった……、アサヒが来てくれた」
深い安堵が籠った言葉だった。力の弱い両腕が、ゆっくりと僕を抱きしめる。意味もなく、涙が溢れ出てくる。力いっぱいヨルハを抱きしめて、彼を感じていた。
許されるだろうか。
こんな僕が、彼を想うことは。
許されることなのだろうか。
「とにかく、中に入ろう。何か食べないと」
「……助かる、腹減り過ぎて足に力入らないんだ。喉も、めちゃくちゃ乾いた」
「まずは白湯を飲んで」
それから、と言おうとした時だった。重たいヨルハの体を支えながら立ち上がった僕の足が止まる。踏み出そうとした一歩は、二の足を踏む。僕たちの前に立ちふさがる人物がいたのだ。
「リュシラ……なんなんだよ、そいつ」
僕たちは目立ち過ぎた。娼館の前でウェザリテと、憔悴しきった男が強く抱擁しあう光景は、あまりにも異質で人の目を引いていたのだ。そしてその人物は、血走った目で僕たちを凝視していた。
「……ユガン様」
ウォドスが僕のもとにやって来て、静かに告げた。一人の客の相手を終えて、次の客へ向かう前のほんの少しの休みの時間。ウォドスが、次はヨルハの相手をしてはどうかと提案してくる。
「……断って下さい」
「四日目ですよ」
別れを告げたその次の日から、ヨルハは毎日ロファジメアンに来ていた。僕は毎日彼の来館を拒んでいる。それが、四日目だった。
「あなたに、帰りたい場所はないんですか」
昨日までであればすぐに、そうですか、と言って去っていったウォドスが部屋に留まった。そして、そんなことを口にする。僕には、ウォドスの言わんとすることが分からない。
「……どうしたんですか、突然」
「いえ、ふと昔のことを思い出しまして」
ウォドスは、過去のことを思ってか、思い出し笑いを小さく浮かべて僕を見ていた。こんな風に雑談をすることは、とても珍しいことで僕は戸惑う。
「支配人が貴方を買い上げた時のことを思い出したんです。あれはどこにも帰れないウェテだ、と支配人が貴方を指してそう言っていました」
「……どこにも、帰れない」
「そう」
夜も深く、燭台が淡く部屋を照らす。ウォドスの瞳は、もう僕を見ていなかった。彼の双眸は過去の光景を眺めている。
「借金を完済し、自由の身になってもすぐに娼館に戻ってきてしまうウェテが、少なくない割合で存在します。彼らの大半は幼い頃に娼館に売られている。そのため、外での生活の仕方を知らない、もしくは覚えていない。だからこそ、この苦界の外に馴染めず、娼館に戻ってきてしまう。そういったウェテたちを支配人は、帰れないウェテ、と称していました」
「僕も……そうだと」
「現に、そうでしょう。貴方には返すべき借金もないのに、ずっとこのロファジメアンにいる。そういったウェテだと見抜いたからこそ、支配人は金の生る木だと言って大金を叩いて買い上げたのです」
僕のような帰れないウェテは、娼館としては、おいしい存在だった。ヨルハの好意を断り、二人で生きていく機会を駄目にした僕は、まさしく支配人が見抜いた通りだった。
「貴方は、本気で自由になろうと思えば、そうできるのに、自由にならない。ここを出ても生きていく術がないと思っているからです」
ウォドスの言葉は正しすぎて嫌になる。僕がいかに矮小で意気地のない人間であるかを、白日の下に晒し出す。
「……怖いんです。ここを出て、どうやって生きて行けばいいのか、僕には分からない。臆病であることは理解しています。でも……怖くて、進めない」
「貴方に、帰りたい場所はないかもしれませんが、一緒にいたい相手はいるのでは?」
「……外の世界を怖がり、怯えて歩き出せないような僕が、誰かと手を携えていけると思いますか?」
「二人でなら、あるいは」
「そんな確証のない賭けに、彼の人生を巻き込めない」
失敗したら、どうしよう。ヨルハを不幸のどん底に突き落とすことになってしまったら、どうしよう。二人で生きる未来を考える時、いつもそんな不安に押しつぶされる。不安という泥沼に足を取られ、一歩も踏み出せず沈んでいくのがこの僕だ。
「彼は、巻き込まれる覚悟を決めていると思いますよ」
返す言葉もなかった。ヨルハの覚悟は伝わってくる。覚悟していなければ、ウェザリテを欲しがったりなどしないだろう。僕の汚れた過去も、何もできないこの身も、全て受け入れたうえでヨルハは僕を欲しがってくれている。
「貴方が袖にして四日目。彼は、娼館の前に座り込んで微動だにしません」
「え……?」
「飲まず食わずで」
そんなまさか、と小さな声が自然と口から零れ出ていた。僕に面会を拒まれたあと、兵舎へ帰っているものだとばかり思っていた。娼館の前にいただなんて。いつも引きこもっている僕には、そんな彼の様子に気付くことすら出来なかった。
「いくら屈強な軍人であっても、いずれ限界が訪れるでしょうね。……もしくは、もう訪れているのやも」
敢えて、不安を煽るような言葉を口にしたウォドス。気付いたときには、走り出していた。こんなに必死になって走ったのは、一体いつぶりなのだろうか。
脇目も振らず娼館の中を駆け抜ける。客やウェテたちの戸惑いの目が僕を突き刺すけれど、構っていられない。
「ヨルハ……っ」
娼館の大扉を開け放ち、僕はそこから少しばかり離れた場所でヨルハの姿を見つけた。座り込んで、俯いて塀に体を預けてぐったりとしている。もしかして、と嫌な予感が脳裏を駆けた。その瞬間に、僅かにヨルハの頭が動き、ゆっくりと僕を捉えた。
「ヨルハ!」
駆け寄る。僕はウェザリテの装束のままで、随分と肌寒く感じた。けれど、そんなことはどうでもいい。僕が凍えようが、そのまま死のうが、そんなことはどうでもいいのだ。僕はただ、ヨルハが大切だった。己の命よりも、ヨルハのことが重要だった。
「……ア、サヒ」
ヨルハの体は僕の体など比べものにならないほど、冷え切っていた。ぎゅう、と抱きしめても大きな氷塊を抱いているようだ。
こんなになるまで、僕を待っていてくれたんだ。いつ応じるとも分からない僕を、こんなに冷えるまで、飲まず食わずで待っていてくれたんだ。
喉が震える。名状しがたい感情に襲われた。
「なんでこんなことしてるんだっ、し、死んじゃうかもしれないのに……っ」
「アサヒに……拒否された俺に、価値なんてない。……生きてる意味なんて、ないんだ」
「何言ってるんだよ、馬鹿っ!」
僕に拒否されたヨルハに意味がないなんて、それはどういう理屈なんだ。ヨルハはただ、生きているだけで価値がある。ヨルハがいてくれるだけで、この世界は温かいものになるのに。どこかで、幸せになってくれるだけで、僕はそれだけで幸せなのに。
「良かった……、アサヒが来てくれた」
深い安堵が籠った言葉だった。力の弱い両腕が、ゆっくりと僕を抱きしめる。意味もなく、涙が溢れ出てくる。力いっぱいヨルハを抱きしめて、彼を感じていた。
許されるだろうか。
こんな僕が、彼を想うことは。
許されることなのだろうか。
「とにかく、中に入ろう。何か食べないと」
「……助かる、腹減り過ぎて足に力入らないんだ。喉も、めちゃくちゃ乾いた」
「まずは白湯を飲んで」
それから、と言おうとした時だった。重たいヨルハの体を支えながら立ち上がった僕の足が止まる。踏み出そうとした一歩は、二の足を踏む。僕たちの前に立ちふさがる人物がいたのだ。
「リュシラ……なんなんだよ、そいつ」
僕たちは目立ち過ぎた。娼館の前でウェザリテと、憔悴しきった男が強く抱擁しあう光景は、あまりにも異質で人の目を引いていたのだ。そしてその人物は、血走った目で僕たちを凝視していた。
「……ユガン様」
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