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英雄
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早々にたまりかねたのかレギアスの大きな声が響いた。左横に両膝をつき肘掛けを握りしめている。
あまり反省している感じはしないけれど、このままでは愛着のあるソファを壊されかねない。
「今後の対策、被害を未然に防ぐいい案を考え出してくれたら許すわ」
「いや、無理だろ。相手はあの帝国だぞ。世界一の科学力なうえに皇帝はおそらく神だ。師匠の話が本当なら神代の魔道具、神器クラスを大量に持ってる。次に何をするか予想がつかないうえに影の魔術で神出鬼没だ。まだ関与が確定してないから守る素振りを見せることすらできない。何かあった時にすぐに出動できるようにするくらいしか対策のしようがないだろ」
当たり前のことのようによどみなく話す。レギアスの中ではもうとっくに結論が出ているのだ。
「それでも、考えて。私のためならそのくらいできるでしょう?」
「いや、いやいやいや! もっと被害が出てやり方の傾向が見えてきたならともかく……。俺は策とか戦略とかそっちのほうは立場上それなりには教育は受けたけど苦手なんだよ。そのくらい見てれば分かるだろ?」
「分からない。だっていま何もかも分かっているみたいにペラペラと喋っていたじゃない。もう少し頑張って。私のために」
横目でじっとりと睨みつけてみる。返答に詰まって口を開けたままの、ちょっと間抜けな表情で固まった。可愛い。
でも、この気持ちは見せちゃダメだ。突き放さなければ。
「1人で静かに考えをまとめたいから、少し寝室に行くわ。ちゃんと結界を張るし聖印で気配は分かるようにしておくから、あなたもここで考えていて」
目を見開いて何か言おうとするレギアスを置いて寝室に転移し、寝室ごと次元結界を張った。ベッドの真ん中に体を投げ出し息をつく。久々の開放感に少しだけすっきり。
それもつかの間、激しい焦りが襲ってくる。
どうすれば、これ以上被害を出さずにいられる?
レギアスの言うことがもっともなのはちゃんと理解できている。だけど……何かしないと。何もできないとしても、考えることまで放棄するわけにはいかない。
つい先日言葉をかわした、あの可愛い子供たちや家族が被害に遭うかもしれないのだ。他の、まだ見たことがない罪のない人々も。
「レティシアが……俺のことあなたって言った……」
初対面の日と、再会したてのころしか呼ばれてない気がする。ひどくよそよそしく聞こえた。
甘く可愛らしい声で名前を呼ばれるだけでいつも気持ちが浮き立ったのに……。格段に低くとげとげしさを強調した声色的にも、これは……激しい拒絶の意思の発露だ。
俺への視線にはもう怒りの色はなくなった気がしたのに。なぜだ? 嫌われてはいない……と思う。思ってたらいまこんなに冷静ではいられない。
どうする、次元結界を張られているが破る努力をするか? それをやったら……俺への気持ちはそれこそ、どうなる?
ついさっきまでレティシアが座っていたソファに腰掛け、同じように右手で頭を抱える。動揺で今にも魔力の制御ができなくなりそうだ。むしろまだ抑えられていることが自分でも意外に思える。
ここは、さっさと解決策をひねり出してレティシアの英雄になるべきだ。そうか。俺に発破をかけるために突き放した。のか??
「解決策? どうやって??」
いまのところ思いつけるとは思えない。レティシアは俺のことを頭が回ると思っているようだが、実際のところ魔術や戦術レベルでしか役に立たない。そんなのは自分が一番よくわかっている。愚直にドラゴンで飛び回ってレティシアを探すことしかできなかったのは伊達じゃないのだ。
「おいお前、どうにかしろ……」
斜め隣のソファに座り眉をひそめてこちらを窺っていたサラディールを睨みつける。ここでこいつに頼るのは男としてやってはいけないことのような気もするが、どうでもいい。男のプライドよりもレティシアに早く触れたい。
「君は……せめてもう少しは自分の頭で考えてみたらどうなんだ」
呆れられたが知らん。
「レティシアの納得する解決策なんてあると思うか?」
「僕の頭では人の技では無理なように思えるね。だけどレティは、神だからね。そして君を自分と同格かそれ以上の力ある存在だと信じているようだ」
心底気に入らなそうではあるが、なんでこいつは俺に付き合って話してるんだ? 本当にお花畑なお人好しなのか?
いや、こいつに限ってそれはないか。こんな状況で俺が何をするかわからないから監視と調整役を買ってでてるのだろう。
「俺の力がどれほど強かろうと、頭の回転が早かろうと、そもそも深く考えることが苦手だ。なんでも力で解決してきた人生だぞ。レティシアのことすらそうだ。そんな俺に策だと」
「まあ精一杯悩んでみせることだね。そのうちレティがどうにか気持ちに折り合いをつけるだろう」
「そのうちって何日だよ……」
そうだ。俺は今日レティシアと一緒に寝られるのか? 俺は何日、レティシアに触れず自分を保っていられる?
「さあね。……とにかく、レティの悩みの種を増やさないようにせめて大人しくしていてくれ」
「……」
くっそ……ムカつくが正論すぎて何も言い返せない。俺は両手で頭を抱えながらひたすら自分と戦うことになった。
サラは仕事の書類でも持ってこさせようとしたのだろう。侍女を呼ぼうとして動きを止めた。
「ああそうだ。君は宗教家の僕なんかよりもよほどいい相談相手がいるだろう。彼に相談してみてはどうだ?」
「彼?」
「そうか、次代の王とは気づかないように育てられたのだったっけ」
「それがなんだ」
「ルミナスはソーマの宰相家が運営する養護施設出身の者の姓だよ。選り抜きの子供に英才教育を施して後継にするらしい。このあいだソーマでは、次期宰相候補までアンサリムに取られてどうしてくれると散々愚痴られた」
「ジャンジャックか!?」
振り返るとすぐそこに侍っている。そばにいるのが自然すぎてすっかり存在を忘れていた。
「お前、どうにかできるか?」
「レギアス様……。先ほどからあまりに情けなく、教育係を勤めた私としては聖上陛下にどうお詫びしようかと」
「俺の単純思考を敢えて放置してたのはお前だろ? 親父どもの命令で騙し続けるために。それとも、将来的に操りやすくて都合が良かったか?」
弱いところを突いてやったようだ。ジャンジャックは困ったように眉尻を下げる。
「そんなことはございません。少なくとも後者は」
「前者は認めるのか。責任取って策を考えろ」
否定する気は無いようだ。分かってはいたがムカつく。
「まず、対策を考えるにしても敵を知らねばなりません。戦争でのやり方や兵器類などの情報は、この国には私の知識以上の情報があるでしょうから、参謀本部や諜報部に尋ねるとして……」
「そういえばレティシアがブレーンと直接話し合うって言ってたから、そこで聞けるな。お前も付いてこい」
「はい。あとはティーリーン神の力の詳細と、集めたという神器についての情報をできる限り調べなくては」
「神器について書かれた書なら教団の書庫と女神の間にあったはずだ。すぐに探して持ってくるよ」
サラがしれっと口に出す。レティシアが近づきたがらないから教団本部、皇宮の土地のど真ん中にある巨大な塔には入ったことがない。だが魔術書だけじゃなく神話の本も探してるのは伝えてたのに。
「隠してたのか!」
「何もかも見せてるとでも思ってたのかい? 僕を誰だと思ってるんだ」
「レティシアに隠しごとしていいのか?」
サラの目付きが鋭くなり、瞳から光が消えた。
「君が一緒じゃなければ違ったかもしれないね。どちらにしろ、情報は全て僕の頭に入っている。必要があれば聞かれたら答えるさ」
俺でもわかる。たぶん嘘だ。
こいつにはレティシアに言えないことがある。
まあ、こう見えてかなりの汚れ仕事をしてるらしいし……当たり前なのか?
「とりあえず、君になら古代の神器や魔道具については口頭で説明するより書を見せた方が早いだろう。見せられない情報は僕が補足するよ」
なんとなく気圧されているとサラは立ち上がって出ていった。
面倒はこれ以上抱えたくないし、他のことはとりあえずどうでもいいか。
あまり反省している感じはしないけれど、このままでは愛着のあるソファを壊されかねない。
「今後の対策、被害を未然に防ぐいい案を考え出してくれたら許すわ」
「いや、無理だろ。相手はあの帝国だぞ。世界一の科学力なうえに皇帝はおそらく神だ。師匠の話が本当なら神代の魔道具、神器クラスを大量に持ってる。次に何をするか予想がつかないうえに影の魔術で神出鬼没だ。まだ関与が確定してないから守る素振りを見せることすらできない。何かあった時にすぐに出動できるようにするくらいしか対策のしようがないだろ」
当たり前のことのようによどみなく話す。レギアスの中ではもうとっくに結論が出ているのだ。
「それでも、考えて。私のためならそのくらいできるでしょう?」
「いや、いやいやいや! もっと被害が出てやり方の傾向が見えてきたならともかく……。俺は策とか戦略とかそっちのほうは立場上それなりには教育は受けたけど苦手なんだよ。そのくらい見てれば分かるだろ?」
「分からない。だっていま何もかも分かっているみたいにペラペラと喋っていたじゃない。もう少し頑張って。私のために」
横目でじっとりと睨みつけてみる。返答に詰まって口を開けたままの、ちょっと間抜けな表情で固まった。可愛い。
でも、この気持ちは見せちゃダメだ。突き放さなければ。
「1人で静かに考えをまとめたいから、少し寝室に行くわ。ちゃんと結界を張るし聖印で気配は分かるようにしておくから、あなたもここで考えていて」
目を見開いて何か言おうとするレギアスを置いて寝室に転移し、寝室ごと次元結界を張った。ベッドの真ん中に体を投げ出し息をつく。久々の開放感に少しだけすっきり。
それもつかの間、激しい焦りが襲ってくる。
どうすれば、これ以上被害を出さずにいられる?
レギアスの言うことがもっともなのはちゃんと理解できている。だけど……何かしないと。何もできないとしても、考えることまで放棄するわけにはいかない。
つい先日言葉をかわした、あの可愛い子供たちや家族が被害に遭うかもしれないのだ。他の、まだ見たことがない罪のない人々も。
「レティシアが……俺のことあなたって言った……」
初対面の日と、再会したてのころしか呼ばれてない気がする。ひどくよそよそしく聞こえた。
甘く可愛らしい声で名前を呼ばれるだけでいつも気持ちが浮き立ったのに……。格段に低くとげとげしさを強調した声色的にも、これは……激しい拒絶の意思の発露だ。
俺への視線にはもう怒りの色はなくなった気がしたのに。なぜだ? 嫌われてはいない……と思う。思ってたらいまこんなに冷静ではいられない。
どうする、次元結界を張られているが破る努力をするか? それをやったら……俺への気持ちはそれこそ、どうなる?
ついさっきまでレティシアが座っていたソファに腰掛け、同じように右手で頭を抱える。動揺で今にも魔力の制御ができなくなりそうだ。むしろまだ抑えられていることが自分でも意外に思える。
ここは、さっさと解決策をひねり出してレティシアの英雄になるべきだ。そうか。俺に発破をかけるために突き放した。のか??
「解決策? どうやって??」
いまのところ思いつけるとは思えない。レティシアは俺のことを頭が回ると思っているようだが、実際のところ魔術や戦術レベルでしか役に立たない。そんなのは自分が一番よくわかっている。愚直にドラゴンで飛び回ってレティシアを探すことしかできなかったのは伊達じゃないのだ。
「おいお前、どうにかしろ……」
斜め隣のソファに座り眉をひそめてこちらを窺っていたサラディールを睨みつける。ここでこいつに頼るのは男としてやってはいけないことのような気もするが、どうでもいい。男のプライドよりもレティシアに早く触れたい。
「君は……せめてもう少しは自分の頭で考えてみたらどうなんだ」
呆れられたが知らん。
「レティシアの納得する解決策なんてあると思うか?」
「僕の頭では人の技では無理なように思えるね。だけどレティは、神だからね。そして君を自分と同格かそれ以上の力ある存在だと信じているようだ」
心底気に入らなそうではあるが、なんでこいつは俺に付き合って話してるんだ? 本当にお花畑なお人好しなのか?
いや、こいつに限ってそれはないか。こんな状況で俺が何をするかわからないから監視と調整役を買ってでてるのだろう。
「俺の力がどれほど強かろうと、頭の回転が早かろうと、そもそも深く考えることが苦手だ。なんでも力で解決してきた人生だぞ。レティシアのことすらそうだ。そんな俺に策だと」
「まあ精一杯悩んでみせることだね。そのうちレティがどうにか気持ちに折り合いをつけるだろう」
「そのうちって何日だよ……」
そうだ。俺は今日レティシアと一緒に寝られるのか? 俺は何日、レティシアに触れず自分を保っていられる?
「さあね。……とにかく、レティの悩みの種を増やさないようにせめて大人しくしていてくれ」
「……」
くっそ……ムカつくが正論すぎて何も言い返せない。俺は両手で頭を抱えながらひたすら自分と戦うことになった。
サラは仕事の書類でも持ってこさせようとしたのだろう。侍女を呼ぼうとして動きを止めた。
「ああそうだ。君は宗教家の僕なんかよりもよほどいい相談相手がいるだろう。彼に相談してみてはどうだ?」
「彼?」
「そうか、次代の王とは気づかないように育てられたのだったっけ」
「それがなんだ」
「ルミナスはソーマの宰相家が運営する養護施設出身の者の姓だよ。選り抜きの子供に英才教育を施して後継にするらしい。このあいだソーマでは、次期宰相候補までアンサリムに取られてどうしてくれると散々愚痴られた」
「ジャンジャックか!?」
振り返るとすぐそこに侍っている。そばにいるのが自然すぎてすっかり存在を忘れていた。
「お前、どうにかできるか?」
「レギアス様……。先ほどからあまりに情けなく、教育係を勤めた私としては聖上陛下にどうお詫びしようかと」
「俺の単純思考を敢えて放置してたのはお前だろ? 親父どもの命令で騙し続けるために。それとも、将来的に操りやすくて都合が良かったか?」
弱いところを突いてやったようだ。ジャンジャックは困ったように眉尻を下げる。
「そんなことはございません。少なくとも後者は」
「前者は認めるのか。責任取って策を考えろ」
否定する気は無いようだ。分かってはいたがムカつく。
「まず、対策を考えるにしても敵を知らねばなりません。戦争でのやり方や兵器類などの情報は、この国には私の知識以上の情報があるでしょうから、参謀本部や諜報部に尋ねるとして……」
「そういえばレティシアがブレーンと直接話し合うって言ってたから、そこで聞けるな。お前も付いてこい」
「はい。あとはティーリーン神の力の詳細と、集めたという神器についての情報をできる限り調べなくては」
「神器について書かれた書なら教団の書庫と女神の間にあったはずだ。すぐに探して持ってくるよ」
サラがしれっと口に出す。レティシアが近づきたがらないから教団本部、皇宮の土地のど真ん中にある巨大な塔には入ったことがない。だが魔術書だけじゃなく神話の本も探してるのは伝えてたのに。
「隠してたのか!」
「何もかも見せてるとでも思ってたのかい? 僕を誰だと思ってるんだ」
「レティシアに隠しごとしていいのか?」
サラの目付きが鋭くなり、瞳から光が消えた。
「君が一緒じゃなければ違ったかもしれないね。どちらにしろ、情報は全て僕の頭に入っている。必要があれば聞かれたら答えるさ」
俺でもわかる。たぶん嘘だ。
こいつにはレティシアに言えないことがある。
まあ、こう見えてかなりの汚れ仕事をしてるらしいし……当たり前なのか?
「とりあえず、君になら古代の神器や魔道具については口頭で説明するより書を見せた方が早いだろう。見せられない情報は僕が補足するよ」
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