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7.向
447.足りない
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ボタンをひとつずつ外していく。
手全体で彼女の乳房に触れた。
持ち上げるように、優しく揉む。
親指で乳首を撫でてあげると、彼女が気持ち良さそうに鳴いた。
唇が離れると、橋がかかった。
すぐにプツリと切れる。
私が背中を丸めると、彼女が察して、膝立ちになってくれた。
饅頭でも食べるみたいに、私は彼女の胸を口に含んだ。
空いている乳房は手で包み込むように揉む。
「永那ちゃんがっハァッ、舐めると、思って…んッ」
上目遣いに彼女を見る。
たまに目を瞑るけど、微笑まれていた。
「ボディミルクは、塗らなかったんだよッ?」
「どおりでおいしいわけだ」
彼女が嬉しそうにはにかむ。
「永那ちゃんッ、好き…っ」
「ん、私も好き」
彼女の好きな先端に刺激をあげる。
「あぁッ、んっ…ンゥッ」
ピクピクと震えて、彼女がイく。
ショーツを穿いていないから、割れ目にそっと触れた。
トントンと軽く中指で叩いただけで、ピチャピチャと音を鳴らす。
シャワーを浴びてきたばかりだというのに。
濡れた中指で、愛液を撫でつけるように、恥部全体を擦る。
意識的にクリトリスを避けて、ヌルヌルをつけていく。
あえて避けられているからか、クリトリスに近づくと、彼女の腰が揺れた。
意識的にか、無意識か、“早くさわって”とお願いされている。
愛する彼女に意地悪をする気など、今はない。
だから、求められるがままに…さわる。
「あぁぁッ、んんっ…んッ、ぁっ」
私に覆いかぶさるように、ギュッと抱きしめられた。
私もそれに応えるように、左腕を彼女の背中に回す。
「気持ち良い?」
「きも、ちぃ…」
「もっとシてほしい?」
「うん…ハァッハァッ」
中指と薬指をなかに挿れる。
グチュッと音が鳴る。
「んゥッ」
入口のGスポット。
指先を折り曲げて、撫でる。
その間にもグチュグチュと奏でられ、それが彼女を余計高揚させるみたいだった。
「あぁッ、イ、くっ…んッ」
私を抱きしめる力が強まって、彼女の肩が上下に動いた。
彼女の、体全体の肌がしっとりとしてきた。
抱きしめあったまま、彼女をベッドに寝かせる。
なかに挿れたままの指を動かし始めると、彼女の喘ぎ声が一段と大きくなった。
もう一度、イく。
硬直したみたいに、彼女が私を抱きしめて離さない。
「穂、お腹、押してあげる。…好きでしょ?」
そう言うと、コクリと頷く。
なのに、彼女は解放してくれない。
「穂?」
聞いても、反応がない。
心配になって、少し強めに左腕に力を入れて、腕立て伏せをするように体を浮かす。
腕がぷるぷる震えて、少し辛い。
でも、ようやく、彼女の力が抜けた。
両腕がダラリと私の肩から落ちる。
潤んだ瞳。紅潮する頬。艷やかな唇。
「めちゃくちゃ可愛い…」
そっとキスをする。
同時に、指を奥に押し込んだ。
もちろん、激しくなんかしていない。
ゆっくり、じっくり、獲物を狙う狼みたいに。
これ以上進めないところまで到達して、私は上半身を起こす。
恥丘の少し上、子宮の辺りを左手で軽く押す。
「んぅゥッ…」
空気が抜けるように、彼女が嬌声と共に息を吐き出す。
彼女の皮膚越しに感じる、私の指。
案外、皮膚って薄いんだな…と感じさせられる。
赤ちゃんができたら、こんなところで育つんだよな…。神秘的だ。
そんなロマンチックなことを考えつつ、“貫通するほどめった刺しに”なんて説明された殺人事件を思い出したりもする。
“貫通って、そんなに簡単にできるもの?”と思うけど、この皮膚の薄さを感じると、“できてしまうんだろうなあ”と思わざるを得ない。
そもそも、脳みそがそうであるように、たぶん人の体って、骨で守られているんだ。
だから皮膚が弱いのは当然。
皮膚移植ができるくらいなんだから、皮膚っていうのはそのくらい薄いものなんだろう。
お母さんに刺された脚の傷を思い出す。
ん?でもここは子宮で、ただの皮膚だけじゃないよね?
「んぁあッ」
彼女の声で意識が戻される。
外からもなかからも刺激されて、彼女が上を向く。
首筋の血管が浮き出ている。
右手全体を小刻みに揺らしながら、左手で子宮を押す。
「ぁっ、んぅぅッ、あぁっ…ァッ」
休まず、もう1回。
「あァッ、んッ…ハァッあっ」
彼女の膝がガクガク震える。
千陽がベッドの端に座った。
指を動かし続けているせいか、未だガクガク震えている穂。
千陽は彼女の頭を上げ、タオルを敷く。
「ぁっ、ハァッ…あッ」
“ありがとう”って言おうとしてるのかな?
千陽と目が合う。
顎で穂の胸を指す。
千陽は手をベッドについて、顔を穂の胸に近づける。
肩から落ちた髪を耳にかけた。
千陽が穂に対して横向きに座ってるから、さっきと違って2人の様子が見やすくて嬉しい。
片手で穂の右の乳房を揉み、左は口に含んだ。
「ダッ…メっ、あぁっ、ハァッハァッあッ、んんゥッ…!」
穂の絶頂が止まらない。
千陽も加わったことによって、穂に押し寄せる快楽は想像もできないほどになっているんだろう。
手全体で彼女の乳房に触れた。
持ち上げるように、優しく揉む。
親指で乳首を撫でてあげると、彼女が気持ち良さそうに鳴いた。
唇が離れると、橋がかかった。
すぐにプツリと切れる。
私が背中を丸めると、彼女が察して、膝立ちになってくれた。
饅頭でも食べるみたいに、私は彼女の胸を口に含んだ。
空いている乳房は手で包み込むように揉む。
「永那ちゃんがっハァッ、舐めると、思って…んッ」
上目遣いに彼女を見る。
たまに目を瞑るけど、微笑まれていた。
「ボディミルクは、塗らなかったんだよッ?」
「どおりでおいしいわけだ」
彼女が嬉しそうにはにかむ。
「永那ちゃんッ、好き…っ」
「ん、私も好き」
彼女の好きな先端に刺激をあげる。
「あぁッ、んっ…ンゥッ」
ピクピクと震えて、彼女がイく。
ショーツを穿いていないから、割れ目にそっと触れた。
トントンと軽く中指で叩いただけで、ピチャピチャと音を鳴らす。
シャワーを浴びてきたばかりだというのに。
濡れた中指で、愛液を撫でつけるように、恥部全体を擦る。
意識的にクリトリスを避けて、ヌルヌルをつけていく。
あえて避けられているからか、クリトリスに近づくと、彼女の腰が揺れた。
意識的にか、無意識か、“早くさわって”とお願いされている。
愛する彼女に意地悪をする気など、今はない。
だから、求められるがままに…さわる。
「あぁぁッ、んんっ…んッ、ぁっ」
私に覆いかぶさるように、ギュッと抱きしめられた。
私もそれに応えるように、左腕を彼女の背中に回す。
「気持ち良い?」
「きも、ちぃ…」
「もっとシてほしい?」
「うん…ハァッハァッ」
中指と薬指をなかに挿れる。
グチュッと音が鳴る。
「んゥッ」
入口のGスポット。
指先を折り曲げて、撫でる。
その間にもグチュグチュと奏でられ、それが彼女を余計高揚させるみたいだった。
「あぁッ、イ、くっ…んッ」
私を抱きしめる力が強まって、彼女の肩が上下に動いた。
彼女の、体全体の肌がしっとりとしてきた。
抱きしめあったまま、彼女をベッドに寝かせる。
なかに挿れたままの指を動かし始めると、彼女の喘ぎ声が一段と大きくなった。
もう一度、イく。
硬直したみたいに、彼女が私を抱きしめて離さない。
「穂、お腹、押してあげる。…好きでしょ?」
そう言うと、コクリと頷く。
なのに、彼女は解放してくれない。
「穂?」
聞いても、反応がない。
心配になって、少し強めに左腕に力を入れて、腕立て伏せをするように体を浮かす。
腕がぷるぷる震えて、少し辛い。
でも、ようやく、彼女の力が抜けた。
両腕がダラリと私の肩から落ちる。
潤んだ瞳。紅潮する頬。艷やかな唇。
「めちゃくちゃ可愛い…」
そっとキスをする。
同時に、指を奥に押し込んだ。
もちろん、激しくなんかしていない。
ゆっくり、じっくり、獲物を狙う狼みたいに。
これ以上進めないところまで到達して、私は上半身を起こす。
恥丘の少し上、子宮の辺りを左手で軽く押す。
「んぅゥッ…」
空気が抜けるように、彼女が嬌声と共に息を吐き出す。
彼女の皮膚越しに感じる、私の指。
案外、皮膚って薄いんだな…と感じさせられる。
赤ちゃんができたら、こんなところで育つんだよな…。神秘的だ。
そんなロマンチックなことを考えつつ、“貫通するほどめった刺しに”なんて説明された殺人事件を思い出したりもする。
“貫通って、そんなに簡単にできるもの?”と思うけど、この皮膚の薄さを感じると、“できてしまうんだろうなあ”と思わざるを得ない。
そもそも、脳みそがそうであるように、たぶん人の体って、骨で守られているんだ。
だから皮膚が弱いのは当然。
皮膚移植ができるくらいなんだから、皮膚っていうのはそのくらい薄いものなんだろう。
お母さんに刺された脚の傷を思い出す。
ん?でもここは子宮で、ただの皮膚だけじゃないよね?
「んぁあッ」
彼女の声で意識が戻される。
外からもなかからも刺激されて、彼女が上を向く。
首筋の血管が浮き出ている。
右手全体を小刻みに揺らしながら、左手で子宮を押す。
「ぁっ、んぅぅッ、あぁっ…ァッ」
休まず、もう1回。
「あァッ、んッ…ハァッあっ」
彼女の膝がガクガク震える。
千陽がベッドの端に座った。
指を動かし続けているせいか、未だガクガク震えている穂。
千陽は彼女の頭を上げ、タオルを敷く。
「ぁっ、ハァッ…あッ」
“ありがとう”って言おうとしてるのかな?
千陽と目が合う。
顎で穂の胸を指す。
千陽は手をベッドについて、顔を穂の胸に近づける。
肩から落ちた髪を耳にかけた。
千陽が穂に対して横向きに座ってるから、さっきと違って2人の様子が見やすくて嬉しい。
片手で穂の右の乳房を揉み、左は口に含んだ。
「ダッ…メっ、あぁっ、ハァッハァッあッ、んんゥッ…!」
穂の絶頂が止まらない。
千陽も加わったことによって、穂に押し寄せる快楽は想像もできないほどになっているんだろう。
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