いたずらはため息と共に

常森 楽

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7.向

441.足りない

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と、言うことで、私も参加する。
2人のキスの間に割って入り、3人のキス・・・・・をする。
彼女達の恥部を舐めた後のキスだけど、飲み物を飲んだからリセットされたことにする。
割り込みキスは、あっさり受け入れられた。
なんならきっと悦ばれている。待ち望まれていたと言うべきか。
なぜなら、穂の左手が私の腰のバスローブを掴み、千陽の右手が私の肩に回ったから。
私は右手をソファの背もたれに、左手を千陽の背中に回す。
ねっとりと3人の舌が絡まると、舌先から神経を伝って快楽が押し寄せてくる。
ポタリと誰か・・の涎が落ちた。
それがまた興奮材料になる。
3人のキスは長時間していられない。
舌を伸ばすのは顎が痛くなるから。

離れて、口端の涎を舐め取る。
千陽のブラのホックを外すと、一気に重力がかかって、解放されるように乳房がぶわっと広がった。
エロ…。
穂も釘付けだ。
千陽のバスローブとブラを脱がせる。
彼女の顔が一気に赤くなった。
私がソファから下りて「キスしてていいよ」と言うと、千陽が穂に寄りかかるように・・・・・・・・口づけをした。
そうそう、それが大正解だ。

構図的にはさっきと似てる。
穂が仰向けに寝転ぶように、ソファの背もたれに全体重を預けている。
その上に千陽が覆いかぶさり、お尻が突き出るような形になっている。
千陽が膝立ちに戻って、穂が上を向く。
さっきは高低差がなかったから、想像以上に背中を曲げなくちゃいけなかった。
でも、ソファの高低差を利用すれば、上手くいくんじゃない?

床にしゃがむ。
膝をついて、穂の脚を広げた。
一瞬強張ったけど、すぐに力を抜いてくれる。
彼女の割れ目に指を這わす。
おお、まだ濡れてる。良かった。
すんなり、中指と薬指が吸い込まれていく。
あったかい…。
さっきまでコーラを持ってたから、指先が冷えていたことに気づく。
指を奥まで挿れて、まずは千陽の胸からさわろうかな。
中腰になって左手を伸ばすと、何かとぶつかった。
覗き見ると、穂の手だった。
む…まさか穂とバッティングすることになるとは…。
なんて思ってたら、穂の手はあっさり引っ込んだ。
だから千陽の胸を揉む。
千陽の体がピクッと反応した。
「ごめん、ちょっと冷たい?」
「だい、じょうぶ…」
大丈夫らしいので、彼女の胸で指先を温めることにする。
「やわらけー」
千陽のお尻に顔をくっつける。

パタパタと胸の辺りが叩かれる。
見ると、穂の足だった。
なに、この抗議の仕方…可愛すぎない?天使なの?
可愛いご褒美に気持ち良くしてあげよう。
穂がいつも“おしっこ出ちゃう”って言うところ。
最近は、同時にお腹を押してあげると気持ち良いらしく、肛門側よりも気に入っているみたいだ。
でも今日は片手が塞がっているので、単純に撫でるだけ。
軽く抜き挿ししてあげると、穂は簡単にイく。
子宮内が締まって、足がピクピク跳ねるのが可愛い。

乳房に温められた指を、乳輪に這わす。
「ん…ッ」
千陽が背中を丸める。
「穂、右のおっぱい、さわってあげてね?」
「んん」
まだキスしているんだろう。
“うん”が喘ぎ声みたいになってる。可愛い。
「ハァッ、ぁっ」
穂がどんな動きをしているのかはわからない。
わからなくていい。
だって、別々に与えられる刺激は、また違う、良い刺激・・になるんじゃない?って思うから。
乳輪を何周かした後、乳首を優しく摘んだ。
「ぁっ、あぁッ」
千陽が背中を仰け反り、ソファの背もたれに手をつくと、穂の顔が現れた。
目の前でお尻が自動的に開かれ、割れ目が糸を引きながら、くぱぁっと開く。
手を最大限伸ばしているから、残念ながら舐めることはできない。
千陽が好きな、乳首の根本を摘む。
指先でねじるようにする。
「ぁっ、だめっ…ぁぁッ」
ビクビクと体が揺れる。
イったかな。
穂も良い感じにヤってたってことだね。
さすが私達!阿吽の呼吸だね!

もちろん、穂にもご褒美を。
千陽のをさわっている間もずっと撫で続けていたから、準備は整っているだろう。
左手をソファについてしゃがみ、右手の中指と薬指を曲げながら抜き挿しする。
「んぅっ…ハァッ、あっ、んッ」
穂の膝が震える。
千陽がゆっくり上半身を起こし、お尻を突き出した。
穂の乳首をしゃぶり始める。
また目の前で千陽の割れ目が開かれたから、今度は舐められる。
舌を這わすと、「ハァッあぁっ」と彼女が喘ぐ。
ジワジワと蜜が溢れ出してくる。
やっぱり、さっきよりも舐めやすい。
硬くなっているクリトリスを舌先で撫でる。
左右にコリコリと刺激を与えてあげると、千陽と穂はほぼ同時にイった。
「ハァ、ハァ」と、また2人の荒い息遣いが聞こえてくる。
甘ったるくて、湿っぽくて、あつい・・・、そんな空気が部屋に流れ始める。
唾をゴクリと飲む。
千陽の、少ししょっぱい愛液が、一緒に喉を通っていく。
気づけば、自分の息も荒くなっていた。
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