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第2章 冒険記
Chapter45 侵入
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デスマスターの館。
全員座って情報交換をした。
「5年前にエレンディースが立て直して、立派な街にしたそうだ」
セオドアが言う。
「エレンディースはその1年後に居なくなって…」
「それかららしいよ王が変わったの」
ヴェルニクスとエルセンが言う。
「夜にエレンディースが来るらしい」
アークトゥルスが言う。
「その催しがあるらしいです!」
セナンディアスはそう言いエクトゥルスを握る。
「その催しがあるから城の兵は手薄になるな。よし今夜忍び込もう」
ルディースが言う。
「僕も行きます!案内がなければいけないでしょう?」
ゲルマは立ち上がる。
「ちょっと!何考えるの?あんた馬鹿なの?」
レマが激昂してゲルマの耳を引っ張る。
「ああ、そこで地図を盗むからいいよ」
エルセンがゲルマを止める。
「…でも、いてててっ」
ゲルマは困った顔をする。
「心配しているのは幽閉されている王子様だよね。分かってるよ。ちゃんと救うから」
ルディースは微笑んで言う。
「はい…お願いします」
ゲルマはホッとした顔をして座る。
「城まで集団瞬間移動した方が良いのではないのか?」
アークトゥルスは言う。
「そうだな、その方が楽だな。なっルディース」
ヴァルハラートも賛成する。
「そうだね。手薄とはいえ兵も居るだろうし…さぁ皆準備をして揃ったら集団瞬間移動唱えるから」
ルディースは言う。
「分かりました」「分かった」
そう言い皆は準備をする。
「ディレン伯父さん。杖になってくれる?」
ルディースはディレンに言う。
『キュ!』
ディレンはルディースの所に来て杖になる。
それぞれ準備が済みルディースの所に集まる。
そしてルディースは杖を掲げ集団瞬間移動を唱える。
城の前にルディース達は現れる。
兵士が二人立っていた。
『敵睡眠!』
ルディースが魔法を唱える。
エルセンが門の鍵を開け皆は中に入る。
城の周りを歩き、入れそうな所を探した。
「あっここの窓は外付けだ!ラッキー」
エルセンはそう言い盗賊道具を取り出し手際良く外していく。
「そぉ~とね」
エルセンはそう言い窓硝子を庭に置いてから部屋へ入って行く。
皆はそれに続き入って行く。
扉を開けると兵士が待ち構えていた。
「べっぴんさんが、いっぱい居るじゃねぇか!捕まえて犯すか?」
兵士は舌舐めずりをして襲って来る。
それをセオドアとヴェルニクスが一掃する。
「これで城の内部が分かるな」
ヴァルハラートは笑いながら言い地図を拾い広げる。
「じゃあ俺は幽閉されている王子を助けに行くな。アリムレスとセナンディアスを借りるよ」
エルセンはそう言い三人で地下の方に行く。
「俺等はデシスを改心させるか」
ヴァルハラートは手をポキポキと鳴らし先に進む。
皆はさっきと似たような兵士を倒していく。
…と、ヴァルハラートの肩に居るガルディナスに手招きしているローブの男が居た。
ガルディナスはその男の所に何の迷いも無く飛んで行く。
「行っちゃ駄目だ!」
ルディースは叫びガルディナスを追いかける。
「ちっ!馬鹿が!」
ヴァルハラートが行こうとするが兵士に阻まれる。
ローブの男がガルディナスを掴みナイフで殺そうとした瞬間、ルディースが杖を男に翳して唱える。
『天空の矢!』
男も咄嗟にルディースにナイフを投げそれがルディースの左腕に刺さる。
ローブの男は息絶えて、ガルディナスが泣きながらルディースの所に来る。
ルディースは自分でナイフを抜き圧迫止血をする。
『ごめんなさい!ごめんなさい!』
ガルディナスは泣きながら回復するが治らないので余計泣く。
「済まないね。私は回復は効かないのだよ。泣かないで下さい」
ルディースは苦笑して言い、布を出して腕に巻く。
ヴァルハラートはガルディナスを鷲掴みにして怒鳴る。
「この馬鹿が!警戒心を持てとあれ程言ったろ!」
『ごめんなさい!ごめんなさい…』
ガルディナスは言い首を落ち込む。
「ルディース!大丈夫か?」
アークトゥルスが走って来る。
「ああ、こんなのかすり傷だよ。先に進もう」
ルディースは言う。
「毒は…付いてなさそうだな」
ヴェルニクスは匂いを嗅いで調べて言う。
「ちょっといいか」
アークトゥルスはルディースの腕の布を巻き直す。
「ルディース、こいつがどこ飛んで行こうが放っといてくれ。お前の身体の方が心配だ」
ヴァルハラートは言うがルディースは横に振る。
「その子も仲間だろう?私は仲間を見捨てる事は出来ない!」
ルディースは真顔で言う。
「じゃあ怪我はするな!分かったな!」
ヴァルハラートは強く言い先に行く。
「私もハラートの言う事は賛成だ。君の身体は回復が出来ないのだから」
アークトゥルスは言い手当てを終える。
「大丈夫さ。怪我しても君が隣で一緒に寝てくれれば一発で治るよ。さぁ行くよ」
ルディースは笑顔で言い杖を持ちヴァルハラートに付いて行く。
「……」
アークトゥルスはその笑顔を見て不安になる。
(この人は絶対無茶をするつもりだ!)
「…セオドア!常にルディースを守れ!分かったな」
アークトゥルスはセオドアに命令をする。
「はっ!」
セオドアは軍礼をしてルディースの所に行く。
皆はデシス王の寝室に来た。
「やっぱり居ないなぁ」
ヴァルハラートは頭を掻きながら言う。
「ん、あそこ…匂いが強い」
ヴェルニクスは本棚を指を差して言う。
セオドアが本棚を退けると隠し扉があった。
「アリムレスに場所をテレパシーで送るよ」
ルディースはシャリムスを唱えてアリムレスに伝える。
「上に階段がある!行くぞ!」
アークトゥルスが言い皆も頷き上に行く。
全員座って情報交換をした。
「5年前にエレンディースが立て直して、立派な街にしたそうだ」
セオドアが言う。
「エレンディースはその1年後に居なくなって…」
「それかららしいよ王が変わったの」
ヴェルニクスとエルセンが言う。
「夜にエレンディースが来るらしい」
アークトゥルスが言う。
「その催しがあるらしいです!」
セナンディアスはそう言いエクトゥルスを握る。
「その催しがあるから城の兵は手薄になるな。よし今夜忍び込もう」
ルディースが言う。
「僕も行きます!案内がなければいけないでしょう?」
ゲルマは立ち上がる。
「ちょっと!何考えるの?あんた馬鹿なの?」
レマが激昂してゲルマの耳を引っ張る。
「ああ、そこで地図を盗むからいいよ」
エルセンがゲルマを止める。
「…でも、いてててっ」
ゲルマは困った顔をする。
「心配しているのは幽閉されている王子様だよね。分かってるよ。ちゃんと救うから」
ルディースは微笑んで言う。
「はい…お願いします」
ゲルマはホッとした顔をして座る。
「城まで集団瞬間移動した方が良いのではないのか?」
アークトゥルスは言う。
「そうだな、その方が楽だな。なっルディース」
ヴァルハラートも賛成する。
「そうだね。手薄とはいえ兵も居るだろうし…さぁ皆準備をして揃ったら集団瞬間移動唱えるから」
ルディースは言う。
「分かりました」「分かった」
そう言い皆は準備をする。
「ディレン伯父さん。杖になってくれる?」
ルディースはディレンに言う。
『キュ!』
ディレンはルディースの所に来て杖になる。
それぞれ準備が済みルディースの所に集まる。
そしてルディースは杖を掲げ集団瞬間移動を唱える。
城の前にルディース達は現れる。
兵士が二人立っていた。
『敵睡眠!』
ルディースが魔法を唱える。
エルセンが門の鍵を開け皆は中に入る。
城の周りを歩き、入れそうな所を探した。
「あっここの窓は外付けだ!ラッキー」
エルセンはそう言い盗賊道具を取り出し手際良く外していく。
「そぉ~とね」
エルセンはそう言い窓硝子を庭に置いてから部屋へ入って行く。
皆はそれに続き入って行く。
扉を開けると兵士が待ち構えていた。
「べっぴんさんが、いっぱい居るじゃねぇか!捕まえて犯すか?」
兵士は舌舐めずりをして襲って来る。
それをセオドアとヴェルニクスが一掃する。
「これで城の内部が分かるな」
ヴァルハラートは笑いながら言い地図を拾い広げる。
「じゃあ俺は幽閉されている王子を助けに行くな。アリムレスとセナンディアスを借りるよ」
エルセンはそう言い三人で地下の方に行く。
「俺等はデシスを改心させるか」
ヴァルハラートは手をポキポキと鳴らし先に進む。
皆はさっきと似たような兵士を倒していく。
…と、ヴァルハラートの肩に居るガルディナスに手招きしているローブの男が居た。
ガルディナスはその男の所に何の迷いも無く飛んで行く。
「行っちゃ駄目だ!」
ルディースは叫びガルディナスを追いかける。
「ちっ!馬鹿が!」
ヴァルハラートが行こうとするが兵士に阻まれる。
ローブの男がガルディナスを掴みナイフで殺そうとした瞬間、ルディースが杖を男に翳して唱える。
『天空の矢!』
男も咄嗟にルディースにナイフを投げそれがルディースの左腕に刺さる。
ローブの男は息絶えて、ガルディナスが泣きながらルディースの所に来る。
ルディースは自分でナイフを抜き圧迫止血をする。
『ごめんなさい!ごめんなさい!』
ガルディナスは泣きながら回復するが治らないので余計泣く。
「済まないね。私は回復は効かないのだよ。泣かないで下さい」
ルディースは苦笑して言い、布を出して腕に巻く。
ヴァルハラートはガルディナスを鷲掴みにして怒鳴る。
「この馬鹿が!警戒心を持てとあれ程言ったろ!」
『ごめんなさい!ごめんなさい…』
ガルディナスは言い首を落ち込む。
「ルディース!大丈夫か?」
アークトゥルスが走って来る。
「ああ、こんなのかすり傷だよ。先に進もう」
ルディースは言う。
「毒は…付いてなさそうだな」
ヴェルニクスは匂いを嗅いで調べて言う。
「ちょっといいか」
アークトゥルスはルディースの腕の布を巻き直す。
「ルディース、こいつがどこ飛んで行こうが放っといてくれ。お前の身体の方が心配だ」
ヴァルハラートは言うがルディースは横に振る。
「その子も仲間だろう?私は仲間を見捨てる事は出来ない!」
ルディースは真顔で言う。
「じゃあ怪我はするな!分かったな!」
ヴァルハラートは強く言い先に行く。
「私もハラートの言う事は賛成だ。君の身体は回復が出来ないのだから」
アークトゥルスは言い手当てを終える。
「大丈夫さ。怪我しても君が隣で一緒に寝てくれれば一発で治るよ。さぁ行くよ」
ルディースは笑顔で言い杖を持ちヴァルハラートに付いて行く。
「……」
アークトゥルスはその笑顔を見て不安になる。
(この人は絶対無茶をするつもりだ!)
「…セオドア!常にルディースを守れ!分かったな」
アークトゥルスはセオドアに命令をする。
「はっ!」
セオドアは軍礼をしてルディースの所に行く。
皆はデシス王の寝室に来た。
「やっぱり居ないなぁ」
ヴァルハラートは頭を掻きながら言う。
「ん、あそこ…匂いが強い」
ヴェルニクスは本棚を指を差して言う。
セオドアが本棚を退けると隠し扉があった。
「アリムレスに場所をテレパシーで送るよ」
ルディースはシャリムスを唱えてアリムレスに伝える。
「上に階段がある!行くぞ!」
アークトゥルスが言い皆も頷き上に行く。
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