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第1章 園生活編
第3話 決闘の申し込み
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今日から本格的に学園が始まる。浮ついた気持ちを抑えて極めて冷静を装って歩く。この学園で楽しむのは良いが、決して目立ってはいけない。僕は物語の主人公になるよりも、物語を裏でニヤニヤと眺めている方が性に合っている。
「さて、この教室かな」
教室は自由席らしいので遠慮なく一番後ろの端っこに座る。他にも空いている席はあるが、初日は同じクラスの皆がどんな人たちなのか様子見をしたい。隣の奴がたまたまやばい奴で面倒事に巻き込まれるなんて、そんなのはごめんだからね。
授業の5分前になり、続々と人が入ってくる。ほとんど全員が席に着いたと思われるタイミングで丁度先生が入ってきた。若くて優し気な雰囲気の女性の先生で、老若男女問わず皆が好きなタイプの先生だ。僕も例外ではない。
「おはようございます皆さん。ここはCクラスです、教室を間違えてしまった生徒は居ますか?居ないのならば授業を始めようと思います」
教室を見渡して別クラスの生徒が居ない事を確認してから女性の先生はまた話始める。
「まずは自己紹介をしますね。私の名前は『ナヴァール・センス・ストルフ』と言います。呼び方は皆さんにお任せします」
ナヴァール・センス・ストルフ。この名前も聞き覚えがある、確か魔法が得意で勇者クレジアントが最初に教えを乞う事になった人物だった気がする。それにしても呼び方か、普通にナヴァール先生とかでいいかな。
「今日の授業は戦闘や魔法、この国の歴史…などではなく、この学校の説明から始めていこうと思います」
「先生、質問です!」
「はい?どうしましたか、えーと…ギーアくん」
「先生って彼氏いますか!」
「いません。ギーアくん、授業を始めても良いですか?」
「えーじゃあ他の質問も!」
ギーアか、聞いたことも無い名前だ。だけど確実に言えることは僕とあいつは馬が合わない、別に僕は授業が聞きたいわけじゃないけど授業妨害はシンプルに不愉快だ。少しは静かにして欲しいのだけど………
「はいはいはい!じゃあ先生のスリーサイズは?」
「ギーアくん、それはセクハラに当たりますよ。静かにしてください」
「ねー答えてよ!いいじゃん」
「ねぇ、お前うるさい」
お、ギーアの隣の子が勇気を出して声をかけた!よくやった、名前も知らない少年よ!
「は?誰だよお前」
すると何てことだろうか、ギーアが突然隣の子に掴みかかった。けど直ぐにお互いがはじけるように離れる。多分ナヴァール先生が魔法を使ったのかな?
「両者喧嘩はやめなさい。そんなに戦いたいなら正式に決闘を申し込むこと」
「決闘?なんだそれ」
「それを今から説明しようとしていたんです。だから静かにしていてください」
あんまり人に悪口言いたくないけど、正直ギーアはウザい。そう思っているのは僕だけじゃないだろうけど彼の勢いは悪い意味で留まることを知らなかった。
「よくわかんねぇけど、こいつに決闘を申し込む!」
「は?何ですかそれ、先生こんなの認められるんですか?」
「一応、認められます。なので決闘を受け入れてください。説明はしますから」
何が何だか分からないまま、クラス全員で闘技場に向かう事になってしまった。
☆★☆★☆
闘技場に付き、ナヴァール先生が決闘についての説明をする。
「決闘は学園に置いての序列が低い者が高い者に対してのみ申し込む事が出来る制度です。勝った方は負けた側に一つ好きな者を要求できます。それはこの学園内での自由を制限するような者以外であれば何でもです。例えば序列、等もです」
そう、この学園では決闘というものがある。ゲームではその制度を利用して必要なものや仲間を集めたりすることが出来た。
「勝敗はどちらかが降参と言うまでです。相手が降参と言わない場合はそのまま両者攻撃をし続けてください、もしも死んでしまったら学園は責任を取りませんので負けそうな方は早めに降参するのが良いでしょう」
ゲーム内では決闘で殺してしまうなんてことは無かったがここは現実、もしかしたら誤ってというか不可抗力で殺してしまう事もあるかもしれない。そうなったら貴族間の関係なんかも面倒になるし、お互いのために降参は早めにするのが良い。
簡単に決闘の説明が終わったところで、さっきの二人がフィールドに出て来た。この短時間でギーアのことが好きじゃなくなった自分としては、名前も知らない隣の席の子に勝ってほしいけど。
「それでは、両者位置について………それでは試合開始!!!」
戦いの幕が切って落とされた。二人とも様子を見ている、少しした後先に動き始めたのはギーアの方だった。剣を持って切りかかる。
「くっ…!」
「ははは!これでも食らえ!」
「そうはさせない!」
なんだか漫画らしいというか、そんなセリフを吐きながら戦っている。そのセリフに見合う実力は正直に言って無い。学園初日だしそれが普通だろうけど、退屈だ。
この時間を僕は無駄にしたくないのに、魔法陣の本でも読んでいたい。
「これで、トドメだ!」
「うわっ!?こ、降参だ!」
ぼーっとしながら空の方を見ていると試合が終わっていたようだ、というかギーア勝ってるし。
「勝者ギーア!ではギーア君、リスナ君に欲しい物を要求することを認めます」
「だったらさ、こんな雑魚が俺よりも上の順位にいるの癪だから序列をくれよ!」
「………あぁ、分かった」
へえ、ゲームでしか見たことなかったけど実際こういう感じなのか。まあいい、頭の中で最近始めた魔法陣の基礎構造理論の復習でもするか………
「おいおい、今の俺だったら余裕でこのクラスの1番上にも勝てるぜ!先生、このクラスで一番上の奴は?」
「Cクラスで一番序列が上の生徒は…クライト君ですよ」
「じゃあそのクライトって奴!そいつに俺は決闘を申し込む!」
それにしてもあの魔法陣の基礎構造理論、基礎っていう割に結構むずかし………ん?なんか今僕の名前呼ばれなかったか?いや、流石にそんな脈絡なしに僕の名前呼ばないよね、うん。そうに決まって………
「クライト君。ギーア君から決闘の申し込みがあります。受けなさい」
「………え、どういう事?」
「あいつがクライトか?ははっ、なんか弱そうだな!」
「え、何で僕DISられてるの?」
「まあいい!さっさと試合始めるぞ、どうせ俺が勝つに決まってるけどな!」
えぇ………何で隅で静かにしてただけで僕こんなに言われてるの?
「さて、この教室かな」
教室は自由席らしいので遠慮なく一番後ろの端っこに座る。他にも空いている席はあるが、初日は同じクラスの皆がどんな人たちなのか様子見をしたい。隣の奴がたまたまやばい奴で面倒事に巻き込まれるなんて、そんなのはごめんだからね。
授業の5分前になり、続々と人が入ってくる。ほとんど全員が席に着いたと思われるタイミングで丁度先生が入ってきた。若くて優し気な雰囲気の女性の先生で、老若男女問わず皆が好きなタイプの先生だ。僕も例外ではない。
「おはようございます皆さん。ここはCクラスです、教室を間違えてしまった生徒は居ますか?居ないのならば授業を始めようと思います」
教室を見渡して別クラスの生徒が居ない事を確認してから女性の先生はまた話始める。
「まずは自己紹介をしますね。私の名前は『ナヴァール・センス・ストルフ』と言います。呼び方は皆さんにお任せします」
ナヴァール・センス・ストルフ。この名前も聞き覚えがある、確か魔法が得意で勇者クレジアントが最初に教えを乞う事になった人物だった気がする。それにしても呼び方か、普通にナヴァール先生とかでいいかな。
「今日の授業は戦闘や魔法、この国の歴史…などではなく、この学校の説明から始めていこうと思います」
「先生、質問です!」
「はい?どうしましたか、えーと…ギーアくん」
「先生って彼氏いますか!」
「いません。ギーアくん、授業を始めても良いですか?」
「えーじゃあ他の質問も!」
ギーアか、聞いたことも無い名前だ。だけど確実に言えることは僕とあいつは馬が合わない、別に僕は授業が聞きたいわけじゃないけど授業妨害はシンプルに不愉快だ。少しは静かにして欲しいのだけど………
「はいはいはい!じゃあ先生のスリーサイズは?」
「ギーアくん、それはセクハラに当たりますよ。静かにしてください」
「ねー答えてよ!いいじゃん」
「ねぇ、お前うるさい」
お、ギーアの隣の子が勇気を出して声をかけた!よくやった、名前も知らない少年よ!
「は?誰だよお前」
すると何てことだろうか、ギーアが突然隣の子に掴みかかった。けど直ぐにお互いがはじけるように離れる。多分ナヴァール先生が魔法を使ったのかな?
「両者喧嘩はやめなさい。そんなに戦いたいなら正式に決闘を申し込むこと」
「決闘?なんだそれ」
「それを今から説明しようとしていたんです。だから静かにしていてください」
あんまり人に悪口言いたくないけど、正直ギーアはウザい。そう思っているのは僕だけじゃないだろうけど彼の勢いは悪い意味で留まることを知らなかった。
「よくわかんねぇけど、こいつに決闘を申し込む!」
「は?何ですかそれ、先生こんなの認められるんですか?」
「一応、認められます。なので決闘を受け入れてください。説明はしますから」
何が何だか分からないまま、クラス全員で闘技場に向かう事になってしまった。
☆★☆★☆
闘技場に付き、ナヴァール先生が決闘についての説明をする。
「決闘は学園に置いての序列が低い者が高い者に対してのみ申し込む事が出来る制度です。勝った方は負けた側に一つ好きな者を要求できます。それはこの学園内での自由を制限するような者以外であれば何でもです。例えば序列、等もです」
そう、この学園では決闘というものがある。ゲームではその制度を利用して必要なものや仲間を集めたりすることが出来た。
「勝敗はどちらかが降参と言うまでです。相手が降参と言わない場合はそのまま両者攻撃をし続けてください、もしも死んでしまったら学園は責任を取りませんので負けそうな方は早めに降参するのが良いでしょう」
ゲーム内では決闘で殺してしまうなんてことは無かったがここは現実、もしかしたら誤ってというか不可抗力で殺してしまう事もあるかもしれない。そうなったら貴族間の関係なんかも面倒になるし、お互いのために降参は早めにするのが良い。
簡単に決闘の説明が終わったところで、さっきの二人がフィールドに出て来た。この短時間でギーアのことが好きじゃなくなった自分としては、名前も知らない隣の席の子に勝ってほしいけど。
「それでは、両者位置について………それでは試合開始!!!」
戦いの幕が切って落とされた。二人とも様子を見ている、少しした後先に動き始めたのはギーアの方だった。剣を持って切りかかる。
「くっ…!」
「ははは!これでも食らえ!」
「そうはさせない!」
なんだか漫画らしいというか、そんなセリフを吐きながら戦っている。そのセリフに見合う実力は正直に言って無い。学園初日だしそれが普通だろうけど、退屈だ。
この時間を僕は無駄にしたくないのに、魔法陣の本でも読んでいたい。
「これで、トドメだ!」
「うわっ!?こ、降参だ!」
ぼーっとしながら空の方を見ていると試合が終わっていたようだ、というかギーア勝ってるし。
「勝者ギーア!ではギーア君、リスナ君に欲しい物を要求することを認めます」
「だったらさ、こんな雑魚が俺よりも上の順位にいるの癪だから序列をくれよ!」
「………あぁ、分かった」
へえ、ゲームでしか見たことなかったけど実際こういう感じなのか。まあいい、頭の中で最近始めた魔法陣の基礎構造理論の復習でもするか………
「おいおい、今の俺だったら余裕でこのクラスの1番上にも勝てるぜ!先生、このクラスで一番上の奴は?」
「Cクラスで一番序列が上の生徒は…クライト君ですよ」
「じゃあそのクライトって奴!そいつに俺は決闘を申し込む!」
それにしてもあの魔法陣の基礎構造理論、基礎っていう割に結構むずかし………ん?なんか今僕の名前呼ばれなかったか?いや、流石にそんな脈絡なしに僕の名前呼ばないよね、うん。そうに決まって………
「クライト君。ギーア君から決闘の申し込みがあります。受けなさい」
「………え、どういう事?」
「あいつがクライトか?ははっ、なんか弱そうだな!」
「え、何で僕DISられてるの?」
「まあいい!さっさと試合始めるぞ、どうせ俺が勝つに決まってるけどな!」
えぇ………何で隅で静かにしてただけで僕こんなに言われてるの?
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