オメガバース物語 ヤクザver.

本章

20話

-紬side-

激しく指で掻き回される度に自分の腰もそれを求めるようにしてうねる。

「ほら、イけ！」

「んあっ…イ、イっ…イくっ…！」

グッと前立腺を押し込まれると仰け反るように達した。
指が引き抜かれるとはぁはぁ…と肩で息をしながらだるまのようにコロンと横に倒れる。
しかし息も整わないうちにまた元の体制に戻されると腰に手を当てられ一気に挿入された。

「ツムちゃん、横向いてくれるかな。きっと気に入ると思うよ。」

不自由な体を横向きにされればチラッと目が合う。
あぁ林さんがまた不気味な笑み浮かべてるや。
こういう時の嫌な予感は大体当たる。
イったばかりにも関わらず容赦なく奥を突かれる。

「まっ…まってぇ…む、り！イった…！イったばっか！奥だめっ…んぁっ…」

「横向いた状態だと入りやすいからね。ほら、ここがS字結腸だ、くっ…さすがにきっついな…でもさすがオメガだな、余裕で入るじゃないか。」

奥にグリグリと押し当て無理矢理中をこじ開ける入れようとする。

「んぐっ…だ…めっ…奥だめぇ…がはっ…オエッ…」

内蔵が押し上げられるような感覚に嗚咽を漏らす。
口の端から唾液がダラダラと垂れ目は焦点が合わずただぼーっとしているだけ。
林さんはそれでも気にすることなく益々激しく腰を打ち付けられる。

「ん、…出すぞ…んっ…」

最奥に出されズルッと抜かれればその反動で足をガクガクと痙攣させながらまた達する。
白濁はドクドクと垂れ流しトコロテン状態。

「これからも色んな所を開発してあげるよ。ニップルピアスとか似合いそうだよね。次までに考えといてね。」

と言い残し満足そうに帰っていった。