捨て子のエイプリルと、忘れられたぬいぐるみの王子さま

みなしごのエイプリルは、くまのぬいぐるみのバーナードを拾いました。

ところがバーナードが「実は自分は、魔女に呪われた王子さまなのだ」と言い始めたからさあ大変。毎日わがまま三昧で少女を困らせます。

そんなある日、バーナードがお菓子屋さんからクッキーを盗んでしまいます。ごめんなさいを言えないバーナードに、エイプリルは怒り爆発です。

けれど、バーナードが家を出ていってしまってエイプリルは大慌て。なんと彼は、二度と近づくなと言われたお菓子屋さんに向かっていて……。

変わっていると言われてしまう寂しがりやのみなしごと、わがままで世間知らずの王子さまの小さな恋の物語。

ハッピーエンドです。

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扉絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID25162387)をお借りしております。
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