急に運命の番と言われても。夜会で永遠の愛を誓われ駆け落ちし、数年後ぽい捨てされた母を持つ平民娘は、氷の騎士の甘い求婚を冷たく拒む。
ルビーの花屋に、隣国の氷の騎士ディランが現れた。
雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。
一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つかるまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。
ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。
その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。
愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途でだだ甘なヒーローの恋物語。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACより、チョコラテさまの作品(ID25481643)をお借りしています。
雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。
一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つかるまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。
ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。
その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。
愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途でだだ甘なヒーローの恋物語。
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|ूᐕ)♪
続きを執筆されているとの事、とても嬉しく、楽しみに思っております
やはり、少しづつ信頼関係が築き上げられていく様子は外せないと思うし、パパさんのカッコイイところも裏で暗躍してほしいかなぁと
主人公は勿論、ママさんも気づいてないんだよね?
パパさんの獣性の元の鳥さん、初めて聞く名だったのでちょっと調べてしまいました
羽根に毒性があり、触れるのも危険とのことでしたが、鳥自体には毒を生成する力はなく、毒素を食餌から得るそうですね
牡蠣毒みたいなものでしょうか(人がアタる牡蠣の毒は、毒性のプランクトンを牡蠣が食べる事で溜まっていくもので、🐡フグも、清廉な真水で育てると肝に毒が溜まらないらしいです)
そう考えると、パパさんの研究とかチカラとか色々幅が出てくるなーとか妄想捗っちゃいました☺
鳥類は羽ばたくために胸筋が凄いとか、猛禽類は眼がいいとか、毒はどんな物を作り出すんだろうとか
もちろん、雪豹のぶっとい長いお尻尾も分厚いお耳ももふもふしてみたいし、猫科の雄の懐くと執拗いくらい甘えてくるところも楽し⋯⋯
あれ? 続編のリクエストだったはずから私のお楽しみになっちゃいました( ˆ﹀ˆ٥)💦
もちろん、作者さまのこういう世界でこういうキャラたちだからと言うのを楽しませていただくので、自由に描いていただきたいと思っています
更新再開が楽しみです♬
| ´ᐞ` )⸝⁾⁾
黑媛( * ॑꒳ ॑*)♡さま
早速、ありがとうございます!
じれじれもだもだでふたりがくっついていくところ、これはもう必須ですよね! なかなかくっつかないので、はよ、そこくっつきなさいと作者が焦っております。
そんなふたりを見守る何も知らないママと、何でも知ってるパパ。パパはママの幸せのためなら手段を選ばないので、何をしてもらおうかなという感じです。パパ、毒薬から媚薬、エリクサーまで手広く何でも作りますので、イベントごとには困らないかと。
もふもふをさわさわするのは、もう欠かせませんよね。ルビーはディランにはやや冷たいのに、そこら辺のにゃんこにはとっても優しいので、ディランには猫ちゃんたち相手に焼きもちを焼かせたいところです。そして最終的にでろでろに甘えてほしい!
リクエスト、ありがとうございます。
続編の執筆がんばります。
完結ですか?
続きを読みたいです!
ちゃこさま
感想、ありがとうございます。
続きは今執筆中なのですが、こういうシーンやお話が読みたいというリクエストはございますか?
必ず盛り込めるとはお約束できないのですが、参考までにお伺いできたら嬉しいです。
|o´罒`o)⁾⁾
お話も面白いのだけれど、文章がとても好きです
書き方? 言葉選び?
表現力とか、同じ情景を私が書いても、こうもスルッと入ってきて笑いを誘うのは無理だと思います
私は、ある時友人に指摘されて、関西人を自覚した者ですが、これはとても読みやすい身に馴染む感じの良い文章に思えました
続きが楽しみです♬
|´-`)⁾⁾
黑媛( * ॑꒳ ॑*)♡さま
感想、ありがとうございます。
くすっと笑っていただけたら、とても嬉しいです。
続きは今執筆中なんですが、何かリクエストがあればお伺いしたいです。
必ず反映させるとはお約束できないのですが、参考までに聞かせてもらえるととても助かります。
おおぅ、パパンなんというダークホース…いや馬じゃなくて鳥かw
まあルビーちゃんも少しずつ絆されてきているみたいではありますし。
婿殿は時間を掛けて、ゆっくりじっくり嫁の隣に近寄ってゆけばよいんじゃな〜い? と思いますわ。
ササラエユララ。さま
パパンのこと、楽しんでもらえてとても嬉しいです。書きながら作者自身もパパンのダークホース(ダークバード?)っぷりに笑っておりました。ついついパパンの話に脱線しそうになるくらいでした。
今続きを執筆中なのですが、じれじれもだもだ絆されていけるようにがんばります。もし何かありましたら、こういうシーンがあれば!などお聞かせいただけたら助かります。
ルビーちゃんと受け入れてるんだけど認められないんだねぇ。獣人の重い愛にいつか絆されると良いですね。
って言うか人間の街危険すぎませんか。夜な夜な抜刀して見回らないといけないほど危険が潜んでいるなんて。
ルビーちゃんお義父さんの本性知ったら隣国に行こう!ってディランに言うかも?
里見知美さま
感想、ありがとうございます。
人間の街が危険すぎるといいますか、獣人ふたりが自分の愛する相手にとって害になるもの(正確に言えば、その可能性が高そうなもの)をがんがん排除しちゃっているんです。なので、ものすごく自己中心的な判断基準による見守り(?)です。隣国の諜報員とか何人消されたのやら……。
ルビーはなんだかんだで絆されやすいので、あとは時間の問題かなあと思っています。
隣国にルビーたちが行ってみたら、とても楽しそうですね。ディランのご家族から大歓迎されそうです。
今続きを執筆中なのですが、じれじれもだもだ絆されていけるようにがんばります。もし何かありましたら、こういうシーンがあれば!などお聞かせいただけたら助かります。
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