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シルティア王国
首都 シルティア
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首都 シルティア
魔法陣の光が収まり目を開けるとそこは幻想的な風景の広がる大きな広場だった。
広場の中心にある大きな噴水からは七色に光る虹色の玉が浮かんでは弾けてと、
幻想的な風景を醸し出している。
周りにいるログインしてきたであろうプレイヤー達もファンタジー感を醸し出す
要因として成り立っている。
まるでコスプレ会場のようになっている広場の周りには、中世ヨーロッパのような古く、
それでいて歴史を感じさせる建物が並び多くの人々が行き交い賑わっているのがわかる。
そして、そんな建物の周りには王都をグルッと囲む巨大な城壁が聳え立っている。
そのあまりの壮大さにしばらく開いた口が塞がらんかった。
そうして驚いていて、ふと気になったのが自分の身体だった。
現実と同じように動くのだ。
体を動かせば空気の動きを感じられ、目は遠くの山脈まで見ることができ、
耳は周りの音を細かく運んでくる。
それは従来のVRMMOでは考えられないことだった。
今まで色々なVRゲームをプレイしてきて、ここまで全ての五感が完璧に再現
されているものはなく、同時にそれが【ザ、ライフ】の素晴らしさを感じさせた。
そこまで考えてふと後ろを振り返ると、そこには今まで目に入っていなかった、
巨大な白亜の城が目に入ってきた。
そしてその城のあまりの美しさを見て俺は言葉を失った。
その城は高さ数十メートルを超え更に細かいところまで装飾を張り巡らされた、
完成されたものであった。
その壮大さは言葉で表すことのできないものであり、仮に表す言葉があったとして
も俺はそれを知らないので表すことはできない。
そんな城に白亜の城を見て更に心躍らせた俺は、更に街を歩いて回ることにした。
【ザ、ライフ】でしか味わえないであろうNPC同士の喧騒や、屋台の料理の
焼ける音や匂い、どれもこの世界だけのものであり同時に他のゲームでは
再現することのできない現実を思わせるものであった。
そうして俺は冒険そっちのけで気になる店や冒険者ギルドの場所などを
調べつつ歩いていると東の城門についた。
ここはβテストの時に唯一出ることができた門であり、東の街パルキスに
繋がる街道もある門である。
ここを出た草原では《ホーンラビット》などの初心者用のモンスターを狩る事ができる。
そのため別名、始まりの草原と言われここで狩に慣れてから旅に出るプレイヤーも
多いと言われている。
その理由の一つにパルキスがダンジョンによって栄えている街だからというのもあるだろう。
まあ、ダンジョンの説明は機会があればするとして、今は始まりの草原である。
俺は城門から外に出るための列に並び順番になるまで待って外に出ようとすると
【兵士】に呼び止められてしまった。
なんでも【来訪者】は外に出るためには冒険者ギルドで身分証を発行しなくては
いけないらしい。
いくら【来訪者】とはいえ身分がしっかりしていないものを【来訪者】だからと
通してしまうと自分も【来訪者】だと偽って通ろうとする者が増えてしまうからだそうだ。
そう言われるとなんとも言えないので、おとなしく言われた通りに冒険者ギルドへ
行くとする。
先ほど既に冒険者ギルドの位置は覚えているので特に迷う事なく冒険者ギルドへたどり着く。
そこには既にかなりの数のプレイヤーがいてそこそこの列を作っていた。
半分ほどのプレイヤーが既に登録を済ませているらしく終わった者同士で集まり話をしていた。
やはりパーティーを集めている者も何人かいたがパーティープレイをすることの
できない俺には関係のない話である。
その中でも過剰な人はパーティーを組んでもらうために色々とアピール芸
を披露している者もいた。
火を吹いたり剣の型をやったり人それぞれだったがギルド内でやっている者は
当然片っ端からギルド職員さん方に抑えられ個室に連れていかれていた。
というか常識的に考えて部屋の中で火を噴く奴がいるか。
そうこうしてると長かった列も少なくなり俺の番がきた。
そこでは名前と【職業】を教えて簡単な説明を聞いて登録をしてもらった。
説明はこんな感じだった。
冒険者ギルドの制度は銅、銀、金、白銀の4種類のランクに分かれていて、
銅が初心者、銀が一般、金が上級者、白銀がそれ以上という分け方をされており、
俺らプレイヤーも銅からのスタートとなる。
受けた依頼は期限までにこなす事ができないとペナルティーを受け、ペナルティーの
内容は依頼によって異なるという事。
プレイヤーは同士でパーティーを組むときはメニューでやれるがNPCとパーティー
を組むときはギルドの方で書類を提出すると組ませてもらえるらしい。
こんな感じの説明を聞き終えて草原に行こうとすると、魔法使いの様な見た目を
しているためか、何度かパーティーに誘われたがネクロマンサーだと伝えると、
全員愛想笑いをしながら離れて言った。
絡んでくるのはいなかったのでよかったがネクロマンサーの風評の酷さよ。
そんな事もありつつ城門に行き、今度はしっかりギルド証を見せて通してもらう事ができた。
【始まりの草原】
そして外に出てみると目に映ったのはそこは、広く草が風に揺れる緑の生い茂る草原…ではなく、
恐ろしい数のプレイヤーがモンスターを集団で襲っているところであった。
いや、スタート初日とはいえこれは酷いな。
モンスターがポップするはじからプレイヤーの波に飲まれて消えている。
ここまで酷いと逆にモンスターが可哀想になるレベル。
レベルでもあげられればいいかと思っていたけどこれでは絶対無理なので、
能力の検証でもしようかと思う。
【死霊術師】は不人気職のためあまり情報がないから
自分で集めるしかないのだ。
ちなみに【部隊長】も同じようにほとんど情報はない。
そんなわけで少し城壁に沿って歩きあまり目立たない場所で【能力】の検証をする。
まず始めに【死霊術師】の【能力】を使ってみた。
【死霊術師】の【能力】は【下位アンデット作成】をメインに、他にも
アンデットの能力を上げたりする【能力値上昇・不死者】などの魔法も使う事ができる。
さっそく【下位アンデット作成】を使うと頭の中にいくつか名前が表示される。
【動く死体】
【骸骨】
【姿亡き者】
【動物死体】…etc
ざっと十数体の名前が浮かんだので片っ端から呼んでみた。
ミケの言っていたとうりに召喚に必要なMPは少なかった。
が、ものすごくグロかった。
ホラー映画もびっくりのグロさである。
まず、ゾンビは体が既に腐り始めており、更に体からは内臓は溢れ出てきていて、
たまに人の声とは思えない声で唸っていた。
ちなみに試しに杖で殴ってみたが腐っていたせいか、身体が柔らかくなっていた
らしく、簡単に腐肉が弾け、飛んで行った。
他にもスケルトンやスカルビーストは全身が骨で構成されているが、
長い年月放置され風化しているような見た目で、これも杖一発で吹っ飛んだ。
ちなみにスケルトンは申し訳程度の棍棒を武器にしていた。
そしてこれを知ったのは偶然だがアンデットにはコアがあるらしく、
個体によって頭と胸のどちらかに分かれていた。
これが破壊されないと倒される事はないらしく頭を失っても動き続ける姿は
かなりホラー要素が強く感じられた。
ゴーストは唯一杖の攻撃で倒れる事はなく【能力】的にも物理ダメージは無効に
なっているらしい。
ただし全く攻撃力などはなくはっきり言って戦闘ではただの置物になるだろう。
他にも何体か呼んでみたが個人的には見た目や能力の面でスケルトンを使うのが
いいかと思っている。
【部隊長】の【能力】から見ても人型であるのはありがたい。
それを考えて今後はスケルトンを中心に必要な時に臨機応変に対応としていく。
では、そろそろいい時間なのでここらで落ちて、人が少なくなるだろう時間にまた
ログインして、【死霊術師】の戦闘力を確かめる事にしますかな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2、3日後と言ったな…あれは嘘だ!
と言うわけで次は本当に2、3日後になります。
早めにあげられるように努力はしますね!
魔法陣の光が収まり目を開けるとそこは幻想的な風景の広がる大きな広場だった。
広場の中心にある大きな噴水からは七色に光る虹色の玉が浮かんでは弾けてと、
幻想的な風景を醸し出している。
周りにいるログインしてきたであろうプレイヤー達もファンタジー感を醸し出す
要因として成り立っている。
まるでコスプレ会場のようになっている広場の周りには、中世ヨーロッパのような古く、
それでいて歴史を感じさせる建物が並び多くの人々が行き交い賑わっているのがわかる。
そして、そんな建物の周りには王都をグルッと囲む巨大な城壁が聳え立っている。
そのあまりの壮大さにしばらく開いた口が塞がらんかった。
そうして驚いていて、ふと気になったのが自分の身体だった。
現実と同じように動くのだ。
体を動かせば空気の動きを感じられ、目は遠くの山脈まで見ることができ、
耳は周りの音を細かく運んでくる。
それは従来のVRMMOでは考えられないことだった。
今まで色々なVRゲームをプレイしてきて、ここまで全ての五感が完璧に再現
されているものはなく、同時にそれが【ザ、ライフ】の素晴らしさを感じさせた。
そこまで考えてふと後ろを振り返ると、そこには今まで目に入っていなかった、
巨大な白亜の城が目に入ってきた。
そしてその城のあまりの美しさを見て俺は言葉を失った。
その城は高さ数十メートルを超え更に細かいところまで装飾を張り巡らされた、
完成されたものであった。
その壮大さは言葉で表すことのできないものであり、仮に表す言葉があったとして
も俺はそれを知らないので表すことはできない。
そんな城に白亜の城を見て更に心躍らせた俺は、更に街を歩いて回ることにした。
【ザ、ライフ】でしか味わえないであろうNPC同士の喧騒や、屋台の料理の
焼ける音や匂い、どれもこの世界だけのものであり同時に他のゲームでは
再現することのできない現実を思わせるものであった。
そうして俺は冒険そっちのけで気になる店や冒険者ギルドの場所などを
調べつつ歩いていると東の城門についた。
ここはβテストの時に唯一出ることができた門であり、東の街パルキスに
繋がる街道もある門である。
ここを出た草原では《ホーンラビット》などの初心者用のモンスターを狩る事ができる。
そのため別名、始まりの草原と言われここで狩に慣れてから旅に出るプレイヤーも
多いと言われている。
その理由の一つにパルキスがダンジョンによって栄えている街だからというのもあるだろう。
まあ、ダンジョンの説明は機会があればするとして、今は始まりの草原である。
俺は城門から外に出るための列に並び順番になるまで待って外に出ようとすると
【兵士】に呼び止められてしまった。
なんでも【来訪者】は外に出るためには冒険者ギルドで身分証を発行しなくては
いけないらしい。
いくら【来訪者】とはいえ身分がしっかりしていないものを【来訪者】だからと
通してしまうと自分も【来訪者】だと偽って通ろうとする者が増えてしまうからだそうだ。
そう言われるとなんとも言えないので、おとなしく言われた通りに冒険者ギルドへ
行くとする。
先ほど既に冒険者ギルドの位置は覚えているので特に迷う事なく冒険者ギルドへたどり着く。
そこには既にかなりの数のプレイヤーがいてそこそこの列を作っていた。
半分ほどのプレイヤーが既に登録を済ませているらしく終わった者同士で集まり話をしていた。
やはりパーティーを集めている者も何人かいたがパーティープレイをすることの
できない俺には関係のない話である。
その中でも過剰な人はパーティーを組んでもらうために色々とアピール芸
を披露している者もいた。
火を吹いたり剣の型をやったり人それぞれだったがギルド内でやっている者は
当然片っ端からギルド職員さん方に抑えられ個室に連れていかれていた。
というか常識的に考えて部屋の中で火を噴く奴がいるか。
そうこうしてると長かった列も少なくなり俺の番がきた。
そこでは名前と【職業】を教えて簡単な説明を聞いて登録をしてもらった。
説明はこんな感じだった。
冒険者ギルドの制度は銅、銀、金、白銀の4種類のランクに分かれていて、
銅が初心者、銀が一般、金が上級者、白銀がそれ以上という分け方をされており、
俺らプレイヤーも銅からのスタートとなる。
受けた依頼は期限までにこなす事ができないとペナルティーを受け、ペナルティーの
内容は依頼によって異なるという事。
プレイヤーは同士でパーティーを組むときはメニューでやれるがNPCとパーティー
を組むときはギルドの方で書類を提出すると組ませてもらえるらしい。
こんな感じの説明を聞き終えて草原に行こうとすると、魔法使いの様な見た目を
しているためか、何度かパーティーに誘われたがネクロマンサーだと伝えると、
全員愛想笑いをしながら離れて言った。
絡んでくるのはいなかったのでよかったがネクロマンサーの風評の酷さよ。
そんな事もありつつ城門に行き、今度はしっかりギルド証を見せて通してもらう事ができた。
【始まりの草原】
そして外に出てみると目に映ったのはそこは、広く草が風に揺れる緑の生い茂る草原…ではなく、
恐ろしい数のプレイヤーがモンスターを集団で襲っているところであった。
いや、スタート初日とはいえこれは酷いな。
モンスターがポップするはじからプレイヤーの波に飲まれて消えている。
ここまで酷いと逆にモンスターが可哀想になるレベル。
レベルでもあげられればいいかと思っていたけどこれでは絶対無理なので、
能力の検証でもしようかと思う。
【死霊術師】は不人気職のためあまり情報がないから
自分で集めるしかないのだ。
ちなみに【部隊長】も同じようにほとんど情報はない。
そんなわけで少し城壁に沿って歩きあまり目立たない場所で【能力】の検証をする。
まず始めに【死霊術師】の【能力】を使ってみた。
【死霊術師】の【能力】は【下位アンデット作成】をメインに、他にも
アンデットの能力を上げたりする【能力値上昇・不死者】などの魔法も使う事ができる。
さっそく【下位アンデット作成】を使うと頭の中にいくつか名前が表示される。
【動く死体】
【骸骨】
【姿亡き者】
【動物死体】…etc
ざっと十数体の名前が浮かんだので片っ端から呼んでみた。
ミケの言っていたとうりに召喚に必要なMPは少なかった。
が、ものすごくグロかった。
ホラー映画もびっくりのグロさである。
まず、ゾンビは体が既に腐り始めており、更に体からは内臓は溢れ出てきていて、
たまに人の声とは思えない声で唸っていた。
ちなみに試しに杖で殴ってみたが腐っていたせいか、身体が柔らかくなっていた
らしく、簡単に腐肉が弾け、飛んで行った。
他にもスケルトンやスカルビーストは全身が骨で構成されているが、
長い年月放置され風化しているような見た目で、これも杖一発で吹っ飛んだ。
ちなみにスケルトンは申し訳程度の棍棒を武器にしていた。
そしてこれを知ったのは偶然だがアンデットにはコアがあるらしく、
個体によって頭と胸のどちらかに分かれていた。
これが破壊されないと倒される事はないらしく頭を失っても動き続ける姿は
かなりホラー要素が強く感じられた。
ゴーストは唯一杖の攻撃で倒れる事はなく【能力】的にも物理ダメージは無効に
なっているらしい。
ただし全く攻撃力などはなくはっきり言って戦闘ではただの置物になるだろう。
他にも何体か呼んでみたが個人的には見た目や能力の面でスケルトンを使うのが
いいかと思っている。
【部隊長】の【能力】から見ても人型であるのはありがたい。
それを考えて今後はスケルトンを中心に必要な時に臨機応変に対応としていく。
では、そろそろいい時間なのでここらで落ちて、人が少なくなるだろう時間にまた
ログインして、【死霊術師】の戦闘力を確かめる事にしますかな。
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2、3日後と言ったな…あれは嘘だ!
と言うわけで次は本当に2、3日後になります。
早めにあげられるように努力はしますね!
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