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第2章
ぼくじょうの時間2
しおりを挟む「ま……負けた……」
「かっかっかっ!俺様に勝とうなんて300年は早いんだよ!かっかっかっー!」
「ぅうー!……もっとしゅぎょうしてやるー!!おぼえてろぉー」
負けてしまった!今日こそは勝つつもりでいたのに。次こそは負けないように修行しないといけない。負けた悔しさに走りだし、お家に向かった。
「スカイ!ジュースちょーだい!」
「はいはい。また、四葉に負けたのか?……ほらよ」
「あいがと!……ゴクゴクゴク、っぷはぁ!……けぷっ。……そーだけど、次は負けないの!しゅぎょうして勝つんだからね!おぼえてろぉー」
果物果汁100%のジュースを一気のみをし、負けたのか?との言葉についムキになってしまった。……わかってるよ、最後の言葉は雑魚キャラの捨て台詞だと言うことは。ただ、言ってみたいお年頃なんだよね。テヘッ
捨て台詞を吐きながら走り出そうとした時、後ろから聞こえてきた声に思わず飛び上がってしまった。
「ユズキ様?」
「ぴゃっ!」
低いそれはもう、ひっくぅぅい声で。
ギギギギと壊れたオモチャの様に振り返るとそこにいたのは……
「せ、セバス……」
「今の言葉は何処で覚えて来られたのですかな?」
「えとえと。……街でね?言っていた人がいたから……」
「……それは、その様な言葉が出てくる所に行かれたと?……私たちが一緒であればその様な場所には近付けさえしません。1人で出掛けられましたね……?」
ピッシャーーーーーン!!
「ひっ……」
あの後、雷が落ちまして。
しばらくゴロゴロと鳴り続けました。……こわい……
※※※※※※※※※※※※※※
今回は短めです。すみません。
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楽しい作品です。ほっこりします。ゆっくりの更新で良いので、是非最後まで続けてください。m(_ _)m
感想ありがとうございます。ゆっくりになると思いますが頑張って進めて行きますので、これからも宜しくお願いします(* ´ ▽ ` *)