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第三十九話『装備』
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開口一番
「さ!いくわよ!」
とニコが言う。
ハードな遠足が始まる!
部屋に向かいに来てくれた、ニコと一旦教室に向かった。
すこし準備をしてから、森に向うらしい。
教室でみんなと合流する。すでにリオンとヒカルは教室にいた。
「タカシくんに装備をあげよう!」
とヒカルが言った。
ガチャガチャと、いつもの道具箱が登場した。
今日は対モンスター戦なので、いつもの練習用の道具ではなく、本番用の武器を貸してくれるのだろう。
「全部の職業の装備をあげる」とヒカルは言う。
全部の職業とは最近訓練に参加させてくれた三人の職業のことだろう。
「なるほど、アサシンと剣士と投擲士の装備だね」
とヒカルに言った。
「そそそ」
と言いながら、いろいろ取り付けてくれるヒカル。
短剣。
投げナイフ。
持ちナイフ。
これらを、装備できる、ベルトのようなものを巻いてくれた。
「これで、だいたい全部の戦い方が出来るわね!」
とヒカルが言う。
「なるほど、オールラウンダーって感じか。接近戦の場合は持ちナイフ、少し距離があれば短剣。距離があれば投げナイフ。これを使い分けられるんだね!」
「そう!」
とヒカルがにっこり頷く。
「おおお、なんか探検家っぽい!!」
子どものように、喜ぶ僕の様子を見て。
「よかったわね!」
とニコが笑って言った。
「かっこいい・・・」
とリオンが言う。
「さすが違いのわかるリオンさん!」
と喜びを分かちあった。
そして、僕らは雑談しながら、モンスターが出るという森に入っていった。
森は街と隣接しているが、街の周りには、壁があって、ここを乗り越えてモンスターが来ることは少ない。
森の奥に行くと、いろんなモンスターが生息しているという。奥に行けば行くほど強いモンスターがいるらしい。
そういう説明を聞きながら、僕らは森の中を進んでいった。
すると、気配がする。
そして目を凝らすとそこにはモンスターがいた。
「早速、おいでなすった!」
そう、おなじみドロッとした、初心者用モンスター。
『スライムだ』
「あ!そっち言ったわよ!!」
とニコが言う。
スライムはニコが言うように真っ直ぐ僕の方に向かってきた。
そう、これが真の意味での最初の戦闘といえる。
レベル1の剣士としての戦い。
学校での修行の成果を見せる時がきた!
スライムは僕に狙いを定めて、飛びかかってきた。
「来たな!!」
と言いながらすでに、抜いていた短剣を振り、飛んできたスライムを弾き、スライムの初撃を耐えた。
「ニコの剣よりずっと遅いよね!」
と僕はスライムの攻撃をしっかりと短剣で弾いて笑った。
しっかりと修行の成果が出ているのだった。
「やるじゃない!タカシ!」
とニコが笑った。
そう、これはニコとの修行の成果だ。
毎日ニコの鋭い剣を受けていたのだ。
おかげで目がついてくるようになっていた。
すごい進歩だと思う。
「今度は僕から行くぞ!!」
と、僕は剣を構えて走りだした。
「さ!いくわよ!」
とニコが言う。
ハードな遠足が始まる!
部屋に向かいに来てくれた、ニコと一旦教室に向かった。
すこし準備をしてから、森に向うらしい。
教室でみんなと合流する。すでにリオンとヒカルは教室にいた。
「タカシくんに装備をあげよう!」
とヒカルが言った。
ガチャガチャと、いつもの道具箱が登場した。
今日は対モンスター戦なので、いつもの練習用の道具ではなく、本番用の武器を貸してくれるのだろう。
「全部の職業の装備をあげる」とヒカルは言う。
全部の職業とは最近訓練に参加させてくれた三人の職業のことだろう。
「なるほど、アサシンと剣士と投擲士の装備だね」
とヒカルに言った。
「そそそ」
と言いながら、いろいろ取り付けてくれるヒカル。
短剣。
投げナイフ。
持ちナイフ。
これらを、装備できる、ベルトのようなものを巻いてくれた。
「これで、だいたい全部の戦い方が出来るわね!」
とヒカルが言う。
「なるほど、オールラウンダーって感じか。接近戦の場合は持ちナイフ、少し距離があれば短剣。距離があれば投げナイフ。これを使い分けられるんだね!」
「そう!」
とヒカルがにっこり頷く。
「おおお、なんか探検家っぽい!!」
子どものように、喜ぶ僕の様子を見て。
「よかったわね!」
とニコが笑って言った。
「かっこいい・・・」
とリオンが言う。
「さすが違いのわかるリオンさん!」
と喜びを分かちあった。
そして、僕らは雑談しながら、モンスターが出るという森に入っていった。
森は街と隣接しているが、街の周りには、壁があって、ここを乗り越えてモンスターが来ることは少ない。
森の奥に行くと、いろんなモンスターが生息しているという。奥に行けば行くほど強いモンスターがいるらしい。
そういう説明を聞きながら、僕らは森の中を進んでいった。
すると、気配がする。
そして目を凝らすとそこにはモンスターがいた。
「早速、おいでなすった!」
そう、おなじみドロッとした、初心者用モンスター。
『スライムだ』
「あ!そっち言ったわよ!!」
とニコが言う。
スライムはニコが言うように真っ直ぐ僕の方に向かってきた。
そう、これが真の意味での最初の戦闘といえる。
レベル1の剣士としての戦い。
学校での修行の成果を見せる時がきた!
スライムは僕に狙いを定めて、飛びかかってきた。
「来たな!!」
と言いながらすでに、抜いていた短剣を振り、飛んできたスライムを弾き、スライムの初撃を耐えた。
「ニコの剣よりずっと遅いよね!」
と僕はスライムの攻撃をしっかりと短剣で弾いて笑った。
しっかりと修行の成果が出ているのだった。
「やるじゃない!タカシ!」
とニコが笑った。
そう、これはニコとの修行の成果だ。
毎日ニコの鋭い剣を受けていたのだ。
おかげで目がついてくるようになっていた。
すごい進歩だと思う。
「今度は僕から行くぞ!!」
と、僕は剣を構えて走りだした。
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