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第百九十三話『炎化武器 - ファイアライズ』
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「この『鬼神の籠手』に対して、ダメージを与えるには、少々弱い装備でしたな」
と『鬼王のアルバート』はサラの『電撃かかと落とし』を防いだ武器を『鬼神の籠手』と説明した。
そう、そしてサラの装備は『格闘家の靴』だった。
たしかに、四天王を倒すには心もとない装備だった。
「反撃開始させて頂きますよ!」
と『鬼王のアルバート』は笑った。
武器の力に差がある以上、単純に打ち合えばダメージを与えられない。
クリティカルを狙わなければ・・・。
と、そう考えていた時・・・。
『炎化武器 - ファイアライズ』
と、『鬼王のアルバート』は更にスキルを発動した。
「お嬢さん相手には、『鬼神の剣』よりもこちらの『鬼神の籠手』の方が良さそうだ!」
と『鬼王のアルバート』は笑った。
「あれはファイヤートロールのスキル!」
と僕が言う。
そう、今さっきまで戦っていた、『ファイヤートロール』のスキルだった。
その『ファイヤートロール』の炎化したハンマーの攻撃をさっきサラはギリギリのところで避けていた。
「ふふふ、確かにこれは、『ファイヤートロール』のスキル。これは私が、『ファイヤートロール』に授けたもの、彼の威力と比べられては困りますな!」
と、肘を引き、肉弾戦の構えの『鬼王のアルバート』。
ゴオォォォォォ、と拳に灼熱の炎を纏う。
そう、それはもはや手元が見えないレベルの灼熱の炎。
『雷迅 - ライトニング』
と、サラも『格闘家の籠手』の方のスキル『雷迅 - ライトニング』を発動させた。
「打ち合いをしようってことでしょ??」
と、サラが電撃を手にまとって笑う。
「これはこれで、格闘家っぽいから楽しいかも!」
と、サラは笑いながら電撃にまとわれた拳でパンチを放つ。
バチィィィィィィイ!
ゴオオォォォォ!
と、『鬼王のアルバート』は唸りを上げる炎の拳で、サラのパンチを受ける。
「ふふふ、その程度では私には届きませんな!」
と、軽々と防ぐ。
めげずに、バシッ!バシッバシッ!とサラは電撃をまとったパンチを『鬼王のアルバート』に放つ。
しかし、ことごとく防がれてしまう。
「うーん、炎で、動きが読みにくいーっっ!」
とサラが言う。
炎で手元が見難く、さらに炎化前に比べて、若干射程範囲も伸びている。相手の腕を避けて、ガードのない所に打ち込みたいサラは苦戦をしている。
「よし、わかった。それは僕達がなんとかしよう」
と僕が言った。
そして、奈緒子の方を見た。
それで、奈緒子は理解してくれたようだ。
「え?」
と、サラが言うと同時に、僕のスキルが発動させた。
キイイイィィィィィンと、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」に光が集まる。
「いくぞ!!『疾風』!!」
と僕は言いながら、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」につく遠隔斬撃Sスキルの『疾風』を放った。
と『鬼王のアルバート』はサラの『電撃かかと落とし』を防いだ武器を『鬼神の籠手』と説明した。
そう、そしてサラの装備は『格闘家の靴』だった。
たしかに、四天王を倒すには心もとない装備だった。
「反撃開始させて頂きますよ!」
と『鬼王のアルバート』は笑った。
武器の力に差がある以上、単純に打ち合えばダメージを与えられない。
クリティカルを狙わなければ・・・。
と、そう考えていた時・・・。
『炎化武器 - ファイアライズ』
と、『鬼王のアルバート』は更にスキルを発動した。
「お嬢さん相手には、『鬼神の剣』よりもこちらの『鬼神の籠手』の方が良さそうだ!」
と『鬼王のアルバート』は笑った。
「あれはファイヤートロールのスキル!」
と僕が言う。
そう、今さっきまで戦っていた、『ファイヤートロール』のスキルだった。
その『ファイヤートロール』の炎化したハンマーの攻撃をさっきサラはギリギリのところで避けていた。
「ふふふ、確かにこれは、『ファイヤートロール』のスキル。これは私が、『ファイヤートロール』に授けたもの、彼の威力と比べられては困りますな!」
と、肘を引き、肉弾戦の構えの『鬼王のアルバート』。
ゴオォォォォォ、と拳に灼熱の炎を纏う。
そう、それはもはや手元が見えないレベルの灼熱の炎。
『雷迅 - ライトニング』
と、サラも『格闘家の籠手』の方のスキル『雷迅 - ライトニング』を発動させた。
「打ち合いをしようってことでしょ??」
と、サラが電撃を手にまとって笑う。
「これはこれで、格闘家っぽいから楽しいかも!」
と、サラは笑いながら電撃にまとわれた拳でパンチを放つ。
バチィィィィィィイ!
ゴオオォォォォ!
と、『鬼王のアルバート』は唸りを上げる炎の拳で、サラのパンチを受ける。
「ふふふ、その程度では私には届きませんな!」
と、軽々と防ぐ。
めげずに、バシッ!バシッバシッ!とサラは電撃をまとったパンチを『鬼王のアルバート』に放つ。
しかし、ことごとく防がれてしまう。
「うーん、炎で、動きが読みにくいーっっ!」
とサラが言う。
炎で手元が見難く、さらに炎化前に比べて、若干射程範囲も伸びている。相手の腕を避けて、ガードのない所に打ち込みたいサラは苦戦をしている。
「よし、わかった。それは僕達がなんとかしよう」
と僕が言った。
そして、奈緒子の方を見た。
それで、奈緒子は理解してくれたようだ。
「え?」
と、サラが言うと同時に、僕のスキルが発動させた。
キイイイィィィィィンと、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」に光が集まる。
「いくぞ!!『疾風』!!」
と僕は言いながら、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」につく遠隔斬撃Sスキルの『疾風』を放った。
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