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Chapter01 茨の道を行け
Dream 022
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『World announce:第一のエリア障壁が解除されました! エンガルの転移門から次の街への転移が可能となります』
今や日課となっていたレリックフェアリー狩りに勤しんでいた俺の元に、突如として現れたアナウンス。
ワールドアナウンス。おそらくこのゲームに囚われた人々に等しく告げられる通知なのであろう。
つまり猫野郎の元にもその通知は告げられたというわけで、俺の元へととんできた。
「おいおいおい、ぶくぶの元にも来たか!?ワールドアナウンス!」
興奮気味に話す猫野郎に対し、俺はうんうんと頷く。
猫野郎もわかっているのだろう。この通知によって、半信半疑だった俺たち以外のプレイヤー……『人間としてのプレイヤー』の存在が確定となったことが。
にしても第一のエリア障壁か。
このことからわかるのは、この世界はいくつかのエリアによって分断されているということ。
それが今俺たちがいるバベルの塔とは別のものであるのは確実だろう。今俺たちがいるのは1層目らしいし。
おそらくバベルの塔は最終目標に近いものだ。推奨レベルが100の時点でゲームの最後の方に訪れる場所であることは明らか。
それを踏まえて1番可能性が高いのは……バベルの塔はエリア障壁とやらが全て取り払われた後に来れるようになる場所、だろうか?
ASTからのメール。俺たちはこのバベルの塔のエリアボスとなりえるということ。
もしかして俺たちは強くなってはいけない存在なのか?
俺が…俺たちが強くなってしまうことによりプレイヤーは俺たちを倒せなくなる可能性が高くなる。
もしバベルの塔を攻略することがこのゲームの最終目標なのであれば、俺たちは何をすればいいんだ?
特異点とやらを倒せばいいのか?
その過程で俺たちが普通にモンスターに倒されたらどうなる?
プレイヤーが倒すべき討伐対象……このエリアのボスは別に生成されるのか?
疑問が渦巻いては止まらない。
だが俺は他のプレイヤーに忖度して自ら死ぬなんて選択肢は絶対に取らない。
例えプレイヤーが俺を倒しに来たとしても俺は返り討ちにする。単純に俺はこのゲームを楽しみたいのだ。
メールにはモンスター種は死んだら生き返らないと書いていた。だから普通のプレイヤーはHPが0になっても復活するのだろう。
だから躊躇なく相対できる。
そのために俺は強くならなければならない。しかしレベル上げが途方もなさすぎる。ゲーム開始から実に2ヶ月程度の時間が経過した。
その間このエリアでできるレベル上げとして最低限のことはしてきたはずだ。
知っているスロウルーパーのリポップ地点を回って狩り続け、レリックフェアリーも狩りまくった。
それで上がったレベルはたったの14。2ヶ月で、14だ。
それにどんどんレベルアップに必要な経験値は増してきている。
このペースじゃ、3年やってもレベル100にならないだろう。せめてレベル60くらいになればスロウルーパー以外のモンスターもだいぶ楽に狩れるようになると思うのだが……そこまでが長すぎる。
「……くぶ……ぶくぶ!聞いてんのか!」
思考に耽る俺の耳に猫野郎の怒声が飛び込んでくる。
ああ、そういえばワールドアナウンスの話をしていた途中だったな。
とりあえず適当に頷いておく。
「これで他にプレイヤーがいるってことは確定だよな? それでそのプレイヤーたちがいずれ俺たちを倒しにこのエリアまでやってくる」
お、意外とちゃんと考察してるっぽいな。ほとんど俺と同じ考えだ。
「俺たちはこのエリアのエリアボスになる予定なんだよな? だったら二人いるのはおかしくないか? 二人ともボスとして倒されなければならない存在になるのか? それにHPが0になったら永遠に復活しないんだよな? それって俺たちがどっちも死んだらエリアボスが現れないってことになるのか? まだこのエリアに俺たち以外のモンスタープレイヤーがいるかもしれないってことか?」
早口で、興奮気味に話す猫野郎に少し関心する。
今までこのゲームについて何も考えてないと思っていたが、猫野郎もちゃんと考えているんだな。
ほとんど俺と同じことを考えている。だが後一歩、何かが足りない気がする。重要な何かが……
仮定を踏まえて頭の中を整理する。
レムを受けた3万人全員がこのATEDの世界に囚われているとして、『人間プレイヤー』と『モンスタープレイヤー』の2種類が存在する。
最初の職業選択で『ランダム』を選択した場合に、モンスタープレイヤーになる。
モンスタプレイヤーはHPが0になった時点で二度とリスポーンすることなく、現実世界で目を覚ますことも無い。
そしてモンスタープレイヤーは将来的に、人間プレイヤーからの討伐対象──『エリアボス』になる。
人間プレイヤーはボスに挑むときは複数パーティを纏めた四十人以上の軍団──『レイド』を組むはずだから、少なくともエリアボスになるということは、それら何十人ものプレイヤーよりも強いステータスを持っていなければそもそも成り立たない。
しかし実際は人間プレイヤーが実際に対峙するはずの雑魚Mobにすら殺されかけている。
つまり、将来的にステータスが跳ね上がるような措置がなければ、俺たちはエリアボスになることができない。
俺はその『ステータスが跳ね上がるような措置』は最終進化が終わったらだと思っている。
最終進化ができるようになるのがどれくらいのレベルかはわからないし、2ヶ月で15しかレベルが上がらないような経験値設定だから本当に途方もない……
「どうする? これまで通りレリックフェアリーとスロウルーパー狩りを続けるか? 安全マージンを取って行動してきたけど……もしかして俺たち、死んでも大丈夫なんじゃないか? ほら、死んだら復活しないとかってのは嘘でさ? ちょっと強めのモンスターにターゲットを変えようぜ?」
いや、その考えは浅はかだ。あのタイミングのメールでそんな嘘をつく可能性は限りなく0に近い。
しかも人間プレイヤーよりも早く強くならなければならない俺たちが強くなるのを抑制させるような情報。
ターゲットを変えるのももう少しレベルを上げてからの方がいいだろう。とりあえず今の目標は次の進化だ。
おそらく次はレベル50で進化する。そうすれば進化ボーナスでステータスもかなり上昇するだろうし、そこまでは我慢したいものだが……
「早速行こうぜー。俺の見立てではデッドディグトレントが1番効率いいと思うんだよなー」
そう言ってさっさと行ってしまった。
おいおい、俺が喋れないからって勝手に話進めんなよな。
まあ……今の俺たちのAGIならデッドディグトレントの攻撃も避けられない訳ではないだろうし、標的を変えても……いいか。マジでスロウルーパー狩りも飽きてきたところだからな。
そうと決まればデッドディグトレントがいる『水獄の深奥密林』へ行こう。
今や日課となっていたレリックフェアリー狩りに勤しんでいた俺の元に、突如として現れたアナウンス。
ワールドアナウンス。おそらくこのゲームに囚われた人々に等しく告げられる通知なのであろう。
つまり猫野郎の元にもその通知は告げられたというわけで、俺の元へととんできた。
「おいおいおい、ぶくぶの元にも来たか!?ワールドアナウンス!」
興奮気味に話す猫野郎に対し、俺はうんうんと頷く。
猫野郎もわかっているのだろう。この通知によって、半信半疑だった俺たち以外のプレイヤー……『人間としてのプレイヤー』の存在が確定となったことが。
にしても第一のエリア障壁か。
このことからわかるのは、この世界はいくつかのエリアによって分断されているということ。
それが今俺たちがいるバベルの塔とは別のものであるのは確実だろう。今俺たちがいるのは1層目らしいし。
おそらくバベルの塔は最終目標に近いものだ。推奨レベルが100の時点でゲームの最後の方に訪れる場所であることは明らか。
それを踏まえて1番可能性が高いのは……バベルの塔はエリア障壁とやらが全て取り払われた後に来れるようになる場所、だろうか?
ASTからのメール。俺たちはこのバベルの塔のエリアボスとなりえるということ。
もしかして俺たちは強くなってはいけない存在なのか?
俺が…俺たちが強くなってしまうことによりプレイヤーは俺たちを倒せなくなる可能性が高くなる。
もしバベルの塔を攻略することがこのゲームの最終目標なのであれば、俺たちは何をすればいいんだ?
特異点とやらを倒せばいいのか?
その過程で俺たちが普通にモンスターに倒されたらどうなる?
プレイヤーが倒すべき討伐対象……このエリアのボスは別に生成されるのか?
疑問が渦巻いては止まらない。
だが俺は他のプレイヤーに忖度して自ら死ぬなんて選択肢は絶対に取らない。
例えプレイヤーが俺を倒しに来たとしても俺は返り討ちにする。単純に俺はこのゲームを楽しみたいのだ。
メールにはモンスター種は死んだら生き返らないと書いていた。だから普通のプレイヤーはHPが0になっても復活するのだろう。
だから躊躇なく相対できる。
そのために俺は強くならなければならない。しかしレベル上げが途方もなさすぎる。ゲーム開始から実に2ヶ月程度の時間が経過した。
その間このエリアでできるレベル上げとして最低限のことはしてきたはずだ。
知っているスロウルーパーのリポップ地点を回って狩り続け、レリックフェアリーも狩りまくった。
それで上がったレベルはたったの14。2ヶ月で、14だ。
それにどんどんレベルアップに必要な経験値は増してきている。
このペースじゃ、3年やってもレベル100にならないだろう。せめてレベル60くらいになればスロウルーパー以外のモンスターもだいぶ楽に狩れるようになると思うのだが……そこまでが長すぎる。
「……くぶ……ぶくぶ!聞いてんのか!」
思考に耽る俺の耳に猫野郎の怒声が飛び込んでくる。
ああ、そういえばワールドアナウンスの話をしていた途中だったな。
とりあえず適当に頷いておく。
「これで他にプレイヤーがいるってことは確定だよな? それでそのプレイヤーたちがいずれ俺たちを倒しにこのエリアまでやってくる」
お、意外とちゃんと考察してるっぽいな。ほとんど俺と同じ考えだ。
「俺たちはこのエリアのエリアボスになる予定なんだよな? だったら二人いるのはおかしくないか? 二人ともボスとして倒されなければならない存在になるのか? それにHPが0になったら永遠に復活しないんだよな? それって俺たちがどっちも死んだらエリアボスが現れないってことになるのか? まだこのエリアに俺たち以外のモンスタープレイヤーがいるかもしれないってことか?」
早口で、興奮気味に話す猫野郎に少し関心する。
今までこのゲームについて何も考えてないと思っていたが、猫野郎もちゃんと考えているんだな。
ほとんど俺と同じことを考えている。だが後一歩、何かが足りない気がする。重要な何かが……
仮定を踏まえて頭の中を整理する。
レムを受けた3万人全員がこのATEDの世界に囚われているとして、『人間プレイヤー』と『モンスタープレイヤー』の2種類が存在する。
最初の職業選択で『ランダム』を選択した場合に、モンスタープレイヤーになる。
モンスタプレイヤーはHPが0になった時点で二度とリスポーンすることなく、現実世界で目を覚ますことも無い。
そしてモンスタープレイヤーは将来的に、人間プレイヤーからの討伐対象──『エリアボス』になる。
人間プレイヤーはボスに挑むときは複数パーティを纏めた四十人以上の軍団──『レイド』を組むはずだから、少なくともエリアボスになるということは、それら何十人ものプレイヤーよりも強いステータスを持っていなければそもそも成り立たない。
しかし実際は人間プレイヤーが実際に対峙するはずの雑魚Mobにすら殺されかけている。
つまり、将来的にステータスが跳ね上がるような措置がなければ、俺たちはエリアボスになることができない。
俺はその『ステータスが跳ね上がるような措置』は最終進化が終わったらだと思っている。
最終進化ができるようになるのがどれくらいのレベルかはわからないし、2ヶ月で15しかレベルが上がらないような経験値設定だから本当に途方もない……
「どうする? これまで通りレリックフェアリーとスロウルーパー狩りを続けるか? 安全マージンを取って行動してきたけど……もしかして俺たち、死んでも大丈夫なんじゃないか? ほら、死んだら復活しないとかってのは嘘でさ? ちょっと強めのモンスターにターゲットを変えようぜ?」
いや、その考えは浅はかだ。あのタイミングのメールでそんな嘘をつく可能性は限りなく0に近い。
しかも人間プレイヤーよりも早く強くならなければならない俺たちが強くなるのを抑制させるような情報。
ターゲットを変えるのももう少しレベルを上げてからの方がいいだろう。とりあえず今の目標は次の進化だ。
おそらく次はレベル50で進化する。そうすれば進化ボーナスでステータスもかなり上昇するだろうし、そこまでは我慢したいものだが……
「早速行こうぜー。俺の見立てではデッドディグトレントが1番効率いいと思うんだよなー」
そう言ってさっさと行ってしまった。
おいおい、俺が喋れないからって勝手に話進めんなよな。
まあ……今の俺たちのAGIならデッドディグトレントの攻撃も避けられない訳ではないだろうし、標的を変えても……いいか。マジでスロウルーパー狩りも飽きてきたところだからな。
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