滅・百合カップルになれないと脱出できない部屋に閉じ込められたお話

目覚めるとそこは、扉や窓のない完全な密室だった。顔も名前も知らない五人の女性たちは、当然ながら混乱状態に陥り──

あの悪夢は、いまだ終わらずに幾度となく繰り返され続けていた。

『この部屋からの脱出方法はただひとつ。キミたちが恋人同士になること』

疑念と裏切り、崩壊と破滅。
この部屋に神の救いなど存在しない。

そして、きょうもまた、狂乱の宴が始まろうとしていたのだが……

『さあ、隣人を愛すのだ』

生死を賭けた心理戦のなかで、真実の愛は育まれてカップルが誕生するのだろうか?


※この物語は、「百合カップルになれないと脱出できない部屋に閉じ込められたお話」の続編です。無断転載禁止。
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