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少年期
隣国の王と王女
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符を使って発動した魔法によって、少年の姿は塵と化した。
そのことについては、まあ最低限どうでもよかったのだが、それよりも問題があった。
(あああああ!!!???図書室の本が燃えてるぅ!?)
そう、床に崩れていた本の山が、炎の包まれて広がっているのだ。
別に、普通の場合だったら土下座→説教→土下座→弁償→土下座で済む。
あれ?以外とそれも辛い気がする。
まあ、とりあえず、そんなことはおいておくとして。
今回の場合は、かなりヤバイのが何故かは、至って簡単だ。
「リュウ君。これ、どうしたの?」
「え、あ、あの、えっと、その、燃え、ました」
「そうなの?なんでそうなったの?」
「あ、その~、うん、ちょっと、符を使ったら」
「そうなんだ~♪。じゃあ、ギルティ♪」
(図書司書さん、マジで怖い!!!!)
この図書室を管理している司書の女性は、かなり優しい性格をしている。
特に、本に関してはかなり柔らかい態度で接してくれるのだ。
ただ、その反動がちょっと失禁レベルで怖い。
普段、笑顔だったのが、かなり”殺る”前の笑みになるのだ。
確実に、三回は気絶するのがお決まりである。
これは、俺が以前にも本の山を崩してしまったことがあったから分かることだ。
しかし、今回は本を燃やしてしまった。
怒られるとか、そんな程度で済むのかすら怪しいから、俺の背筋は恐ろしいくらいに寒いのだ。
もう、悪寒とか言葉で表せ無いくらいに背中が凍える。
ギルティ宣言をされた俺は、逃げ出す余裕も無く確保された。
本当に、この人が何ものなのかが気になる瞬間である。
(あ~~~!!!!!)
何をしても無駄。
ただただ素直にその時間を過ごすしか道は残っていなかった。
◆◇◆◇◆◇◆
日が暮れる前の赤い空は、遥かに見る者を魅了する力を持ち、そして、その中央に位置する太陽からは、心地の良い感覚が感じられる。
此処、ルーロラン王国でも、その光景は変わらずに人を魅せるのだ。
しかし、黄昏ている時こそ邪魔が入るのを早く感じてしまう。
「シーラ様。国王陛下より、緊急の集合が掛かっております」
「・・・・・・・・・・そうね、分かりました。陛下にはすぐに向かうと伝えてください」
「はっ!!」
返事をした兵士は、すぐに王宮の中に戻って行った。
それを見届けたシーラは、振り返り、真っ赤に染まった空を見つめる。
その瞳に、何処か切ない感情が灯っていることに気付く者はいない。
「私も、まだまだ未知に慣れることは出来ませんね」
軽い自嘲気味にそう呟き、その輝かしく、美しい光景を後にした。
その後姿は、既に一国の王女としての姿であり、家臣の憧れるシーラそのものだ。
しかし、その背中が寂しそうに感じるのは、太陽だけなのだろうか。
王宮の奥にある、会議に使われる一室に、シーラは来ていた。
円卓として造られたその部屋には、既に最上位の重鎮が集まっていた。
一礼をしてからその椅子に座ったシーラは、その視線を円卓に集まった者達に向けた。
国王であり、父でもある<レイティアウス>
王都の貴族街を管轄する公爵家当主、”牙の魔道師”という二つ名を持つ<ルルワーズ>
そして、王都から最も近い街を管轄する名誉貴族、”磁氷”の二つ名を持つ<ニッチェ>
この三人が、この場に集まっている者達だった。
もちろん、政治の重鎮なら多く存在するが、今現在、至急に集まれて、尚且つことの重大さを理解出来る者がこれだけ、というレイティアウス(以後、レイ国王)の考えだ。
「それで、陛下。今回は何故集合を?」
ルルワーズ公爵がそう問うと、レイ国王は真面目な顔で答えた。
その瞳からは、考えも感情も見抜けない、無情だけが窺える。
「レビテント王国に放った密偵の内、”支配者”が死んだ」
「「!?」」
反応したのは、ルルワーズ公爵とニッチェだけだった。
シーラは、その言葉を受けても何も変わらず、平然とした顔をしている。
それは、遺伝だとも言えるし、生きる術だとも言える。
その詳細は今は省くが、それでも、シーラにとっては既に完結した事実だ。
シーラには、未知による反応が出来ない体質がある。
「・・・・・・・・・それは、”何処”に殺られたのですか?」
「不明だ」
「何も、ですか?」
「ああ」
断言したレイ国王に、ルルワーズ公爵は顔を顰めた。
「その根拠は何でしょうか」
「最後の記録が、王立学園の図書室だそうだ。そして、記録には魔法を破壊され、加速的な速度もあり、封印の解除もしいていた、とある。しかし、他の密偵からの報告では、その時に図書室には一人しか出入りしていないのだ」
つまり、正体不明の何かと遭遇した、またはその出入りしていた人物が何かしらの手段を得ている、ということだ。
そこで、シーラには思い当たることがあり、口を開いた。
「陛下。それでしたら、私に心当たりがあります」
「真か?」
「ええ。ですから、その情報と引き換えに、私もその学園に入学させて下さらないでしょうか」
「・・・・・・・・・・・・・良いだろう。だが、その情報の内容にもよる」
そう答えたレイ国王だが、その顔は既に決心しているものだ。
シーラが、何の根拠もなしにそんな事を言う訳が無いことを承知しているからだ。
なによりも、シーラの初めての交渉でもある。
親として、それに感動しないほど落ちぶれてはいないのだ。
しかし、齎された情報は、遥かに次元が違った。
「以前、緑龍を討伐した少年の話をしましたね?あの少年は、複数の魔法を使えます」
「・・・・・・・・・・・・・え?」
珍しく、素で驚くレイ国王。
しかし、周囲にいるルルワーズ公爵とニッチェは、話に付いていけてないようだった。
次第に再起動したレイ国王だが、その顔は未だに驚愕のままだ。
「その、根拠は何だ?」
「以前、盗賊団を壊滅させた少年が、既に二種類の魔法を使用していました」
そこへ追い討ちを掛けるように放たれたシーラからの情報。
その驚愕すべき情報には、流石の国王と言えども頭痛を覚えた。
「・・・・・・・・・・そういう事は、もっと早く言うのだ」
溜まるストレスによって幼児退行したレイ国王。
そんな国王の周囲にいる二人は、既に半分気絶しているようだった。
なにしろ、この王国は裏でレビテント王国への戦準備を行っていたのだから。
「今、少年が使えると考えられる適正は幾つだと思う?」
「一五は超えると思います」
「あああああ!!?」
混沌とした会議の行く末は、未だ不明だった。
しかし、一つだけ確定したことがある。
_シーラの、王立学園編入の未来は、そう遠くないものだ。
久しぶりに、私も語り部の仕事をしましょうか。
戦乱の世が近付きつつあるこのストーリー。
この時代の中で、リュウは何を手に入れ、何を”失う”のでしょうか?
ちなみに、このシーラという少女。
彼女が最も重要になるのはこれからです。
さあ、貴方も物語に引き込まれてみてはどうですか?
異常と歴史が反芻する世界で、どうやって生きていくのか。
私ですか?
私は、いずれ貴方にも分かることでしょう。ええ、”いずれ”ですよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~後書き~
ちなみにシーラ。彼女が本編に出ることはありません。
学園に編入は果たしたのですが、奇しくもリュウと会うことはほとんど無かったからです。
ただ、90~110話の何処かで登場すると思います。
そのことについては、まあ最低限どうでもよかったのだが、それよりも問題があった。
(あああああ!!!???図書室の本が燃えてるぅ!?)
そう、床に崩れていた本の山が、炎の包まれて広がっているのだ。
別に、普通の場合だったら土下座→説教→土下座→弁償→土下座で済む。
あれ?以外とそれも辛い気がする。
まあ、とりあえず、そんなことはおいておくとして。
今回の場合は、かなりヤバイのが何故かは、至って簡単だ。
「リュウ君。これ、どうしたの?」
「え、あ、あの、えっと、その、燃え、ました」
「そうなの?なんでそうなったの?」
「あ、その~、うん、ちょっと、符を使ったら」
「そうなんだ~♪。じゃあ、ギルティ♪」
(図書司書さん、マジで怖い!!!!)
この図書室を管理している司書の女性は、かなり優しい性格をしている。
特に、本に関してはかなり柔らかい態度で接してくれるのだ。
ただ、その反動がちょっと失禁レベルで怖い。
普段、笑顔だったのが、かなり”殺る”前の笑みになるのだ。
確実に、三回は気絶するのがお決まりである。
これは、俺が以前にも本の山を崩してしまったことがあったから分かることだ。
しかし、今回は本を燃やしてしまった。
怒られるとか、そんな程度で済むのかすら怪しいから、俺の背筋は恐ろしいくらいに寒いのだ。
もう、悪寒とか言葉で表せ無いくらいに背中が凍える。
ギルティ宣言をされた俺は、逃げ出す余裕も無く確保された。
本当に、この人が何ものなのかが気になる瞬間である。
(あ~~~!!!!!)
何をしても無駄。
ただただ素直にその時間を過ごすしか道は残っていなかった。
◆◇◆◇◆◇◆
日が暮れる前の赤い空は、遥かに見る者を魅了する力を持ち、そして、その中央に位置する太陽からは、心地の良い感覚が感じられる。
此処、ルーロラン王国でも、その光景は変わらずに人を魅せるのだ。
しかし、黄昏ている時こそ邪魔が入るのを早く感じてしまう。
「シーラ様。国王陛下より、緊急の集合が掛かっております」
「・・・・・・・・・・そうね、分かりました。陛下にはすぐに向かうと伝えてください」
「はっ!!」
返事をした兵士は、すぐに王宮の中に戻って行った。
それを見届けたシーラは、振り返り、真っ赤に染まった空を見つめる。
その瞳に、何処か切ない感情が灯っていることに気付く者はいない。
「私も、まだまだ未知に慣れることは出来ませんね」
軽い自嘲気味にそう呟き、その輝かしく、美しい光景を後にした。
その後姿は、既に一国の王女としての姿であり、家臣の憧れるシーラそのものだ。
しかし、その背中が寂しそうに感じるのは、太陽だけなのだろうか。
王宮の奥にある、会議に使われる一室に、シーラは来ていた。
円卓として造られたその部屋には、既に最上位の重鎮が集まっていた。
一礼をしてからその椅子に座ったシーラは、その視線を円卓に集まった者達に向けた。
国王であり、父でもある<レイティアウス>
王都の貴族街を管轄する公爵家当主、”牙の魔道師”という二つ名を持つ<ルルワーズ>
そして、王都から最も近い街を管轄する名誉貴族、”磁氷”の二つ名を持つ<ニッチェ>
この三人が、この場に集まっている者達だった。
もちろん、政治の重鎮なら多く存在するが、今現在、至急に集まれて、尚且つことの重大さを理解出来る者がこれだけ、というレイティアウス(以後、レイ国王)の考えだ。
「それで、陛下。今回は何故集合を?」
ルルワーズ公爵がそう問うと、レイ国王は真面目な顔で答えた。
その瞳からは、考えも感情も見抜けない、無情だけが窺える。
「レビテント王国に放った密偵の内、”支配者”が死んだ」
「「!?」」
反応したのは、ルルワーズ公爵とニッチェだけだった。
シーラは、その言葉を受けても何も変わらず、平然とした顔をしている。
それは、遺伝だとも言えるし、生きる術だとも言える。
その詳細は今は省くが、それでも、シーラにとっては既に完結した事実だ。
シーラには、未知による反応が出来ない体質がある。
「・・・・・・・・・それは、”何処”に殺られたのですか?」
「不明だ」
「何も、ですか?」
「ああ」
断言したレイ国王に、ルルワーズ公爵は顔を顰めた。
「その根拠は何でしょうか」
「最後の記録が、王立学園の図書室だそうだ。そして、記録には魔法を破壊され、加速的な速度もあり、封印の解除もしいていた、とある。しかし、他の密偵からの報告では、その時に図書室には一人しか出入りしていないのだ」
つまり、正体不明の何かと遭遇した、またはその出入りしていた人物が何かしらの手段を得ている、ということだ。
そこで、シーラには思い当たることがあり、口を開いた。
「陛下。それでしたら、私に心当たりがあります」
「真か?」
「ええ。ですから、その情報と引き換えに、私もその学園に入学させて下さらないでしょうか」
「・・・・・・・・・・・・・良いだろう。だが、その情報の内容にもよる」
そう答えたレイ国王だが、その顔は既に決心しているものだ。
シーラが、何の根拠もなしにそんな事を言う訳が無いことを承知しているからだ。
なによりも、シーラの初めての交渉でもある。
親として、それに感動しないほど落ちぶれてはいないのだ。
しかし、齎された情報は、遥かに次元が違った。
「以前、緑龍を討伐した少年の話をしましたね?あの少年は、複数の魔法を使えます」
「・・・・・・・・・・・・・え?」
珍しく、素で驚くレイ国王。
しかし、周囲にいるルルワーズ公爵とニッチェは、話に付いていけてないようだった。
次第に再起動したレイ国王だが、その顔は未だに驚愕のままだ。
「その、根拠は何だ?」
「以前、盗賊団を壊滅させた少年が、既に二種類の魔法を使用していました」
そこへ追い討ちを掛けるように放たれたシーラからの情報。
その驚愕すべき情報には、流石の国王と言えども頭痛を覚えた。
「・・・・・・・・・・そういう事は、もっと早く言うのだ」
溜まるストレスによって幼児退行したレイ国王。
そんな国王の周囲にいる二人は、既に半分気絶しているようだった。
なにしろ、この王国は裏でレビテント王国への戦準備を行っていたのだから。
「今、少年が使えると考えられる適正は幾つだと思う?」
「一五は超えると思います」
「あああああ!!?」
混沌とした会議の行く末は、未だ不明だった。
しかし、一つだけ確定したことがある。
_シーラの、王立学園編入の未来は、そう遠くないものだ。
久しぶりに、私も語り部の仕事をしましょうか。
戦乱の世が近付きつつあるこのストーリー。
この時代の中で、リュウは何を手に入れ、何を”失う”のでしょうか?
ちなみに、このシーラという少女。
彼女が最も重要になるのはこれからです。
さあ、貴方も物語に引き込まれてみてはどうですか?
異常と歴史が反芻する世界で、どうやって生きていくのか。
私ですか?
私は、いずれ貴方にも分かることでしょう。ええ、”いずれ”ですよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~後書き~
ちなみにシーラ。彼女が本編に出ることはありません。
学園に編入は果たしたのですが、奇しくもリュウと会うことはほとんど無かったからです。
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