吟遊詩人は好敵手

にわ冬莉

文字の大きさ
上 下
9 / 10

第9話

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

転生王子はセーブポイントを知っている ~俺だけ見える秘密のスポットで何回死んでもやり直せる~

天宮暁
ファンタジー
謎の敵兵による奇襲によって、人間の小国トラキリアは、その日滅亡の危機に瀕していた。 トラキリアの第三王子であるユリウスは、決死の覚悟の臣下たちに送り出され、城からの脱出を図ったが、背後からは敵の追っ手が迫ってくる。 絶体絶命の窮地に陥ったユリウス。 だが、そのときユリウスは、行く手に奇妙な「モノ」があることに気がついた。 明るい緑の光で描かれた魔法陣と、その上に浮かぶ光の玉。 淡くあたたかな光を放つそれは、この世界の住人が知るはずのないものだった。 「セーブ……ポイント」 知らないはずの言葉が口から滑り出すのと同時に、ユリウスの脳裏に異世界の知識が溢れ出す。 それは、この世界にそっくりなVRRPG「Carnage(カルネージ)」の攻略情報だった。 ゲームの知識を得たユリウスは、セーブポイントのとんでもない可能性に気がついた。 「この力があれば――何度死んでもやり直せるじゃないか!」 ユリウスは、セーブポイントの力を最大限に活用し、大事な人たちを必ず救い出すと決意する。 かくして、運命に翻弄されるはずだった小国の王子は、誰もが幸せになれる結末を目指して、セーブ&ロードをくり返す。 彼の行動はやがて、世界の命運すらも変えていく――

お疲れエルフの家出からはじまる癒されライフ

アキナヌカ
ファンタジー
僕はクアリタ・グランフォレという250歳ほどの若いエルフだ、僕の養い子であるハーフエルフのソアンが150歳になって成人したら、彼女は突然私と一緒に家出しようと言ってきた!!さぁ、これはお疲れエルフの家出からはじまる癒されライフ??かもしれない。 村で仕事に埋もれて疲れ切ったエルフが、養い子のハーフエルフの誘いにのって思い切って家出するお話です。家出をする彼の前には一体、何が待ち受けているのでしょうか。 いろいろと疲れた貴方に、いっぱい休んで癒されることは、決して悪いことではないはずなのです この作品はカクヨム、小説家になろう、pixiv、エブリスタにも投稿しています。 不定期投稿ですが、なるべく毎日投稿を目指しています。

僕の兄上マジチート ~いや、お前のが凄いよ~

SHIN
ファンタジー
それは、ある少年の物語。 ある日、前世の記憶を取り戻した少年が大切な人と再会したり周りのチートぷりに感嘆したりするけど、実は少年の方が凄かった話し。 『僕の兄上はチート過ぎて人なのに魔王です。』 『そういうお前は、愛され過ぎてチートだよな。』 そんな感じ。 『悪役令嬢はもらい受けます』の彼らが織り成すファンタジー作品です。良かったら見ていってね。 隔週日曜日に更新予定。

ゲームの世界に堕とされた開発者 ~異世界化した自作ゲームに閉じ込められたので、攻略してデバックルームを目指す~

白井よもぎ
ファンタジー
 河井信也は会社帰りに、かつての親友である茂と再会する。  何年か振りの再会に、二人が思い出話に花を咲かせていると、茂は自分が神であると言い出してきた。  怪しい宗教はハマったのかと信也は警戒するが、茂は神であることを証明するように、自分が支配する異世界へと導いた。  そこは高校時代に二人で共同制作していた自作ゲームをそのまま異世界化させた世界だという。  驚くのも束の間、茂は有無を言わさず、その世界に信也を置いて去ってしまう。  そこで信也は、高校時代に喧嘩別れしたことを恨まれていたと知る。  異世界に置いてけぼりとなり、途方に暮れる信也だが、デバックルームの存在を思い出し、脱出の手立てを思いつく。  しかしデバックルームの場所は、最難関ダンジョン最奥の隠し部屋。  信也は異世界から脱出すべく、冒険者としてダンジョンの攻略を目指す。

ウィルビウス〜元勇者パーティに拾われて裏ボス兼勇者に至った私と、元凶である悪役令嬢の元彼女を含めた絶対破壊の交響曲!?

奈歩梨
ファンタジー
 両親を看取り恋人にも半ば裏切られる形で婚約破棄され、親しい友人も殆ど居ない元陸自の30代男性、金剛(こんごう) 悠希(ゆうき)はある親子を庇いトラックに轢かれ死亡した。  然し、その親子は本来その日に死ぬべき運命であり、悠希はそれを捻じ曲げた為に科学の代わりに魔法が発展した異世界に転生するも、先に異世界でも大貴族の令嬢として転生していたらしい元恋人の有栖川(ありすがわ) 桃(もも)と彼女が何故か敵視する女神との諍いに巻き込まれる形で第二の生まれ故郷を焼き滅ぼされ、更に唯一の肉親となった姉のレナとも生き別れに。  その後、謎の存在により異世界・ウィルビウスでの育ての親であり嘗て大魔王よりも厄介な存在である最強であり最凶の竜神を討ち滅ぼした剣王レオニダス、賢王ソフィア、鍛治職人テラ、元王国隠密部隊補佐長リリス達と姉代わりとなるテラとリリスの娘、エリスと出逢い、元勇者パーティの指導を受け逞し過ぎる程に成長して…!? ※ 小説家になろう カクヨムでも掲載中です。

シャルナーク戦記~勇者は政治家になりました~

葵刹那
ファンタジー
かつては覇王フェンリルのもと、オスタリア大陸最強を誇っていたシャルナーク王国。 いつしか衰退し、現在は小国と呼ばれるまでに落ちぶれてしまった。 経理部でごく普通のサラリーマンをしていた石田勇作は、なぜかチート能力持ちの勇者に転生する。 「我がシャルナークを強国にしてほしいのだ」 国王に乞われ内務長官に就任するも・・・隣国は約3倍の国力を持つサミュエル連邦。 仲間たちと共に、ある時は政治家として政策を立案し、またある時は智将として戦場を駆け巡る。 愛する妻ナルディアと共に権謀術数が渦巻く戦乱の世をどう生き抜くのか。目指せ大陸統一!! 後に「紅鉄宰相」と呼ばれるジーク(石田勇作)の異世界英雄譚がここに始まる。 ※4月14日にHOTランキング入りさせて頂きました。ありがとうございます。  少しでもこの作品でお楽しみいただけたら嬉しいです! ※タイトルを変更しました(旧:勇者は政治家になりました)。

死者と竜の交わる時

逸れの二時
ファンタジー
黒い外套を纏う青年には稀代の才能がある。彼が望めば炎が生まれ、風はざわめき、雷さえその手にみなぎる。魔法の力は視覚の強化もすれば、物質を軟化させて鉄をも簡単に砕くのだ。死霊となることで魔法の才能が花開いたこの彼と同様に、鬼才を持つ戦士が一人、この大陸に現れる。大柄な体を持つ竜族の戦士は、魔物を前にして感情が高ぶれば、戦闘狂となって自身の戦闘能力を数段跳ね上げる。血を浴びて赤く輝く彼の瞳を見たものは、何人たりとも生き残ることなどできはしないのだ。そんな”異質”な死者と竜の歩む道が、とある少女の危機によって交わる時、大いなる歴史の歯車が動き出す。《補足》この作品は冒険者となった彼らがいかにして英雄と呼ばれるまでに至るかを描いた長編異世界ファンタジーです。大まかに、一つの依頼ごとに話が続いていくような形になっております。三人称で描かれた彼らの活躍を温かく見守っていただければ幸いでございます。*小説家になろう、ノベルアップ+ にも投稿しております。

おっさんの神器はハズレではない

兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。

処理中です...