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宮国
30(14)愛
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ー秋花家ジェット50号 中ー
「...。」
《千也が今家にいるの!!桜ちゃんも来れたら来て!!そしたら私からキスをあげるから!!!うふふふふむふふふふふふふふふふ》
後半からはいらないが、千也お兄様がいる...。
「...。お兄様...。」
「お嬢様。まもなく着きます。」
「うん。わかったわ」
ー秋花家 庭 ー
「優里お姉様!!」
「桜ちゃん!!会いたかったァー!んー可愛い!ちゅーー」
「千也お兄様は?」
「えーあいつ?こっちよ。」
ー秋花家 会議室ー
「久しぶりに入ったかも...。」
「桜...。」
「瞳弥お兄様。」
「今千也に話を聞いていたんだ。そしたら...。」
「...?」
「秋花の会社を潰そうとしていたらしい。」
「え!?」
「まぁ、この件で秋花にはなんの傷もついていない。」
「う、うん。」
「.........千也の方、行くか?」
「うん」
ー宮国 西森 秋花家牢獄ー
秋花家の屋敷からずっと離れて宮国の端っこの隣の国に繋がる森との境目の森にある牢獄がある。そこには秋花家に歯向かった人などを入れる。ここは国が作っていて、私達秋花家が作った理由じゃない。
「ここに?千也お兄様が......。」
中は入った事無かった。外見は綺麗な別荘だが、中は蜘蛛の巣や、暗い感じでとてもお世辞でも綺麗とは言えない。
「ここでは千也お兄様じゃない。10番と言った方がいい。」
「10番......。」
「ここだ。桜?」
「瞳弥お兄様。千也お兄様がここに?」
「この部屋だ。」
「桜か?」
「お兄様。秋花を潰そうとしてたって...」
「そうだ。俺だってできるって言いたかった...。なのに...。」
「...」
「お前はやり方を間違えただけだ。」
「!!」
「会社で越す?違うだろ。愛で勝て。今まで桜の事を馬鹿だとがクズだとか思ってただろ。だから負けたんだ。家族を愛さないで恋人を愛す?それだからだ。明日からここを出ろ。それで俺たちを愛しろ。」
「...!はい。」
ー次の日 秋花家ー
「桜、おはよう。」
「えぇ!?うん。」
千也お兄様がおはようなんて初めて言われた...。
そういう時は...
「おはよう 」
そう。これから私はもっと愛され、幸せに生きるんだから。
第2章宮国 終わり
第3章 根原家 予告
「お姉ちゃん!!!なんで?なんで!!!!!」
その日私はあの子を恨んだ。
どうして?私だけ?
そんなの不平等じゃん!!!
ー15年後ー
「今日からここがあなたのお家よ。」
これで、私もあの子みたいになれる!!!!
少女があの子を恨みあの子が苦しむ事をずっと祈っている。
難病をかかえる少女と養子を受け入れてくれた家族の家族の物語────。
「人生を、無駄にしちゃダメだよ!!!!!!!!馬鹿!!」
──────────────────────────────
次回からあっちゃんの家族の話です。
あっちゃんの過去、あっちゃんの本性。
実はあっちゃんはただの桜ちゃんの友達じゃないんですw
第2章ではあっちゃん以外の2人でしたが、宮国編のクライマックスは実はあっちゃんです。あっちゃんの事を忘れている人は最初らへんにでてきます。
第3章で全てがわかると思います。次回からもよろしくお願いします。
「...。」
《千也が今家にいるの!!桜ちゃんも来れたら来て!!そしたら私からキスをあげるから!!!うふふふふむふふふふふふふふふふ》
後半からはいらないが、千也お兄様がいる...。
「...。お兄様...。」
「お嬢様。まもなく着きます。」
「うん。わかったわ」
ー秋花家 庭 ー
「優里お姉様!!」
「桜ちゃん!!会いたかったァー!んー可愛い!ちゅーー」
「千也お兄様は?」
「えーあいつ?こっちよ。」
ー秋花家 会議室ー
「久しぶりに入ったかも...。」
「桜...。」
「瞳弥お兄様。」
「今千也に話を聞いていたんだ。そしたら...。」
「...?」
「秋花の会社を潰そうとしていたらしい。」
「え!?」
「まぁ、この件で秋花にはなんの傷もついていない。」
「う、うん。」
「.........千也の方、行くか?」
「うん」
ー宮国 西森 秋花家牢獄ー
秋花家の屋敷からずっと離れて宮国の端っこの隣の国に繋がる森との境目の森にある牢獄がある。そこには秋花家に歯向かった人などを入れる。ここは国が作っていて、私達秋花家が作った理由じゃない。
「ここに?千也お兄様が......。」
中は入った事無かった。外見は綺麗な別荘だが、中は蜘蛛の巣や、暗い感じでとてもお世辞でも綺麗とは言えない。
「ここでは千也お兄様じゃない。10番と言った方がいい。」
「10番......。」
「ここだ。桜?」
「瞳弥お兄様。千也お兄様がここに?」
「この部屋だ。」
「桜か?」
「お兄様。秋花を潰そうとしてたって...」
「そうだ。俺だってできるって言いたかった...。なのに...。」
「...」
「お前はやり方を間違えただけだ。」
「!!」
「会社で越す?違うだろ。愛で勝て。今まで桜の事を馬鹿だとがクズだとか思ってただろ。だから負けたんだ。家族を愛さないで恋人を愛す?それだからだ。明日からここを出ろ。それで俺たちを愛しろ。」
「...!はい。」
ー次の日 秋花家ー
「桜、おはよう。」
「えぇ!?うん。」
千也お兄様がおはようなんて初めて言われた...。
そういう時は...
「おはよう 」
そう。これから私はもっと愛され、幸せに生きるんだから。
第2章宮国 終わり
第3章 根原家 予告
「お姉ちゃん!!!なんで?なんで!!!!!」
その日私はあの子を恨んだ。
どうして?私だけ?
そんなの不平等じゃん!!!
ー15年後ー
「今日からここがあなたのお家よ。」
これで、私もあの子みたいになれる!!!!
少女があの子を恨みあの子が苦しむ事をずっと祈っている。
難病をかかえる少女と養子を受け入れてくれた家族の家族の物語────。
「人生を、無駄にしちゃダメだよ!!!!!!!!馬鹿!!」
──────────────────────────────
次回からあっちゃんの家族の話です。
あっちゃんの過去、あっちゃんの本性。
実はあっちゃんはただの桜ちゃんの友達じゃないんですw
第2章ではあっちゃん以外の2人でしたが、宮国編のクライマックスは実はあっちゃんです。あっちゃんの事を忘れている人は最初らへんにでてきます。
第3章で全てがわかると思います。次回からもよろしくお願いします。
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