生死の実感

Gyumki

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エヴィデンス 淫魔戦闘部隊

仕掛〜淫魔サイド〜

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 キリスのアジトにて、4人をエヴィデンスに返した後、ミスティは疑問に思った。
(返して良かったの?せっかくの魔力源なのに。まあ、私たちとしてはキリスを倒しやすくなっていいけど)
「不思議そうな顔だな、ミスティ。」
「い、いえ…」
「案ずるな。全員、隷属させる。」
 そう言ってキリスが手に持ったのは、ミスティらの国で、淫魔の標準装備である遠隔操作のオナホ。

「そろそろか。」
 しばらくして、キリスはそのオナホを触り始めた。
「これはあの聡乃という隊員とリンクさせている。今ごろ、エヴィデンス本部に戻ってエネルギー体を解除し、検査を受け始めているだろう。隷属していないか確認するため、絶頂させる。お、イッたか。」
 キリスはオナホに指を入れたまま、淫術をかける。
「一度イッた身体は、もう我慢が効かないだろうから、あとは刺激し続けるだけだ。」
 今度は、キリスは肉棒を出してオナホに挿入する。
「淫術で膣内は勝手に動き、俺のチンポを刺激する。射精することで膣内の感度があがり、またイキやすくなる。遠隔でこれらができるんだから素晴らしいな。」

 キリスは、ひと通りオナホの中に射精した後に、淫術師を呼び、オナホを渡していた。
 淫術師は、オナホを弄ってイかせ、術をかけることを繰り返す。

 キリスが動きを見せたのは2日後だった。
「そろそろか。お、合図アリだ。」
 そう言うとキリスの側仕えが、ミスティらの国が開発した魔物、デュヴァルを転送魔法陣で送信した。
「どこに送るの?」
「聡乃を襲うように設定した。恐らく、帰還した彼女らは隷属の確認をされた後、しばらく隔離されるだろう。そして遠隔でイカされた聡乃は、エネルギー体に変身してそれ以上の絶頂を避けようとする。
 エネルギー体に、このオナホが作用するかは分からないが、作用しなければ狙われている聡乃はそれ以上の絶頂をさせないよう、厳重に隔離される。作用すれば無限の快楽に襲われる。
 もし、作用しなければ、エネルギー体で絶頂を禁止されるため、性欲は高まり続けるだろう。逃亡できる隙があれば、隔離を抜け出し、1回イクだけと隠れて絶頂するはず。そこをデュヴァルに襲わせる。」
「そんな都合よく…」
 キリスは端末の画面を見せてきた。そこには、エヴィデンスのロゴマークの着いた制服を着た、凛とした端正な顔立ちの女性が出ていた。
 キリスが画像をスライドさせると、先程の女性がだらしない顔をして男に跨った写真になった。腹部には淫紋、手にはピースサインが見える。
「街で見かけた女性を堕としたら、エヴィデンスの構成員でな。これが、従順なんだ。」
「…そこまで手を…。そうか、彼女にはマーキングがあるから、魔物の転送先を彼女にできる…。エヴィデンスに転送できる訳か…」
「これであとは、隷属を待つだけだ。」
(このままだとエヴィデンスも堕ちる…。キリスを倒す手立てもなくなる…)
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