生死の実感

エヴィデンス 淫魔戦闘部隊

生身

　生身になった私は、すぐに裸に剥かれた。
「へえ、福山　友里ちゃん♡♡生身も可愛いじゃない♡」
　焦らされていた私の身体は、ミスティにクリトリスを摘まれただけでイッてしまった。
「だめよ♡淫魔の前でイッたら。」
「あんんっ！」
　ミスティは私の膣内に淫術をかける。
「これは、淫魔みんなが使える基礎魔術。
膣内がいつまでも指で触られてるようでしょ？」
「あっ！あっ！ダメっ…んんっ！！」
　イクと、淫術をかけやすくなることは知っていた。エヴィデンスで絶対我慢の練習も積んだ。
　しかし、エネルギー体の時の焦らし、正体がバレた焦り、エネルギー体を解かれた不安で我慢どころではなかった。
　感じるのが止まらない。必死で声を我慢していると、ミスティが口付けをして媚薬効果のある唾液を絡めてくる。
「ぷぅあっ！くぅ！あっ！♡」
　どんどん快感が襲ってきて、何度もイカされた。潮吹きまでした。拘束された上、エネルギー体まで解かれ、隷属した人間に囲まれていたら為す術ない。
「んっ！もう…やめて…んんっ！ふぁっ！！」
　後ろから膣内に肉棒が入る。男子生徒に代わる代わる犯され、胸はミスティに舐められ、完全に肉便器だった。

　何度イカされても、友里は堕ちなかった。
　授業の時間になっても先生は来なかったが、2時間目の始まりの時、増援が来た。
「友里！大丈夫？！」
　窓から勢いよく入ってきた私の4人のチームメイトは、すぐさま淫魔に飛びかかる。
　友里を犯しに集まってきた高校生で、教室の中は1クラス分以上の人間がいる。
　高校生に阻まれながら、チームメイト聡乃さとのがミスティに迫る。短距離戦闘を得意とする聡乃が抜刀しようとしたとき、聡乃のそばに急に濃い気配がしたかと思うと、聡乃のエネルギー体が貫かれた。
　聡乃の生身が現れ、ミスティに取り押さえられる。
　高校生が多く、誰にやられたかの判別に困っているチームメイト沙耶香さやかにキリスが、聡乃を庇いに向かったチームメイト鈴子りんこにアインが、能力を使って人間を眠らせようとしたチームメイト純夏すみかにヘレンが忍び寄っていた。
　気づいた時には距離が近すぎた。あっという間に3人ともやられ、エネルギー体を解かれる。
　そして、友里ら5人のチームは淫魔のアジトに連行された。