生死の実感

Gyumki

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スゴロク

8巡目①

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 優奈の番だ。出た目は4。
【剃毛】
「器にこの毛は邪魔だなぁ。」
「剃りましょうか。」
「やだ…、やめてっ…」
 薬を盛られた優奈の体は、シェービングクリームを塗られるだけで、カミソリを当てられるだけでビクンと跳ねる。
「やだ…恥ずかしい…あんっ…!」

 私の番が回ってくる。出た目は5。
【乳首開発】
「今度は触診しますねー」
 医師は私の乳首をつまむ。
「ひゃぁっ!だめっ!」
 弄ばれて敏感になった乳首は、電流のように強い刺激を全身に伝えてくる。
 これでは簡単にイカされる。
 しかし、抵抗虚しく、医師は私の乳首に吸い付く。
「うぁぁぁっ♡!!」
 何かがおかしい。吸い付くだけでこんなに気持ちいいわけが無い。
 もちろん、乳首を吸われたことはない。薬で敏感にされ、弄ばれて焦らされ、感度もさらに高まっているのはわかる。
 それを踏まえても乳首が気持ちいい。簡単にイった。
「ひゃっ!あっ!だめっ!またいぃっくっ!」
 ダメだ。イクのが止まらない。乳首の回りにまとわりつく唾液は、水っぽくなく、ねっとりしているわけでもなく、生暖かくいやらしく感じる粘り気をしている。
 乳首を転がす舌は、スプリットタンなのか、摘んだりいじったり、触手のように弄んでくる。
 そして吸う力は絶妙に痛くなく、神経が吸い出されたように快感が増幅する。

 画面の外、スゴロクの世界では司会の声が響いていた。
『こちらが新商品であります。乳首開発用の魔物、デュヴァルです。媚薬入りの唾液を分泌し、舌は触手仕様で細かく刺激を与えます。また、対象者の快楽物質の分泌状況や感度を察知し、舌の動きや吸い方を自動調節します。対象者を焦らしつつ、常に感じるように刺激を与え、乳首での性感を促進します。』

 次は花凛がサイコロを振る。
【手マン】
 画面に吸い込まれた花凛は、ベットの上に横たわっていた。
 後ろから、混浴の時の先輩が花凛を抱き込んでいる。
「さっきの続き、しようよ」
「やっ…だめです…先輩…。さっきよりも…その…敏感で…。」
 しかし、花凛の胸は露出し、パンツは太ももの半分まで下げられている。
「ああっ!」
 先輩の右手が花凛の下半身に入り込む。
「期待してる濡れ方だよ。」
「ふぁぁっ!やあっ!なかぁわぁっ!やめぇ…」
 花凛は身をよじるが、いやらしく映り、感じているようにしか見えない。

『こちらは、以前まで発売しておりました魔物サイトロス、を改良しました新商品です。姿性格を、対象者の性感が最も高まる人間を察知し、変化することができるようになりました。手マンのテクニック、指先のザラメ、膣に合わせた指の太さ・形の変形、指先からの媚薬分泌は機能そのままグレードアップしております。」
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