生死の実感

Gyumki

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晴陽

2.

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「そんなことがあったの…。大丈夫、女子のみんなには私から上手いこと言っとくよ。」
 ユキに全てを話すと、理解してくれた。そしてゆっくり休むように言い残して、泣いている私を気遣って1人になるように保健室を後にした。保健室の先生は居るが、泣く私を見て、話を聞かないようにイヤホンをすることを自分から提案してくれた。今なら幾らでも泣ける。みんなに見られた恥ずかしさ、何も出来なかった自分の無力さ、片付けをしてくれたみんなの優しさ、ユキの優しさ、色々なものが綯い交ぜになって涙になる。その悲しさで気づけなかった。使い魔の接近に。
「気持ちよかったぁ?私はあなたの絶頂、美味しかったなぁ。」
「な…出たわね…。」
「ほら、私がこれでイカせてあげたの。」
 使い魔はオナホを見せつける。想像通りだった。そのオナホが私の膣と連動しているのだ。そして、女子が教室に戻ったタイミングで使い魔がトイレのような見つからない場所でオナホを弄ったのだ。
「最近、近くのナワバリの淫魔が良いおもちゃを見つけたみたいで、魔力が強まっているの。だから私も、魔力をつけたいんだ♡」
 そう言うと使い魔は私の体操服をたくし上げる。
「もう1回イッて♡」
「や…やだ…先生!」
 両手を抑えられ、足に乗られた体勢では抵抗もできない。先生を大声で呼ぶが、返事がない。イヤホンで聞こえないのだろうか。
「先生ならおねんねしてたわよ。どれだけ喘いでもいいわよ♡」
 使い魔が露わになった私の乳首に吸い付く。
「ふああああっ!!」
 予想だにしていなかった刺激が体を巡る。焦らされていたからだろうか。
「どう?淫魔のヨダレ。気持ちいいでしょ。人間の女には媚薬にもなるの。」
 感じすぎるのには合点がいったが、吸われ、時折甘噛みされる乳首は私を簡単に絶頂させた。
「じゅぷぁ♡美味しい絶頂ぉ♡もっとイッてぇ。」
 使い魔は、左手の伸びた爪で乳首をつつき、つまみ、右の乳首を吸い、右手は下半身に手を伸ばす。
「くぅ…んっ…あああはあっ!!」
 寸止めされていた私の体は、最初の絶頂でタガが外れ、簡単にイク。使い魔の責めに何度も絶頂を迎える。その度に使い魔が嬉しそうな表情をうかべる。魔力をさらに与えているようだ。掴まれていた両手も解放されているが、こんなに感じさせられて抵抗どころではない。
「そんなにイキたかったの?アソコ舐めるとどうなっちゃうんだろうね?」
「え?!だめ…やめてっ!!」
 このヨダレが膣に入れられるのは未知数すぎる。それはさせまいと抵抗するが、もう膣に口は触れていた。
「ジュルッ」
「くぅあっ!!♡♡♡♡♡♡♡!!」
 両足を開いたまま掴まれ、閉じることもできない。舌が膣に入ってくる感覚も初めてで気持ちいいのが止まらない。
「ジュルッ。んぷっぅ。イキっぱなしよ♡んふっンジュルル。」
「くぅ…ああっ!あ゛あ゛あ゛ああっ!」
 御預けをくらった動物が餌に食らいつくように、絶頂を止められていた私の体は待ち焦がれていたようにイキまくる。イケなかったこの1週間の絶頂を取り戻すように。
 そうしてイカされ続け、チャイムが鳴る。絶頂を続けて体力を使い果たした私は授業に戻る力もない。
「ふふっ。イキ疲れたみたいね。ド変態じゃない♡変態のアソコは毛が多くて舐めにくいなぁ。剃っちゃおうかなぁ♡」
「…ふぁ…だめぇ…。」
 声にならない拒絶を示しながら、手を必死に伸ばして懇願する。
「また明日ね♡剃ってあげる♡」
 明日も関わられるのかという絶望を感じる暇も与えず、使い魔はクリトリスを吸い上げる。
「あああああっ!!!!」

 その日は早退した。家に帰ってから、まだ快感が忘れられずにいつも以上にオナニーをしてしまった。次の日に待つ地獄も予想できずに。
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