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第2首 持統天皇(新古今集)(表紙付)
しおりを挟む春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
※※※※※※※※※※※※※※※
もう春は過ぎ去り、いつのまにか夏が来てしまったようですね。香具山には、あんなにたくさんのまっ白な着物が干されているのですから。
(出典:百人一首.com)
※※※※※※※※※※※※※※※
何もかもが遠い昔。
私の春はどこに消えたのでしょうか。
貴方への恋心も。
遠い記憶の彼方にあります。
清々しいほどの夏空。
貴方が亡くなって何度目のことでしょうか。
眩しいほどの白い布地が、私を心地良い思い出に返してくれました。
いずれ私も貴方のもとへ。
その時は、出会った頃のように。
抱きしめていただけますでしょうか。
※※※※※※※※※※※※※※※
持統天皇(じとうてんのう、645年〈大化元年〉 - 703年1月13日〈大宝2年12月22日〉)は、日本の第41代天皇(在位:690年2月14日〈持統天皇4年1月1日〉 - 697年8月22日〈持統天皇11年8月1日〉)。天武天皇の皇后(天智天皇の娘、天武天皇の姪にあたる)。皇室史上3人目の女性天皇[2]。
諱は鸕野讚良(うののさらら、うののささら)であり、これは娑羅羅馬飼造が養育したからであると考えられる。
大海人皇子が乱に勝利して天武天皇2年2月に即位すると、鸕野讃良皇女が皇后に立てられた。
『日本書紀』によれば、天武天皇の在位中、皇后は常に天皇を助け、そばにいて政事について助言した。
※ウイキペディア フリー百科事典より
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