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クライアントは神様です!
アトラス七訓、そして仮病
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「ひとおおおぉぉぉっつ! クライアントは神様です!!」
イーヴァル・セゴーの絶叫でギルド訓の唱和が始まった。
全ギルド員が断末魔の叫びのようにイーヴァルに続く。
足は肩幅よりも大きく開く。両手は固く拳を握って腰の後ろに。体は反らすようにして胸を張り、声を出す。
姿勢が乱れている者、声が小さい者は、監視中のギルド長により太ももを棍棒で殴打される。運が悪いと骨折する。
「ひとおおおぉぉぉっつ! 百点未満は零点と同じ!!」
皆、鬼気迫るものがあった。
世間から超絶ブラックと評されるギルド、"アトラス"で毎朝繰り広げられる日常的光景だった。
「では、本日もよろしくお願いします!!」
「よろしくお願いしまあっす!!」
アトラス七訓の唱和が終わると、ギルド員はようやく朝礼から解放される。だが、ここでホッとした顔をしようものならすぐさま全員呼び戻され、信じられないぐらい長い説教が始まってしまう。
全員、気を抜かず心を引き締めて動き出す。まずは自分たちに課される今日のクエスト確認から本当の一日が始まるのだ。
「あの、イーヴァルさん……」
額と首筋の汗をタオルで拭っていたイーヴァルに、女性ギルド員のソニンが声をかけた。
「あっ、おはようございます、ソニンさん!」
「あ、お、おはようございます!」
ソニンは努めて元気に挨拶を返したが、すぐに「んっ」と頭を抑えた。
「どうしました?」
イーヴァルはタオルを首にかけると、心配そうにソニンの顔を覗き込んだ。
「実は、ちょっと今日は頭痛が酷くて……」
「ええっ、大丈夫かい?」
「なんか、朝は大丈夫かなと思ったんですが、だんだん酷くなってきて……」
ソニンはこめかみを指でグリグリと回した。
「だからか。唱和の最中、いつもより声が出ていなかったね」
離れたところからギルド長がこちらに視線を向けた。イブの背中に冷たい汗が流れる。
「あ、声は……、出ていたと、思います……」
「そう。それで?」
イーヴァルの顔も声も優しかったが、どことなくこのギルド特有の圧が言葉から感じられた。
「それで、あのっ、今日はちょっと休みが貰えたらなって」
「そっかあ」イーヴァルは天井を見上げて顎を指でこすった。「ソニンさんは遠距離系だったよね」
「はい、アーチャーです」
「そっかあ」
ソニンは俯いた。なぜ、それが「頭痛で休みたい」という話と関係があるのだろうか。
イーヴァルは何度も「そっかあ」と言いながら考えていたが、ふと思い出したようにソニンに向き直った。
「今日のクエストは確認した?」
「あ、はい、そう、それもあって休もうかなって」
ソニンは自分に配布されたクエスト票をイーヴァルに見せた。その指は小刻みに震えていた。
「やっぱりな。今回は別ギルドとの共同クエストだよね」
「はい。あ、駄目ですか……ね」
「まだ駄目とは言ってないよ」
圧。
「あ、はい……」
「このクエストじゃなかったら大丈夫ってこと?」
答えにくい質問だった。
「あ、な、なんとも言えないのですが、ドラゴンの巣に潜入するようなので……。咆哮を受けると頭痛にかなり影響を受けるかなって。しかも洞窟だと反響もするし。もし私が足を引っ張ったら他のメンバーにも危険が及ぶかもって……」
本当のところソニンは頭痛などしていなかった。とにかくこのクエストに行きたくない。ただそれだけだった。クエスト票を見た瞬間、これは決死隊だと確信したのだ。
『ドラゴンの卵を秘密裏に確保する』
こんな事、できるわけがない。そもそも秘密裏とはどういうことなのか。ドラゴンに対してなのか、それとも共に行動する別ギルドに対してなのか。
(いや……)
ソニンは心のなかで首を強く振った。ここは最強最悪のブラックギルド"アトラス"だ。たぶん両方に対して秘密裏なのだ。
"アトラス"所属者の平均寿命が二週間、と陰で噂されているのをソニンは知っている。だがソニンは思う。もっと短いと。
ソニンはこのギルドに来てまだ三週間と日が浅い。幸いなことに平均寿命は超えた。しかしその三週間で見かけなくなったギルド員は何人もいた。みんな逃げたのか、帰らぬ人となったのか。
それでもひっきりなしに新人は入ってくる。ここが高給だからだ。採用面接の質問になぜか「借金はありますか」というのがあったが、そこで「はい」と答えると採用決定という噂もある。人を組織に縛るにはお金が一番、ということらしい。
しかし命あっての物種。死んでしまっては何の意味もない。
運が良かったのか、今までソニンに回ってきたクエストは、ギリギリなんとかなるレベルのものだった。それが今日、急に死亡確定のクエスト票が届いたのだ。誰だって仮病を使いたくもなる。
イーヴァルはしばらくソニンのクエスト票と睨み合っていた。このクエストは難しい。
ソニンがギルドに入って二週間以上が過ぎた。研修期間は終わったとみなされて今回のクエストが課せられたと思われる。ソニンの頭痛が仮病であることをイーヴァルは見抜いていたが、メンタルの部分でこのクエストのリスクになり得る。かと言って人員に余裕があるわけでもない。
このクエストに向かえばおそらくソニンは死ぬだろう。それを想定した上でこのクエストのメンバーは構成されている。ドラゴンの卵を確保するのは別のメンバーなのだ。だがソニンの犠牲がなければその達成が難しくなる。
「どうしたものかね」
ソニンが必ず死ぬわけでもない。イーヴァル自身が今まで生き延びてきたことが何よりの証拠だった。
"アトラス"勤続十五年。これがイーヴァルの実績であり偉業だ。ずっと現場主義を貫き、何度も死地に赴き生還を繰り返した。その間、仲間を何人も失った。
自分がやっていることに悩む時期もあった。"アトラス"はブラックだと言われていることも知っている。だが、イーヴァルはそうは思わなかった。
「誰かがやらなければいけないんだ」
思わず口から出てしまった。
それを聞いてソニンが背筋を伸ばした。光の宿っていない暗い目をしていた。
その様子を見ていたギルド長のウィルが、静かに近づいてきていた。
「おはよう諸君。ソニン、頭痛か?」
ソニンは伸びていた背筋をさらに伸ばした。
「はっ、はい! 頭痛です! 本日は休みをいただこうかと思いまして!」
「どれぐらい痛い? それは確認したのか、イーヴァル?」
「いえ」
イーヴァルは軽く首を振った。
「あ、ああ、ええと……あた、頭が割れそうです」
「ふむ」ウィルはしげしげとソニンを眺めた。「まだ割れてないのだな?」
「え……、はい」
ソニンの表情筋が一気に弛緩して無表情になった。何もかもを諦めた顔だとイーヴァルは思った。
だがそれは、生きることを諦めるのと同義だぞと心の中で警告した。それが届くわけもないのだが。
「問題ない。早くクエストに向かえ」
ウィルに素っ気なく言われると、ソニンは無言で会釈してふらふらと準備に向かった。
「まあ、そうなりますよね」
イーヴァルは苦笑した。
「いちいちあんなのを相手にするな。いいか、お前にもクエストは出てるんだからな? 人のことなんかいいから、お前のは必ず成功させろ。成功するまで帰ってくるな」
「はいはい」
イーヴァルは自分のクエスト票を一瞥すると、くしゃっと丸めてゴミ箱に捨てた。
ソニンの姿を探すと、出入り口で嘔吐しているのが見えた。
「さっさと成功させてきますよ」
イーヴァル・セゴーの絶叫でギルド訓の唱和が始まった。
全ギルド員が断末魔の叫びのようにイーヴァルに続く。
足は肩幅よりも大きく開く。両手は固く拳を握って腰の後ろに。体は反らすようにして胸を張り、声を出す。
姿勢が乱れている者、声が小さい者は、監視中のギルド長により太ももを棍棒で殴打される。運が悪いと骨折する。
「ひとおおおぉぉぉっつ! 百点未満は零点と同じ!!」
皆、鬼気迫るものがあった。
世間から超絶ブラックと評されるギルド、"アトラス"で毎朝繰り広げられる日常的光景だった。
「では、本日もよろしくお願いします!!」
「よろしくお願いしまあっす!!」
アトラス七訓の唱和が終わると、ギルド員はようやく朝礼から解放される。だが、ここでホッとした顔をしようものならすぐさま全員呼び戻され、信じられないぐらい長い説教が始まってしまう。
全員、気を抜かず心を引き締めて動き出す。まずは自分たちに課される今日のクエスト確認から本当の一日が始まるのだ。
「あの、イーヴァルさん……」
額と首筋の汗をタオルで拭っていたイーヴァルに、女性ギルド員のソニンが声をかけた。
「あっ、おはようございます、ソニンさん!」
「あ、お、おはようございます!」
ソニンは努めて元気に挨拶を返したが、すぐに「んっ」と頭を抑えた。
「どうしました?」
イーヴァルはタオルを首にかけると、心配そうにソニンの顔を覗き込んだ。
「実は、ちょっと今日は頭痛が酷くて……」
「ええっ、大丈夫かい?」
「なんか、朝は大丈夫かなと思ったんですが、だんだん酷くなってきて……」
ソニンはこめかみを指でグリグリと回した。
「だからか。唱和の最中、いつもより声が出ていなかったね」
離れたところからギルド長がこちらに視線を向けた。イブの背中に冷たい汗が流れる。
「あ、声は……、出ていたと、思います……」
「そう。それで?」
イーヴァルの顔も声も優しかったが、どことなくこのギルド特有の圧が言葉から感じられた。
「それで、あのっ、今日はちょっと休みが貰えたらなって」
「そっかあ」イーヴァルは天井を見上げて顎を指でこすった。「ソニンさんは遠距離系だったよね」
「はい、アーチャーです」
「そっかあ」
ソニンは俯いた。なぜ、それが「頭痛で休みたい」という話と関係があるのだろうか。
イーヴァルは何度も「そっかあ」と言いながら考えていたが、ふと思い出したようにソニンに向き直った。
「今日のクエストは確認した?」
「あ、はい、そう、それもあって休もうかなって」
ソニンは自分に配布されたクエスト票をイーヴァルに見せた。その指は小刻みに震えていた。
「やっぱりな。今回は別ギルドとの共同クエストだよね」
「はい。あ、駄目ですか……ね」
「まだ駄目とは言ってないよ」
圧。
「あ、はい……」
「このクエストじゃなかったら大丈夫ってこと?」
答えにくい質問だった。
「あ、な、なんとも言えないのですが、ドラゴンの巣に潜入するようなので……。咆哮を受けると頭痛にかなり影響を受けるかなって。しかも洞窟だと反響もするし。もし私が足を引っ張ったら他のメンバーにも危険が及ぶかもって……」
本当のところソニンは頭痛などしていなかった。とにかくこのクエストに行きたくない。ただそれだけだった。クエスト票を見た瞬間、これは決死隊だと確信したのだ。
『ドラゴンの卵を秘密裏に確保する』
こんな事、できるわけがない。そもそも秘密裏とはどういうことなのか。ドラゴンに対してなのか、それとも共に行動する別ギルドに対してなのか。
(いや……)
ソニンは心のなかで首を強く振った。ここは最強最悪のブラックギルド"アトラス"だ。たぶん両方に対して秘密裏なのだ。
"アトラス"所属者の平均寿命が二週間、と陰で噂されているのをソニンは知っている。だがソニンは思う。もっと短いと。
ソニンはこのギルドに来てまだ三週間と日が浅い。幸いなことに平均寿命は超えた。しかしその三週間で見かけなくなったギルド員は何人もいた。みんな逃げたのか、帰らぬ人となったのか。
それでもひっきりなしに新人は入ってくる。ここが高給だからだ。採用面接の質問になぜか「借金はありますか」というのがあったが、そこで「はい」と答えると採用決定という噂もある。人を組織に縛るにはお金が一番、ということらしい。
しかし命あっての物種。死んでしまっては何の意味もない。
運が良かったのか、今までソニンに回ってきたクエストは、ギリギリなんとかなるレベルのものだった。それが今日、急に死亡確定のクエスト票が届いたのだ。誰だって仮病を使いたくもなる。
イーヴァルはしばらくソニンのクエスト票と睨み合っていた。このクエストは難しい。
ソニンがギルドに入って二週間以上が過ぎた。研修期間は終わったとみなされて今回のクエストが課せられたと思われる。ソニンの頭痛が仮病であることをイーヴァルは見抜いていたが、メンタルの部分でこのクエストのリスクになり得る。かと言って人員に余裕があるわけでもない。
このクエストに向かえばおそらくソニンは死ぬだろう。それを想定した上でこのクエストのメンバーは構成されている。ドラゴンの卵を確保するのは別のメンバーなのだ。だがソニンの犠牲がなければその達成が難しくなる。
「どうしたものかね」
ソニンが必ず死ぬわけでもない。イーヴァル自身が今まで生き延びてきたことが何よりの証拠だった。
"アトラス"勤続十五年。これがイーヴァルの実績であり偉業だ。ずっと現場主義を貫き、何度も死地に赴き生還を繰り返した。その間、仲間を何人も失った。
自分がやっていることに悩む時期もあった。"アトラス"はブラックだと言われていることも知っている。だが、イーヴァルはそうは思わなかった。
「誰かがやらなければいけないんだ」
思わず口から出てしまった。
それを聞いてソニンが背筋を伸ばした。光の宿っていない暗い目をしていた。
その様子を見ていたギルド長のウィルが、静かに近づいてきていた。
「おはよう諸君。ソニン、頭痛か?」
ソニンは伸びていた背筋をさらに伸ばした。
「はっ、はい! 頭痛です! 本日は休みをいただこうかと思いまして!」
「どれぐらい痛い? それは確認したのか、イーヴァル?」
「いえ」
イーヴァルは軽く首を振った。
「あ、ああ、ええと……あた、頭が割れそうです」
「ふむ」ウィルはしげしげとソニンを眺めた。「まだ割れてないのだな?」
「え……、はい」
ソニンの表情筋が一気に弛緩して無表情になった。何もかもを諦めた顔だとイーヴァルは思った。
だがそれは、生きることを諦めるのと同義だぞと心の中で警告した。それが届くわけもないのだが。
「問題ない。早くクエストに向かえ」
ウィルに素っ気なく言われると、ソニンは無言で会釈してふらふらと準備に向かった。
「まあ、そうなりますよね」
イーヴァルは苦笑した。
「いちいちあんなのを相手にするな。いいか、お前にもクエストは出てるんだからな? 人のことなんかいいから、お前のは必ず成功させろ。成功するまで帰ってくるな」
「はいはい」
イーヴァルは自分のクエスト票を一瞥すると、くしゃっと丸めてゴミ箱に捨てた。
ソニンの姿を探すと、出入り口で嘔吐しているのが見えた。
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