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第98話 命を救う為に命を捨てる禁呪

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「ああ・・・あああ・・・」

トーマスと青髪メイドの身体から光が昇っていく・・・
ログアウトが発動したようなのだ。

「ど・・・どうしようローザ様・・・」

緑髪メイドが焦った様子でローザを見る、その指先はユウキのアソコを摘まんだままだ。
一応勃起させれば少しは大きくなるかもしれないが、現状非常に危機的状況なのは変わらない。
何しろ、いつ青髪メイドがログアウトしてしまうか分からないのだ。

「・・・そうね・・・バラモヌ、話があるわ」
「・・・」

ローザが振り返りカヌダタの死体に抱き着くバラモヌに声を掛けた。
チラリとこちらを見るが、話をする気は無いのかバラモヌは何も言わない。
だが・・・

「彼を生き返らせる方法があるわ」
「っ!?」

ローザのその一言で顔を上げたバラモヌは目を見開いていた。
だが、アイリスの持つ『世界樹の葉』は死んでから15分以内の者しか生き返らせられない、無理やり奪い取って駄目元で使おうかとも思ったが、トーマスによってレベルを1に下げられた事でそれも叶わないのだ。
自分が死ねば世界がリセットされてしまう事も分かっているバラモヌは自暴自棄になりそれを行う可能性もあったのだが・・・

「だから今後の事も含めて協力をお願いできないかしら?」

時は一刻を争う、だがローザは焦らずに話を続ける。
現状、トーマスはもう誰一人気にも止めておらず、青髪メイドがログアウトで消えてしまう前に彼女を何とかしなければならないのだ。
そんな状況にも関わらず真剣な表情で話すローザにバラモヌはその目を見つめ返し・・・

コクンっと頷いた。
それを確認したローザはユウキの方を見て告げる。

「ユウキ、小さくても良いから出来る?」
「入れるだけ・・・なら」
「そう、それじゃあ時間稼ぎお願い」

アリアの件でユウキが挿入している間は変化については保留される事は実証されている、つまりログアウトしようとしている者を犯す事でそれを中断は出来ないが、遅らせる事は出来るのだ。
ローザにそう言われては犯るしかない、その間に緑髪メイドが口でユウキのを大きくしようと頑張ったのだが・・・
勃起しても半分に折った爪楊枝くらいにしかならなかったのだ。
だが、それでも犯るしかない!全身から光の粒が上がっていく青髪メイドはスカートを履いたまま下着を降ろしユウキに近づいた。
そして、ユウキのそれをなんとかして挿入する為行った体位・・・
緑髪メイドが敷いた布の上で青髪メイドが横になり、ユウキが片方の足を持ち上げなんとか挿入に成功した。
そう、これは松葉崩しと呼ばれる体位である。

「んっ♡」

体位、松葉崩しとは・・・
松葉が交差するように男女がV字に開いた足を交差させながらペニスを膣に挿入する性交体位である。
ペニスが反り返って膣壁と摩擦するので刺激は強くなり、根元までの深い挿入ができると同時に男性の恥骨で女性のクリトリスが刺激される。
この体位を選んだのは正解であった。
それでも僅か、ほんの僅かしか膣内に入っておらず、腰を密着させているから抜けてないだけ・・・
そんな状態をなんとか維持する為に青髪メイドは敢えて喘ぎ声を小さく上げた。
本人にとって感覚なんて無いに等しいのに・・・
だが、時間が無いのも事実・・・一体どうするつもりなのか焦りが場を支配しそうになった時であった。

「アイリス、そしてハナ・・・お願いね」
「分かったわ」

ローザが口にしたその言葉、そして同意したアイリスとハナ。
それが意味するのはまたもやローザの決意であった。
それは彼女しか会得していない魔法、彼女自身がユウキとのレベリングで得た魔法では無く、彼女自身がレベルアップする事で会得した魔法である。

「ユウキ、全部終わったら貴方の子供が欲しいわ♡」

連続中出しをする事で存在を変化させられる事を知った彼女達。
それは権利者側の第一段階になればユウキとの子供を孕む事が出来るという事実。
彼女達は歓喜し、スキルが使えなくなっても構わないと全てが終わったら自ら望んでそうするつもりであった。
それを最初に名乗り上げたのはローザだっただけの話である。
ローザはそう微笑んで告げ、両手を左右に開いて詠唱を開始した。
禁呪とされるその呪文、かつて彼女はバラモヌとデヌピサロを倒す為に使用した自爆魔法『ヌガンテ』それに対となるもう一つの自爆魔法が存在する・・・
それが・・・

「禁呪『ヌガザル!』」

眩い光が周囲を照らす!
その光の中心に居るローザは虚ろな瞳で虚空を見詰めていた。
自身の全魔力と全体力を消費し使用するこの禁呪、それはこの禁呪の恐るべき効果にあった。

ヌガザル:自分の【HP】と【MP】を全て使い、仲間全員のHPを全回復させて、死者を完全回復状態で蘇生させることができる。

ローザの全身から光の粒子が飛び散り、その場に居る者へ降り注ぐ・・・
そして、奇跡の光景が広がった。
その効果の通り、死者が息を吹き返したのだ。

「がふっ・・・」

ゼロ、ダノン、カヌダタ、他の男兵士達・・・
死後15分以内の者しか生き返らせられない世界樹の葉では成し遂げられない奇跡の所業。
生きていた者もその傷が治り、体力を全快させて復活する。
そして、使用したローザの体は塵となってその場に崩れ落ちる・・・
だが大丈夫、アイリスの世界樹の葉を使用すれば・・・
しかし、そう甘くはいかなかった・・・

「うごごごごごご・・・・」

地から響くその声、ハナの放った魔法が着弾した地点に出来たクレーターの中でそれは1つ・・・また1つと増えて行った・・・
身構えるハナ達、分かっていたのだ。
禁呪『ヌガザル』がどういう効果を及ぼすのか・・・
そう・・・

ヌガザルの効果は・・・仲間全員のHPを全回復させて、死者を完全回復状態で蘇生させることができる。

つまり、この場に居る仲間はHPが全回復し、この場に居る死者全てが完全回復状態で蘇生されるのだ。
そう、この場に居る死者全てが完全回復状態で蘇生されたのだ。
それは勿論・・・

「な・・・何が一体・・・」
「お、俺達は・・・」

むくりと少し離れた場所で塵から復活し、起き上がる他の魔物達。
それは最終決戦でデヌピサロの身体から生まれた新しい魔物達である。
その尋常でない数に警戒をするのも仕方が無いだろう。
離れた平地での魔物が復活しなかっただけまだマシぐらいにしか伝える事が出来ないのだ。
そして、1体、また1体とクレーターの中から上がってきたそれ見て誰もが生唾を飲み込む・・・
そう、そこには最初に倒した1体を加えた39体のデヌピサロが居たからである。

「分かってたけど・・・本当ふざけた光景ね」

杖を構えたアイリスがハナに笑いかける。
ハナも何処から出したのか、両手にモーニングスターを持ち魔力を高める。
今現在ユウキが青髪メイドに挿入している事でログアウトが中断されているのか、青髪メイドとトーマスの光の粒子が放出されているのは止まっていた。
だが、最早トーマスはどうにもできない状態なのは変わらない。
ユウキの邪魔をしてログアウトが再開されれば自分は消える、そして権利を行使する為のポイントは全て使い切っているのだ。
概念関与が出来ないトーマスは言葉を発する以外の出来る事が無いのである。

目の前に立つ39体のデヌピサロ、もう冗談とか言って居られる状況ではない光景に生き返った者達が絶句する。
しかし・・・











(ここは・・・)

死んだ事で魂魄となったローザは漂っていた。
肉体を離れた事でローザは前回と同じように全ての記憶を失っていた。
その性格故、同じ行動を取るのは性と言うべきか、彼女は示し合わせていたかのように知る為に同じ思考を繰り返す。

(スキル『全能の英知』お願い、教えて!)

何故魂魄になっているのかを理解した彼女は時間が無い事を知り、慌てた様子で調べなければならない事を調べ始める。
そう、ユウキを襲っているこの世界に存在しない状態異常『ちいさい』の解決策を・・・
そして意外な事に対処法は簡単に見つかった。
これは全能の英知を使用して調べる事が出来る内容に権限レベルが存在したからであった。
つまり、生きた状態で調べられる項目はこの世界のルールに上の事なので死ななければこれを調べる事が出来なかったのだ。
結果的に意外と早く解決策が分かったローザは・・・

(まだ、時間はあるようね・・・)

今だ生き返らない事で余裕が出来たのか、ローザは気になっていた一つの事柄を調べ始める。
それは・・・











塵に光が注がれ、置かれた世界樹の葉が消滅していく・・・
そして光の中からローザがその姿を現した。
不思議な事に着ていた衣類も塵になった状態から復元されたのである。

「えっと・・・どういう状況なのかしら?」

目を開いて見た光景、一応直ぐに戦闘が開始される可能性も考慮していたのだが、全く予想もしていなかった光景に固まった。
それも仕方ないだろう、ローザの予想であればデヌピサロ達とハナ達が大戦闘を繰り広げていると思っていたからだ。
困惑するローザ、同じ状況になれば誰もが同じ事を考えても仕方あるまい・・・

「あンっ!あァん♡ あ・・・ァ・・・ アァァアァ♡♡」

目の前に広がるのは完全に予想外、驚くべき光景だったからだ。
自分が生き返れたという事でヌガザルを使用してから15分は経過していない筈、なのに一体何がどうなったらこう言う事になっているのか理解できないのだ。
酒池肉林、見た事ない者達による大乱交が行われていたのだから・・・

「あぁん♡ お願いですぅなんでもしますからやさしくしてぇ・・・♡♡」

とても美しい美女達が乱交を繰り広げているのだ。
全員が女にしか見えない、だがどう見てもSEXをしている、しかも3P4Pは当たり前の様子で・・・
更に驚く事に、その誰もが尖った耳を持っている・・・つまりローザと同じエルフであった。

「あ”ッ♡ あひぃっ♡ あ”ェ♡」

エルフ達はアソコとアナルに2本も誰もが挿入され腰が激しく打ち付けられる。
肌と肌が全力でぶつかる音が響き、艶めかしい喘ぎ声が響き渡る。
そのエルフ達の誰もが驚く事に男性器と女性器を所持している、つまり全員ふたなりなのである。
次々に交代で中に精液を注ぎ、犯される側を堪能する者と犯す側を堪能する者・・・
適当なタイミングでポジションを入れ替え、犯されていた者はアソコから精液を垂れ流しになりながら別の者を犯す・・・
その光景に見とれていたローザであったが、突然背中に抱き着かれて驚く。

「ローザ♡ よかった生き返ったのね~♡」
「えっ?ば、バラモヌ?!」

振り返ると生き返ったカヌダタにバックから挿入されたままバラモヌが抱き着いていた。
何故か凄い馴れ馴れしい感じでフレンドリーな様子に冷や汗が流れる・・・

「うぉっまた出る!」
「あぁん♡ ダーリン愛してるぅ~♡ あはぁぁぁ~~中に熱っついのが~♡♡」

真後ろでカヌダタの声が聞こえ、彼が無事に生き返っている事を確認できた。
そして当のバラモヌは今まさに中出しされているのだろう、幸せそうなアヘ顔をローザの真横で披露する。
その後方ではどういう立ち位置で居たらいいのか分からない魔物達がバラモヌ城跡地を眺めていた。
特に人を襲う様子ではないので無害そうではあるが、僅かな時間で困惑しかできない・・・
一体どういう事なのか理解に苦しんだローザであったが、何はともあれ目的を思い出しユウキの方を見る・・・

「えっと・・・」

そっちはそっちでどうしたものかと困惑するローザ。
生き返った愛する相手とSEXしているダノンとレイラ、ゼロとセリシアは置いといて。
ユウキと青髪メイドを補助するように女性達が協力して二人を愛撫していたのだ。
ユウキの男性器がとても小さくなっているので、腰を動かせば抜けてしまう。
だから外部刺激で射精を促そうという作戦なのだろう。

「あ”ァァアアンッ♡ オチンボォ♡ ずごいのォ~~♡♡」
「おマンゴとゲツ穴ごわれぢゃうぅぅっ!!♡♡」

後ろでエルフ達の絶叫するかのような喘ぎが響き・・・

「あ”あ”っ♡ あ”お”っ♡ また・・・沢山中に♡♡」

真横で幸せそうにアヘっているバラモヌ・・・
戻ってきたと言うのに困惑しかないローザは直ぐ真横に頭を抱えているアイリスが座り込んでいる事にやっと気付いた。

「えっと、アイリス?どういう状況か説明してもらえないかしら・・・」
「えぇ、ローザお帰りなさい。えっとね・・・そこで乱交しているのがデヌピサロ達で・・・」

そこまで話されたところでそれは聞こえた。
愛する男の声だから聞き間違える筈が無い!

「で、出そうだ!は、ハナ!そこはっ?!」

アイリスと同時に視線をやると松葉崩しの姿勢のまま挿入しているユウキのお尻にハナが顔をくっつけていた。
お尻を舐められた刺激で、青髪メイドの中に射精するユウキ・・・
現在の青髪メイドの状態は権利者になれるローザと同じ状態、つまり今の状態でレベル3以上のユウキによる中出しを2回受ければ青髪メイドの存在は改変される。
その1回目が終わった。

「~~~~~~~っ♡♡♡♡」

青髪メイドに襲い掛かる快楽の絶頂地獄、それを嬉しそうに受け入れる彼女も勿論スキル『不屈』持ちである。
数日前にこの作戦の為に、緑髪メイドとじゃんけんで勝った彼女はこの特権を手に入れた。
作戦の為に存在を改変してユウキの連続レベルング中出しSEXをする権利を!

「あエあヘあ♡ あはぁあぁ♡ ンオ”オ”オ”オ”オ”ツォ♡♡♡」

痙攣と絶頂地獄が襲い掛かるが、ユウキはまだ抜かない、いや抜けないのだ。
今抜いてしまえば青髪メイドは放心しているトーマスと共にログアウトしてしまう。
だから抜かず、小さくなったままの男性器・・・ちんちんを入れたまま中出しをあと2回しなければならないのだ。

「んごお”お”お”ッ♡♡ んおおいいぃ♡ ぎもぢいいよぉ~~♡♡ ひぃ~~はひぃ~~~♡♡」

気が狂う程の快楽、だがスキル『不屈』のお陰で意識が飛ぶことも無く喘ぐ青髪メイド。
それを見てローザは慌ててスキル『おもいだす』を使用する。
ユウキのちんちんが、もしも抜けてしまった場合を考えて、ちんちんを男性器に戻す為の方法を調べた筈・・・
そう考えたローザが思い出したのは・・・

「うそ・・・でしょ・・・」

確かにちんちんを戻す方法はおもいだせた。
だが、余った時間で調べた事があまりにも衝撃的で硬直してしまったのだ。

「あッ♡♡ ああああああッ♡♡♡」
「ンへえええッ♡♡♡」
「ンあああああ♡♡ぞれいい”お”お”お”♡♡♡」

あちこちから聞こえる絶頂の喘ぎ声、繰り返される性行為の数々・・・
その中でローザは一人深刻な表情のままアイリスの顔を見て告げた。

「不味いわ、このままじゃ・・・世界が終わる!」
「えっ?」

その言葉と共にユウキの2回目の中出しが行われたのか、青髪メイドの喘ぎが響くのであった・・・

「あ”ッ・・・お”ぉ・・・くおっんお”があお”お”お”ォ♡♡♡ がフッ♡ あおあああ”ぁ”あ”ァ!!!」
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