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第49話 蜘蛛女の真の恐怖

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「なっなんだお前たっ?!」

カヌダタが蜘蛛女とバトルを繰り広げている隣の部屋、そこに複数の者がやってきていた。
その部屋にはカヌダタの部下が4人居たのだが・・・

ヌプンッ!

壁にハメられた女を交代で延々と犯す為に裸でいた男は、取り押さえられ襲い掛かった女が自ら勃起しているそれを受け入れた。
両手を二人に押さえられ無理やり逆レイプを行われる状況、流石の盗賊達も驚きに抵抗が遅れた。

「ホラホラッもっと!もっとよ!」

奥まで全く抵抗が無いまま挿入された男性器は一気に子宮口に到達し何度もそこをノックする!
多勢に無勢、4人の男は瞬く間に襲われ犯され始めていた。

「私の中でぷくーって腫れてきた・・・頑張れ~射精までもう少しっ♪」

ノリノリで腰を振っている女の顔を見て盗賊は驚愕した。
それはここに捉えて何度も何度も調教の為に犯し尽くした女だったからだ。
しかし、これ程までの快楽を感じる程名器だった記憶は無い。
だからこそ我慢するまでもなく女の中へ精を放っていた。

ゴプッ・・・
「しゃせーきたぁ~」

中に注がれた女であるがその腰は止まることは無かった。
射精後も刺激を続けられた男、萎える事無く連続で行為を強制される・・・

ヌプッヌプッコポ・・・
「ほらっもっと・・・もっと・・・せーし出して~・・・はぁぁぁぁぁ~ せーしっきたぁぁっ」
ドプッドプッ・・・

二度目、三度目・・・
中へ注ぎ続ける男達・・・

「お”ッお”ッすごぃぃッ!!チ〇ぽすごいぃ!!」

ブロウのスキル『秘孔』で『絶倫孔』を付与されている男達、本来であれば心臓への負担が大きい為に壁にハマった女を交代で休み休み犯し続ける為のモノである。
この状態はバイアグラの様に心臓に大きな負担が掛かる為、連続射精は極力禁止されているのだが女達には関係の無い事であった。

「んはぁぁっ!!!すごいのォッ!!」

1人、また一人と男は意識を失っていく・・・
気を失うその瞬間、男達にとって繋がっている女は悪魔か何かに見えた事だろう。



そうした行為が行われている中、一人鋼鉄姫は表情を変えないまま壁から生えた下半身に近づいていった。

「それじゃあこっちは仕上げ・・・」

股から何度も出された精液が垂れ流しになっているその背中、そこに手を差し出す。
すると地面を這っていた小さな子蜘蛛達が鋼鉄姫の体を登り、その背中へ這って行った。
背骨をなぞる様に這って行った子蜘蛛達は肩甲骨の間くらいで停止しそこに集まっていく・・・
やがて背中に取りつかれた女の体がビクンっと震えて固定していた壁を破壊した!

ベキッ・・・バコンッ!

破壊された壁の向こうに壁と共に崩れるように倒れ込んだ女、その口が開き言葉を発する・・・

「お楽しみの様で邪魔するのも悪いけど、仲間に入れさせてもらうわね」

なんとその声は先程までカヌダタが戦っていた蜘蛛女の声であったのだ。
それに驚いたカヌダタ、だが元の蜘蛛女だった女に挿入したままの状態でこちらをチラリと見るのが精一杯であった。
その間も空いた穴から次々と子蜘蛛がカヌダタの居る部屋に雪崩込んでいく・・・

「フ・・・ンッ・・・ンンッ・・・」

カヌダタは驚いていた。
両足で腰を動かないように固定され、両手で体を抱きしめられ、無理やりキスで口を塞がれる。
そのどれもが今の自分の力では脱出できない程強かったのだ。
繋がった口から洩れる息はどちらのものなのか、抵抗しようとするカヌダタだったが・・・

「あれで私を殺したと思った?」

背中に感じる手・・・
それは1つや2つではなかった。
隣の部屋の穴を通じて次々と女達が侵入してきたのだ。

「んんっ?!?!?!んんんんんっ?!?!?!!?!」

その気配にカヌダタは驚愕を隠せなかった。
部屋に居るどの女からも蜘蛛女と同じ強さを感じるのだ。
そして、繋がっている女の背中にも何時の間にか蜘蛛の足が再生していた。

「さぁ、たっぷり楽しませてもらうよ」

その言葉と同時にカヌダタは中へ射精していた。
初めての中出し、その快楽はカヌダタを放心させるには十分の快楽を与えていた。

「んああああああああっ!!!!」

カヌダタの射精と共に絶叫を上げる蜘蛛女。
子宮を押し上げ先端が密着した状態での射精は子宮口に直接精液を送り込むが如く、下腹部が膨張した状態で注ぎ込まれていた。
抱きしめられていた腕の力が抜け、するりとカヌダタの体が蜘蛛女から離れる。

「んじゃ次は私のオマ〇コと対決しましょ」

そう言って別の女がカヌダタに跨る。
本来であれば大きすぎて膣口が裂けるのは必須、そんなサイズの男性器であったのだが蜘蛛女に寄生された女はレベルが強制的に一定値に上げられる。
それはカヌダタの男性器を受け入れても裂けるのに耐えられるだけの防御力を与えるのと等しかった。

「うあぁっ?!んっ・・・凄っ!本当にでかすぎ!もう奥まで届いてる?!」

ショートヘアーの女の下腹部も同じように押し上げられカヌダタの男性器がクッキリと浮かび上がっていた。
入れても裂けないという確証があったからか、先程までとは打って変わって腰を振る速度はいきなり上がっていった。

「フフッもっとしめつけちゃうわよ」
「ぅぁぁ・・・うあぁ?!」
「あんっもう出ちゃった?」

ドクッドクっと中へ精液が注がれる。
それに満足したのか男性器は抜き取られ次の女が直ぐにそれを挿入する・・・
小柄なペチャパイの女性であったが蜘蛛女に操られているのか無理やり自らの体内に受け入れていた。

「キツイ・・・けど・・・なんとか・・・」

明らかに無理なサイズ、奥まで入れればヘソどころか胃にまで届きそうなそれは限界まで挿入された。
それでも3分の1は残されたままであるのがカヌダタのサイズのデカさを物語っていた。

「んあっ 挿入っ たぁ うああっ!!!」

各々に感覚があるのか、その口からは快感よりも苦しさを感じさせる声が漏れていた。
だがそれでも腰の動きは止まらず、にゅぷっにゅぷぷっと結合部から音が響く・・・

「あんっ!」

突然の射精、流石のカヌダタである!
既に連続4回目の射精、しかもこの前に壁の女の口に何度か射精している、にも関わらずその精液の量は一向に減っておらずドクドクと狭い膣内に注ぎ込まれていた。
そこから先はカヌダタにとって地獄であった。
代わる代わる女の中へ精液を注ぎ込み続けたカヌダタ・・・

「あっあっこのチ〇ポ最高ォッ!」

巨乳の女の中に抜かず3連発させられたカヌダタ・・・
他の者であれば既に廃人になってる程射精をしている、だが辛うじて意識を保っているのは流石カヌダタと言えるだろう。

「んぁぁぁぁあああああああッ!」

次の女の中へ再び入るカヌダタの男性器、射精を繰り返す度に徐々にそのサイズは大人しくなりつつあった・・・
だがそれでも萎える事は許されるカヌダタは誰かと繋がる・・・

「も・・・もぅ・・・助け・・・」

勿論既にこのアジトに動ける男はポルトガレから共に出発した男以外に既に居なかった。
薄れゆく意識の中、カヌダタの目に映ったのは・・・ハナの顔であった。

「スキル『ホーリーバーナー!』」

突如として空中に現れたメイド服姿のハナ。
ユウキに似合っていると言われたお気に入りの衣装である。

「く、空間転移だt・・・」

誰かに取りついた蜘蛛女の声が一瞬したが、その声は最後まで発せられなかった。
ハナの使用したのは魔物だけに効果を及ぼす聖属性魔法『ホーリー』と物に持続トラップを仕掛ける『バーナー』の複合スキルであった。
一瞬にしてこの部屋にいた子蜘蛛達は聖魔法の効果で浄化される。
知る者が聞けばとんでもない一瞬の出来事であった。
本来単体相手にしか効果を及ぼさない聖属性魔法、それを複合スキルとして複数を対象に一定時間持続させる新魔法として発動、しかも対象を広げれば広げる程効果は弱くなる筈にも拘わらず部屋に居た子蜘蛛は全て一瞬で消滅したのだ。
この時、すでにハナのレベルは53に到達していたのである。

『ハナ、こっちの掃討も終わったわ』
『ローザ様、こちらも完了です』

念話でハナの脳内に声が届く、それはハナの居る場所の上空に居るローザからであった。
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