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第46話 カヌダタアジトに訪れた危機

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「へっへっへっ~今日はツイてますぜ」

全裸で行為を行っている最中の集団、カヌダタ達が物陰から取り囲み全員を拘束するのは容易かった。
誰も彼もが裸のまま後ろ手にロープで縛られカヌダタ達のアジトへ連行されていた。

「私にこんな事してただで済むと思ってるの?」

連行されている中に一人気の強い女が居た。
無表情なのに何処か睨み付けている雰囲気を出す彼女こそポルトガレの鋼鉄姫である。
強気ではあるのだがSEXの最中だったのもあり股からは乾ききっていない愛液が・・・
そして、その口元には男の精液が付着していた。

「はっそんな強気でいられるのも今のうちだ!すぐにヒィヒィ言わせてやるからな!」

そう言われブルルっと体を震わせる鋼鉄姫、頬は少し赤くなり犯される姿を想像して興奮したのが理解できた。
予想外に肉欲に溺れている様子なのに盗賊たちは喜びを隠せない。
魔物の精液中毒になっている女が淫乱になるのは良くある事だが、そうでない女が調教前にこれだけ発情しているのは非常に稀である。
そんな盗賊達を歯ぎしりが聞こえそうな程睨みつけるポルトガレの男達。
だが制圧された時にその実力差を理解した彼等には成す術が無い。

そう盗賊達は思わされていた。






「お頭戻りました」
「おぉ、首尾はどうだ?」
「男が6人、女が鋼鉄姫含めて8人ですわ」
「くふふ・・・楽しい日々が始まりそうだな」

カヌダタの元へ帰還した盗賊達は収穫を報告していた。
男は生体バイブとして調教に使えるし、要らなければ奴隷に売り払う事も出来る。
そして、女はたっぷりとその体を堪能し調教し尽くしてから便器として飼うか売り払うか・・・
それを考えるだけでカヌダタはウキウキとしていた。

「おいっ!良かったなお前の仲間が増えるぞ!」

そう言って背後の壁に声をかける。
そこには上半身だけを壁から生やした女が居た。
彼女もカヌダタに捕まり現在調教の真っ最中の一人である。
下半身は隣の部下達の部屋に出ており、壁に挟まっている様な状態のまま固定されているのだ。
躾の一環として調教に対して一番非協力的だったものが日替わりでこうして壁に埋め込まれるのである。

「ひゃっ!!ふぁぁっ・・・ひょおっ!」

突然奇声を上げる壁の女。
きっと隣の部屋で部下達か彼女の下半身に何か悪戯をしたのであろう。
そんな反応を見せる女にカヌダタは近づき・・・

「ふぁっ・・・!?」

彼女の頭をしっかりと捕まえ鼻の穴に舌を突っ込んだ。
予想外のプレイに驚き、感じた事の無い刺激に一瞬で白目を剥く・・・

「す・・・すげぇ・・・流石ですね親分・・・」

その驚くべきテクニックに感服する部下・・・
きっと壁の向こうでは女の下半身が様々な事をされているのだろう・・・




そして、丁度その頃別室では新しい女達の歓迎会が開催されていた。

「さて、今日からお前達はここで暮らす事になる。まずは歓迎会として目の前のカップを1つ選べ」

裸のままの女8人が座るその前に大小さまざまなカップが8つ置かれていた。
これからどんな事をされるのか本来であれば恐怖に震える筈なのに、何処か嬉々として女達はカップを選んでいく・・・
中でも一番大きなカップを選んだのは鋼鉄姫であった。

「よし、それじゃあこれからそのカップをお前達自らの体から出た液体で満たしてもらう。そして最後にそれを飲み干したら終了だ」
「「「「えっ・・・」」」」
「俺達の協力を得てもいいし自分で何とかしてもいい、勿論協力し合って貰っても結構だ。ルールはただ一つ、自らの体から出た液体と言うだけだ。終わったものから飯にありつけて休めるから頑張れよ」

ニヤリと口元を歪める盗賊の男。
そして、その周囲に女達を視姦している盗賊達。
男の言っている言葉の意味が理解できない女は一人も居なかった。
つまり、自分の手にしたカップを自らの体から出た液体で満たせばいい・・・
言わば、一度口内や膣内に出された液体でも構わないと言われているのだ。

「制限時間は無い、この歓迎会は終わるまで続くから存分に楽しんでくれ」

そう言って説明をしていた男は部屋を出ていった。
その姿が見えなくなると共に女達は我先にと周囲の盗賊達に迫った。
本来であれば困惑したり泣き出したりして行動に出るのが遅れるのが常・・・
だがここに居る8人は理解していたのだ。

すなわち、男の精液は複数回出せば量が減る、そして自らの体液のみでコップをいっぱいにするには唾液や涙・・・量を稼ぐだけなら尿が必要だが最後にそれを自らが飲み干さねばならない・・・
ならば少なくとも精液なら飲みなれているから楽である。
そう考えたのである・・・

「ん”っん”ぶっ・・・じゅるっじゅるるる・・・」
「じゅぷっくぷっ・・・ぷはぁ・・・」
「あ”・・・ご・・・えェ・・・がはっ・・・」
「ちゅうっぢゅるるっ・・・」
「ん・・・ぷぁ・・・んっんっ・・・」
「ジュムゥゥゥ・・ニ”ュッ・・・」
「レロッンペロッンッンッ・・・」
「チュプッ・・・グプッ・・・」

8人が各々男性器に吸い付きフェラを開始した・・・
盗賊側は女が求めない限り自ら動かない、そういう決まりなのである・・・









「ふふふっ・・・捕まえたっ・・・」

一瞬、まさに神業と言えるだろう。
今の今まで誰にもそこに居る事を気付かれないまま同行していた女が一人いた。
気配を消し人の死角を常に位置取りここまで付いてきたその女は盗賊の一人を拉致した。
部屋の天井の隅に作られた糸の空間、外からはただの天井にしか見えないその部分にその姿を隠したのだ。

「っっっっ?!?!!!」
「駄目よ静かにしなくちゃ、今から天国よりも素敵な快楽を堪能させてあげるんだから」

そう言って男の口を自らの口で塞ぐ女。
この女こそがポルトガレの街から人間を率いて出発した張本人であった。
背中から生える6本の蜘蛛の足、それが無ければ何処から見ても人間に見えるその女は男にキスをしながら着ている物を引き裂いていく・・・
男の口内では二つに割れた舌が男の舌を人間ではあり得ない動きで味わっていく・・・
そして・・・

「おやぁ~?見た感じ嫌がってそうだったけどここはこんなにしたがってるじゃん」

そう言って反り返る男の物を人の手でそっと握り・・・
そのまま挿入した。

「んんっんっんん~~~~きもちいい~~~~」

ギシギシッと糸で作られた空間がベットの様に軋み仰向けに斜めに寝転がる男に覆いかぶさるように蜘蛛女は腰を振る。
盗賊の男は驚愕していた、今まで調教で様々な女と何千回も性行為を行ってきたがここまでの快感は感じたことが無かったのだ。
そして、爬虫類の様な瞳・・・本来であれば嫌悪感しか出ないはずのその瞳が愛おしく思い始めていたのだ。

「なかァ!中出しっしてっ!」

その言葉に答えるように男は膣内に精を放った。
ビュルッビュルッビュルッっと塊を吐き出すかのような大量の精液が脈打つように蜘蛛女の中へ注がれる・・・
だがその腰は止まる事無く男性器を締め付け続けた。
雌の魔物の体液をその身に受けた人間の男は発情が収まらなくなる・・・
それはこの世界の常識である・・・






ヌポッヌポッヌポッ・・・パン!ッパン!ッパン!

「あははっこれ最高! 本当いいもの持ってんじゃん!!」

糸が防音効果を持っているのか部屋の中には他にも数人の盗賊が居る。
だが誰一人気付かない、自分達の真上で仲間が犯されている事に・・・

「うぅっ・・・またイきそうっ・・・」
「いいよーーー イってイって!じゃんじゃん中出しして!!」

既に7回目の抜かずの中出し、だが二人は更に求め続ける・・・
有無を言わさず搾り取られ続ける精液、だが雌の体液で男の発情は止まらない・・・

「あはっ射精てる!射精てるっ!きもち~~ お前のは量が多くて好きだぞ!」

8回目の中出し、それでもSEXは終らない・・・



「んひゃああぉっ!!!」

精液は最早出ず中で痙攣だけする男性器・・・
15回目の中出し、既に男の意識は無かった・・・

「あんっ・・・もう限界かな?」

ヌルっと抜けた男性器は精液がベッタリと付着しており、抜けると共に一気に枯れるように萎んでいった・・・
それを残念そうに見ながら蜘蛛女は自らの股から垂れる精液を手で掬って自らの口へ・・・

「んっ・・・ご馳走様っ」

そう言って意識の無い男を糸でグルグル巻きにした。
ポルトガレの街を出てからずっと我慢していた中出し、それを堪能した蜘蛛女であったが・・・

「まだ足りない・・・」

そう言って次の獲物を見定め・・・
再び一瞬で糸の部屋へ引き込んだ。
そして再び男を犯し続ける蜘蛛女・・・

「今度のアンタは奥まで届いて凄くっんんっいいよぉっ!んんんっ!!!」

声も出せず魅了された男は本能のままに蜘蛛女を犯し続ける・・・
一人ずつ・・・一人ずつ・・・盗賊達はその数を減らしていくのだが誰も気付かない・・・
何故ならば・・・








「きてる!きてるっ!いいちんぽ来てる・・・っ!!」
「めっちゃ・・・ささってる・・・あたしん膣内・・ァ」
「あッ!ヒ・・・ひぐ・・ゥ!!! 今イった・・・けどもっと・・・」
「おぼ・・・ッ おっ・・・ おごォ! おほォ!!!」
「らめへぇ・・・っ!ごれ・・・ッ 変になる・・・」
「おあ”ぁぁ・・・」
「んっふぁっ!あひっアッタ!!」

8人の女が別室で盗賊達と大乱交を繰り広げていたのである。
その中でも鋼鉄姫は一際凄かった。

「んぶっ・・・んっんんっ・・・」

四つん這いになり仰向けに寝た男に跨り膣内に挿入、バックから一人がアナルに挿入、正面からは立ってる男が口に突っ込み、左右から二人の男のモノを両手で扱く・・・
一人で5人の男を相手に6Pを行いながらも余裕の無表情のまま次々と男達の精液を中へ外へ絞っていく・・・

「た・・・助けて・・・人数を追加してくれっ・・・」

部屋の外の仲間にそう告げる声が聞こえて追加で15人盗賊が追加されたが焼け石に水であった。
蜘蛛女程絞り取られるわけではないが男達は体力の限界まで搾り取られていた。

「あんっ・・・また飲んじゃった。カップがいっぱいになるのはまだまだかかりそうね」

そう言って隣の女に中出しされた精液を口で吸い出された女が口にする。
淫乱痴女、そんな単語が可愛く見える程の淫欲の女豹達がそこに居た。

「あっ・・・・ン・・・ナァ!!!!」

別の女が中出しされ男が力なく座り込む。
そんな男を見下しながら女はしゃがみ込み、萎える前の男性器を掴んで再び自らの中へ・・・

「あ”・・・えっ・・・はっぁ・・・ほっ・・・ぇっ・・・」

絶頂の余韻で痙攣している女・・・
だが抜こうとする男の体を追いかけるように腰を押し付けて再び男性器を中へ戻す・・・

「ぅ・・・ッ んあぁ!!! いっ・・・ぁッ ぁッ・・・ ぁ・・・ッ!!!」

背中を反らせて絶頂しながらも両足を盗賊の腰に回して逃がさない女・・・
既に半日が経過してこの場に居る男の誰もが3回以上射精をしていた。
僅か8人で100回を超える射精が行われているのにも関わらず全てのカップは未だ空のまま・・・
カヌダタが知らない間にアジトは大変な事になっているのであった・・・
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