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エピローグ 貴族の儀の結果
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「それでは、いってらっしゃいませカーン様」
「う、うん・・・」
ミヒロに見送られて僕は家を出発する。
僅か30分くらい前まで延々とエッチをしていた僕は勿論一睡もしていない。
揺れる馬車の振動が眠気を誘うが、直ぐに空間移動により目的地に到着した。
「それでは頑張って下さいませ」
執事に告げられ僕は一人、貴族の儀を受ける為に神殿の中へ足を踏み入れた。
真っ白の建物の中に入り、床に描かれた矢印に従って進む・・・
貴族の儀とは神殿の案内に従って奥に置かれた水晶に魔法を使用する事で合否が決められる。
僕は真っすぐに矢印に従って歩を進めていった・・・
「これが水晶か・・・」
一番奥の部屋に足を踏み入れた僕は部屋の中央に置かれた水色の半透明に輝く水晶に近寄った。
そして、手をかざして目を閉じて心の中で学んだことを反復する・・・
(体内を巡る血液と共に魔力が巡回するのを想像し、手からその魔力が放出されるのをイメージ・・・)
だが手からは何も出ず、水晶もそのまま変化もなくそこに置かれたままであった。
つまり、失敗したのだ。
「ははっやっぱり駄目だったか・・・」
僕は諦めて踵を返して部屋を出ていく・・・
矢印を逆に辿り神殿の入り口まで戻ってきた時であった。
「貴族の儀、歴代最年少の合格おめでとうございますカーン様」
「・・・へっ?」
神殿の管理者と思われる人達がこちらに頭を下げて、執事と共に僕の戻りを祝ってくれたのだが・・・
全く意味が分からなかった・・・
貴族の儀、それは貴族の家に生まれた子供が魔法を使える事を確認する儀式。
それは神殿で行われる様々な試練を突破できるかどうかで認可される。
入り口に入ってすぐに最初の試練、道順を示す矢印を認識できるかと言う試練に始まり・・・
誘惑、幻覚、催眠、麻痺、倦怠といった様々な負荷が挑戦者に与えられる。
これは貴族が魔法により洗脳されたりするのを防げるかと言う試練である。
それを乗り越えて水晶の部屋に辿り着いてから最後の試練、魔力と体力を吸い上げられる部屋に置かれた水晶に向かって魔法を放つのが試練なのだが、その時の魔力量に応じて水晶の色が変わる。
魔力が不足していれば水晶は濁り、向こうを透かして見える様になれば合格である。
それをカーンは一切の濁りなく完全な状態をキープしたまま合格したのだ。
実はこれ、この世界の上位の魔導士であろうとも簡単に出来る事ではなかった。
道中の通路の試練に加えて、部屋に魔力と体力を吸い上げられている状態でそれを成せる者が一体何名いるのか・・・
それを涼しい顔したままカーンは成したのだ。
「まさか信じられん・・・」
審査を行っている者もカーンの結果に驚きを隠せなかった。
誰も知らないカーンの秘密、それはミヒロとのセックスに在ったのだ。
何度もミヒロの口やアソコへ射精する度にカーンの疲労は自動で回復していた。
これはミヒロがもっとエッチをしたいと願って当初はカーンに常時回復のリジェネを使用していた。
だがその状態を常に維持したまま何度も何度もセックスをする事で無意識にカーンはリジェネを会得していた。
人の怪我が意識しなくても自然と治る様にカーンの体は無意識に常時それを使用できるようになっていたのだ。
更に驚くべきは魔力の許容量であろう、ミヒロとのセックスの最中ずっとミヒロはカーンの中出しの際に精液と共に魔力を吸収して枯渇状態を維持し続けていた。
魔力は枯渇するほど使用すればする程その上限が上がり続ける。
本来であれば魔力が枯渇すれば疲労で体は動かせなくなる、だがミヒロとセックスし続けていたカーンの体はリジェネで常に回復されていた。
その為、僅かに回復した魔力は直ぐに枯渇を繰り返しその上限を上げ続けていたのだ。
さらにカーンは知らなかったが、ミヒロは魔力の障壁を常に貼り続けていた。
元々はミヒロが妊娠しないためにカーンの精子を子宮に届かせないようにするために貼っていたのだが・・・
魔力の上限が上がると共にカーンの魔力その物も延々と強化され続けていたのだ。
そして、極めつけはミヒロの魔力障壁を無意識に貫いてカーンはミヒロを突き飛ばしたり押し返したり出来る様にまでなっていたのだ。
まさに知らない間に体が鍛えられてムキムキになっていた状態のカーンであった。
「やっぱりミヒロさんに来てもらって正解だったわね」
「お褒めに預かり光栄で御座います」
カーンの貴族の儀合格記念パーティが開かれ、カーンの母が僕の横に座るミヒロを誉めていた。
僕はと言うと、全く合格した理由が分からないまま隣に座るミヒロにおちんちんを弄られていた。
前に置いてあるテーブルが隠してくれているのでバレていないが、バレれば一環の終わりは間違いない。
だがその緊張感にも拘わらず、僕のおちんちんはミヒロの手に喜び、大きくズボンの中で愛撫するミヒロの手を受け入れていた。
「それでミヒロさんに相談なんだけど・・・来年うちの4男のこの子が貴族の儀を受けるので、その時にまたお願い出来ないかしら?」
そう言って母の横から弟のバイスター・マイ・ブルクハルトがひょこっと顔を覗かせた。
その顔を見た瞬間僕は見逃さなかった・・・
「ええ・・・是非とも・・・」ジュルッ・・・
ミヒロの顔がウットリと色欲に沈み視線を外している母に気付かれないように舌なめずりしている事に・・・
小さく僕には聞こえたんだ・・・ ミヒロの口から「ウヒッ♡」って声が・・・
この数年後、バイスター家の3男であるカーンと4男であるブルクハルトが共に歴代最高の魔導士兄弟と呼ばれるようになったのは言うまでもないであろう・・・
誰も知らない、この兄弟は一人のメイドをどちらが先に孕ませるかと競い続けていた事など・・・
二人がかりでミヒロを延々と犯し続けたとしても、ミヒロの子宮に施された魔力障壁を突破出来なかったと言う恐るべき事実を知る者は居ない・・・
完
「う、うん・・・」
ミヒロに見送られて僕は家を出発する。
僅か30分くらい前まで延々とエッチをしていた僕は勿論一睡もしていない。
揺れる馬車の振動が眠気を誘うが、直ぐに空間移動により目的地に到着した。
「それでは頑張って下さいませ」
執事に告げられ僕は一人、貴族の儀を受ける為に神殿の中へ足を踏み入れた。
真っ白の建物の中に入り、床に描かれた矢印に従って進む・・・
貴族の儀とは神殿の案内に従って奥に置かれた水晶に魔法を使用する事で合否が決められる。
僕は真っすぐに矢印に従って歩を進めていった・・・
「これが水晶か・・・」
一番奥の部屋に足を踏み入れた僕は部屋の中央に置かれた水色の半透明に輝く水晶に近寄った。
そして、手をかざして目を閉じて心の中で学んだことを反復する・・・
(体内を巡る血液と共に魔力が巡回するのを想像し、手からその魔力が放出されるのをイメージ・・・)
だが手からは何も出ず、水晶もそのまま変化もなくそこに置かれたままであった。
つまり、失敗したのだ。
「ははっやっぱり駄目だったか・・・」
僕は諦めて踵を返して部屋を出ていく・・・
矢印を逆に辿り神殿の入り口まで戻ってきた時であった。
「貴族の儀、歴代最年少の合格おめでとうございますカーン様」
「・・・へっ?」
神殿の管理者と思われる人達がこちらに頭を下げて、執事と共に僕の戻りを祝ってくれたのだが・・・
全く意味が分からなかった・・・
貴族の儀、それは貴族の家に生まれた子供が魔法を使える事を確認する儀式。
それは神殿で行われる様々な試練を突破できるかどうかで認可される。
入り口に入ってすぐに最初の試練、道順を示す矢印を認識できるかと言う試練に始まり・・・
誘惑、幻覚、催眠、麻痺、倦怠といった様々な負荷が挑戦者に与えられる。
これは貴族が魔法により洗脳されたりするのを防げるかと言う試練である。
それを乗り越えて水晶の部屋に辿り着いてから最後の試練、魔力と体力を吸い上げられる部屋に置かれた水晶に向かって魔法を放つのが試練なのだが、その時の魔力量に応じて水晶の色が変わる。
魔力が不足していれば水晶は濁り、向こうを透かして見える様になれば合格である。
それをカーンは一切の濁りなく完全な状態をキープしたまま合格したのだ。
実はこれ、この世界の上位の魔導士であろうとも簡単に出来る事ではなかった。
道中の通路の試練に加えて、部屋に魔力と体力を吸い上げられている状態でそれを成せる者が一体何名いるのか・・・
それを涼しい顔したままカーンは成したのだ。
「まさか信じられん・・・」
審査を行っている者もカーンの結果に驚きを隠せなかった。
誰も知らないカーンの秘密、それはミヒロとのセックスに在ったのだ。
何度もミヒロの口やアソコへ射精する度にカーンの疲労は自動で回復していた。
これはミヒロがもっとエッチをしたいと願って当初はカーンに常時回復のリジェネを使用していた。
だがその状態を常に維持したまま何度も何度もセックスをする事で無意識にカーンはリジェネを会得していた。
人の怪我が意識しなくても自然と治る様にカーンの体は無意識に常時それを使用できるようになっていたのだ。
更に驚くべきは魔力の許容量であろう、ミヒロとのセックスの最中ずっとミヒロはカーンの中出しの際に精液と共に魔力を吸収して枯渇状態を維持し続けていた。
魔力は枯渇するほど使用すればする程その上限が上がり続ける。
本来であれば魔力が枯渇すれば疲労で体は動かせなくなる、だがミヒロとセックスし続けていたカーンの体はリジェネで常に回復されていた。
その為、僅かに回復した魔力は直ぐに枯渇を繰り返しその上限を上げ続けていたのだ。
さらにカーンは知らなかったが、ミヒロは魔力の障壁を常に貼り続けていた。
元々はミヒロが妊娠しないためにカーンの精子を子宮に届かせないようにするために貼っていたのだが・・・
魔力の上限が上がると共にカーンの魔力その物も延々と強化され続けていたのだ。
そして、極めつけはミヒロの魔力障壁を無意識に貫いてカーンはミヒロを突き飛ばしたり押し返したり出来る様にまでなっていたのだ。
まさに知らない間に体が鍛えられてムキムキになっていた状態のカーンであった。
「やっぱりミヒロさんに来てもらって正解だったわね」
「お褒めに預かり光栄で御座います」
カーンの貴族の儀合格記念パーティが開かれ、カーンの母が僕の横に座るミヒロを誉めていた。
僕はと言うと、全く合格した理由が分からないまま隣に座るミヒロにおちんちんを弄られていた。
前に置いてあるテーブルが隠してくれているのでバレていないが、バレれば一環の終わりは間違いない。
だがその緊張感にも拘わらず、僕のおちんちんはミヒロの手に喜び、大きくズボンの中で愛撫するミヒロの手を受け入れていた。
「それでミヒロさんに相談なんだけど・・・来年うちの4男のこの子が貴族の儀を受けるので、その時にまたお願い出来ないかしら?」
そう言って母の横から弟のバイスター・マイ・ブルクハルトがひょこっと顔を覗かせた。
その顔を見た瞬間僕は見逃さなかった・・・
「ええ・・・是非とも・・・」ジュルッ・・・
ミヒロの顔がウットリと色欲に沈み視線を外している母に気付かれないように舌なめずりしている事に・・・
小さく僕には聞こえたんだ・・・ ミヒロの口から「ウヒッ♡」って声が・・・
この数年後、バイスター家の3男であるカーンと4男であるブルクハルトが共に歴代最高の魔導士兄弟と呼ばれるようになったのは言うまでもないであろう・・・
誰も知らない、この兄弟は一人のメイドをどちらが先に孕ませるかと競い続けていた事など・・・
二人がかりでミヒロを延々と犯し続けたとしても、ミヒロの子宮に施された魔力障壁を突破出来なかったと言う恐るべき事実を知る者は居ない・・・
完
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