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第一章
24.余裕が奪われる※
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「シャル、何を考えているんだ…?」
「え…?別に…何も…」
「考え事をするくらい、今のお前には余裕はあるのか…?」
「……やっ…なにするのっ…」
ロランは私の足を持ち上げて左右に大きく割り開くと、中心をじっくりと観察でもする様に見始めた。
私は驚いて慌てて足を閉じようとするが、ロランに力では敵うわけがなかった。
「抵抗しても無駄だ、諦めろ。……それにしてもすごいな…お前のここ…。もう溢れて太腿にまで垂れてる…」
「いやっ…、そんな所…見ないでよっ…」
私は恥ずかしさから顔を真っ赤にさせてしまう。
「……ぁっ…やぁっ…」
ロランは内腿に垂れてる愛液を舐め始めた。
普段誰かに触れられた事が無い所のせいかちょっとした刺激でも敏感に感じてしまい、私は体を小さく震わせていた。
「まだ足を舐めてるだけなのにな…、こっちを舐めたらどんな反応するんだろうな…」
「ぁ……だめっ……ひぁあああっ……!!」
ロランは口端を上げて不敵に笑うと、私の中心の方へと顔を寄せ小さく膨らんでいる蕾に舌を這わせた。
少し触れられただけなのに、電気が走った様な鋭い刺激を感じて私は声を張り上げてしまった。
「あー…すごい声だな。これ好きなのか?」
「……はぁっ……だめっ…それやだっ…っっ!!」
私は涙目になりながら顔を必死に横に振ったが、ロランは止めるつもりは無いのだと直ぐに気付いた。
「シャルには強すぎる刺激だったか…?じゃあ、こっちは優しく舐めるから…大人しくてしてて。さっきからヒクヒクとしてるこの入口は指で可愛がってやるからな…」
「はぁっ……な…に…っ……ぁあっ…」
ロランは芯を持ち始めた蕾の周りを優しく舌を這わせる様に舐めながら、愛液が溢れている蜜口にゆっくりと指を押し込めて行く。
たっぷりと濡れているそこは簡単にロランの指を飲み込んで行ってしまう。
「中…すごく熱い。俺の指が溶けてしまいそうだな……」
「ぁあっ…音…やだっ…」
ロランが指を動かす度に中からくちゅくちゅといやらしい水音が響いて来る。
意地悪なロランの事だから、わざと音が鳴る様にしているのだろう。
「音…?ああ、でもこれ…どこから出ているか分かってるよな?お前が感じる度に、どんどん熱い蜜が溢れてくるんだから…仕方がないだろ?」
「ロランのせいじゃないっ……なんとかしてよっ…はぁっ…」
私が思わずそう言い返してしまうと、ロランは僅かに口端を上げた。
「分かった…。そこまで言うなら俺が舐めて綺麗にしてやるよ…」
「……え…?……ぁっ…やぁっ…そんなに激しく舐めないでっ…!!」
ロランは蜜口に唇を押しつけると、激しく吸い上げる様に舐め始めた。
しかも指で先程弄られていた時より大きな音が響き、恥ずかしさでたまらない気分になる。
「舐めてるはずなのに…奥からどんどん蜜が溢れて来る」
「ぁああっ…だめっ…はぁっ……っぁあ…」
蜜口に溜まった愛液を吸われると、今度は舌が中へと入り込んできて内壁を擦られぞくっと鳥肌が立つ。
ロランは舌先で蜜を穿るように執拗に刺激して来る。
ジンジンと体の奥が熱くなり痺れの様な感覚を感じて、私は小刻みに体を震わせていた。
「俺の舌をそんなに締めるなよ、舐めづらい…」
「……むりっ……ぁあっ……だったら…そんなに激しくしないでっ…」
私は顔を真っ赤に染め目からは生理的な涙が流れていく。
口端からは甘ったるい嬌声が漏れ、頭の奥がぼーっとして思考が働かなくなっていくみたいだった。
「……シャル、本当に可愛過ぎだ…。俺の舌をさっきからきゅんきゅん締め付けて…、まるでもっとって…おねだりでもしているつもりか?」
「ぁあっ……はぁっ……ロランっ……」
そんな時だった。
トントン、と扉が叩く音が響いた。
「え…?別に…何も…」
「考え事をするくらい、今のお前には余裕はあるのか…?」
「……やっ…なにするのっ…」
ロランは私の足を持ち上げて左右に大きく割り開くと、中心をじっくりと観察でもする様に見始めた。
私は驚いて慌てて足を閉じようとするが、ロランに力では敵うわけがなかった。
「抵抗しても無駄だ、諦めろ。……それにしてもすごいな…お前のここ…。もう溢れて太腿にまで垂れてる…」
「いやっ…、そんな所…見ないでよっ…」
私は恥ずかしさから顔を真っ赤にさせてしまう。
「……ぁっ…やぁっ…」
ロランは内腿に垂れてる愛液を舐め始めた。
普段誰かに触れられた事が無い所のせいかちょっとした刺激でも敏感に感じてしまい、私は体を小さく震わせていた。
「まだ足を舐めてるだけなのにな…、こっちを舐めたらどんな反応するんだろうな…」
「ぁ……だめっ……ひぁあああっ……!!」
ロランは口端を上げて不敵に笑うと、私の中心の方へと顔を寄せ小さく膨らんでいる蕾に舌を這わせた。
少し触れられただけなのに、電気が走った様な鋭い刺激を感じて私は声を張り上げてしまった。
「あー…すごい声だな。これ好きなのか?」
「……はぁっ……だめっ…それやだっ…っっ!!」
私は涙目になりながら顔を必死に横に振ったが、ロランは止めるつもりは無いのだと直ぐに気付いた。
「シャルには強すぎる刺激だったか…?じゃあ、こっちは優しく舐めるから…大人しくてしてて。さっきからヒクヒクとしてるこの入口は指で可愛がってやるからな…」
「はぁっ……な…に…っ……ぁあっ…」
ロランは芯を持ち始めた蕾の周りを優しく舌を這わせる様に舐めながら、愛液が溢れている蜜口にゆっくりと指を押し込めて行く。
たっぷりと濡れているそこは簡単にロランの指を飲み込んで行ってしまう。
「中…すごく熱い。俺の指が溶けてしまいそうだな……」
「ぁあっ…音…やだっ…」
ロランが指を動かす度に中からくちゅくちゅといやらしい水音が響いて来る。
意地悪なロランの事だから、わざと音が鳴る様にしているのだろう。
「音…?ああ、でもこれ…どこから出ているか分かってるよな?お前が感じる度に、どんどん熱い蜜が溢れてくるんだから…仕方がないだろ?」
「ロランのせいじゃないっ……なんとかしてよっ…はぁっ…」
私が思わずそう言い返してしまうと、ロランは僅かに口端を上げた。
「分かった…。そこまで言うなら俺が舐めて綺麗にしてやるよ…」
「……え…?……ぁっ…やぁっ…そんなに激しく舐めないでっ…!!」
ロランは蜜口に唇を押しつけると、激しく吸い上げる様に舐め始めた。
しかも指で先程弄られていた時より大きな音が響き、恥ずかしさでたまらない気分になる。
「舐めてるはずなのに…奥からどんどん蜜が溢れて来る」
「ぁああっ…だめっ…はぁっ……っぁあ…」
蜜口に溜まった愛液を吸われると、今度は舌が中へと入り込んできて内壁を擦られぞくっと鳥肌が立つ。
ロランは舌先で蜜を穿るように執拗に刺激して来る。
ジンジンと体の奥が熱くなり痺れの様な感覚を感じて、私は小刻みに体を震わせていた。
「俺の舌をそんなに締めるなよ、舐めづらい…」
「……むりっ……ぁあっ……だったら…そんなに激しくしないでっ…」
私は顔を真っ赤に染め目からは生理的な涙が流れていく。
口端からは甘ったるい嬌声が漏れ、頭の奥がぼーっとして思考が働かなくなっていくみたいだった。
「……シャル、本当に可愛過ぎだ…。俺の舌をさっきからきゅんきゅん締め付けて…、まるでもっとって…おねだりでもしているつもりか?」
「ぁあっ……はぁっ……ロランっ……」
そんな時だった。
トントン、と扉が叩く音が響いた。
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