22 / 101
22.初めて知ること①※
しおりを挟む
私が徐に呟いた言葉はヴィムの耳にも届いている様子だった。
驚いた顔で私の事をじっと見つめていた。
こんな事を口にしてしまったのは私の方だけど、黙ったまま見つめられる事に恥ずかしくなり、徐々に耐えられなくなっていく。
「ヴィム……?」
私は何か言って欲しいと言わんばかりの視線を向け、ヴィムの名前を呼んだ。
「お前、その言葉がどういう意味なのか分かっていて言っているのか?」
「もちろん、分かっていますっ!」
「本当に、いいのか?」
「……はい」
先程まで驚いていたヴィムの表情はいつの間にか真顔へと変わっていて、その瞳は私の事をじっと見捉えている。
私は緊張で強張った表情を浮かべて小さく頷いた。
私の返事を聞くとヴィムの口元が僅かに緩み、優しい声で「そうか」と呟いた。
「俺に抱かれると言う事は、一生俺の傍からは離れられなくなると言う事だ。それでもアリーセは構わないんだな」
「……っ……」
ヴィムは私の耳元で言質を取るかのように聞いて来た。
「一度でも抱いてしまえば手放せなくなるのは分かっているからな。……と言っても、もう手放す気など更々無いが。このまま俺のものにしてしまってもいいか?」
ヴィムは再び私の顔を覗き込むと、静かな声で聞いて来た。
私は恥ずかしそうに顔を染めて小さく頷いた。
「ありがとう」
ヴィムは嬉しそうに小さく頷くと私の額にそっと口付けた。
それから間もなくして、ヴィムの顔が私の首筋の方へと降りてきて唇をそっと押し付けた。
首筋にキスをされると、ムズムズして少し擽ったさを感じてしまう。
「……っ……」
「ピクピク反応して可愛らしいな」
私が軽く吸われる度に体を震わせていると、ヴィムはどこか愉し気な口調で呟いた。
「なんか擽ったいです……」
「最初は擽ったいのかもしれないな。だけど直に違う感覚が出始めるはずだ」
「……っん……」
「こうやってきつく吸われるのはどうだ?」
きつく首筋を吸い上げられると、チクっとした痛みを感じて思わず声を漏らしてしまう。
「早速可愛い声が漏れたな。アリーセはこっちの方が好きなのか?」
「わかんなっ……んっ……!」
ヴィムはそう話しながら、位置を変える様に私の首筋に赤い痕を散らしていく。
愛撫にばかり気を取られていると、いつの間にか胸の辺りが空気に触れてひんやりとしていることに気付く。
私はそれに気付きながらも抵抗する事も無く、ヴィムの与えて来る愛撫をただ感じていた。
「……んっ……はぁっ……」
ヴィムの唇が首筋から胸元へと降りて来ると、私の息遣いは変わっていた。
体の奥がじわじわと疼き、熱くなっていくのを感じる。
ヴィムが口付けて行った所から熱くなり、伝染する様に体中へと広がっていく様だ。
(なに、これっ……。じっとしてられない)
まだ始まって数分しか経っていないのに、私はヴィムから逃げようと体を捩らせ始めた。
この擽ったさと、何かが込み上げて来る様なムズムズする感覚に耐えられなくなっていた。
「もう、こればっかり嫌っ……」
私は懇願する様にヴィムの顔を見つめた。
「そうだな。焦らしてばかりは可哀そうだな」
「……っ……」
私の気持ちがヴィムに伝わったことにほっとしていると、ヴィムの掌が私の胸を包み込む様にふんわりと触れていた。
私はその感覚にハッとして、自分の胸の方へと視線を向けた。
すると着ていた服のボタンは全て外されていて、かろうじて下着だけはそのままだったが、その姿をヴィムに見られているという事実に羞恥心を煽られる。
「やっ……! ま、まって!」
私は恥ずかしさでどうにかなりそうになり、咄嗟に叫んでいた。
「待たない。服を脱がさないと直接アリーセの肌に触れられないだろ?下着も邪魔だから俺が脱がせてやる。少し背中を浮かせられるか?」
「……っ……!!」
私は暫く困惑した顔を向けていたが、ゆっくりと背中を浮かしヴィムの言葉に従った。
(恥ずかしいけど、こうなることを望んだのは私よ……)
そう自分に言い聞かせ、なんとかこの羞恥心をどこかへ吹き飛ばそうとしていた。
「ヴィムは……こういうこと、したことあるの?」
余りにもヴィムが慣れた手付きをしていたので、私は思わず聞いてしまった。
特に意図があって聞いたつもりは無く、ただ黙っていることが恥ずかしくて咄嗟に口から出てしまった言葉がそれだった。
私の言葉を聞いてヴィムは小さく笑った。
「俺もアリーセ同様初めてだ」
「……こんなにも慣れているのに?」
私は不思議そうに問いかけた。
「お前には慣れている様に見えるのか? 実際にするのは初めてだが、閨時の教育は受けているからな。そういう行為を目にした事はある、とでも言っておくよ。だから全て俺に任せてくれて構わない。アリーセはただ感じるままに反応してくれたらいいよ」
「そう、なんですね。わかりましたっ……」
その言葉を聞いてほっとした。
ほっとした理由は全てをヴィムに任せて良いという事と、私同様に初めてだと知ったからだろう。
初めて触れる相手が私なんだと分かると、私の表情はどこか嬉しさから緩んでいった。
「随分、嬉しそうだな。ちゃんと気持ち良くしてやるから我慢しないで気持ち良かったら反応しろよ? こういう時は快楽に従った方がより気持ち良くなれるらしいからな」
「わかりました……!」
そんな話をしていたおかげで場の空気は和んでいったが、気付けば私は一糸纏わぬ姿にさせられていた。
「アリーセって着やせするタイプなんだな」
「え? ……っ!!」
今の自分の格好に気付き、慌てて胸の前に手を当て隠そうとするも直ぐに剥がされてしまう。
「隠さない、全部見せて」
「……っ!」
私の腕は体の両脇に戻されて、ヴィムの視線は私の胸の方を向いていた。
(恥ずかしいっ……)
「アリーセの肌は白くてとても綺麗だな。触り心地もいいし、反応も良さそうだ」
「恥ずかしいのでそんなにまじまじと見ないでくださいっ……」
私は恥ずかしさからヴィムから視線を逸らし、小さく呟いた。
「その照れている顔も可愛いよ。この胸の中心……、まだ触ってもいないのに小さく立ち上がって更なる刺激を待っている様だな」
「……ぁっ……」
ヴィムは私の両胸を掌で包む様に触れ、ゆっくりと揉み始めた。
まだ少し胸を触られただけなのに、じわじわと甘い快感がそこから広がっていく。
ヴィムは力加減を気にする様に、私の表情を確認しながら強弱を付けて刺激を与えて来る。
「はぁっ……んっ……」
「随分可愛い声が漏れ始めて来たな。痛くは無いか?」
「だ、大丈夫っ……。でも、なんか体が…変なのっ……」
「それは変ではない。気持ち良いってことだ。我慢しないで声を出した方が気持ち良くなれるし、俺もアリーセの可愛い声を聞きたいからな。遠慮しないで声は出して。ここには俺しかいないのだから、な」
「……はいっ……ぁあっ……!」
私が頷いた直後に先端に鋭い刺激が走り、思わず声を張り上げてしまう。
どうやらヴィムは爪先で軽く先端の突起を引っ掻いた様だ。
「ここ弄られると感じるのか?」
「やぁっ……ぁっ……」
尖っている胸の先端を今度は指で押し潰され転がされる。
「ここを軽く弄っていると、この可愛い飾りがどんどん硬くなっていってるな。アリーセはここをどうされるのが好きなんだ?」
「……はぁっ、わかんなっ……ぁあっ……やぁっ、引っ張らないでっ……」
ヴィムは愉しそうな声を上げて、今度は指で挟み軽く引っ張り上げた。
するとじわじわと快感が上り詰めてきて、私は嫌々と弱弱しく首を横に振った。
「嫌がってる様には見えないけどな。それとも指だけでは足りないか?」
「……?」
「もうこんなに腫れて真っ赤になってる。美味そうだ」
「……え?……っ…んっ……ぁあっ……」
ヴィムは私の胸の方へと顔を寄せると、先端の尖った突起を口に含み、ちゅっとリップ音を響かせる様に舐め始めた。
「……ぁあっ、そんなに口の中で動かさないでっ……」
ヴィムのねっとりとした舌が、突起に添うようにして激しく動き回る。
舌の熱さとザラザラとした感触を覚える度に、体が自然と震えてしまう。
それと同時に腰の奥の方が疼き、じわじわと何かが迫って来る様だ。
私は初めて知るその快感に戸惑い、身を捩らせていた。
「可愛い反応だな。寂しそうにしているこっちの胸は指で弄ってやる。両方から与えられる刺激を味わって……」
「ぁっ……両方とか、だめっ……」
「だめじゃない。もっと乱れていくアリーセの姿を見せて」
「……ぁあっ!そ、そんなきつく吸い上げないでっ……、やぁっ……ん……!!」
口では嫌なんて言葉ばかりが出て来るが、快楽に沈められていくのが気持ち良くて、それと同時に未知の感覚に支配されていくのが怖かった。
(もうだめ、おかしくなるっ……)
驚いた顔で私の事をじっと見つめていた。
こんな事を口にしてしまったのは私の方だけど、黙ったまま見つめられる事に恥ずかしくなり、徐々に耐えられなくなっていく。
「ヴィム……?」
私は何か言って欲しいと言わんばかりの視線を向け、ヴィムの名前を呼んだ。
「お前、その言葉がどういう意味なのか分かっていて言っているのか?」
「もちろん、分かっていますっ!」
「本当に、いいのか?」
「……はい」
先程まで驚いていたヴィムの表情はいつの間にか真顔へと変わっていて、その瞳は私の事をじっと見捉えている。
私は緊張で強張った表情を浮かべて小さく頷いた。
私の返事を聞くとヴィムの口元が僅かに緩み、優しい声で「そうか」と呟いた。
「俺に抱かれると言う事は、一生俺の傍からは離れられなくなると言う事だ。それでもアリーセは構わないんだな」
「……っ……」
ヴィムは私の耳元で言質を取るかのように聞いて来た。
「一度でも抱いてしまえば手放せなくなるのは分かっているからな。……と言っても、もう手放す気など更々無いが。このまま俺のものにしてしまってもいいか?」
ヴィムは再び私の顔を覗き込むと、静かな声で聞いて来た。
私は恥ずかしそうに顔を染めて小さく頷いた。
「ありがとう」
ヴィムは嬉しそうに小さく頷くと私の額にそっと口付けた。
それから間もなくして、ヴィムの顔が私の首筋の方へと降りてきて唇をそっと押し付けた。
首筋にキスをされると、ムズムズして少し擽ったさを感じてしまう。
「……っ……」
「ピクピク反応して可愛らしいな」
私が軽く吸われる度に体を震わせていると、ヴィムはどこか愉し気な口調で呟いた。
「なんか擽ったいです……」
「最初は擽ったいのかもしれないな。だけど直に違う感覚が出始めるはずだ」
「……っん……」
「こうやってきつく吸われるのはどうだ?」
きつく首筋を吸い上げられると、チクっとした痛みを感じて思わず声を漏らしてしまう。
「早速可愛い声が漏れたな。アリーセはこっちの方が好きなのか?」
「わかんなっ……んっ……!」
ヴィムはそう話しながら、位置を変える様に私の首筋に赤い痕を散らしていく。
愛撫にばかり気を取られていると、いつの間にか胸の辺りが空気に触れてひんやりとしていることに気付く。
私はそれに気付きながらも抵抗する事も無く、ヴィムの与えて来る愛撫をただ感じていた。
「……んっ……はぁっ……」
ヴィムの唇が首筋から胸元へと降りて来ると、私の息遣いは変わっていた。
体の奥がじわじわと疼き、熱くなっていくのを感じる。
ヴィムが口付けて行った所から熱くなり、伝染する様に体中へと広がっていく様だ。
(なに、これっ……。じっとしてられない)
まだ始まって数分しか経っていないのに、私はヴィムから逃げようと体を捩らせ始めた。
この擽ったさと、何かが込み上げて来る様なムズムズする感覚に耐えられなくなっていた。
「もう、こればっかり嫌っ……」
私は懇願する様にヴィムの顔を見つめた。
「そうだな。焦らしてばかりは可哀そうだな」
「……っ……」
私の気持ちがヴィムに伝わったことにほっとしていると、ヴィムの掌が私の胸を包み込む様にふんわりと触れていた。
私はその感覚にハッとして、自分の胸の方へと視線を向けた。
すると着ていた服のボタンは全て外されていて、かろうじて下着だけはそのままだったが、その姿をヴィムに見られているという事実に羞恥心を煽られる。
「やっ……! ま、まって!」
私は恥ずかしさでどうにかなりそうになり、咄嗟に叫んでいた。
「待たない。服を脱がさないと直接アリーセの肌に触れられないだろ?下着も邪魔だから俺が脱がせてやる。少し背中を浮かせられるか?」
「……っ……!!」
私は暫く困惑した顔を向けていたが、ゆっくりと背中を浮かしヴィムの言葉に従った。
(恥ずかしいけど、こうなることを望んだのは私よ……)
そう自分に言い聞かせ、なんとかこの羞恥心をどこかへ吹き飛ばそうとしていた。
「ヴィムは……こういうこと、したことあるの?」
余りにもヴィムが慣れた手付きをしていたので、私は思わず聞いてしまった。
特に意図があって聞いたつもりは無く、ただ黙っていることが恥ずかしくて咄嗟に口から出てしまった言葉がそれだった。
私の言葉を聞いてヴィムは小さく笑った。
「俺もアリーセ同様初めてだ」
「……こんなにも慣れているのに?」
私は不思議そうに問いかけた。
「お前には慣れている様に見えるのか? 実際にするのは初めてだが、閨時の教育は受けているからな。そういう行為を目にした事はある、とでも言っておくよ。だから全て俺に任せてくれて構わない。アリーセはただ感じるままに反応してくれたらいいよ」
「そう、なんですね。わかりましたっ……」
その言葉を聞いてほっとした。
ほっとした理由は全てをヴィムに任せて良いという事と、私同様に初めてだと知ったからだろう。
初めて触れる相手が私なんだと分かると、私の表情はどこか嬉しさから緩んでいった。
「随分、嬉しそうだな。ちゃんと気持ち良くしてやるから我慢しないで気持ち良かったら反応しろよ? こういう時は快楽に従った方がより気持ち良くなれるらしいからな」
「わかりました……!」
そんな話をしていたおかげで場の空気は和んでいったが、気付けば私は一糸纏わぬ姿にさせられていた。
「アリーセって着やせするタイプなんだな」
「え? ……っ!!」
今の自分の格好に気付き、慌てて胸の前に手を当て隠そうとするも直ぐに剥がされてしまう。
「隠さない、全部見せて」
「……っ!」
私の腕は体の両脇に戻されて、ヴィムの視線は私の胸の方を向いていた。
(恥ずかしいっ……)
「アリーセの肌は白くてとても綺麗だな。触り心地もいいし、反応も良さそうだ」
「恥ずかしいのでそんなにまじまじと見ないでくださいっ……」
私は恥ずかしさからヴィムから視線を逸らし、小さく呟いた。
「その照れている顔も可愛いよ。この胸の中心……、まだ触ってもいないのに小さく立ち上がって更なる刺激を待っている様だな」
「……ぁっ……」
ヴィムは私の両胸を掌で包む様に触れ、ゆっくりと揉み始めた。
まだ少し胸を触られただけなのに、じわじわと甘い快感がそこから広がっていく。
ヴィムは力加減を気にする様に、私の表情を確認しながら強弱を付けて刺激を与えて来る。
「はぁっ……んっ……」
「随分可愛い声が漏れ始めて来たな。痛くは無いか?」
「だ、大丈夫っ……。でも、なんか体が…変なのっ……」
「それは変ではない。気持ち良いってことだ。我慢しないで声を出した方が気持ち良くなれるし、俺もアリーセの可愛い声を聞きたいからな。遠慮しないで声は出して。ここには俺しかいないのだから、な」
「……はいっ……ぁあっ……!」
私が頷いた直後に先端に鋭い刺激が走り、思わず声を張り上げてしまう。
どうやらヴィムは爪先で軽く先端の突起を引っ掻いた様だ。
「ここ弄られると感じるのか?」
「やぁっ……ぁっ……」
尖っている胸の先端を今度は指で押し潰され転がされる。
「ここを軽く弄っていると、この可愛い飾りがどんどん硬くなっていってるな。アリーセはここをどうされるのが好きなんだ?」
「……はぁっ、わかんなっ……ぁあっ……やぁっ、引っ張らないでっ……」
ヴィムは愉しそうな声を上げて、今度は指で挟み軽く引っ張り上げた。
するとじわじわと快感が上り詰めてきて、私は嫌々と弱弱しく首を横に振った。
「嫌がってる様には見えないけどな。それとも指だけでは足りないか?」
「……?」
「もうこんなに腫れて真っ赤になってる。美味そうだ」
「……え?……っ…んっ……ぁあっ……」
ヴィムは私の胸の方へと顔を寄せると、先端の尖った突起を口に含み、ちゅっとリップ音を響かせる様に舐め始めた。
「……ぁあっ、そんなに口の中で動かさないでっ……」
ヴィムのねっとりとした舌が、突起に添うようにして激しく動き回る。
舌の熱さとザラザラとした感触を覚える度に、体が自然と震えてしまう。
それと同時に腰の奥の方が疼き、じわじわと何かが迫って来る様だ。
私は初めて知るその快感に戸惑い、身を捩らせていた。
「可愛い反応だな。寂しそうにしているこっちの胸は指で弄ってやる。両方から与えられる刺激を味わって……」
「ぁっ……両方とか、だめっ……」
「だめじゃない。もっと乱れていくアリーセの姿を見せて」
「……ぁあっ!そ、そんなきつく吸い上げないでっ……、やぁっ……ん……!!」
口では嫌なんて言葉ばかりが出て来るが、快楽に沈められていくのが気持ち良くて、それと同時に未知の感覚に支配されていくのが怖かった。
(もうだめ、おかしくなるっ……)
12
お気に入りに追加
3,618
あなたにおすすめの小説
悪魔だと呼ばれる強面騎士団長様に勢いで結婚を申し込んでしまった私の結婚生活
束原ミヤコ
恋愛
ラーチェル・クリスタニアは、男運がない。
初恋の幼馴染みは、もう一人の幼馴染みと結婚をしてしまい、傷心のまま婚約をした相手は、結婚間近に浮気が発覚して破談になってしまった。
ある日の舞踏会で、ラーチェルは幼馴染みのナターシャに小馬鹿にされて、酒を飲み、ふらついてぶつかった相手に、勢いで結婚を申し込んだ。
それは悪魔の騎士団長と呼ばれる、オルフェレウス・レノクスだった。
大好きだった人には振られましたが、なぜかヤンデレ王太子に溺愛されました
Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のアリアは、子供の頃からずっと同い年の侯爵令息、カーターの事が大好き。毎日の様に侯爵家に足を運び、カーターに会いに行っていた。その思いは貴族学院に入学してからも変わらない。
カーターが好きなお菓子も上手に作れる様になったし、カーターが刺繍が出来る女の子が好きと言えば、刺繍もマスターした。
でもカーターは中々アリアと婚約を結ぼうとはしない。そんな中、カーターが王女でもある、スカーレットと近々婚約を結ぶと言う話を耳にしたアリア。
大好きなカーターが別の女性と結婚してしまう現実に、大きなショックを受ける。友人や家族の支えもあり、何とか立ち直ろうとしていたアリアの元に、一通の手紙が…
その手紙は、王宮で開かれる夜会への招待状だった。何でも今年16歳になる王太子、ワイアットの婚約者を決める為の夜会との事。伯爵以上の婚約者のいない女性は強制参加の様で、仕方なく夜会に参加するアリア。その夜会が、アリアの運命を大きく左右する事になる!
追記
話しが進むにつれ、ワイアットがかなり病んでいきます。ちょっと残酷なシーンも出て来そうなので、R15指定にしました。
よろしくお願いいたしますm(__)m
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
【完結】すべてを妹に奪われたら、第2皇子から手順を踏んで溺愛されてました。【番外編完結】
三矢さくら
恋愛
「侯爵家を継承できるという前提が変わった以上、結婚を考え直させてほしい」
マダレナは王立学院を無事に卒業したばかりの、カルドーゾ侯爵家長女。
幼馴染で伯爵家3男のジョアンを婿に迎える結婚式を、1か月後に控えて慌ただしい日々を送っていた。
そんなある日、凛々しい美人のマダレナとは真逆の、可愛らしい顔立ちが男性貴族から人気の妹パトリシアが、王国の第2王子リカルド殿下と結婚することが決まる。
しかも、リカルド殿下は兄王太子が国王に即位した後、名目ばかりの〈大公〉となるのではなく、カルドーゾ侯爵家の継承を望まれていた。
侯爵家の継承権を喪失したマダレナは、話しが違うとばかりに幼馴染のジョアンから婚約破棄を突きつけられる。
失意の日々をおくるマダレナであったが、王国の最高権力者とも言える王太后から呼び出される。
王国の宗主国である〈太陽帝国〉から輿入れした王太后は、孫である第2王子リカルドのワガママでマダレナの運命を変えてしまったことを詫びる。
そして、お詫びの印としてマダレナに爵位を贈りたいと申し出る。それも宗主国である帝国に由来する爵位で、王国の爵位より地位も待遇も上の扱いになる爵位だ。
急激な身分の変化に戸惑うマダレナであったが、その陰に王太后の又甥である帝国の第2皇子アルフォンソから注がれる、ふかい愛情があることに、やがて気が付いていき……。
*女性向けHOTランキング1位に掲載していただきました!(2024.7.14-17)たくさんの方にお読みいただき、ありがとうございます!
*完結しました!
*番外編も完結しました!
(R18)あらすじしか知らない18禁乙女ゲーム異世界転生。
三月べに
恋愛
魔法溢れる異世界転生だと思っていたのに、入学した途端に生前に見かけただけの18禁乙女ゲームの世界だと気付いたヒロイン。まぁ、ストーリーを知らないんだから、フラグも何もないよねー! がフラグとなった。
「キスって……こんな気持ちええんな?」
攻略対象であろう訛りのあるイケメン同級生のうっとりした表情にズキュン。
〖完結〗ヒロインちゃんは逆ハー狙いのようですから、私は婚約破棄を希望します。〜私の婚約者は隠しルートの攻略対象者〜。
つゆり 花燈
恋愛
私はどうやら逆ハーエンドのある18禁乙女ゲームの世界に転生したらしい。
そして私の婚約者はゲームの悪役令息で、かつヒロインの逆ハーが成立したら開く、隠しルートの攻略対象者だった。そして現在、肉食系ヒロインちゃんは、ガツガツと攻略対象者を喰い散らかしている真っ最中。隠しルートが開くのはもはや時間の問題みたい。
ハッピーエンドの下品系エロなラブコメです。
※タイトル変更しました。
※肉食系ヒロインちゃんシリーズです。
※悪役令息な婚約者が好きすぎて、接近するとすぐに息が止まるし、過度に触れ合うと心臓発作を起こしそうになる、めちゃくちゃピュアで駄目な主人公とその駄目さを溺愛する婚約者のお話。
※小説家になろうのムーンライトノベルズさんで日間総合、各部部門のランキング1位を頂いたお話です。
ハズレ嫁は最強の天才公爵様と再婚しました。
光子
恋愛
ーーー両親の愛情は、全て、可愛い妹の物だった。
昔から、私のモノは、妹が欲しがれば、全て妹のモノになった。お菓子も、玩具も、友人も、恋人も、何もかも。
逆らえば、頬を叩かれ、食事を取り上げられ、何日も部屋に閉じ込められる。
でも、私は不幸じゃなかった。
私には、幼馴染である、カインがいたから。同じ伯爵爵位を持つ、私の大好きな幼馴染、《カイン=マルクス》。彼だけは、いつも私の傍にいてくれた。
彼からのプロポーズを受けた時は、本当に嬉しかった。私を、あの家から救い出してくれたと思った。
私は貴方と結婚出来て、本当に幸せだったーーー
例え、私に子供が出来ず、義母からハズレ嫁と罵られようとも、義父から、マルクス伯爵家の事業全般を丸投げされようとも、私は、貴方さえいてくれれば、それで幸せだったのにーーー。
「《ルエル》お姉様、ごめんなさぁい。私、カイン様との子供を授かったんです」
「すまない、ルエル。君の事は愛しているんだ……でも、僕はマルクス伯爵家の跡取りとして、どうしても世継ぎが必要なんだ!だから、君と離婚し、僕の子供を宿してくれた《エレノア》と、再婚する!」
夫と妹から告げられたのは、地獄に叩き落とされるような、残酷な言葉だった。
カインも結局、私を裏切るのね。
エレノアは、結局、私から全てを奪うのね。
それなら、もういいわ。全部、要らない。
絶対に許さないわ。
私が味わった苦しみを、悲しみを、怒りを、全部返さないと気がすまないーー!
覚悟していてね?
私は、絶対に貴方達を許さないから。
「私、貴方と離婚出来て、幸せよ。
私、あんな男の子供を産まなくて、幸せよ。
ざまぁみろ」
不定期更新。
この世界は私の考えた世界の話です。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる