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本編

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 あと2~3週間ほどで、俺は高校生じゃなくなる。4月からは大学生だ。
 晴れて大学生に――という気持ちになればいいんだろうけど、残念ながら心残りばかりでそうもいかない。
 俺はまだ、コリスちゃんに告白できていないのだ。

 コリスちゃんとは同じクラスの、ボインで童顔の超絶俺好みのかわいこちゃん。リスのような愛らしさから俺は勝手にコリスちゃんと脳内で呼んじゃってるけど、名はリサちゃんという。
 そんな彼女のことが、2年生の頃から気になってて、3年生で同じクラスになってからはもう視線が釘付け。

 俺だけでなく男子なら誰でも一度や二度、妄想の中でお世話になっているであろうコリスちゃんはビックリなことに、まだ誰のものにもなっていないっ。そう、彼氏がいてもおかしくないのに、いまだにみんなのものらしいっ。

 それに油断してぼんやり眺めて楽しんでたら、もう卒業だと。
 ダメだダメだダメだ。大学に行ったら、間違いなくコリスちゃんは、どこぞのいやらしい先輩とか教授とか、はたまたバイト先の先輩とか上司とかの餌食になってしまうっ。

 そんな最悪なことになる前に手を打たねばっ。告白をして、清いお付き合いをして、あわよくば童貞から卒業させてもらわねばならないっ。

 ――と、手段も勇気もないくせに意気込み新たに、自室でコリスちゃんの隠し撮り画像を眺めて、息子を撫でていたら、そのスマホが突然鳴り響いた。

「うわだっ!」

 スマホを手のひらで踊らせつつ必死に掴み取って耳に当てると、童貞仲間の大山の、がさつな声が飛び込んできた。

『おいっ! 小川っ! よく聞け大変だっ!』
「なんだ、どーした」
『今度の卒業旅行、リサちゃんグループと一緒に行くことなったぞ!』
「……なーにーぃ?!」

 先日、男4人で卒業旅行を決行しようと話し合いをしたばかりだ。

「な、なんでそーなった!」
『昨日偶然リサちゃんに会ってさ! ダメ元で言ってみたら、さっきメンバー揃えたって! あっちも4人!』
「なーにーぃ?!」

 とんでもないことが起きた。俺達の卒業旅行は一泊だぞっ。お泊まりだぞっ。いいのかっ?!
 これはアレか。ちゃんと告白して童貞をさっさと捨ててしまえという、天の思し召しなのか、そうなんだなっ!

「でかした大山!」
『お互い、武運を祈る!』
「グッドラック!!」

 ヤツもきっと、このチャンスに捨てる気なのであろう。俺も負けていられない! この旅行で、俺は、彼女無しイコール年齢とも、大事に育まれてしまった童貞歴とも、おさらばしてやるっ!!


 ♂___♀


 学校でもそうだったことを、改めて実感する。
 コリスちゃんに告白しようにも、チャンスがないのだ。これはけして、己の臆病や甲斐性の無さに由来するものではない、たぶん。
 俺もたいがい誰かと複数でつるんでいるから人のこと言えないが、コリスちゃんもたいがい誰かと一緒で、ひとりにならないから声をかけられないのだ。
 今回特に、男女グループでの団体行動だから輪をかけてその傾向が出てしまっている。

 小学生時代に家族旅行で使って以来の駅と新幹線。券売機で「これどのボタン押すんだあ」とモタモタして、改札口で「これどのチケット突っ込むんだあ」とアタフタして必死だった道中。
 席はもちろん運良く彼女と並びで座れることもないし、目的地のテーマパークでは、エンジョイしすぎて記憶もない。
 キャラクターの耳付きカチューシャをつけたコリスちゃんが、まさに“コリスちゃん”で小動物で小悪魔で異常にかわいかったのだけは、脳に焼き付いてるけども。

 そんなこといってたら、この絶好のチャンスともいえる一泊二日が、あっちゅー間に消えてなくなる。それだけはなんとしても阻止したい。

 パークの出入口付近のお土産屋でウロウロしていると、なんと、コリスちゃんがひとりでグッズを物色しているのに気がついた。
 辺りを見渡すと、人がごった返す中、近くに自分達のツレはいない。散り散りにちらばっているようだ。

 俺は、意を決して動く。
 お土産やグッズを物色しつつ、なにげなく近づく。手が届く距離まできて、トントンと彼女の肩を指先だけで叩いた。

 キョトン顔で振り向いたコリスちゃんが絶好調にかわいくて、俺の顔はひきつってしまう。
「あ、あのさ」
「小川君?」

 かわいらしいぽってりピンクの唇から自分の名前がこぼれたことにワナワナと感動しつつ、生唾を飲み込んだ。
「ちょっと、いい?」
 チラリと店の外へ視線を流しながら伝えると、意味をちゃんととらえてくれたのか、コリスちゃんは手元に持っていたグッズを陳列棚に戻して「うん」と応じてくれた。

 人波を縫うように外へ出る。一気に人口密度が減ってホッとしつつ振り返ると、コリスちゃんも店の出口から出てきたところだった。俺の後ろを健気についてきてくれたのだと思うと、それだけでズキュンとする。

 小さくて柔らかそうな身体に、童顔。フワフワの髪の毛にフワフワのスカート。
 ……本当に、彼氏いないんだろうな、なんか心配になってきたな……。

「小川君、どうしたの? なんだか顔色悪そう。人混みに酔った?」
 小首を傾げて覗き込まれて、鼻の奥がツンッとした。血が出たら台無しだと、鼻を摘まむ。
「あ、いや、うん。……あのー、実は、話があって……」
「なあに?」

 彼女の肩でフワフワ揺れる髪の毛にドギマギしつつも、鼻を摘まむ手に力を込めた。

「り、リサちゃんって、か、彼氏とか、いる? いや、いるんだろうなとは思ってるんだけどっ。き、今日みたいに男女グループで、一泊旅行って、怒られなかったのかなっ、なんてっ」

 怖さと緊張と恥ずかしさで、まともに正面向いて話ができてないこの挙動不審にも、困惑することもなく彼女は、はっきりと言った。
「あ、わたし、彼氏はいないんだー」
「え! ウソ!」
 思わず摘まんでいた鼻を解放して真正面から吠えてしまった。
 コリスちゃんは、「えへ」っとばかりに頬を染めている。
「募集中でーす」

 ……とんでもないエコーが、グワングワン脳内で鳴り響いて耳の穴から飛び出してグルグル回って、そしてまた耳の穴から入って脳ミソをくすぐる。
『募集中でーす』『募集中でーす』『でーす』『でーす』『小川君が好き』
 ……幻聴まで混ざってしまった。

 そっと鼻を摘まみなおす。今度は本当に、鼻血のヤツが今か今かと出るチャンスを窺っている。

「そ、そーなんだ……へー、い、意外だな……」

 半ば上の空だった俺に、リサちゃんは爆弾をそっと置く。
「小川君は? 彼女、いないの?」

 上目遣いで見つめられて、ズキュンとあちこちが疼く。

 これは、ひょっとしたら、幻聴ではないんじゃないだろうか。
 聞いてくるということは、俺のことが好きなんじゃないのか? いやもうそうだろっ。

「お、俺は……」

 言えっ。言ってしまえっ。

「い、いないので……」

 そうだ! いないからどーしたいのか言ってしまえっ!

「あの……その……よ、よかったら……」
「なあに?」

 大きな瞳で見つめられて、俺はもう、恥を捨てた。いや、半ば昇天していたのかもしれない。

「俺と、付き合ってくださいっ!」

 言っちゃった!! 俺、言っちゃった!!
 よくよく考えたら、これでフラれたら残りの旅行が地獄と化するのにっ!
 言うなら明日とか、終わりかけとかが、よかったんじゃねーだろかっ!!

「あ……」

 コリスちゃんが、ワンテンポ遅れて反応する気配があった。だけど俺はもう、彼女に向き合うことができない、怖くてっ。
 彼女の続くであろう言葉の気配に、怯えるように肩を縮めて身構える。

「おーいっ!」

 突然、がさつな声が飛び込んできた。反射的に顔を上げれば、お土産屋の出口から大山が手を振り駆け寄ってきた。

 なんというタイミング。いや、でも、助かったのか?

「もうみんな、隣の店に移動してるぜ」
「え? あ、そうか」

 挙動不審に答えると、大山は俺とコリスちゃんを交互に見比べている。
「え、お前ら……」
 まさかの大山の敏感さに、息を呑んで否定の言葉を用意していたら。
「まさかリサちゃん、小川殴ったの?」
「「え?」」

 なんとなくコリスちゃんと視線を合わせれば、彼女は「あっ」と慌てたようにティッシュを取り出して渡してくれた。
 直後に、ツーッとしたものが、鼻から垂れる感触がした。

 俺の人生初の一世一代の告白は、自らの失態でうやむやに終わってしまった。


 ♂_♀


 パークで食事して、民宿に到着。安さと空きだけで予約したので、なかなかのボロさと、民家に毛が生えたレベルの造形に、男四人揃って女子達へ頭を下げた。
 和室の部屋を2つ借りているけど、もう部屋はそれだけだったらしく、いわゆる貸し切り状態。
 板戸の部屋扉は引き戸な上、鍵は丸い金具に釣りの先っぽの金具みたいなのを引っかける、昔、田舎のばーちゃん家で見かけた旧式仕様だった。

 到着はすでに夜。男女それぞれ部屋に別れて荷物整理すれば、順番決めて即座に風呂へ直行。
 タイル張りの四角い浴室は、なかなか使い古されたもので残念だが、このあと女子達が利用するのかと思うと途端に天国に思えるから不思議だ。

 風呂に入って、さっぱりしたところで廊下を歩き部屋に戻っていると、ちょうど女子部屋からコリスちゃんが廊下へ出てきたところだった。

「あ」
「あ、小川君」

 なんとも気まずい。
 告白もだけど、鼻血垂らしたアホ面を間近で見せてしまったのも恥ずかしい。

 軽く頭を下げて横を通りすぎようとして、コリスちゃんが進路を阻むように小首を傾げて覗き込んできた。

「小川君、お風呂上がったの?」
「え?……あ、うん」
「じゃあ、わたしの番はまだかな」

 俺は男グループの2番手で入った。男子が入り終わると、宿主さんのご厚意で、お風呂のお湯を入れ替えてくれるらしく、女子はそれからになる。
 コリスちゃんの入浴シーンにぼんやりと思いを馳せかけたところで、チョンチョンと俺のジャージの袖をコリスちゃんが引っ張った。

「少し、話しない?」

『話しない?』『話しない?』『しない?』『しない?』『えっち、シない?』
 やばい、幻聴がダイレクトに鼻血を量産しにくるっ。

 俺は一も二もなくウンウンと頷いた、鼻を摘まみながら。


 ♂♀


 どこかで、ふたりっきりで話ができる所はどこだろうと、思案する前にコリスちゃんが提案した場所は、予想をはるかに上回るところだった。

 俺は今、脱衣場にいる。水音を聞きながら脳ミソ沸騰させている。

 詳しく説明しよう。
 男子陣の入浴が終わって、湯のはり変えも終わって女子陣の入浴。そのアンカーがコリスちゃんだったらしい。もしくは、変わってもらったのか。

 コリスちゃんが最後ということは、この後、誰もこの場所へはやってこない。女性陣の後なので宿主さんも24時を回るまで来ないらしい。
 さっきまで俺は、すりガラスの向こうでバシャバシャと水音をたてる肌色の動きに一喜一憂していたが、現在はそれどころではない。

『脱衣場で、水音を聞きながら』の部分に、現在変更があるので訂正。

 俺は脱衣場で、水音を立てながら俺の童貞チンポを頬張るコリスちゃんに、ワナワナと足腰を震わせて涙を流している。

 何が起こったのか、もはやどうでもいい。重要なのは、コリスちゃんのぽってり愛らしい唇が、ぢゅぽちゅぽと俺のモノを咥え込んでいることなのだっ。

 崩れ落ちそうになる自分の身体を後ろ手で棚にしがみつき、天井を仰ぎ見ては感涙し。バスタオル一枚なだけのコリスちゃんの湯上がりで火照るピンクの肌と谷間と、なにより俺のモノを咥えたまま上目遣いで見つめてくる尋常じゃない現実にわななき。さっきから「あー」とか「うー」とかしか呻き声を上げられない。
 もう、暴発させてもいいだろうか。無理、これ無理。

「こ、こり……リサちゃんっ、で、でるっんですけどっ」

 半泣きで訴えても、コリスちゃんの前後する動きはまったく衰えない……どころか益々激しくなり、恐ろしく吸い付いて、むしろ出させようとしているとしかっ。

 悲しいかな。俺は男の矜持もまったく保てないまま、呆気なく彼女の口内で果ててしまった。
 しょうがないじゃないか、童貞だもの。

 コリスちゃんは吸引力を強めながらゆっくり唇を滑らせて、つぽんっとばかりにチンポを解放した。両手のひらに、口からたらりと白い液を吐き出して、上目遣いで見つめてくる。

「小川君、いっぱい出たね」

 これ、夢オチとかじゃないだろーな。かつて大山から見せてもらったAV映像と類似にもほどがあるエロ行為だ。

「ご、ごめんっ」
「ううん。だって、おまじない、しとかないとね」
「お、おまじない?」

 急にコリスちゃんらしいメルヘンな単語が、白濁がまだ垂れる唇から発せられて、俺は自身の意識の混濁を危ぶんでいる。

「そうだよ」
 コリスちゃんは身体に巻いているバスタオルで手を拭ってから、パサリと剥いで、生まれたてのヴィーナスのごとく全裸になった。

「はうわっ」

 目の前に光輝く裸体っ。風呂上がりでしっとり艶やかな肌が、どぎつい蛍光灯に照らされテラテラと隅々まで暴かれる。
 これは何カップなんだろうか。絶対両手から溢れるぞ。

「小川君」
 コリスちゃんが、備え付けの小さな洗面台に両手をついて、丸々としたお尻を突き出してみせた。
「いいよ」

「……ほえっ……?」
 俺は、呆然と目の前のつるりんとした桃尻と、振り向き流し目のコリスちゃんとを交互に見た。

「ここだよ」
 コリスちゃんは片手を自分の股へと伸ばして、秘密の場所を案内してくれたのだ。

 よたっ、よたっ、と身体が勝手に動きはじめ、足首あたりでもたついていたジャージのズボンとパンツを踏み脱ぎ、導かれるようにコリスちゃんのお尻を持った。

(俺、よっぽど今まで良い子だったんだろな。こんなご褒美が与えられるなんて)

 熱に浮かされたようなぼんやりした思考でも、俺の分身はギンギンにはち切れんばかり。
 ソッと、案内されるがまま、くぱあっと広げられた穴へとあてがう。

「っあ」
 コリスちゃんのかわいらしい吐息が漏れる。
「小川君」
「っはい!」
「きて」
「っはいいいいっ!!」

 言われるがまま本能に身を任せて、一気に腰を押し付けた。
 結果、俺のチンポは焼き切れてなくなるんじゃないだろうかと思うとほど、灼熱のコリスマグマへ沈んで抜け出せなくなった。

 もうそれはそれは、天国なのか地獄なのかわからない。例えるなら今日乗ってきた、ジェットコースターで落下してからの急上昇する時のキンタマ竦み上がるような。いや、それはタマのほうだな……なんと例えればいいのか。筋肉隆々のマグマ大使に手で握り潰された感じと言えば、わかってもらえるのか。

 とにもかくにも俺の腰は止まらない。パンパンパツパツと打てば、洗面台の鏡越しに見えるコリスちゃんの恍惚としたエロ表情と、俺の血走った怖い顔が見える。

「あっあっあっ、すごいよぉ、小川君っ」

 コリスちゃんに誉められて有頂天。
 だから、天使のように愛らしい誰のものでもないはずの彼女が、痛がることもなく喜んで受け入れているということや、やけにフェラが上手く手慣れてる気がしたことなんかは、童貞おれの理解の範疇という境界線の向こうに投げ捨てて。
 こんな強い刺激なのに耐えられているのは、コリスちゃんの『まじない』が効いているのであって、早漏させない為に一回フェラで抜いてもらったことが要因では、けしてない。

 そうとはいえ。
「あっ、くっ! もうっでそうっ!」
「あんっ、ナカに出しちゃだめぇ」

 慌てて引き抜いたのと、パッと白濁がコリスちゃんのお尻に散ったのは、ほぼ同時だった。

 洗面台にしがみつく形で、コリスちゃんはその小さいのにメリハリのある身体をエッチに震わせている。

「り、リサちゃんっ、だ、大丈夫っ?!」
 慌てて覗き込むと、コリスちゃんは真っ赤な顔を上げてニッコリと微笑んだ。
「大丈夫じゃないよぉ」
 そう言って、するすると白く細い腕を俺の首に巻き付け抱きついてきた。
「気持ち、よかったぁ」
 恍惚としたエロさ爆発の表情が近づき、やわらかな唇の感触がきた。

 人生初のファーストキスまで味わえたことに感動して、むしゃぶりついた。

 この時の俺は、気づいていない。
 そもそもキスどうこうの前に順序おかしくね? ってことと。俺は告白したけど彼女からはそれについての返答はなくって、これって男女交際スタートしてるのかしてないのかのあやふやな状態。

 濃厚なキスの流れでモゾモゾとお互いの下半身が蠢き出して、流れで二回戦に突入して、そのあと一緒にお風呂に入ってまたそこで三回戦と、怒涛の童貞喪失コースまっしぐらで、ほくほくしたまま脱衣場に戻ると、たぶんいやきっと俺の彼女となったであろうコリスちゃんが、先に部屋に戻っててと言う。
 これはひょっとして、部屋でもどーにかなっちゃうのかなとルンルンで脱衣場を出れば……。

「なっ!!」

 何故か廊下に男子メンバー3人が並んで立っていた。
 大山が言う。
「小川、おせーぞ、後がつかえてるんだからさあ」
「……なっ、なっ、なーにぃ?!」


 後に知る。コリスちゃんは別名、童貞キラーであった。
 俺がどうこうではなく、俺達の童貞が狙われていた旅行であった。学校内の大規模な数が、コリスちゃんにお世話になっていたらしい、現実でも。そりゃ、誰のものでもないよな、みんなのコリスちゃん、だよな。

 
 俺にとっての卒業旅行の思い出とは――童貞を無事散らすことを成せたかわりに、恋心までちりぢりに散らした、甘くてどぎつい1ページ。


 ♂♂♂|♂♀

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