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第一章
入内
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女房達皆が、一様に時を止めていた。
一番若い、そしておぼこい、恋愛事からはほど遠そうな子が、タキが言うなる『秀麗な殿方』を通わせている、という現実を受け入れられないでいたのだ。
しかしまったく頓着してない文子だけは口を開く。
「まあ小波、そんな方がいらしたの? ねえどんな方? いつからのお付き合いですの?」
小波と呼ばれた女房は、頭を未だ伏せたまま答える。
「いえ、実はお会いしたのは昨夜が2度目でございます……。少し前から文を頂いておりまして、も、申し訳ございませんっ!」
「小波、その方の身分は大丈夫なのかと、文子様は心配してるのです」
ひとりの女房が煮え切らない彼女に語気を強める。
「どこの馬の骨とも知らない者を、この屋敷に手引きしたのではないでしょうね」
「いえっ! けしてそのような事はっ! たっ、忠明様は左近衛府にお勤めと伺っております!」
まあ、と口々に女房達はざわつく。
近衛府はいわば内裏専門の警護や祭事などを取り仕切る、出世頭への登竜門なのである。
「ねえ、小波? わたくしはなにひとつあなたを責めてはおりませんからね。教えてちょうだいな。恋人でいらっしゃるの?」
文子はひとりワクワクと落ち着かなくして聞く。
小波は主にそう言われ少しホッとしたのか、恐る恐る頭を上げた。
「いえ……恋人と、いいますか……お話相手といいましょうか……」
「あら、では……それはどういう関係ですの?」
文子が素朴に周りの女房を見渡すが、皆もなんと答えてよいのかわからない。
「小波はその方をお慕いしていらっしゃるの?」
その問いにポッと若い女房は頬を染めた。
「本当に……素敵な殿方でして……わたくしにはもったいのうございます……」
答えにはなってないが、皆雰囲気で理解した。
すると文子は小滝を見やる。
「どうしましょう。わたくしはどちらを応援すればよいのやら」
「お言葉ですが文子様っ」
思わずタキは声を乱した。
「わたくしはけして、色恋での興味ではございませんのでっ……あやし……その、助けて頂いたお礼をせねばという気持ちだっただけでして」
お礼もなにもだが、そこはひとまず捨て置くことにした。
意外にもあっさりあの怪しげな男の身分が明るみになったが、タキはいまだスッキリいかないでいた。
年齢的には二十歳前後であろうあの妙に落ち着いた大人びた男と、文子様と変わらない若くウブな小波との釣り合いが、しっくり来ないのだ。
彼女が言うなら、あの忠明という男から小波に文が届くようになった。
この貴族社会の恋愛は、お互いの噂を耳にし、文を交わしあって男が女の元へ通い、そして……というものだ。
つまり言うなれば忠明が、小波に想いを寄せて通ってきているということである。
タキは益々首を捻るが、どちらにせよ自分にはもう関係のないことだと、男のことは考えるのをやめにしたのだった。
内大臣の頑張りも空しく終わった宴だ、と皆思っていたが、それはある日突然飛び込んできた。
いつものように東対で文子を囲んで女房達がおしゃべりや和歌を楽しんでいると、ひとりの女房が慌てて部屋に滑り込み、「内大臣様が今すぐこちらへ参りますっ」と早口で告げる。
タキを含めてバタバタと御簾や几帳を動かしたり、文子の身だしなみや服を整えたりと血相をかえる。
屋敷の主がわざわざ赴くことはめったにない。そうでなくとも先日宴の日も来たばかりだと言うのに今回はさらに、先触れもなくすぐに来るなど、異常事態でしかないのだ。
ほどなくして、ドカドカと足音と絹擦れ音がして、内大臣とその女房達が現れた。
「文子、でかした!」
座るのが先か、口を開いたのが先か、の勢いで内大臣は喜びをあらわにしていた。
「なんですのお父様」
文子は変わらずボンヤリと応対する。
「先ほど、内裏からの使者が文を持ってきてくださった! 宣旨を賜わったぞ! 東宮妃だ! 姫よ!」
女房達は腰を浮かしかけそうになるのを必死で堪えた。
しかし我らが主人は現実的だった。
「まあ、お父様、笑えないご冗談を」
「いや笑え、喜ぶのだ! はっはっはっ!」
そう大きな体を震わせながらまた嵐のように去っていった。
とたんに女房達はワラワラと出て来て大興奮の渦となる。
タキももれなく興奮していた。
東宮への道が、開かれたのだ。
占いにより吉日が決まり、あれよあれよという間に入内した。
文子に与えられたのは、淑景舎――通称桐壺と呼ばれる後宮北東の部屋であった。
しかし浮かれすぎていた内大臣の、説明不足を入内してから実感することとなった。
実状は単純な婚姻ではなく、東宮妃候補として選ばれたようなのであった。
文子に長くから付いている古参の女房、小留は深ーい溜息をついた。
「なんということ。東宮妃候補とは、いったい。入内はしていて、しかし東宮妃ではないとは、どういうことなんでしょう。大殿様はなぜ……」
その続きは不敬にあたると思ったのか堪えたようだ。
彼女が納得でき兼ねないのには理由があった。
そもそも内大臣がしっかり説明をして娘やその女房達に伝えてなかったのもいけなかったのだろうが、この後宮には、もうひとり文子とは別に東宮妃候補が入内していたのだ。
「まあ小留、そんなに怒らなくても」
と、文子本人はたいして気にもしていない。
「帝様もそうですし、東宮様にも沢山の奥方がいらっしゃっても何もおかしくなどないでしょう?」
「いいえ違います。文子様が東宮妃としていらして、さらに他の東宮妃様がいらして、というのなら良いのです。しかし、候補であってまだ妃ではないのに側に仕わせるというのが……」
また不敬になると思ったのか、眉根を寄せたまま口をつぐんでしまった。
彼女は文子が幼子の時からついて娘のように大事に思っていた。その姫が天秤にかけられたような気がして許せないのだ。
なぜなら相手が悪い。
単純に位の順で言うと内大臣の上に右大臣さらに左大臣なのであるが、そのすぐ上の凌ぎを削る相手である右大臣の娘がもうひとりの候補として入内していたのだ。しかも、淑景舎のすぐ真南に位置する昭陽舎、別名梨壺である。建物の場所的にも向こうのほうが少しのこととはいえ中央に近く扱いが上と捉えられるのだ。
「でも、小留さま。東宮様はこの桐壺の真西ですし、そういう意味では候補というよりはもはや実質的な東宮妃としてお心遣い頂いてるのでは?」
他の女房が宥める為に言ったが、小留は渋い顔をしたままだった。
「それならば速やかに、あちらよりも先に“東宮妃”として正式に宣旨賜るよう姫様がんばりましょう」
さあ、さっそく東宮への文を書きましょう、すぐにでも来ていただきましょうと、息巻く小留に、文子は他の女房に助けを求めるも、誰も逆らえる者はここにはいなかった。
さらに幾日も経った頃、文子の父親である内大臣が桐壺にやってきた。
彼はご機嫌のようだが、文子に仕える女房達はいたって不機嫌だ。もちろん態度には現してないが。
「どうだ我が姫よ。万事上手くいっとるかね」
「はい。特に変わりなく皆と楽しく過ごしておりますわ」
「変わりなく……?」
「お言葉ですが大殿様」
すずいと小留が膝を前に進める。
「東宮妃候補とは、いったいどういうことでございましょうか」
「言うてなかったか?」
「はい、聞いておりませぬ」
さすが古くから内大臣家で奉公しているだけあって、内大臣にも若干語気を強めて答える。
「いやいや小留、候補と言ってもここに来るまでが大変だったのだぞ」
内大臣はご機嫌良いまま受ける。
「そもそも東宮は、妃を取ることすら望んでおらんかったのじゃ。そこをなんとか、なんとかしてこの話まで持ってきたのじゃぞ」
「ですが、東宮妃でもない候補の状態で、しかも他の姫様と競い合わせるような形で入内させるなど、帝様のご意向とはいったい……」
「うむ。実は、噂では、東宮がまったくおなごに興味を持てぬお方らしいと、帝も心配されとってな。だからなるべく近くに縁を持たせるようにすればなにか心変化が、みられるのではないかと期待されとるのじゃ」
(それはつまり、既成事実を狙ってのことだろうか)
タキはずっと話の流れを窺っていた。
文子に伴ってここまで入ってこれたのは好機と思ったが、この話でいくと“女”であることを武器にして東宮に近づくことは難しいのかもしれないと感じた。
「とにかくじゃ」
内大臣は娘でなく、周りの女房達を見渡した。
「姫と東宮が良き仲になるよう、よろしく頼むぞ!」
一番若い、そしておぼこい、恋愛事からはほど遠そうな子が、タキが言うなる『秀麗な殿方』を通わせている、という現実を受け入れられないでいたのだ。
しかしまったく頓着してない文子だけは口を開く。
「まあ小波、そんな方がいらしたの? ねえどんな方? いつからのお付き合いですの?」
小波と呼ばれた女房は、頭を未だ伏せたまま答える。
「いえ、実はお会いしたのは昨夜が2度目でございます……。少し前から文を頂いておりまして、も、申し訳ございませんっ!」
「小波、その方の身分は大丈夫なのかと、文子様は心配してるのです」
ひとりの女房が煮え切らない彼女に語気を強める。
「どこの馬の骨とも知らない者を、この屋敷に手引きしたのではないでしょうね」
「いえっ! けしてそのような事はっ! たっ、忠明様は左近衛府にお勤めと伺っております!」
まあ、と口々に女房達はざわつく。
近衛府はいわば内裏専門の警護や祭事などを取り仕切る、出世頭への登竜門なのである。
「ねえ、小波? わたくしはなにひとつあなたを責めてはおりませんからね。教えてちょうだいな。恋人でいらっしゃるの?」
文子はひとりワクワクと落ち着かなくして聞く。
小波は主にそう言われ少しホッとしたのか、恐る恐る頭を上げた。
「いえ……恋人と、いいますか……お話相手といいましょうか……」
「あら、では……それはどういう関係ですの?」
文子が素朴に周りの女房を見渡すが、皆もなんと答えてよいのかわからない。
「小波はその方をお慕いしていらっしゃるの?」
その問いにポッと若い女房は頬を染めた。
「本当に……素敵な殿方でして……わたくしにはもったいのうございます……」
答えにはなってないが、皆雰囲気で理解した。
すると文子は小滝を見やる。
「どうしましょう。わたくしはどちらを応援すればよいのやら」
「お言葉ですが文子様っ」
思わずタキは声を乱した。
「わたくしはけして、色恋での興味ではございませんのでっ……あやし……その、助けて頂いたお礼をせねばという気持ちだっただけでして」
お礼もなにもだが、そこはひとまず捨て置くことにした。
意外にもあっさりあの怪しげな男の身分が明るみになったが、タキはいまだスッキリいかないでいた。
年齢的には二十歳前後であろうあの妙に落ち着いた大人びた男と、文子様と変わらない若くウブな小波との釣り合いが、しっくり来ないのだ。
彼女が言うなら、あの忠明という男から小波に文が届くようになった。
この貴族社会の恋愛は、お互いの噂を耳にし、文を交わしあって男が女の元へ通い、そして……というものだ。
つまり言うなれば忠明が、小波に想いを寄せて通ってきているということである。
タキは益々首を捻るが、どちらにせよ自分にはもう関係のないことだと、男のことは考えるのをやめにしたのだった。
内大臣の頑張りも空しく終わった宴だ、と皆思っていたが、それはある日突然飛び込んできた。
いつものように東対で文子を囲んで女房達がおしゃべりや和歌を楽しんでいると、ひとりの女房が慌てて部屋に滑り込み、「内大臣様が今すぐこちらへ参りますっ」と早口で告げる。
タキを含めてバタバタと御簾や几帳を動かしたり、文子の身だしなみや服を整えたりと血相をかえる。
屋敷の主がわざわざ赴くことはめったにない。そうでなくとも先日宴の日も来たばかりだと言うのに今回はさらに、先触れもなくすぐに来るなど、異常事態でしかないのだ。
ほどなくして、ドカドカと足音と絹擦れ音がして、内大臣とその女房達が現れた。
「文子、でかした!」
座るのが先か、口を開いたのが先か、の勢いで内大臣は喜びをあらわにしていた。
「なんですのお父様」
文子は変わらずボンヤリと応対する。
「先ほど、内裏からの使者が文を持ってきてくださった! 宣旨を賜わったぞ! 東宮妃だ! 姫よ!」
女房達は腰を浮かしかけそうになるのを必死で堪えた。
しかし我らが主人は現実的だった。
「まあ、お父様、笑えないご冗談を」
「いや笑え、喜ぶのだ! はっはっはっ!」
そう大きな体を震わせながらまた嵐のように去っていった。
とたんに女房達はワラワラと出て来て大興奮の渦となる。
タキももれなく興奮していた。
東宮への道が、開かれたのだ。
占いにより吉日が決まり、あれよあれよという間に入内した。
文子に与えられたのは、淑景舎――通称桐壺と呼ばれる後宮北東の部屋であった。
しかし浮かれすぎていた内大臣の、説明不足を入内してから実感することとなった。
実状は単純な婚姻ではなく、東宮妃候補として選ばれたようなのであった。
文子に長くから付いている古参の女房、小留は深ーい溜息をついた。
「なんということ。東宮妃候補とは、いったい。入内はしていて、しかし東宮妃ではないとは、どういうことなんでしょう。大殿様はなぜ……」
その続きは不敬にあたると思ったのか堪えたようだ。
彼女が納得でき兼ねないのには理由があった。
そもそも内大臣がしっかり説明をして娘やその女房達に伝えてなかったのもいけなかったのだろうが、この後宮には、もうひとり文子とは別に東宮妃候補が入内していたのだ。
「まあ小留、そんなに怒らなくても」
と、文子本人はたいして気にもしていない。
「帝様もそうですし、東宮様にも沢山の奥方がいらっしゃっても何もおかしくなどないでしょう?」
「いいえ違います。文子様が東宮妃としていらして、さらに他の東宮妃様がいらして、というのなら良いのです。しかし、候補であってまだ妃ではないのに側に仕わせるというのが……」
また不敬になると思ったのか、眉根を寄せたまま口をつぐんでしまった。
彼女は文子が幼子の時からついて娘のように大事に思っていた。その姫が天秤にかけられたような気がして許せないのだ。
なぜなら相手が悪い。
単純に位の順で言うと内大臣の上に右大臣さらに左大臣なのであるが、そのすぐ上の凌ぎを削る相手である右大臣の娘がもうひとりの候補として入内していたのだ。しかも、淑景舎のすぐ真南に位置する昭陽舎、別名梨壺である。建物の場所的にも向こうのほうが少しのこととはいえ中央に近く扱いが上と捉えられるのだ。
「でも、小留さま。東宮様はこの桐壺の真西ですし、そういう意味では候補というよりはもはや実質的な東宮妃としてお心遣い頂いてるのでは?」
他の女房が宥める為に言ったが、小留は渋い顔をしたままだった。
「それならば速やかに、あちらよりも先に“東宮妃”として正式に宣旨賜るよう姫様がんばりましょう」
さあ、さっそく東宮への文を書きましょう、すぐにでも来ていただきましょうと、息巻く小留に、文子は他の女房に助けを求めるも、誰も逆らえる者はここにはいなかった。
さらに幾日も経った頃、文子の父親である内大臣が桐壺にやってきた。
彼はご機嫌のようだが、文子に仕える女房達はいたって不機嫌だ。もちろん態度には現してないが。
「どうだ我が姫よ。万事上手くいっとるかね」
「はい。特に変わりなく皆と楽しく過ごしておりますわ」
「変わりなく……?」
「お言葉ですが大殿様」
すずいと小留が膝を前に進める。
「東宮妃候補とは、いったいどういうことでございましょうか」
「言うてなかったか?」
「はい、聞いておりませぬ」
さすが古くから内大臣家で奉公しているだけあって、内大臣にも若干語気を強めて答える。
「いやいや小留、候補と言ってもここに来るまでが大変だったのだぞ」
内大臣はご機嫌良いまま受ける。
「そもそも東宮は、妃を取ることすら望んでおらんかったのじゃ。そこをなんとか、なんとかしてこの話まで持ってきたのじゃぞ」
「ですが、東宮妃でもない候補の状態で、しかも他の姫様と競い合わせるような形で入内させるなど、帝様のご意向とはいったい……」
「うむ。実は、噂では、東宮がまったくおなごに興味を持てぬお方らしいと、帝も心配されとってな。だからなるべく近くに縁を持たせるようにすればなにか心変化が、みられるのではないかと期待されとるのじゃ」
(それはつまり、既成事実を狙ってのことだろうか)
タキはずっと話の流れを窺っていた。
文子に伴ってここまで入ってこれたのは好機と思ったが、この話でいくと“女”であることを武器にして東宮に近づくことは難しいのかもしれないと感じた。
「とにかくじゃ」
内大臣は娘でなく、周りの女房達を見渡した。
「姫と東宮が良き仲になるよう、よろしく頼むぞ!」
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