16 / 535
2.邂逅と別れの章-7
しおりを挟む
エレベーターは地上一階で停止。
扉が開くと同時に、農場特有の動物のニオイがエレベーター内に流れ込んで来た。
知識が無くとも人が取る行動は一緒なのか、ジゼが思わず鼻をつまみ、
「ご、ごれば何!?」
眉間にシワを寄せると、
「大丈夫だよ、スグ慣れる。牛のニオイさ。まぁ「生き物」が生きている証拠ってとこかな」
笑って見せるヤマトに、ジゼは自分の腕をクンクン嗅ぎ、
「ニオイしない……私は生き物じゃないから?」
落ち込んだ様な表情を見せると、
「自分のニオイは分からないものよ。ウソだと思うなら、どぅ~ぞ」
エマは腕を差し出し、ジゼはスンスン匂いを嗅いでみたが、
「ここだと、よく分からない……でもエママの匂い、何故か落ち着く……」
「そう? ありがとう」
微笑むと、
「じゃあ、行きましょうか」
エレベーターを降りるなり、ジゼは背丈ほどある牛達が見せる息遣いに、
「うしぃ! 大きい! 本物! 生きてる! 動いてるぅーーー!」
研究室で森を見た時以上の輝きを見せ、ニオイも忘れて柵に駆け寄った。
牛達も騒がしい新参者に興味津々。
ジゼに近づき集まると、挨拶代わりのつもりか、ひと鳴きしてジゼの頬をべロリ。
「ウヒャ!」
一瞬驚いた顔をするも、初めてハッキリとした笑顔を見せた。
牛舎の隣は鶏舎。
「生きてるニワトリ……」
ジゼはコツコツ首を動かし歩き回るニワトリを、興味深げにジッと見つめ、
「ヤマト」
「ん?」
「赤黒い「突起物」が付いてるのが男?」
「お、おう、オスな! あと、誤解を招く様な言い方には気を付けようなぁ!」
気まずそうに答えるも、ジゼはそれどころではない。
見る物全てが新鮮で興味を引かれ、
「ヤマト、ヤマト! 付いてない上にオスが乗ってる! アレは何をしてる?」
「ん? あぁ~あ、メスな。交尾だよ」
「こうび?」
純真無垢な瞳で小首を傾げ、ヤマトはドデカイ地雷を踏んだ事に気付くも、ジゼは追い打ちをかける様に、
「私の所持するデータでは、交尾とは「子を作る行為」とあるけど、」
「かっ、母さん! 俺、休める所を作っておくから! じゃあそう言う事で後よろしく!」
「ちょ、ちょっとヤマトォ! ズルイわよぉーーーーーーッ!」
ヤマトは制止を振り切り猛ダッシュ。
荷物を抱え、海へと走り去って行った。
「…………」
「?」
「え、えぇ~とジゼちゃん、これも大事な話だから……その……今夜、お部屋でちゃんと、順を追って説明するわね」
「? 分かった」
「私達も海に行きましょうかぁ」
困り笑顔のエマがイスの車輪を回そうとすると、一刻も早く外に出たい筈のジゼが、車イスを静かに押し、
「ありがとう、ジゼちゃん」
「うん」
鶏舎エリアを抜け出る二人。
ジゼは鶏舎エリアを出るなり、
「お、おぉおぉぉぉ…………」
両目をキラキラと輝かせ、感嘆の唸りを上げる。
ついに外の世界へ、初めての一歩を踏み出したのである。
見上げれば、どこまでも突き抜ける青い空。
雲一つない空に浮かぶ太陽はギラつき、肌をピリピリと痺れさせ、生い茂る南国特有の木々は天に届きそうであった。
ジゼは身震い一つすると、舞う様に走り出し、
「太陽ォ! 空ァ! 土ィ! 木ッ!」
幹にしがみつくと目をつぶり、そっと耳を当て、
「……生きてる……」
五感で感じる自然の息吹に微笑みを浮かべ、
「ジゼちゃ~ん! ヤマトが待ってるわよぉ~」
優しく促すエマの声に目を開けると、
「分かったぁ!」
エマの下へ、駆け戻った。
その頃、浜辺に見つけた木陰にレジャーシートを敷き終わったヤマトは、日よけと風よけになるブルーシートの端を木の幹に括り付け屋根を作っていた。
しかし近づく人の気配に振り返り、
「!」
ギョッとした。
エマが南国の強い日差しの下、日傘も射さず、ジゼに車イスを押してもらいながら、砂浜に設けられた木道を通って来ていたのである。
「母さぁーん! ダメじゃないかぁ!」
慌てて駆け寄ると、目をつぶったままのジゼが顔を上げ、
「ヤマト? 居るの?」
「ジゼ? 何で目をつぶってるんだ?」
「エママが、良いって言うまで開けちゃダメって……」
エマのイタズラっぽい笑顔に、理由を察したヤマトは困った様に笑い、ため息交じりに、
「なるほどねぇ」
日傘を開くと、車イスに取り付けた。
「ありがとう、ヤマト。でも大丈夫よ。二人(ヤマトとジェイソン)が、木道を作ってくれたお陰。それにジゼちゃんが押してくれているから」
すると未だ目をつぶったままのジゼが眉間にシワを寄せ、
「エママ……まだ? 足元に細かい粒がいっぱいあって、すっ、滑るぅ……」
エマはクスリと笑い、
「開けて良いわよぉ。でも目を傷めるといけないから、ゆっくりとねぇ♪」
「分かった……」
促されるまま、ゆっくり目を開けたジゼは、
「!!」
絶句した。
広がる青い空と青い海。
そして南国の強い陽射しを照り返す、白く輝く砂浜。
穏やかなリズムを奏でるさざ波は透き通り、はるか遠くの水平線には、モコモコと綿菓子の様な雲が浮かんでいた。
「うっ、うみぃぃぃぃぃぃ!」
驚嘆の表情したジゼはブーツをスポンと脱ぎ捨て、駆け出そうとしたが、
「ちょ~~~と待ったぁ!」
ヤマトがすかさず細腕を掴んで捕縛。
足首と手首に、手早く腕時計の様な装置を巻き付け、
「いいか、ジゼ。これは放射能アラームだ。コイツが鳴ったら、すぐに戻るんだ!」
「うん、うん、うん、うん!」
海ばかり見てカラ返事を返すジゼに、ヤマトは両手で頬を挟み、自分の方を向かせ、
「大事な事なんだ! 本当に分かってるのか!?」
「分かってる分かってる!」
ヤマトはジッと目を合わせてから、
「なら行ってヨシ!」
両手を離した途端にジゼは一目散。猛ダッシュで砂浜へ駆けて行った。
「まったくジゼのヤツ……俺の言った事、ちゃんと分かってるのかぁ?」
言葉とは裏腹、ジゼの素直な喜びように思わず表情を緩めると、
「フフフッ。すっかり保護者ね」
笑うエマに苦笑いを返しつつ、車イスからお姫さま抱っこ。
そのまま木の幹を背もたれ代わり、レジャーシートの上に座らせた。
木陰を流れていく爽やかな浜辺の風。
「良い風ねぇ」
「うん」
一息ついた二人の目に映る、波打ち際で小波と戯れる無邪気なジゼの姿。
その姿は、普通の少女と全く変わらない。
「本当に良い子。ジョセフ博士と白川博士の人柄なのかしら……ねぇ、ヤマト」
何かのサインを送っている、エマの含んだ微笑みに、
「な、何だよ……」
「べっつにぃ~~~~~~♪」
「い、言いたい事があるならハッキリ言えば良いだろうぉ?」
「そう? なら聞くけど、ジゼちゃんと「お付き合いしたいなぁ」なんて思わない?」
「な!? そ、そう言うの俺にはよく分からない! それにジゼの気持だってあるだろ!」
「ふぅ~ん。じゃあ、ジゼちゃんがオーケーなら良いんだぁ~」
「揚げ足取りかよ! か、勝手に盛り上がるなよなぁ!」
照れ臭そうにスクッと立ち上がり背を向けた。
「でも、それだけじゃないわ。あなたとジゼちゃんには……運命的な物を感じるの」
「俺も……「棺」から目覚めたからか? 見つかった場所も、形も違う。たまたまだよ」
「どうかしら……でもこんな体になったからなのか、感じ、見えるの。あなたとジゼちゃんが、まだ見ぬ仲間達と未来を歩んでいく姿が……」
「…………」
チラリと振り返るヤマトの目に映る、何かを悟った様な穏やかな微笑みを浮かべるエマ。
その穏やか過ぎる微笑みに、得も言われぬ不安を感じたヤマトはスグに前を向き、
「……なぁ母さん……一つ聞いても良いか……」
「なぁ~に、改まっちゃって気持ち悪いぃ」
おどけて見せたが、ヤマトの背は、いつもと違い反応を返さず、
「…………」
しばし黙り込んだのち、
「やっぱいいや! 何でもない!」
過剰とも思える満面の笑みで振り返り、
「ジゼェーーーッ! 飯にしようぜぇーーーッ!」
浜辺に向かって大きく手を振ると、
「分かったぁーーーーーーーーー!」
ジゼはヤドカリを釈放し、駆け足で戻って来た。
扉が開くと同時に、農場特有の動物のニオイがエレベーター内に流れ込んで来た。
知識が無くとも人が取る行動は一緒なのか、ジゼが思わず鼻をつまみ、
「ご、ごれば何!?」
眉間にシワを寄せると、
「大丈夫だよ、スグ慣れる。牛のニオイさ。まぁ「生き物」が生きている証拠ってとこかな」
笑って見せるヤマトに、ジゼは自分の腕をクンクン嗅ぎ、
「ニオイしない……私は生き物じゃないから?」
落ち込んだ様な表情を見せると、
「自分のニオイは分からないものよ。ウソだと思うなら、どぅ~ぞ」
エマは腕を差し出し、ジゼはスンスン匂いを嗅いでみたが、
「ここだと、よく分からない……でもエママの匂い、何故か落ち着く……」
「そう? ありがとう」
微笑むと、
「じゃあ、行きましょうか」
エレベーターを降りるなり、ジゼは背丈ほどある牛達が見せる息遣いに、
「うしぃ! 大きい! 本物! 生きてる! 動いてるぅーーー!」
研究室で森を見た時以上の輝きを見せ、ニオイも忘れて柵に駆け寄った。
牛達も騒がしい新参者に興味津々。
ジゼに近づき集まると、挨拶代わりのつもりか、ひと鳴きしてジゼの頬をべロリ。
「ウヒャ!」
一瞬驚いた顔をするも、初めてハッキリとした笑顔を見せた。
牛舎の隣は鶏舎。
「生きてるニワトリ……」
ジゼはコツコツ首を動かし歩き回るニワトリを、興味深げにジッと見つめ、
「ヤマト」
「ん?」
「赤黒い「突起物」が付いてるのが男?」
「お、おう、オスな! あと、誤解を招く様な言い方には気を付けようなぁ!」
気まずそうに答えるも、ジゼはそれどころではない。
見る物全てが新鮮で興味を引かれ、
「ヤマト、ヤマト! 付いてない上にオスが乗ってる! アレは何をしてる?」
「ん? あぁ~あ、メスな。交尾だよ」
「こうび?」
純真無垢な瞳で小首を傾げ、ヤマトはドデカイ地雷を踏んだ事に気付くも、ジゼは追い打ちをかける様に、
「私の所持するデータでは、交尾とは「子を作る行為」とあるけど、」
「かっ、母さん! 俺、休める所を作っておくから! じゃあそう言う事で後よろしく!」
「ちょ、ちょっとヤマトォ! ズルイわよぉーーーーーーッ!」
ヤマトは制止を振り切り猛ダッシュ。
荷物を抱え、海へと走り去って行った。
「…………」
「?」
「え、えぇ~とジゼちゃん、これも大事な話だから……その……今夜、お部屋でちゃんと、順を追って説明するわね」
「? 分かった」
「私達も海に行きましょうかぁ」
困り笑顔のエマがイスの車輪を回そうとすると、一刻も早く外に出たい筈のジゼが、車イスを静かに押し、
「ありがとう、ジゼちゃん」
「うん」
鶏舎エリアを抜け出る二人。
ジゼは鶏舎エリアを出るなり、
「お、おぉおぉぉぉ…………」
両目をキラキラと輝かせ、感嘆の唸りを上げる。
ついに外の世界へ、初めての一歩を踏み出したのである。
見上げれば、どこまでも突き抜ける青い空。
雲一つない空に浮かぶ太陽はギラつき、肌をピリピリと痺れさせ、生い茂る南国特有の木々は天に届きそうであった。
ジゼは身震い一つすると、舞う様に走り出し、
「太陽ォ! 空ァ! 土ィ! 木ッ!」
幹にしがみつくと目をつぶり、そっと耳を当て、
「……生きてる……」
五感で感じる自然の息吹に微笑みを浮かべ、
「ジゼちゃ~ん! ヤマトが待ってるわよぉ~」
優しく促すエマの声に目を開けると、
「分かったぁ!」
エマの下へ、駆け戻った。
その頃、浜辺に見つけた木陰にレジャーシートを敷き終わったヤマトは、日よけと風よけになるブルーシートの端を木の幹に括り付け屋根を作っていた。
しかし近づく人の気配に振り返り、
「!」
ギョッとした。
エマが南国の強い日差しの下、日傘も射さず、ジゼに車イスを押してもらいながら、砂浜に設けられた木道を通って来ていたのである。
「母さぁーん! ダメじゃないかぁ!」
慌てて駆け寄ると、目をつぶったままのジゼが顔を上げ、
「ヤマト? 居るの?」
「ジゼ? 何で目をつぶってるんだ?」
「エママが、良いって言うまで開けちゃダメって……」
エマのイタズラっぽい笑顔に、理由を察したヤマトは困った様に笑い、ため息交じりに、
「なるほどねぇ」
日傘を開くと、車イスに取り付けた。
「ありがとう、ヤマト。でも大丈夫よ。二人(ヤマトとジェイソン)が、木道を作ってくれたお陰。それにジゼちゃんが押してくれているから」
すると未だ目をつぶったままのジゼが眉間にシワを寄せ、
「エママ……まだ? 足元に細かい粒がいっぱいあって、すっ、滑るぅ……」
エマはクスリと笑い、
「開けて良いわよぉ。でも目を傷めるといけないから、ゆっくりとねぇ♪」
「分かった……」
促されるまま、ゆっくり目を開けたジゼは、
「!!」
絶句した。
広がる青い空と青い海。
そして南国の強い陽射しを照り返す、白く輝く砂浜。
穏やかなリズムを奏でるさざ波は透き通り、はるか遠くの水平線には、モコモコと綿菓子の様な雲が浮かんでいた。
「うっ、うみぃぃぃぃぃぃ!」
驚嘆の表情したジゼはブーツをスポンと脱ぎ捨て、駆け出そうとしたが、
「ちょ~~~と待ったぁ!」
ヤマトがすかさず細腕を掴んで捕縛。
足首と手首に、手早く腕時計の様な装置を巻き付け、
「いいか、ジゼ。これは放射能アラームだ。コイツが鳴ったら、すぐに戻るんだ!」
「うん、うん、うん、うん!」
海ばかり見てカラ返事を返すジゼに、ヤマトは両手で頬を挟み、自分の方を向かせ、
「大事な事なんだ! 本当に分かってるのか!?」
「分かってる分かってる!」
ヤマトはジッと目を合わせてから、
「なら行ってヨシ!」
両手を離した途端にジゼは一目散。猛ダッシュで砂浜へ駆けて行った。
「まったくジゼのヤツ……俺の言った事、ちゃんと分かってるのかぁ?」
言葉とは裏腹、ジゼの素直な喜びように思わず表情を緩めると、
「フフフッ。すっかり保護者ね」
笑うエマに苦笑いを返しつつ、車イスからお姫さま抱っこ。
そのまま木の幹を背もたれ代わり、レジャーシートの上に座らせた。
木陰を流れていく爽やかな浜辺の風。
「良い風ねぇ」
「うん」
一息ついた二人の目に映る、波打ち際で小波と戯れる無邪気なジゼの姿。
その姿は、普通の少女と全く変わらない。
「本当に良い子。ジョセフ博士と白川博士の人柄なのかしら……ねぇ、ヤマト」
何かのサインを送っている、エマの含んだ微笑みに、
「な、何だよ……」
「べっつにぃ~~~~~~♪」
「い、言いたい事があるならハッキリ言えば良いだろうぉ?」
「そう? なら聞くけど、ジゼちゃんと「お付き合いしたいなぁ」なんて思わない?」
「な!? そ、そう言うの俺にはよく分からない! それにジゼの気持だってあるだろ!」
「ふぅ~ん。じゃあ、ジゼちゃんがオーケーなら良いんだぁ~」
「揚げ足取りかよ! か、勝手に盛り上がるなよなぁ!」
照れ臭そうにスクッと立ち上がり背を向けた。
「でも、それだけじゃないわ。あなたとジゼちゃんには……運命的な物を感じるの」
「俺も……「棺」から目覚めたからか? 見つかった場所も、形も違う。たまたまだよ」
「どうかしら……でもこんな体になったからなのか、感じ、見えるの。あなたとジゼちゃんが、まだ見ぬ仲間達と未来を歩んでいく姿が……」
「…………」
チラリと振り返るヤマトの目に映る、何かを悟った様な穏やかな微笑みを浮かべるエマ。
その穏やか過ぎる微笑みに、得も言われぬ不安を感じたヤマトはスグに前を向き、
「……なぁ母さん……一つ聞いても良いか……」
「なぁ~に、改まっちゃって気持ち悪いぃ」
おどけて見せたが、ヤマトの背は、いつもと違い反応を返さず、
「…………」
しばし黙り込んだのち、
「やっぱいいや! 何でもない!」
過剰とも思える満面の笑みで振り返り、
「ジゼェーーーッ! 飯にしようぜぇーーーッ!」
浜辺に向かって大きく手を振ると、
「分かったぁーーーーーーーーー!」
ジゼはヤドカリを釈放し、駆け足で戻って来た。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる