695 / 706
第十章
10-46
しおりを挟む
ラディッシュは何年も会っていないかに思えたゴゼンを懐かしむ中、記憶に覚えた引っ掛かりに、
(何だろ……この妙な違和感は……)
「「「「「「「?」」」」」」」
不思議に思う仲間たち。
怪訝な顔を見合わせ、ニプルウォートが代表する形で、
「どうしたのさぁラディ? ヘンな顔してさ」
「ヘンな顔って……」
ツッコミに苦笑するラディッシュであったが、抱いた「あやふやな心象」を正直に、
「いやぁ今にして思うと……どうしてゴゼンが送って来た祝いの品が「小さなゴミ箱一つ」だったのかなぁって……」
「そりゃぁ、アイツ流のからかい?」
「でもニプル。組織と連絡がつかないほど元老院の監視が強化されてる中で、そこまでして贈る物なの?」
「「「「「「…………」」」」」」
仲間たちも違和感を覚え始めると、
『ちょっと待つしぃ!』
声を上げたのはリンドウ。
閃きに、逸る気持ちを抑えられない様子で、
「地世が天世に直接乗り込んで来た時に使われたのはゴミ箱しぃ!」
「「「「「「!」」」」」」
仲間たちもハッとし、気持ちの昂ぶりが表情から見て取れたが、早急な判断は危険と感じたラディッシュは自身の昂揚を懸命に抑えつつ、
『でぇっ、でもぉでもぉ! 送られて来たゴミ箱からは何のチカラも感じられなかったよ?!』
今度はヒレンが、
「元老院の眼を欺く為に、チカラを封印して送って来たのかも知れないわ」
反攻の糸口を見つけたかもしれない可能性に微かに震えた。
昂揚を見せる事の少ない彼女の気勢に、ラディッシュは居ても立っても居られなくなり、
『ッ!』
堪らず部屋から飛び出した。
「「「「「「「!」」」」」」」
後に続く仲間たち。
話が話で、時が時だけに、一分一秒を惜しむかの如くドロプウォートの椅子車はターナップが急発進で押しながら。
すれ違う村人たちからの「何ごと?」と言わんばかりの視線を横目に血相を変えたラディッシュは愛する棲み処へ駆け込み、
「!」
勢いそのまま、その辺の床に置いていたゴミ箱を手に取り、上を、下を、右を、左を、中を、慌ただしく回し見る。
しかし変哲は無く、
(やっぱり違った?!)
希望が落胆に変わりかけたその時、
『貸してみるのしぃ!』
横から強引に取り上げたのは駆け込んで来たリンドウ。
両手で持った瞬間、手から感じたヒリつきに、
(間違いないのしぃ!)
確信を得ると、
『事情は後で話すのし! みんなぁ地世に向かう戦闘準備をするのしぃ!』
「「「「「「「!」」」」」」」
覚悟を感じる強い口調で促され、ラディッシュ達は気圧される形で、蜘蛛の子が散らされたように、各々が一斉に準備に取り掛かった。
彼女の焦る口調から、猶予がさほど無いのを感じ取り。
半日を待たず、
「「「「「「「…………」」」」」」」
ラディッシュの家に再集結する勇者組。
物々しい格好で。
当然である。
手段こそ聴かされていないが、これから向かうのは決戦の地。
見送り側となったチィックウィードが椅子車のドロプウォートと見守る中、全員揃ったところでリンドウが、ゴゼンがラディッシュに贈ったゴミ箱を手に、
「この箱から、地世のチカラが微かに漏れ出てるのを感じるのし」
「「「「「「「?!」」」」」」」
意外であった。
特に、普通のゴミ箱として日常的に使っていたラディッシュ、チィックウィードにとって。
「そ、そんな特別なチカラは感じなかったよ?!」
驚く彼と、同意を示してコクコク頷く彼女に、リンドウは「それは仕方がない」とでも言いたげに、
「当然しぃ。中世で日常的に感じる地世のチカラより微々たる量しぃ。中世で暮らす人間が気付けないのは当然なのしぃ。地世のチカラに敏感な、天世人のアーシだから手にして気付けたのしぃ」
するとヒレンが「ちょっと待ちなさい」と話を制し、
「確かにアタシも、その箱から地世の微かなチカラを感じるけど、天世のゴミ箱は機能を停止させるまで地世と繋がっていたのよ? 使っていた時のチカラが箱の中に残留していてもおかしく無いわ。感じるチカラはそれほど僅かよ?」
異論にリンドウはニヤリと笑い、
「そこが狙いだったのし♪」
「え?」
「取り締まりの連中も、そう思ったのしぃ。だから免れたのし♪」
「…………」
箱を持った彼女はしたり顔でパストリスの下へ歩み寄ると、
「地世のチカラを解放して、この箱を持ってみるのしぃ♪」
「…………」
半信半疑で箱を受け取る。
不安が拭えずラディッシュの顔を窺うと、彼は「何があっても支える」と言いたげな表情で頷き、背中を押される形となった彼女も小さく頷き答え、
《我を護りし天世の光より、真実の扉を今開かぁん!》
彼女の全身は地世のチカラに覆われ、隠されたケモ耳が、尻尾が露に。
すると彼女のチカラに呼応するように、ゴミ箱の中に残っていた塵や芥(あくた)程度であった地世のチカラが急激に膨れ上がり、彼女の掌の上で漆黒の煙玉と化した。
ボーリングの球ほどに成長した煙玉に、
『こっ、これってぇ!?』
出現させたパストリス自身も驚く中、リンドウは驚きなど歯牙にも掛けず、
『みんな煙玉に触れるのしぃ!』
「「「「「!」」」」」
即座に触れるラディッシュたち。
理屈を感覚的に理解したパストリスがチカラを込めると黒き煙玉は次第に大きくなっていき、ラディッシュ達は不安げに見守るチィックウィードに、何も言わず見つめているかに見えるドロプウォートに、
『『『『『『『行って来ます♪』』』』』』』
姿は一瞬にして箱の中に。
安心を促す笑顔を残し、吸い込まれるように消えた。
「「…………」」
静かになった部屋に残される幼きチィックウィードと、外界に対する認識の戻らぬ椅子車に座るドロプウォート。
静寂は涙を誘い、
「まってる、なぉ……」
幼女は人知れず目元を拭った。
そしてラディッシュ達が転移した先が、遺跡のゲートを通って出る本来の場所ではなく、天世がゴミ捨て場として指定していた地であった。
(何だろ……この妙な違和感は……)
「「「「「「「?」」」」」」」
不思議に思う仲間たち。
怪訝な顔を見合わせ、ニプルウォートが代表する形で、
「どうしたのさぁラディ? ヘンな顔してさ」
「ヘンな顔って……」
ツッコミに苦笑するラディッシュであったが、抱いた「あやふやな心象」を正直に、
「いやぁ今にして思うと……どうしてゴゼンが送って来た祝いの品が「小さなゴミ箱一つ」だったのかなぁって……」
「そりゃぁ、アイツ流のからかい?」
「でもニプル。組織と連絡がつかないほど元老院の監視が強化されてる中で、そこまでして贈る物なの?」
「「「「「「…………」」」」」」
仲間たちも違和感を覚え始めると、
『ちょっと待つしぃ!』
声を上げたのはリンドウ。
閃きに、逸る気持ちを抑えられない様子で、
「地世が天世に直接乗り込んで来た時に使われたのはゴミ箱しぃ!」
「「「「「「!」」」」」」
仲間たちもハッとし、気持ちの昂ぶりが表情から見て取れたが、早急な判断は危険と感じたラディッシュは自身の昂揚を懸命に抑えつつ、
『でぇっ、でもぉでもぉ! 送られて来たゴミ箱からは何のチカラも感じられなかったよ?!』
今度はヒレンが、
「元老院の眼を欺く為に、チカラを封印して送って来たのかも知れないわ」
反攻の糸口を見つけたかもしれない可能性に微かに震えた。
昂揚を見せる事の少ない彼女の気勢に、ラディッシュは居ても立っても居られなくなり、
『ッ!』
堪らず部屋から飛び出した。
「「「「「「「!」」」」」」」
後に続く仲間たち。
話が話で、時が時だけに、一分一秒を惜しむかの如くドロプウォートの椅子車はターナップが急発進で押しながら。
すれ違う村人たちからの「何ごと?」と言わんばかりの視線を横目に血相を変えたラディッシュは愛する棲み処へ駆け込み、
「!」
勢いそのまま、その辺の床に置いていたゴミ箱を手に取り、上を、下を、右を、左を、中を、慌ただしく回し見る。
しかし変哲は無く、
(やっぱり違った?!)
希望が落胆に変わりかけたその時、
『貸してみるのしぃ!』
横から強引に取り上げたのは駆け込んで来たリンドウ。
両手で持った瞬間、手から感じたヒリつきに、
(間違いないのしぃ!)
確信を得ると、
『事情は後で話すのし! みんなぁ地世に向かう戦闘準備をするのしぃ!』
「「「「「「「!」」」」」」」
覚悟を感じる強い口調で促され、ラディッシュ達は気圧される形で、蜘蛛の子が散らされたように、各々が一斉に準備に取り掛かった。
彼女の焦る口調から、猶予がさほど無いのを感じ取り。
半日を待たず、
「「「「「「「…………」」」」」」」
ラディッシュの家に再集結する勇者組。
物々しい格好で。
当然である。
手段こそ聴かされていないが、これから向かうのは決戦の地。
見送り側となったチィックウィードが椅子車のドロプウォートと見守る中、全員揃ったところでリンドウが、ゴゼンがラディッシュに贈ったゴミ箱を手に、
「この箱から、地世のチカラが微かに漏れ出てるのを感じるのし」
「「「「「「「?!」」」」」」」
意外であった。
特に、普通のゴミ箱として日常的に使っていたラディッシュ、チィックウィードにとって。
「そ、そんな特別なチカラは感じなかったよ?!」
驚く彼と、同意を示してコクコク頷く彼女に、リンドウは「それは仕方がない」とでも言いたげに、
「当然しぃ。中世で日常的に感じる地世のチカラより微々たる量しぃ。中世で暮らす人間が気付けないのは当然なのしぃ。地世のチカラに敏感な、天世人のアーシだから手にして気付けたのしぃ」
するとヒレンが「ちょっと待ちなさい」と話を制し、
「確かにアタシも、その箱から地世の微かなチカラを感じるけど、天世のゴミ箱は機能を停止させるまで地世と繋がっていたのよ? 使っていた時のチカラが箱の中に残留していてもおかしく無いわ。感じるチカラはそれほど僅かよ?」
異論にリンドウはニヤリと笑い、
「そこが狙いだったのし♪」
「え?」
「取り締まりの連中も、そう思ったのしぃ。だから免れたのし♪」
「…………」
箱を持った彼女はしたり顔でパストリスの下へ歩み寄ると、
「地世のチカラを解放して、この箱を持ってみるのしぃ♪」
「…………」
半信半疑で箱を受け取る。
不安が拭えずラディッシュの顔を窺うと、彼は「何があっても支える」と言いたげな表情で頷き、背中を押される形となった彼女も小さく頷き答え、
《我を護りし天世の光より、真実の扉を今開かぁん!》
彼女の全身は地世のチカラに覆われ、隠されたケモ耳が、尻尾が露に。
すると彼女のチカラに呼応するように、ゴミ箱の中に残っていた塵や芥(あくた)程度であった地世のチカラが急激に膨れ上がり、彼女の掌の上で漆黒の煙玉と化した。
ボーリングの球ほどに成長した煙玉に、
『こっ、これってぇ!?』
出現させたパストリス自身も驚く中、リンドウは驚きなど歯牙にも掛けず、
『みんな煙玉に触れるのしぃ!』
「「「「「!」」」」」
即座に触れるラディッシュたち。
理屈を感覚的に理解したパストリスがチカラを込めると黒き煙玉は次第に大きくなっていき、ラディッシュ達は不安げに見守るチィックウィードに、何も言わず見つめているかに見えるドロプウォートに、
『『『『『『『行って来ます♪』』』』』』』
姿は一瞬にして箱の中に。
安心を促す笑顔を残し、吸い込まれるように消えた。
「「…………」」
静かになった部屋に残される幼きチィックウィードと、外界に対する認識の戻らぬ椅子車に座るドロプウォート。
静寂は涙を誘い、
「まってる、なぉ……」
幼女は人知れず目元を拭った。
そしてラディッシュ達が転移した先が、遺跡のゲートを通って出る本来の場所ではなく、天世がゴミ捨て場として指定していた地であった。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる