447 / 900
第六章
6-99
しおりを挟む
運河に掛かる橋を渡って町へ入るラディッシュ達――
並ぶ家々は独自の木組みで造られ、窓辺や玄関には花が飾られ、公園の花壇にも色とりどりの花が咲いていて、町は童話に出て来そうな愛らしい町並みであった。
移動はもっぱら徒歩か、水路を使った小舟らしく、馬車は見当たらず、入った飲食店のメニューも魚介類が中心で、総じてイリスが言った通り「水の都」であった。
三方を海に囲まれた国の、エルブ国出身ドロプウォートも初めて目にする、口にする魚介類や調理法ばかり。
しかし、
『美味しいですわぁ~♪』
頬を押さえて感嘆を漏らし、隣に座るチィックウィードは、手元に置かれた皿の上に乗る、見た事の無い調理をされた魚に警戒心露わ、
「おさかな……なぉ……」
珍しく、訝し気な顔。
そもそも内陸で育てられた彼女は、魚と言う物を食べた事が無かったのである。
しかしホクホク顔で食べ進める母(仮)、父(仮)、仲間たちの姿に触発され、
「なぉ……」
恐る恐る、白身魚にフォークを突き立て、
「…………」
しばし見つめた後に腹を括って意を決し、
「はぁむぅ!」
一口パクリ。
途端に、
『んふぅうぅ~♪』
至福に目を細め、愛娘(仮)の笑顔に父(仮)ラディッシュは目尻を下げ、
「そっかそっかぁ~チィちゃんはお魚を食べるの初めてかぁ~♪」
「ハジメテなぉ~♪」
「これからは魚料理も作ってあげるからね♪」
「なぉ~♪」
幼子の素直な喜びように、仲間たちもほっこりした笑みを見せると、料理のレパートリーの増加を思い立った彼はさっそく、
「ねぇねぇ、イリィ!」
「んぁ?」
「アクア国って、どこの町もこんなに魚介類が美味しいの?!」
暗に「食べ歩き」を示唆すると彼女は、
「んあぁ~まぁ多分そぅだろうさねぇ~」
何とも歯切れの悪い反応。
そんなイリスに即応したのは、ニプルウォート。
からかいのネタを見つけた彼女は、
「多分ってぇさ~アンタの国だろぅ、イリィ♪」
ツッコミに、イリスは「キッシッシッ」と笑いながら、
「アタシぁ病弱で、外に出た事が無かったって言ったさぁねぇ~」
(((((((!)))))))
「アンタ達と出会う前のアタシが持ってた知識は、全部、本から得た物さねぇ」
苦笑交じりに魚料理を一口食べ、
「くぅ~こんなウマイ料理があるならぁ、もっと早く出れば良かったさねぇ~♪」
城から抜け出したのが一大決心であったのを窺わせると、彼女の満足そうな笑顔を見つめていたラディッシュが、
「…………」
改まった様子でスプーンを静かに置き、
「ねぇイリィ……一つ聞いてイイ?」
「んぁ? 何だい?」
「その……」
奥歯に物が挟まる物言いに、
「今更かしこまる間柄でもないさぁねぇ~」
彼女の笑みに背中を押される形で、
「じゃぁ……」
事の成り行きを静観する仲間たちを前に、
「どうしてイリィは城から抜け出したの?」
((((((!))))))
それは仲間たちも、気にはなっていた事。
すると彼女は「そんな事か」と言わんばかり「キィシッシッ」と笑い、
「前にも言ったさねぇ♪ アタシぁ自分が知らない世界の料理を食って、」
『それだけじゃありませんですわよねぇ?』
すかさず割って入ったのはドロプウォート。
付き合いも長くなれば気心も知れ、おふざけ無しで、
「それが理由で「王族の責」から逃げ出した人が、国や民の為に戻ろうなどとは思わない筈ですわ」
仲間たちからも同意の眼差しを向けられた彼女は、
「コイツは参ったさねぇ……」
ヤレヤレ笑いで小さく呟き、
(誤魔化しや言い逃れの類いは、流石に無粋な場面さねぇ……)
思い改め、
「嘘は言ってないさねぇ。半分はホントの話ぃ」
自嘲気味の小さな笑みを浮かべて後、
「外の世界を見てみたかった」
「「「「「「「…………」」」」」」」
「なぁドロプ」
「何ですの?」
「アンタに「前に言った苦言」は、アタシ自身への裏返しでもあるのさねぇ」
「裏返し?」
「婿取り、さねぇ」
「「「「「「「!」」」」」」」
「床に伏していた時にぁ「健康を取り戻したい」と願い、取り戻したら取り戻したで、今度は王族の責として「婿取り」の文字が頭をチラつく」
「「「「「「「…………」」」」」」」
「けど、それ自体は悪い話じゃないさぁねぇ、国や民の安寧に繋がる話。けどさねぇ……」
イリスは天井を見上げ、
「床に伏していた間に本で見た「無限に広がる世界」ってヤツを、アタシはこの眼で、耳で、五感で感じたくなっちまったのさねぇえ。世継ぎ問題で「籠の鳥」にされっちまう前にぃ♪」
まだ見ぬ世界に想いを馳せ、まるでその世界が目の前に広がっている様な笑顔を見せたが、
「それもコレまで、さねぇ♪」
視線を仲間たちに戻すなり「キッシッシッ」と笑って、
「国に不穏が蔓延(はびこ)っている以上、そぅ好き勝手もしてられないさねぇ♪」
「…………」
ラディッシュは笑顔の下に隠された寂しさを察し、
「なんか、その……ごめんね、イリィ……」
「んぁ?」
「興味本位で訊くような話じゃなかった、よねぇ……」
視線を落とすと、彼女は辟易笑いで「よしとくれぇさねぇ」と再び一笑、
「これが「アタシの務め」なのさねぇ♪」
しかしその笑顔は、やはり何処か寂し気に見え、
「「「「「「「…………」」」」」」」
仲間たちも食事を忘れて視線を落とすと、周囲の客席から、
「おいおい聞いたかぁ訊いたかぁあぁ?」
「何の話だ?」
「病床に伏していた姫様の話だよ。行方不明になられたそうだぞぉ」
「ホントかよぉ!」
客たちの会話が漏れ聞こえて来て、
((((((((!?))))))))
思わず小さく苦笑し合う、話題のイリスと仲間たち。
並ぶ家々は独自の木組みで造られ、窓辺や玄関には花が飾られ、公園の花壇にも色とりどりの花が咲いていて、町は童話に出て来そうな愛らしい町並みであった。
移動はもっぱら徒歩か、水路を使った小舟らしく、馬車は見当たらず、入った飲食店のメニューも魚介類が中心で、総じてイリスが言った通り「水の都」であった。
三方を海に囲まれた国の、エルブ国出身ドロプウォートも初めて目にする、口にする魚介類や調理法ばかり。
しかし、
『美味しいですわぁ~♪』
頬を押さえて感嘆を漏らし、隣に座るチィックウィードは、手元に置かれた皿の上に乗る、見た事の無い調理をされた魚に警戒心露わ、
「おさかな……なぉ……」
珍しく、訝し気な顔。
そもそも内陸で育てられた彼女は、魚と言う物を食べた事が無かったのである。
しかしホクホク顔で食べ進める母(仮)、父(仮)、仲間たちの姿に触発され、
「なぉ……」
恐る恐る、白身魚にフォークを突き立て、
「…………」
しばし見つめた後に腹を括って意を決し、
「はぁむぅ!」
一口パクリ。
途端に、
『んふぅうぅ~♪』
至福に目を細め、愛娘(仮)の笑顔に父(仮)ラディッシュは目尻を下げ、
「そっかそっかぁ~チィちゃんはお魚を食べるの初めてかぁ~♪」
「ハジメテなぉ~♪」
「これからは魚料理も作ってあげるからね♪」
「なぉ~♪」
幼子の素直な喜びように、仲間たちもほっこりした笑みを見せると、料理のレパートリーの増加を思い立った彼はさっそく、
「ねぇねぇ、イリィ!」
「んぁ?」
「アクア国って、どこの町もこんなに魚介類が美味しいの?!」
暗に「食べ歩き」を示唆すると彼女は、
「んあぁ~まぁ多分そぅだろうさねぇ~」
何とも歯切れの悪い反応。
そんなイリスに即応したのは、ニプルウォート。
からかいのネタを見つけた彼女は、
「多分ってぇさ~アンタの国だろぅ、イリィ♪」
ツッコミに、イリスは「キッシッシッ」と笑いながら、
「アタシぁ病弱で、外に出た事が無かったって言ったさぁねぇ~」
(((((((!)))))))
「アンタ達と出会う前のアタシが持ってた知識は、全部、本から得た物さねぇ」
苦笑交じりに魚料理を一口食べ、
「くぅ~こんなウマイ料理があるならぁ、もっと早く出れば良かったさねぇ~♪」
城から抜け出したのが一大決心であったのを窺わせると、彼女の満足そうな笑顔を見つめていたラディッシュが、
「…………」
改まった様子でスプーンを静かに置き、
「ねぇイリィ……一つ聞いてイイ?」
「んぁ? 何だい?」
「その……」
奥歯に物が挟まる物言いに、
「今更かしこまる間柄でもないさぁねぇ~」
彼女の笑みに背中を押される形で、
「じゃぁ……」
事の成り行きを静観する仲間たちを前に、
「どうしてイリィは城から抜け出したの?」
((((((!))))))
それは仲間たちも、気にはなっていた事。
すると彼女は「そんな事か」と言わんばかり「キィシッシッ」と笑い、
「前にも言ったさねぇ♪ アタシぁ自分が知らない世界の料理を食って、」
『それだけじゃありませんですわよねぇ?』
すかさず割って入ったのはドロプウォート。
付き合いも長くなれば気心も知れ、おふざけ無しで、
「それが理由で「王族の責」から逃げ出した人が、国や民の為に戻ろうなどとは思わない筈ですわ」
仲間たちからも同意の眼差しを向けられた彼女は、
「コイツは参ったさねぇ……」
ヤレヤレ笑いで小さく呟き、
(誤魔化しや言い逃れの類いは、流石に無粋な場面さねぇ……)
思い改め、
「嘘は言ってないさねぇ。半分はホントの話ぃ」
自嘲気味の小さな笑みを浮かべて後、
「外の世界を見てみたかった」
「「「「「「「…………」」」」」」」
「なぁドロプ」
「何ですの?」
「アンタに「前に言った苦言」は、アタシ自身への裏返しでもあるのさねぇ」
「裏返し?」
「婿取り、さねぇ」
「「「「「「「!」」」」」」」
「床に伏していた時にぁ「健康を取り戻したい」と願い、取り戻したら取り戻したで、今度は王族の責として「婿取り」の文字が頭をチラつく」
「「「「「「「…………」」」」」」」
「けど、それ自体は悪い話じゃないさぁねぇ、国や民の安寧に繋がる話。けどさねぇ……」
イリスは天井を見上げ、
「床に伏していた間に本で見た「無限に広がる世界」ってヤツを、アタシはこの眼で、耳で、五感で感じたくなっちまったのさねぇえ。世継ぎ問題で「籠の鳥」にされっちまう前にぃ♪」
まだ見ぬ世界に想いを馳せ、まるでその世界が目の前に広がっている様な笑顔を見せたが、
「それもコレまで、さねぇ♪」
視線を仲間たちに戻すなり「キッシッシッ」と笑って、
「国に不穏が蔓延(はびこ)っている以上、そぅ好き勝手もしてられないさねぇ♪」
「…………」
ラディッシュは笑顔の下に隠された寂しさを察し、
「なんか、その……ごめんね、イリィ……」
「んぁ?」
「興味本位で訊くような話じゃなかった、よねぇ……」
視線を落とすと、彼女は辟易笑いで「よしとくれぇさねぇ」と再び一笑、
「これが「アタシの務め」なのさねぇ♪」
しかしその笑顔は、やはり何処か寂し気に見え、
「「「「「「「…………」」」」」」」
仲間たちも食事を忘れて視線を落とすと、周囲の客席から、
「おいおい聞いたかぁ訊いたかぁあぁ?」
「何の話だ?」
「病床に伏していた姫様の話だよ。行方不明になられたそうだぞぉ」
「ホントかよぉ!」
客たちの会話が漏れ聞こえて来て、
((((((((!?))))))))
思わず小さく苦笑し合う、話題のイリスと仲間たち。
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
我が家と異世界がつながり、獣耳幼女たちのお世話をすることになった件【書籍化決定!】
木ノ花
ファンタジー
【第13回ネット小説大賞、小説部門・入賞!】
マッグガーデン様より、書籍化決定です!
異世界との貿易で資金を稼ぎつつ、孤児の獣耳幼女たちをお世話して幸せに! 非日常ほのぼのライフの開幕!
パワハラに耐えかねて会社を辞め、独り身の気楽な無職生活を満喫していた伊海朔太郎。
だが、凪のような日常は驚きとともに終わりを告げた。
ある日、買い物から帰宅すると――頭に猫耳を生やした幼女が、リビングにぽつんと佇んでいた。
その後、猫耳幼女の小さな手に引かれるまま、朔太郎は自宅に現れた謎の地下通路へと足を踏み入れる。そして通路を抜けた先に待ち受けていたのは、古い時代の西洋を彷彿させる『異世界』の光景だった。
さらに、たどり着いた場所にも獣耳を生やした別の二人の幼女がいて、誰かの助けを必要としていた。朔太郎は迷わず、大人としての責任を果たすと決意する――それをキッカケに、日本と異世界を行き来する不思議な生活がスタートする。
最初に出会った三人の獣耳幼女たちとのお世話生活を中心に、異世界貿易を足掛かりに富を築く。様々な出会いと経験を重ねた朔太郎たちは、いつしか両世界で一目置かれる存在へと成り上がっていくのだった。
※まったり進行です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
捨てられた前世【大賢者】の少年、魔物を食べて世界最強に、そして日本へ
月城 友麻
ファンタジー
辺境伯の三男坊として転生した大賢者は、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。
そして、ある日、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父に引導を渡し、街の英雄として凱旋を果たすが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
太陽系最果ての地で壮絶な戦闘を超え、愛する人を救うために目指したのはなんと日本。
テンプレを超えた壮大なファンタジーが今、始まる。
異世界で一番の紳士たれ!
だんぞう
ファンタジー
十五歳の誕生日をぼっちで過ごしていた利照はその夜、熱を出して布団にくるまり、目覚めると見知らぬ世界でリテルとして生きていた。
リテルの記憶を参照はできるものの、主観も思考も利照の側にあることに混乱しているさなか、幼馴染のケティが彼のベッドのすぐ隣へと座る。
リテルの記憶の中から彼女との約束を思いだし、戸惑いながらもケティと触れ合った直後、自身の身に降り掛かった災難のため、村人を助けるため、単身、魔女に会いに行くことにした彼は、魔女の館で興奮するほどの学びを体験する。
異世界で優しくされながらも感じる疎外感。命を脅かされる危険な出会い。どこかで元の世界とのつながりを感じながら、時には理不尽な禍に耐えながらも、自分の運命を切り拓いてゆく物語。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる