401 / 706
第六章
6-53
しおりを挟む
謁見の間の隣室に移動するドロプウォート達――
部屋は勇者組の為に仮設で設けた食堂であり、仮設と呼ぶにふさわしく、部屋の中央に長方形のテーブルを二つ組み合わせ、正方形状にした物に白布が被せられ、その周囲に椅子を十脚配置した物が置かれた程度。調理は別の場所にある調理場で行い、完成品をワゴンで運び込んでいた。
その様な簡素な部屋であったが、食卓からは食欲を誘う甘い香りが周囲に漂い、腹を空かせた獣たちが香りに誘われ続々部屋に入ると、十人分の配膳をしていたイリスが作業の手を止め、
「飯の時間がちぃ~とばっか遅れちおまってぇ悪ぃさぁねぇ♪」
すると彼女が「ラディッシュの調理の遅れ」を、いつもの調子で皮肉ったと勘違いしたドロプウォートが冗談半分の売り言葉で、
「別に貴方が作った訳ではありませんですのに、貴方が謝る必要はありませんですわよぉ♪」
仲間たちも同調する様に「あはは」と笑ったが、ラディッシュがすかさず、
「今回はイリィに作ってもらったんだよ♪」
思いも寄らぬ一言に、
『『『『『『『『えぇっ?!』』』』』』』』
あからさまな一斉の不安顔。
想定外の反応だったのか、想定以上の反応だったのか、その顔にラディッシュは慌て気味に、
「もっ、モチロン作業指示は僕が出しながらだけどね♪」
「「「「「「「「あぁ~」」」」」」」」」
フォローを入れた途端に起きた安堵の息に、
「な……なぁんか釈然としないさねぇ」
イリスが不服そうな様子を見せると、仲間たちは露骨に見せてしまった不安顔を自嘲する様に、笑ってお茶を濁しながら着席し、
『『『『『『『『ん?!』』』』』』』』
並べられた料理を見て驚いた。
「こ、これをイリィが作りましてですのぉ?!」
自問自答のように、驚嘆をこぼすドロプウォート。
その感想は仲間たちも同意であり、食い入るように見つめる先にある、少し深みのある皿に盛られていたのは、大きさはマチマチで、形も多少いびつに切られながらも、食欲を誘う醤油仕立ての甘辛い香りが漂う、根菜類の料理。
地球で言う所の「肉じゃが」であった。
((((((((これがホンモノぉ♪))))))))
素直に感嘆する仲間たち。
それもその筈、現在作成中である女王フルールの「新ジャンルの料理モノ」の作中に登場する料理の一つであり、再現度の高さを感じたから。
仲間たちの驚き顔に「してやったり」の顔を合わせる、イリスとラディッシュ。
二人も着席すると、女王フルールの「いただきます」に合わせ、
『『『『『『『『『いただきまぁす♪』』』』』』』』』
箸やスプーンなど、各々が使い易いカトラリーを用いて一口、パクリ。
イリスもスプーンで一口。
(味は大丈夫の筈さね……ラディも「ウマイ」って言ってくれたし問題は……無い……筈……)
自身に言い聞かせながらも不安のドキドキは収まらず、ラディッシュの様子をチラ見。
仲間たちの反応を見る勇気が、持てなかったから。
しかし彼は、彼女の不安など、微塵も気にしていない様子のニコニコ顔で食べ進めていて、
(呑気なモンさぁねぇ。こっちは寿命が縮みそうさねぇ)
止むを得ず、
(…………)
勇気を振り絞って、
(…………)
仲間たちの反応を、恐る恐る窺うと、
(!?)
仲間たちもラディッシュと同じ笑顔で、ひたすら食べていた。
チィックウィードに至っては彼女と眼が合うなり、
『イリおねぇちゃん、とってもぉオイシイなぉ♪』
(!)
改めて褒められると、
(くぅ~っ! こんなにも嬉しいモンなのさねぇ~~~!)
斜に構えた表情が思わず綻びそうになり、そこへ更に追い打ちをかけるようにパストリスも、
「本当に美味しいのでぇすぅ、イリィさぁん♪ イリィさんは、お料理が初めてじゃなぁいのですぅ?!」
苦労が報われる、仲間からの嬉しい言葉。
しかし多少の引っ掛かりも。
(アタシの名前を二度呼んだ? 瓜二つのラミウム様を基準にしてるのさぁね?)
気持ちが昂っている為か仲間の一言一言が妙に耳に残り、名前を二度重ねて呼ばれたのが揚げ足的に、微妙に気に掛かってしまった。
そんな中、ラミウムとの面識が無いニプルウォートまでもが、
『まっ、まぁまぁヤルじゃなさぁ』
負け惜しみを多少感じさせる称賛をし、称賛は仲間たちのみならず女王フルールやリブロンからも。
イリスはニヤケそうになる顔を必死に堪えながら、
(アタシぁヘンに勘繰り過ぎなのさぁねぇ?!)
言葉の「些細なニュアンス」に過剰反応した自身を反省しつつ、
(そ、それにぃ浮かれてる場合じゃないさねぇ~これがぁ「何も出来なかったアタシ」のぉ「始まりの一歩目」なのさぁねぇ♪)
気の緩みの戒めに、内心で懸命に努めていると、それまで驚き意外に黙していたドロプウォートが改まった物言いで、
「本当に美味しいですわ、イリィ。本当に」
偽りや、皮肉の類いを感じさせる笑顔では無かったものの、その笑顔にイリスは、
(何て悲しい音色で、アンタはアタシを褒めるのさぁね……)
胸が小さく痛んだ。
その痛みを一言で表現するなら、罪悪感か。
彼女の「想い人の心」を独占し、あまつさえ「諦めさせる形」を作りつつある自身に。
すると、
(!)
有頂天から一転した彼女の微妙な表情変化に、胸中を悟られたと感じたドロプウォートが焦り交じりに話しの矛先を変えようと、
『そっ、そう言えばフルール陛下ぁ』
「ん? 何でゴザル?」
「何故に陛下は、異世界料理の「肉じゃが」なる物を御承知でしたのです?」
すると赤ジャージを着たままの女王フルールは、口に運びかけたスプーンを静かに下ろし、
「…………」
手元でホカホカとした湯気を上げる肉じゃがを、懐かしむ様に見つめながら、
「かつてハクサンが、ウチの料理人達に勝手に作らせ食していた料理の一つ、なのでゴザルよぉ」
そう語る彼女の微笑みは一言では表現できない、それはとても、とても複雑な物であった。
(((((((((…………)))))))))
有り体に言ってしまえば、それは「未練」と言えるのかも知れない。
(フルール陛下は、まだハクサンの事を想っておいでなのですわ……)
恋する乙女ドロプウォートだからこそ感じた女王フルールの心の機微に、無意に触れてしまったのを後悔しつつ、
(そして、その彼を討ったのは、私達……)
彼女の心中を思い表情を曇らせたが、それは女王フルールもしかり。
ドロプウォートの微かな表情変化から、
(妾の整理しきれぬ想いがぁ、彼女らの心を沈めんしたか……)
瞬時に悟ると、たおやかな笑みを口元に浮かべながら、
「勘違いせぬでぇ欲しきにありぃんすがぁ妾はヌシらに感謝こそすれ、微塵も恨んだりしておらぬのぇ」
「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」
「アヤツを止めてくれぇんしたらぁ、どれ程の被害が世界に及びんしたかぁ想像もつきぃんせぇんぇ」
その言葉に「嘘がある」などと誰も思わなかった。
しかし、まかり自分が「彼女の立場だったら」と考えた時、
「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」
それは到底、腑に落とせるモノではなかった。
どのような形にせよ、彼女の想い人の「命を奪った事実」に変りは無かったから。
部屋は勇者組の為に仮設で設けた食堂であり、仮設と呼ぶにふさわしく、部屋の中央に長方形のテーブルを二つ組み合わせ、正方形状にした物に白布が被せられ、その周囲に椅子を十脚配置した物が置かれた程度。調理は別の場所にある調理場で行い、完成品をワゴンで運び込んでいた。
その様な簡素な部屋であったが、食卓からは食欲を誘う甘い香りが周囲に漂い、腹を空かせた獣たちが香りに誘われ続々部屋に入ると、十人分の配膳をしていたイリスが作業の手を止め、
「飯の時間がちぃ~とばっか遅れちおまってぇ悪ぃさぁねぇ♪」
すると彼女が「ラディッシュの調理の遅れ」を、いつもの調子で皮肉ったと勘違いしたドロプウォートが冗談半分の売り言葉で、
「別に貴方が作った訳ではありませんですのに、貴方が謝る必要はありませんですわよぉ♪」
仲間たちも同調する様に「あはは」と笑ったが、ラディッシュがすかさず、
「今回はイリィに作ってもらったんだよ♪」
思いも寄らぬ一言に、
『『『『『『『『えぇっ?!』』』』』』』』
あからさまな一斉の不安顔。
想定外の反応だったのか、想定以上の反応だったのか、その顔にラディッシュは慌て気味に、
「もっ、モチロン作業指示は僕が出しながらだけどね♪」
「「「「「「「「あぁ~」」」」」」」」」
フォローを入れた途端に起きた安堵の息に、
「な……なぁんか釈然としないさねぇ」
イリスが不服そうな様子を見せると、仲間たちは露骨に見せてしまった不安顔を自嘲する様に、笑ってお茶を濁しながら着席し、
『『『『『『『『ん?!』』』』』』』』
並べられた料理を見て驚いた。
「こ、これをイリィが作りましてですのぉ?!」
自問自答のように、驚嘆をこぼすドロプウォート。
その感想は仲間たちも同意であり、食い入るように見つめる先にある、少し深みのある皿に盛られていたのは、大きさはマチマチで、形も多少いびつに切られながらも、食欲を誘う醤油仕立ての甘辛い香りが漂う、根菜類の料理。
地球で言う所の「肉じゃが」であった。
((((((((これがホンモノぉ♪))))))))
素直に感嘆する仲間たち。
それもその筈、現在作成中である女王フルールの「新ジャンルの料理モノ」の作中に登場する料理の一つであり、再現度の高さを感じたから。
仲間たちの驚き顔に「してやったり」の顔を合わせる、イリスとラディッシュ。
二人も着席すると、女王フルールの「いただきます」に合わせ、
『『『『『『『『『いただきまぁす♪』』』』』』』』』
箸やスプーンなど、各々が使い易いカトラリーを用いて一口、パクリ。
イリスもスプーンで一口。
(味は大丈夫の筈さね……ラディも「ウマイ」って言ってくれたし問題は……無い……筈……)
自身に言い聞かせながらも不安のドキドキは収まらず、ラディッシュの様子をチラ見。
仲間たちの反応を見る勇気が、持てなかったから。
しかし彼は、彼女の不安など、微塵も気にしていない様子のニコニコ顔で食べ進めていて、
(呑気なモンさぁねぇ。こっちは寿命が縮みそうさねぇ)
止むを得ず、
(…………)
勇気を振り絞って、
(…………)
仲間たちの反応を、恐る恐る窺うと、
(!?)
仲間たちもラディッシュと同じ笑顔で、ひたすら食べていた。
チィックウィードに至っては彼女と眼が合うなり、
『イリおねぇちゃん、とってもぉオイシイなぉ♪』
(!)
改めて褒められると、
(くぅ~っ! こんなにも嬉しいモンなのさねぇ~~~!)
斜に構えた表情が思わず綻びそうになり、そこへ更に追い打ちをかけるようにパストリスも、
「本当に美味しいのでぇすぅ、イリィさぁん♪ イリィさんは、お料理が初めてじゃなぁいのですぅ?!」
苦労が報われる、仲間からの嬉しい言葉。
しかし多少の引っ掛かりも。
(アタシの名前を二度呼んだ? 瓜二つのラミウム様を基準にしてるのさぁね?)
気持ちが昂っている為か仲間の一言一言が妙に耳に残り、名前を二度重ねて呼ばれたのが揚げ足的に、微妙に気に掛かってしまった。
そんな中、ラミウムとの面識が無いニプルウォートまでもが、
『まっ、まぁまぁヤルじゃなさぁ』
負け惜しみを多少感じさせる称賛をし、称賛は仲間たちのみならず女王フルールやリブロンからも。
イリスはニヤケそうになる顔を必死に堪えながら、
(アタシぁヘンに勘繰り過ぎなのさぁねぇ?!)
言葉の「些細なニュアンス」に過剰反応した自身を反省しつつ、
(そ、それにぃ浮かれてる場合じゃないさねぇ~これがぁ「何も出来なかったアタシ」のぉ「始まりの一歩目」なのさぁねぇ♪)
気の緩みの戒めに、内心で懸命に努めていると、それまで驚き意外に黙していたドロプウォートが改まった物言いで、
「本当に美味しいですわ、イリィ。本当に」
偽りや、皮肉の類いを感じさせる笑顔では無かったものの、その笑顔にイリスは、
(何て悲しい音色で、アンタはアタシを褒めるのさぁね……)
胸が小さく痛んだ。
その痛みを一言で表現するなら、罪悪感か。
彼女の「想い人の心」を独占し、あまつさえ「諦めさせる形」を作りつつある自身に。
すると、
(!)
有頂天から一転した彼女の微妙な表情変化に、胸中を悟られたと感じたドロプウォートが焦り交じりに話しの矛先を変えようと、
『そっ、そう言えばフルール陛下ぁ』
「ん? 何でゴザル?」
「何故に陛下は、異世界料理の「肉じゃが」なる物を御承知でしたのです?」
すると赤ジャージを着たままの女王フルールは、口に運びかけたスプーンを静かに下ろし、
「…………」
手元でホカホカとした湯気を上げる肉じゃがを、懐かしむ様に見つめながら、
「かつてハクサンが、ウチの料理人達に勝手に作らせ食していた料理の一つ、なのでゴザルよぉ」
そう語る彼女の微笑みは一言では表現できない、それはとても、とても複雑な物であった。
(((((((((…………)))))))))
有り体に言ってしまえば、それは「未練」と言えるのかも知れない。
(フルール陛下は、まだハクサンの事を想っておいでなのですわ……)
恋する乙女ドロプウォートだからこそ感じた女王フルールの心の機微に、無意に触れてしまったのを後悔しつつ、
(そして、その彼を討ったのは、私達……)
彼女の心中を思い表情を曇らせたが、それは女王フルールもしかり。
ドロプウォートの微かな表情変化から、
(妾の整理しきれぬ想いがぁ、彼女らの心を沈めんしたか……)
瞬時に悟ると、たおやかな笑みを口元に浮かべながら、
「勘違いせぬでぇ欲しきにありぃんすがぁ妾はヌシらに感謝こそすれ、微塵も恨んだりしておらぬのぇ」
「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」
「アヤツを止めてくれぇんしたらぁ、どれ程の被害が世界に及びんしたかぁ想像もつきぃんせぇんぇ」
その言葉に「嘘がある」などと誰も思わなかった。
しかし、まかり自分が「彼女の立場だったら」と考えた時、
「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」
それは到底、腑に落とせるモノではなかった。
どのような形にせよ、彼女の想い人の「命を奪った事実」に変りは無かったから。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる