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第四章
4-6
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(ラディから貰った刀を、まかり折ってしまったら……)
巨木の幹を前に、躊躇いを覚えていると、
『道具は、いつか壊れる物だよドロプさぁん♪』
背後からラディッシュの声が。
(ラディ……)
迷いの表情で振り返ると、
「僕たちが作って、ドロプさんが育てた剣を信じようよ♪ それでもし駄目だったら、今度はもっと強い剣を作ろう♪」
「!」
その笑顔に、彼女の迷いは一瞬にして晴れた。
(そうですわぁ! この刀はラディが作り(誤:正確にはエルブ国の村の鍛冶職人)、私が数々の実戦で育て鍛えた、言わば「二人の間に出来た子」の様な物ですわ!)
想いは飛躍し、
(ワタクシ達の子が、「木」如きに負けるはずがありませんのですわぁ!!!)
気合の入った表情で巨木に正対すると、居合の形の半身に構え、固唾を呑んで見守る仲間たちの前で、
(行きますわよォ!)
『サラダブレェーーーーーードォ!』
気合いを込めた横一閃。
シャキィイィィィン!
鞘走りで加速された切っ先は何の歪みも無い、横一直線の光跡を描き、
ズドォオォォッォォォォッォォォ!
彼女は天法、天技を使わず、巨木を見事に切り倒し、刃こぼれ一つしていない我が子(愛刀)に、
「やりましたわぁあっぁぁぁぁ♪♪♪」
大喜びするドロプウォート。
その一方で、
((((((さっ、さらだぶれぃどぉ?!))))))
小さくザワつくラディッシュ達。
何を口走ったのか問いたい気持ちはあったが、歓喜する彼女に水を差す行為に思え、モヤモヤした疑問を抱えていると、千本刀が感心した様子で、
『刀に「名を付けた」のでありますな』
((((((え?!))))))
ギョッとするラディッシュ達。
率直な感想として「イケてない」とは思ったが、千本刀の、
「命を預ける相棒に「名を付ける」のは、「礼」として良き事でありますぅ」
頷く姿に、
((((((そ、それは分かるけど……))))))
少し心が痛む六人。
自分たちの発想が、礼を欠いた行為に思えたから。
「「「「「「…………」」」」」」
それとなく互いの顔色を窺っていると、千本刀から「救いの一言」が。
『しかし「名付けの感性」には、些か問題がある様ではありますがぁ』
少々癇に障る、上から目線の物言いではあったが、バツが悪い気持ちを抱えていたラディッシュ達にとっては救われた心持ちで、
((((((ですよねぇ~))))))
苦笑を見合わせた。
その一方で、試練を乗り越え、有頂天で喜ぶ彼女の眼には、耳には、仲間たちの戸惑いなど届かない様子で、弾けんばかりの満面の笑顔で以て、
「やりましたわ、ラディ! やり遂げましてですわぁ! 見ていましてぇ!」
「え?! あっ、う、うん、そ、そうだねぇ、やったね!」
「ですわですわぁ! 私達の子が、見事に巨木を切り倒しましたわぁ!」
「わ、わたぁ?!」
(今、私たちの子供って言った!?)
ツッコミどころは満載であったが、一先ず、
「あ、あのぉ、それで、さっきのって……」
絶叫の意味する所を、顔色を窺いながら探り探り尋ねると、
「この子の「名前」ですわぁ!」
陰りの無い即答に、
(やっぱり……)
「そ、それで「サラダ」って、野菜の盛り合わせの……」
言葉尻を濁したが、上機嫌の彼女は気にする風も無く、
「ラディッシュ(大根)とドロプウォート(セリ)が揃って主役と言えば「サラダ」ですわぁ♪」
「えっ? あ、うん……そ、そう、だねぇ♪」
愛想笑いで、
(そう言えば同人誌作成作業で、そんな場面を描いたような……)
二人の合作と言う意味合いの「名付け」であるのは理解したが、理解はしたが、人前で叫ぶには少々「難あり」と思える名前に、
「…………」
(何て言ってあげれば良いんだろぉ……)
ご満悦至極な彼女を前に、思いあぐねた。
正解を求め、仲間たちにもチラリと視線を送ってはみたが、
「「「「「…………」」」」」
仲間たちも困惑の苦笑いを返すのみ。
そして辿り着いた答えとして、
(本人が「それで良い」と思ってるなら、それで良いのかなぁ……?)
諦め半分、独特なネーミングセンスも「彼女らしさの表れ」と、腑に落とそうと思っていると、
『ギャワアァーーーーーーッ!』
千本刀が突如、驚愕の雄叫び。
「「「「「「「!?」」」」」」」
何事かと慄くラディッシュ達を前に、
「いつの間に、ご主人様が居らぬでありますゥ!」
(((((((今更ぁ?)))))))
まさに今更ながらサジタリアが去ったのに気付き、慌てた様子で残りのパストリス達に、
「そこの幼女ぉ! ゴツイのぉ! その他! えぇーい面倒であります! 全員スグさま得物を見せるでありますゥ!」
(幼女……)
(ゴツイの……)
(((その他……)))
五人は新たな武器を貰える手前、引きつりながらも笑顔を務めたが、急く千本刀は気にする風もなく、
「思いの籠もった幼女の武器には小娘と同じ「特殊強化の天法」ぉ!」
慌ただしくペッと唾を吐き掛け、
「オマエ達には、コレ! コレぇ!! コレッ!!!」
ターナップ、ニプル、カドウィードの手に自らが厳選した武器を、有無を言わせず次々握らせ、やがてニコニコ顔で両手を差し出すハクサンの前に立ち止まると、
「・・・・・・」
一瞬の沈黙の後、
『キサマには「やらん」でありますゥ!』
プイっと顔を背け、
「酷くない! ぼくぉ扱い酷くなぁい! ぼくぁ、」
百人の天世人の序列一の身であるのを、毎度のことながら、ことさら主張しようとすると、
『何を言い出すでありますかァァア!』
逆ギレ気味にフリッパーを激しくパタつかせる、千本刀。
過剰な怒りようにラディッシュ達は、
((((((何で、そこまで怒るの?))))))
不思議に思ったが、
「まかり御主人様のコレクションの中に「百人の天世人」が個々に所持している筈の「聖具」が入っていたら、むしろその方が天世で「大問題」になるのでありますゥ!」
言われてみればその通りで、
「「「「「「「あっ、なるほどぉ♪」」」」」」」
ポンと両手を打ち鳴らした。
呑気に納得し合っている一方で、急く千本刀は慌ただしく、
『これで任務は完遂したでありますゥ!』
今にも駆け出して行きそうな様子で敬礼する彼に、各々新たな武器を手渡された仲間たちは、
「え? あっ、ちょっと、おい!」
「武器の使い方の説明は?!」
「名前は!」
焦り、問い掛けるが先か、
『今行くでありますぅ御主人様ぁあぁあぁあぁ!』
千本刀は森の闇の中へ、猛スピードで土煙を上げながら駆け消えて行った。
「「「「「「「…………」」」」」」」
疑問が解消されないまま、立ち尽くすラディッシュ達をその場に残し。
巨木の幹を前に、躊躇いを覚えていると、
『道具は、いつか壊れる物だよドロプさぁん♪』
背後からラディッシュの声が。
(ラディ……)
迷いの表情で振り返ると、
「僕たちが作って、ドロプさんが育てた剣を信じようよ♪ それでもし駄目だったら、今度はもっと強い剣を作ろう♪」
「!」
その笑顔に、彼女の迷いは一瞬にして晴れた。
(そうですわぁ! この刀はラディが作り(誤:正確にはエルブ国の村の鍛冶職人)、私が数々の実戦で育て鍛えた、言わば「二人の間に出来た子」の様な物ですわ!)
想いは飛躍し、
(ワタクシ達の子が、「木」如きに負けるはずがありませんのですわぁ!!!)
気合の入った表情で巨木に正対すると、居合の形の半身に構え、固唾を呑んで見守る仲間たちの前で、
(行きますわよォ!)
『サラダブレェーーーーーードォ!』
気合いを込めた横一閃。
シャキィイィィィン!
鞘走りで加速された切っ先は何の歪みも無い、横一直線の光跡を描き、
ズドォオォォッォォォォッォォォ!
彼女は天法、天技を使わず、巨木を見事に切り倒し、刃こぼれ一つしていない我が子(愛刀)に、
「やりましたわぁあっぁぁぁぁ♪♪♪」
大喜びするドロプウォート。
その一方で、
((((((さっ、さらだぶれぃどぉ?!))))))
小さくザワつくラディッシュ達。
何を口走ったのか問いたい気持ちはあったが、歓喜する彼女に水を差す行為に思え、モヤモヤした疑問を抱えていると、千本刀が感心した様子で、
『刀に「名を付けた」のでありますな』
((((((え?!))))))
ギョッとするラディッシュ達。
率直な感想として「イケてない」とは思ったが、千本刀の、
「命を預ける相棒に「名を付ける」のは、「礼」として良き事でありますぅ」
頷く姿に、
((((((そ、それは分かるけど……))))))
少し心が痛む六人。
自分たちの発想が、礼を欠いた行為に思えたから。
「「「「「「…………」」」」」」
それとなく互いの顔色を窺っていると、千本刀から「救いの一言」が。
『しかし「名付けの感性」には、些か問題がある様ではありますがぁ』
少々癇に障る、上から目線の物言いではあったが、バツが悪い気持ちを抱えていたラディッシュ達にとっては救われた心持ちで、
((((((ですよねぇ~))))))
苦笑を見合わせた。
その一方で、試練を乗り越え、有頂天で喜ぶ彼女の眼には、耳には、仲間たちの戸惑いなど届かない様子で、弾けんばかりの満面の笑顔で以て、
「やりましたわ、ラディ! やり遂げましてですわぁ! 見ていましてぇ!」
「え?! あっ、う、うん、そ、そうだねぇ、やったね!」
「ですわですわぁ! 私達の子が、見事に巨木を切り倒しましたわぁ!」
「わ、わたぁ?!」
(今、私たちの子供って言った!?)
ツッコミどころは満載であったが、一先ず、
「あ、あのぉ、それで、さっきのって……」
絶叫の意味する所を、顔色を窺いながら探り探り尋ねると、
「この子の「名前」ですわぁ!」
陰りの無い即答に、
(やっぱり……)
「そ、それで「サラダ」って、野菜の盛り合わせの……」
言葉尻を濁したが、上機嫌の彼女は気にする風も無く、
「ラディッシュ(大根)とドロプウォート(セリ)が揃って主役と言えば「サラダ」ですわぁ♪」
「えっ? あ、うん……そ、そう、だねぇ♪」
愛想笑いで、
(そう言えば同人誌作成作業で、そんな場面を描いたような……)
二人の合作と言う意味合いの「名付け」であるのは理解したが、理解はしたが、人前で叫ぶには少々「難あり」と思える名前に、
「…………」
(何て言ってあげれば良いんだろぉ……)
ご満悦至極な彼女を前に、思いあぐねた。
正解を求め、仲間たちにもチラリと視線を送ってはみたが、
「「「「「…………」」」」」
仲間たちも困惑の苦笑いを返すのみ。
そして辿り着いた答えとして、
(本人が「それで良い」と思ってるなら、それで良いのかなぁ……?)
諦め半分、独特なネーミングセンスも「彼女らしさの表れ」と、腑に落とそうと思っていると、
『ギャワアァーーーーーーッ!』
千本刀が突如、驚愕の雄叫び。
「「「「「「「!?」」」」」」」
何事かと慄くラディッシュ達を前に、
「いつの間に、ご主人様が居らぬでありますゥ!」
(((((((今更ぁ?)))))))
まさに今更ながらサジタリアが去ったのに気付き、慌てた様子で残りのパストリス達に、
「そこの幼女ぉ! ゴツイのぉ! その他! えぇーい面倒であります! 全員スグさま得物を見せるでありますゥ!」
(幼女……)
(ゴツイの……)
(((その他……)))
五人は新たな武器を貰える手前、引きつりながらも笑顔を務めたが、急く千本刀は気にする風もなく、
「思いの籠もった幼女の武器には小娘と同じ「特殊強化の天法」ぉ!」
慌ただしくペッと唾を吐き掛け、
「オマエ達には、コレ! コレぇ!! コレッ!!!」
ターナップ、ニプル、カドウィードの手に自らが厳選した武器を、有無を言わせず次々握らせ、やがてニコニコ顔で両手を差し出すハクサンの前に立ち止まると、
「・・・・・・」
一瞬の沈黙の後、
『キサマには「やらん」でありますゥ!』
プイっと顔を背け、
「酷くない! ぼくぉ扱い酷くなぁい! ぼくぁ、」
百人の天世人の序列一の身であるのを、毎度のことながら、ことさら主張しようとすると、
『何を言い出すでありますかァァア!』
逆ギレ気味にフリッパーを激しくパタつかせる、千本刀。
過剰な怒りようにラディッシュ達は、
((((((何で、そこまで怒るの?))))))
不思議に思ったが、
「まかり御主人様のコレクションの中に「百人の天世人」が個々に所持している筈の「聖具」が入っていたら、むしろその方が天世で「大問題」になるのでありますゥ!」
言われてみればその通りで、
「「「「「「「あっ、なるほどぉ♪」」」」」」」
ポンと両手を打ち鳴らした。
呑気に納得し合っている一方で、急く千本刀は慌ただしく、
『これで任務は完遂したでありますゥ!』
今にも駆け出して行きそうな様子で敬礼する彼に、各々新たな武器を手渡された仲間たちは、
「え? あっ、ちょっと、おい!」
「武器の使い方の説明は?!」
「名前は!」
焦り、問い掛けるが先か、
『今行くでありますぅ御主人様ぁあぁあぁあぁ!』
千本刀は森の闇の中へ、猛スピードで土煙を上げながら駆け消えて行った。
「「「「「「「…………」」」」」」」
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