29 / 706
1-29
しおりを挟む
更に数日後の昼食時――
ドロプウォートは木製スプーンでスープを一口頬張り、
「うぅ~ん、変わらず美味ですわぁ~~~」
至福の笑みに、
「ドロプさん、おかわりいる♪」
ラディッシュが嬉しそうな笑顔を返すと、
「お願いしますわぁ♪」
ためらいもなく器を差し出す。
異世界から来た勇者は、今や単なる料理人。
しかも手ぶらで闘技場から飛ばされた筈が、気が付けば「鍋」に「器」に「お玉」に「スプーン」と、木製調理器具が増えていた。そしてそれらを収納するカバンまで。
これらはドロプウォートが狩りに行っている間を使って、ラディッシュが木を削って作った物であり、カバンもドロプウォートが用意してくれた鹿の様な動物の皮を、植物の繊維の紐で簡素に縫い、リュックサック状に作った物である。
ラディッシュもスープを一口運び入れ、
「うぅ~~~ん! 僕ながら上出来ぃい~~~!」
満足げに自画自賛。
「…………」
そんな微笑ましい二人を、倒木の上から涅槃姿で見下ろすラミウム。
ため息交じりに、
「これがぁ魔王と戦う「勇者と誓約者」の姿なのかねぇ……」
皮肉をこぼすと、ドロプウォートが「皮肉には皮肉を以って」と言わんばかりに冗談も交え、
「何もしないでゴロゴロ寝ているダケの天世様より、ずぅ~~~っとマシですわぁ♪」
「フン、そうかいよぉ悪かったねぇ♪」
ラミウムも鼻先で笑って応え、ラディッシュは「ははは」と苦笑い。
三人の距離は以前よりもずっと近いものとなっていたが、闘技場から飛ばされて以降、結局ラミウムは「朝昼晩」と食事を取る事が無く、流石に体調を心配したラディッシュが怒らせない様に顔色を窺いつつ、
「食べなくて、本当に大丈夫なの?」
何度かお伺いを立ててはみたものの、返る言葉いつも同じで、
『何度も言わせんじゃないよ。アタシは、アンタ等と体の出来が違うのさぁね。まぁ天世に帰ったら、たらふく美味いモンを食うさぁ。言わば今は「ウマイ物を、よりウマく食う為の修業中」ってとこなのさぁね♪』
笑い飛ばすのが常であった。
しかし、
(でもそれって、逆を言えば「お腹は空いてる」って意味なんじゃ……)
一抹の不安を抱いていると、
『言うだけ時間の無駄ですわ、ラディ』
ドロプウォートの辟易声が返り、
「人の厚意を無下に扱うラミィなど放ぅって置けば良いのですわぁ」
「う、うん……」
「ケッ、言ってくれるねぇ~」
これがお決まりのコースであった。
本人が拒む以上、強要する事は出来なかったが、素人目にも日々やつれて行くように見えるラミウムに不安を拭い去る事が出来ず、
(口に合わないのかもだけど、体の為に食べて欲しいなぁ……)
悩めるラディッシュの「健気な模索」は今日も続いていた。
するとドロプウォートが唐突に、
「でも不思議ですわぁ……」
「?」
「以前に話しました通り、ここは『不帰の森』ですわ」
「え? あ、う、うん、そうだね」
(話がいきなり変わった?)
意図が読み取れず、とりあえずの愛想笑いを返したが、話に興味を持ったのか寝そべっていたラミウムが身を起こし、
「なんだいなんだぁい、ドロプぅ~アンタ、随分と話を勿体振るじゃないかぁい」
からかい交じりのしたり顔を見せたが、ドロプウォートはいつになく真剣な表情で静かに頷き、
「駆け出し程度の「勇者と誓約者(※誤:誓約者候補)」である私達が、今もまだ、こうして生きていますわぁ」
「「!」」
第六感的に危機の近づきを感じているのか、
「地世のチカラに汚染され、狂暴化した野生動物である「汚染獣」たちに何度か遭遇はしましたが……」
次第に視線を落とすと、
(オセンジュウ?)
ラディッシュの頭の上には初耳キーワードによる「?マーク」が浮かんだが、気弱な彼は話の腰を途中で折るのに気が引け、尋ねる事はせず、耳にした内容から、
(あの「異様に凶暴な動物達」って地世のチカラに汚染されてたんだ……)
独自に推測。
改めて知る「この世界の常識の一片」ではあったが、この世界の住人にとってはあまりに常識的な話なのか、彼の驚きに気付かないドロプウォートの懸念話は更に続き、
「上級者の組ですら戻って来なかった「この森」で、ですわよぉ?」
思わず息を呑むラディッシュ。
理由が分からない事が、妄想と言う名の恐怖心を否応なしに掻き立て、
「ら、ラミィは……ど、どう思うぅ?」
安心と言う名の答えを求めてラミウムにすがったが、何故か唐突に不機嫌顔になり、
「アタシの知ったこっちゃないねぇ」
突き放す物言いで背を向けごろ寝。
その態度の変わり様に、
「貴方、もしかして何か心当たりがありますの?」
何かを感じ取るドロプウォート。
女同士だから分かる「第六感」とでも言うべき物なのかも知れないが、ラミウムは背を向けたまま、
「さぁね」
素っ気なく言い放ち、
「とにかく、アタシぁ早く城下に戻って、教会から天世に帰れりゃソレで構いやしなのさぁね」
「相変わらずの非協力的な天世様なこと、ですわぁ」
皮肉交じりにボヤいてみせ、ラディッシュが苦笑いを浮かべると、向けられたままの背中から、
(三世(さんぜ:天世、中世、地世の意)は、互いの関わりを絶った方が良いのさぁね)
いつになくシリアスな声の呟きが返り、
「「?!」」
((どう言う意味(なんだろぉ・ですの)?))
見つめていると、背中に視線を感じたラミウムが肩越しにチラリと振り返り、
「何でもないぁね! 忘れな!」
不愉快そうにプイッと再び顔を背け、
「アタシぁ寝るぅ!」
声を荒げたと思ったら「秒」で深い寝息を立て始めてしまった。
まるで話を打ち切る為の、狸寝入りの様に。得も言われぬモヤモヤだけを二人の胸に残して。
「…………」
眠りの世界にエスケープした背中を、物言いたげな表情で見つめるドロプウォート。
何を思ったのか、ため息交じりの少し大きめの呟きで以って、
(この御方、仕事もしないで日増しに「寝る時間ばかり」が増えてますわねぇ)
「!?」
声の大きさに慌てるラディッシュ、
(しぃ! 起きちゃうからぁあぁ!)
潜める様にジェスチャーすると、
『聞こえてるよ』
寝たと思われたラミウムが肩越し不機嫌顔して振り返り、
「!」
毎度の「ケンカ勃発」の気配に青くなるラディッシュであったが、ドロプウォートは平然と、驚いた様子さえ見せず、
「当然ですわぁ♪ 聞かせる為に呟いたんですものぉ」
「ケエェ、言ってくれるよぉ」
皮肉った笑みだけ返すと再び顔を背け、静かな寝息を立て始めてしまった。
ドロプウォートは木製スプーンでスープを一口頬張り、
「うぅ~ん、変わらず美味ですわぁ~~~」
至福の笑みに、
「ドロプさん、おかわりいる♪」
ラディッシュが嬉しそうな笑顔を返すと、
「お願いしますわぁ♪」
ためらいもなく器を差し出す。
異世界から来た勇者は、今や単なる料理人。
しかも手ぶらで闘技場から飛ばされた筈が、気が付けば「鍋」に「器」に「お玉」に「スプーン」と、木製調理器具が増えていた。そしてそれらを収納するカバンまで。
これらはドロプウォートが狩りに行っている間を使って、ラディッシュが木を削って作った物であり、カバンもドロプウォートが用意してくれた鹿の様な動物の皮を、植物の繊維の紐で簡素に縫い、リュックサック状に作った物である。
ラディッシュもスープを一口運び入れ、
「うぅ~~~ん! 僕ながら上出来ぃい~~~!」
満足げに自画自賛。
「…………」
そんな微笑ましい二人を、倒木の上から涅槃姿で見下ろすラミウム。
ため息交じりに、
「これがぁ魔王と戦う「勇者と誓約者」の姿なのかねぇ……」
皮肉をこぼすと、ドロプウォートが「皮肉には皮肉を以って」と言わんばかりに冗談も交え、
「何もしないでゴロゴロ寝ているダケの天世様より、ずぅ~~~っとマシですわぁ♪」
「フン、そうかいよぉ悪かったねぇ♪」
ラミウムも鼻先で笑って応え、ラディッシュは「ははは」と苦笑い。
三人の距離は以前よりもずっと近いものとなっていたが、闘技場から飛ばされて以降、結局ラミウムは「朝昼晩」と食事を取る事が無く、流石に体調を心配したラディッシュが怒らせない様に顔色を窺いつつ、
「食べなくて、本当に大丈夫なの?」
何度かお伺いを立ててはみたものの、返る言葉いつも同じで、
『何度も言わせんじゃないよ。アタシは、アンタ等と体の出来が違うのさぁね。まぁ天世に帰ったら、たらふく美味いモンを食うさぁ。言わば今は「ウマイ物を、よりウマく食う為の修業中」ってとこなのさぁね♪』
笑い飛ばすのが常であった。
しかし、
(でもそれって、逆を言えば「お腹は空いてる」って意味なんじゃ……)
一抹の不安を抱いていると、
『言うだけ時間の無駄ですわ、ラディ』
ドロプウォートの辟易声が返り、
「人の厚意を無下に扱うラミィなど放ぅって置けば良いのですわぁ」
「う、うん……」
「ケッ、言ってくれるねぇ~」
これがお決まりのコースであった。
本人が拒む以上、強要する事は出来なかったが、素人目にも日々やつれて行くように見えるラミウムに不安を拭い去る事が出来ず、
(口に合わないのかもだけど、体の為に食べて欲しいなぁ……)
悩めるラディッシュの「健気な模索」は今日も続いていた。
するとドロプウォートが唐突に、
「でも不思議ですわぁ……」
「?」
「以前に話しました通り、ここは『不帰の森』ですわ」
「え? あ、う、うん、そうだね」
(話がいきなり変わった?)
意図が読み取れず、とりあえずの愛想笑いを返したが、話に興味を持ったのか寝そべっていたラミウムが身を起こし、
「なんだいなんだぁい、ドロプぅ~アンタ、随分と話を勿体振るじゃないかぁい」
からかい交じりのしたり顔を見せたが、ドロプウォートはいつになく真剣な表情で静かに頷き、
「駆け出し程度の「勇者と誓約者(※誤:誓約者候補)」である私達が、今もまだ、こうして生きていますわぁ」
「「!」」
第六感的に危機の近づきを感じているのか、
「地世のチカラに汚染され、狂暴化した野生動物である「汚染獣」たちに何度か遭遇はしましたが……」
次第に視線を落とすと、
(オセンジュウ?)
ラディッシュの頭の上には初耳キーワードによる「?マーク」が浮かんだが、気弱な彼は話の腰を途中で折るのに気が引け、尋ねる事はせず、耳にした内容から、
(あの「異様に凶暴な動物達」って地世のチカラに汚染されてたんだ……)
独自に推測。
改めて知る「この世界の常識の一片」ではあったが、この世界の住人にとってはあまりに常識的な話なのか、彼の驚きに気付かないドロプウォートの懸念話は更に続き、
「上級者の組ですら戻って来なかった「この森」で、ですわよぉ?」
思わず息を呑むラディッシュ。
理由が分からない事が、妄想と言う名の恐怖心を否応なしに掻き立て、
「ら、ラミィは……ど、どう思うぅ?」
安心と言う名の答えを求めてラミウムにすがったが、何故か唐突に不機嫌顔になり、
「アタシの知ったこっちゃないねぇ」
突き放す物言いで背を向けごろ寝。
その態度の変わり様に、
「貴方、もしかして何か心当たりがありますの?」
何かを感じ取るドロプウォート。
女同士だから分かる「第六感」とでも言うべき物なのかも知れないが、ラミウムは背を向けたまま、
「さぁね」
素っ気なく言い放ち、
「とにかく、アタシぁ早く城下に戻って、教会から天世に帰れりゃソレで構いやしなのさぁね」
「相変わらずの非協力的な天世様なこと、ですわぁ」
皮肉交じりにボヤいてみせ、ラディッシュが苦笑いを浮かべると、向けられたままの背中から、
(三世(さんぜ:天世、中世、地世の意)は、互いの関わりを絶った方が良いのさぁね)
いつになくシリアスな声の呟きが返り、
「「?!」」
((どう言う意味(なんだろぉ・ですの)?))
見つめていると、背中に視線を感じたラミウムが肩越しにチラリと振り返り、
「何でもないぁね! 忘れな!」
不愉快そうにプイッと再び顔を背け、
「アタシぁ寝るぅ!」
声を荒げたと思ったら「秒」で深い寝息を立て始めてしまった。
まるで話を打ち切る為の、狸寝入りの様に。得も言われぬモヤモヤだけを二人の胸に残して。
「…………」
眠りの世界にエスケープした背中を、物言いたげな表情で見つめるドロプウォート。
何を思ったのか、ため息交じりの少し大きめの呟きで以って、
(この御方、仕事もしないで日増しに「寝る時間ばかり」が増えてますわねぇ)
「!?」
声の大きさに慌てるラディッシュ、
(しぃ! 起きちゃうからぁあぁ!)
潜める様にジェスチャーすると、
『聞こえてるよ』
寝たと思われたラミウムが肩越し不機嫌顔して振り返り、
「!」
毎度の「ケンカ勃発」の気配に青くなるラディッシュであったが、ドロプウォートは平然と、驚いた様子さえ見せず、
「当然ですわぁ♪ 聞かせる為に呟いたんですものぉ」
「ケエェ、言ってくれるよぉ」
皮肉った笑みだけ返すと再び顔を背け、静かな寝息を立て始めてしまった。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる