25 / 706
1-25
しおりを挟む
苛立ちとも、憤りともつかない、彼女らしからぬ仄暗い負の気配。
(もしかしてラミウムって……天世が嫌いなのかな……)
新たに知る一面ではあったが、生きていれば楽しい事だけで済まないのが、世の理。
(何が起きても、全部鼻先で笑い飛ばしそうには見えるけど、やっぱり色々あるんだろぅなぁ~「触らぬ神に祟りなし」かなぁ)
明かさぬ苦悩に思いを馳せつつ、
(でも……記憶に関しては「僕が頼んで消してもっらた」……そんな気がする)
そう思うと妙に腑に落ち、
(とりあえず早くご飯を作って食べてもらおう♪ そうすれば少しは気分も上向きに、)
調理を再開したが、ソレで済まない人物が居た。
『異世界より召喚しておいて「そのモノ言い」は、些か冷たいのではありませんかぁ!』
ドロプウォートである。
良く言えば「真っ直ぐな性格」の、悪く言えば「融通が利かない性格」の彼女が、ラミウムの素っ気ない態度を額面通りに受け止め、不快感を露わに声を上げた。
ラディッシュへの気遣いから出た苦言である事は容易に理解出来るが、今のラミウムにそれを言うのは、ハッキリ言って下火になり始めた炎に燃料を投下するようなモノ。
相手が天世人なだけに一応言葉を選んでの苦言ではあったが、絶賛ご機嫌斜めなラミウムが当然黙って聞き入れる筈も無く、
『ほぅ~このアタシに「冷たい」と言うかぁい?』
ドロプウォート以外なら誰しもが容易に想像出来た、予想通りの、身も凍り付きそうなキレ声に、
(ヒィ~ッ!)
震えあがるラディッシュ。
ラミウムは確かな怒りを滲ませながら、威圧感たっぷり振り返り、
「天世である「このアタシ」に意見しようってのかぁい、小娘ぇ」
口元には怒りと反する半笑いこそ浮かべていたが、彼女特有の三白眼は獲物を狩る直前の猛禽類の様にギラついていた。
しかし同時にラミウムは、ご機嫌取りの愛想笑いばかり向けて来る中世の人々に辟易していて、自らの意見を真っ直ぐぶつけて来るドロプウォートに心地良さも感じていた事もあり、両目の鋭さは維持したまま、フッと小さく笑い、
「アンタのその腹座り様、嫌いじゃないがねぇ」
前置きをしたうえで、
「ならぁ他に、どんな物言いをすりゃあ良いってんだぁい? 「よしよし可哀想に」とでも言って、頭の一つでも撫でてやりゃ良かったてのかぁい?」
皮肉って見せると、
「ッ!」
むしろ、お堅いドロプウォートが怒りを増し、
「その様な事を言っているのではありませんわ! 貴方と言う方にはァ!」
苦言どころか、頭ごなしに怒鳴りつけようとした瞬間、ラディッシュが素早く、
「あっ、ありがとうドロプウォートさぁん!」
引きつり気味の満面の笑顔で話に割って入り、
「でぇも、大丈夫だからぁ」
中途半端な仲裁は火に油。
「?!」
援護射撃したつもりが、むしろ背後から撃たれた形となったドロプウォートは、
「何が「ダイジョウブ」なんですのぉ!」
「ソイツは、アタシも聞きたいねぇ」
期せずして、ケンカ腰の女子二人に睨まれる事となった。
しかし、本をただせばトラブルの原因は自身の気弱。故に、逃げ出したい気持ちをグッと堪え、
「きっ、記憶を消す選択をしたのは(覚えてないけど)きっと僕なんだぁ」
精一杯の笑顔で、
「だ、だからぁラミィの言う通り、慣れるしかないんだよぉ。だから、ダイジョウブ」
徐々に穏やかな表情を取り戻し、
「だから、ありがとうドロプウォートさぁん」
「べっ、別にワタクシは……」
照れ臭そうに横を向くと、焼いただけの料理が刺さった長い枝を手にしたラディッシュは、
「だから、コレをどうぞぉ♪」
それをドロプウォートの前に差し出した。
振り上げた怒りの拳のおろし処を失い、横を向いたままでいるのが精一杯のドロプウォートであったが、
「…………」
流石に、当事者に諫められては怒りの矛を収めるしかなく、
「しっ、仕方ないですわねぇ……」
それでも不承不承は装い、照れを誤魔化すと、
「ありがとうございますですわ」
枝を受け取ったが、
「え?!」
枝先に刺さっていたのは真っ黒コゲの、一言で形容するならば「炭の塊」。
ドロプウォートは炭の刺さった枝を手に、
「こっ、これはぁ、何かの冗談……でぇすわよねぇ……」
怒りと戸惑いからワナワナと打ち震えていると、その姿を見たラミウムは手を叩いて大笑い。
「アハハハハ! やるじゃないか、ラディ! ソイツは何の嫌がらせだぁい?! アンタの(料理の)腕も、ドロプと勝負じゃないかぁ♪」
愉快そうにケタケタと笑ったが、
「あっ! ゴメンゴメン、ドロプウォートさぁん! 違うから!」
ラディッシュは大慌てで、
「焦げてる外側は剥いて捨てて、食べるのは「中だけ」だからぁ!」
「そっ、そぅ……ですのぉ……?」
頷いてはみたものの、外側の惨状を見る限り、とても一皮剥いたくらいで食べられる状態になるとは思えず、半信半疑。
恐る恐る、焦げた外皮をむしろうと手を伸ばすと、
「熱いから気を付けてね♪」
「ッ!」
いきなり声を掛けられて少々ドキッとしたが、
「わっ、分かりましたわぁ……」
息を呑み、覚悟を決めて、コゲの端を摘んで慎重に引っ張ると、
「!?」
意外にも焦げた外側はいとも容易くペロリとめくれ落ち、
「!」
途端に栗の様な甘い香りが、周囲にフワッと広がった。
香り豊かな湯気と、黄色く水水しい光沢を放つ実。
食欲は否応なしに刺激され、
「こぉ、これはぁわぁ……」
思わず緩む、上品な顔。
試食するまでも無く、美味しい事が一目で分かる出来栄え。
ラディッシュも一本手に取り、焦げた外皮を剥き落とし、
「うん。「見た目」と「香り」は計算通り、かなぁ♪」
ゴクリと喉を鳴らして食い入るように見守る女子二人を前に、
「味は……」
一口パクリ。
途端に、頬が落ちそうな程の至福の笑みを浮かべ、
「んぁまぁ~~~い! 計算したよりずっっっと良ぃ~~~!」
堪らずドロプウォートも一口、パクリ。
「んん~~~~~~~~~!」
間髪容れずに至福の笑み。
後に彼女は知人にこう語る。
≪私はこの時、ラディに胃袋ごと捕まれてしまったのですわぁ≫
天にも昇る満面の笑顔で二口、三口と食べ進め、その姿にラディッシュは満足げに、
「気に入ってもらえて良かったぁ♪」
頷くと、火箸代わりの長枝を手に、
「アッチの方は、どぅかなぁ?」
被せた焚き火と、薄く被せた土をどかして「葉包み」を掘り起こし始めると、
「「「!」」」
土をどかしただけで周囲に漂う、先程とはまた違った完成を知らせる、芳しくも甘い香り。
手早く土中から取り出し、ヨモギの様な草を刷毛代わりに表面の土を払い除け、噴き出す蒸気に注意しつつ包みを広げると、抑え込まれていた香りが湯気と共に全解放。
「良い香りぃ~~~」
「本当に、良い香りですわぁあぁ~~~」
何種類もの野草と根菜、キノコが奏でるハーモニーに、ラディッシュとドロプウォートは目を細め、ラディッシュは根菜類を一摘まみ。
「熱っ熱つっ!」
多少、熱さに面喰いつつ、
「火は、ちゃんと中にまで入ってるみたい」
硬さを指先で確認し、
「ここまで細かく刻まなくても良かったくらいだなぁ」
口の中に放り込むと、
「ッ!!!」
ホクホクとした食感と同時に、甘みの強いサツマイモの様な「味と香り」が口の中いっぱいに広がり、
「ふぬぅううぅ!」
(ウマ過ぎでしょうぉおぉ!)
思っていた以上の美味しさにニヤケ顔は止まらず、
(野菜の旨味が強い気がするぅ。食べ易い様に品種改良されていないお陰なのかなぁ?)
考察は一先ず脇に置き、
「ドロプウォートさんも食べてみ、」
促すが先か、ドロプウォートは貴族令嬢としてのマナーも忘れ、既にガツガツとむさぼり食べていた。
空腹も手伝ってか無心で頬張る姿に、
「そこまで美味そうに食べてもらえると、作った甲斐があるよ♪」
自然な微笑みで見つめられ、
「!」
ドロプウォートはハッと我に返り、慌てて凛とした表情で体裁を取り繕い、
「まっ、まぁまぁですわねぇ!」
しかし、口の端に付いた料理の一部が「まあまあではない」本心を物語っていて、
(ドロプウォートさんて、可愛らしい人なんだぁ♪)
今さらの様に、改めてそう思う、ラディッシュであった。
(もしかしてラミウムって……天世が嫌いなのかな……)
新たに知る一面ではあったが、生きていれば楽しい事だけで済まないのが、世の理。
(何が起きても、全部鼻先で笑い飛ばしそうには見えるけど、やっぱり色々あるんだろぅなぁ~「触らぬ神に祟りなし」かなぁ)
明かさぬ苦悩に思いを馳せつつ、
(でも……記憶に関しては「僕が頼んで消してもっらた」……そんな気がする)
そう思うと妙に腑に落ち、
(とりあえず早くご飯を作って食べてもらおう♪ そうすれば少しは気分も上向きに、)
調理を再開したが、ソレで済まない人物が居た。
『異世界より召喚しておいて「そのモノ言い」は、些か冷たいのではありませんかぁ!』
ドロプウォートである。
良く言えば「真っ直ぐな性格」の、悪く言えば「融通が利かない性格」の彼女が、ラミウムの素っ気ない態度を額面通りに受け止め、不快感を露わに声を上げた。
ラディッシュへの気遣いから出た苦言である事は容易に理解出来るが、今のラミウムにそれを言うのは、ハッキリ言って下火になり始めた炎に燃料を投下するようなモノ。
相手が天世人なだけに一応言葉を選んでの苦言ではあったが、絶賛ご機嫌斜めなラミウムが当然黙って聞き入れる筈も無く、
『ほぅ~このアタシに「冷たい」と言うかぁい?』
ドロプウォート以外なら誰しもが容易に想像出来た、予想通りの、身も凍り付きそうなキレ声に、
(ヒィ~ッ!)
震えあがるラディッシュ。
ラミウムは確かな怒りを滲ませながら、威圧感たっぷり振り返り、
「天世である「このアタシ」に意見しようってのかぁい、小娘ぇ」
口元には怒りと反する半笑いこそ浮かべていたが、彼女特有の三白眼は獲物を狩る直前の猛禽類の様にギラついていた。
しかし同時にラミウムは、ご機嫌取りの愛想笑いばかり向けて来る中世の人々に辟易していて、自らの意見を真っ直ぐぶつけて来るドロプウォートに心地良さも感じていた事もあり、両目の鋭さは維持したまま、フッと小さく笑い、
「アンタのその腹座り様、嫌いじゃないがねぇ」
前置きをしたうえで、
「ならぁ他に、どんな物言いをすりゃあ良いってんだぁい? 「よしよし可哀想に」とでも言って、頭の一つでも撫でてやりゃ良かったてのかぁい?」
皮肉って見せると、
「ッ!」
むしろ、お堅いドロプウォートが怒りを増し、
「その様な事を言っているのではありませんわ! 貴方と言う方にはァ!」
苦言どころか、頭ごなしに怒鳴りつけようとした瞬間、ラディッシュが素早く、
「あっ、ありがとうドロプウォートさぁん!」
引きつり気味の満面の笑顔で話に割って入り、
「でぇも、大丈夫だからぁ」
中途半端な仲裁は火に油。
「?!」
援護射撃したつもりが、むしろ背後から撃たれた形となったドロプウォートは、
「何が「ダイジョウブ」なんですのぉ!」
「ソイツは、アタシも聞きたいねぇ」
期せずして、ケンカ腰の女子二人に睨まれる事となった。
しかし、本をただせばトラブルの原因は自身の気弱。故に、逃げ出したい気持ちをグッと堪え、
「きっ、記憶を消す選択をしたのは(覚えてないけど)きっと僕なんだぁ」
精一杯の笑顔で、
「だ、だからぁラミィの言う通り、慣れるしかないんだよぉ。だから、ダイジョウブ」
徐々に穏やかな表情を取り戻し、
「だから、ありがとうドロプウォートさぁん」
「べっ、別にワタクシは……」
照れ臭そうに横を向くと、焼いただけの料理が刺さった長い枝を手にしたラディッシュは、
「だから、コレをどうぞぉ♪」
それをドロプウォートの前に差し出した。
振り上げた怒りの拳のおろし処を失い、横を向いたままでいるのが精一杯のドロプウォートであったが、
「…………」
流石に、当事者に諫められては怒りの矛を収めるしかなく、
「しっ、仕方ないですわねぇ……」
それでも不承不承は装い、照れを誤魔化すと、
「ありがとうございますですわ」
枝を受け取ったが、
「え?!」
枝先に刺さっていたのは真っ黒コゲの、一言で形容するならば「炭の塊」。
ドロプウォートは炭の刺さった枝を手に、
「こっ、これはぁ、何かの冗談……でぇすわよねぇ……」
怒りと戸惑いからワナワナと打ち震えていると、その姿を見たラミウムは手を叩いて大笑い。
「アハハハハ! やるじゃないか、ラディ! ソイツは何の嫌がらせだぁい?! アンタの(料理の)腕も、ドロプと勝負じゃないかぁ♪」
愉快そうにケタケタと笑ったが、
「あっ! ゴメンゴメン、ドロプウォートさぁん! 違うから!」
ラディッシュは大慌てで、
「焦げてる外側は剥いて捨てて、食べるのは「中だけ」だからぁ!」
「そっ、そぅ……ですのぉ……?」
頷いてはみたものの、外側の惨状を見る限り、とても一皮剥いたくらいで食べられる状態になるとは思えず、半信半疑。
恐る恐る、焦げた外皮をむしろうと手を伸ばすと、
「熱いから気を付けてね♪」
「ッ!」
いきなり声を掛けられて少々ドキッとしたが、
「わっ、分かりましたわぁ……」
息を呑み、覚悟を決めて、コゲの端を摘んで慎重に引っ張ると、
「!?」
意外にも焦げた外側はいとも容易くペロリとめくれ落ち、
「!」
途端に栗の様な甘い香りが、周囲にフワッと広がった。
香り豊かな湯気と、黄色く水水しい光沢を放つ実。
食欲は否応なしに刺激され、
「こぉ、これはぁわぁ……」
思わず緩む、上品な顔。
試食するまでも無く、美味しい事が一目で分かる出来栄え。
ラディッシュも一本手に取り、焦げた外皮を剥き落とし、
「うん。「見た目」と「香り」は計算通り、かなぁ♪」
ゴクリと喉を鳴らして食い入るように見守る女子二人を前に、
「味は……」
一口パクリ。
途端に、頬が落ちそうな程の至福の笑みを浮かべ、
「んぁまぁ~~~い! 計算したよりずっっっと良ぃ~~~!」
堪らずドロプウォートも一口、パクリ。
「んん~~~~~~~~~!」
間髪容れずに至福の笑み。
後に彼女は知人にこう語る。
≪私はこの時、ラディに胃袋ごと捕まれてしまったのですわぁ≫
天にも昇る満面の笑顔で二口、三口と食べ進め、その姿にラディッシュは満足げに、
「気に入ってもらえて良かったぁ♪」
頷くと、火箸代わりの長枝を手に、
「アッチの方は、どぅかなぁ?」
被せた焚き火と、薄く被せた土をどかして「葉包み」を掘り起こし始めると、
「「「!」」」
土をどかしただけで周囲に漂う、先程とはまた違った完成を知らせる、芳しくも甘い香り。
手早く土中から取り出し、ヨモギの様な草を刷毛代わりに表面の土を払い除け、噴き出す蒸気に注意しつつ包みを広げると、抑え込まれていた香りが湯気と共に全解放。
「良い香りぃ~~~」
「本当に、良い香りですわぁあぁ~~~」
何種類もの野草と根菜、キノコが奏でるハーモニーに、ラディッシュとドロプウォートは目を細め、ラディッシュは根菜類を一摘まみ。
「熱っ熱つっ!」
多少、熱さに面喰いつつ、
「火は、ちゃんと中にまで入ってるみたい」
硬さを指先で確認し、
「ここまで細かく刻まなくても良かったくらいだなぁ」
口の中に放り込むと、
「ッ!!!」
ホクホクとした食感と同時に、甘みの強いサツマイモの様な「味と香り」が口の中いっぱいに広がり、
「ふぬぅううぅ!」
(ウマ過ぎでしょうぉおぉ!)
思っていた以上の美味しさにニヤケ顔は止まらず、
(野菜の旨味が強い気がするぅ。食べ易い様に品種改良されていないお陰なのかなぁ?)
考察は一先ず脇に置き、
「ドロプウォートさんも食べてみ、」
促すが先か、ドロプウォートは貴族令嬢としてのマナーも忘れ、既にガツガツとむさぼり食べていた。
空腹も手伝ってか無心で頬張る姿に、
「そこまで美味そうに食べてもらえると、作った甲斐があるよ♪」
自然な微笑みで見つめられ、
「!」
ドロプウォートはハッと我に返り、慌てて凛とした表情で体裁を取り繕い、
「まっ、まぁまぁですわねぇ!」
しかし、口の端に付いた料理の一部が「まあまあではない」本心を物語っていて、
(ドロプウォートさんて、可愛らしい人なんだぁ♪)
今さらの様に、改めてそう思う、ラディッシュであった。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる