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小気味良い音が響くと同時に、石から飛び散る小さな火花。
火花は枯れ葉の山に着地すると小さな種火となり、ドロプウォートはその上に、周辺に転がっていた「松ぼっくり」の様な物の中から「傘が開いて乾いた物」を厳選して静かに乗せ、それに火が点くと、更にその上に、枯れ枝を適度な大きさに折って三角テント状に重ね置き、小さかった種火は「焚き火」へと成長を遂げた。
両手についた土を「パンパン」と掃い落すドロプウォート。
ツンとしたドヤ顔と、
「さぁ、これで如何ですのぉ勇者様ぁ」
多少の皮肉を込めた物言いで「未だ不機嫌である事」を装ったが、当のラディッシュは調理が始められる事で、
(これでやっと、失点分(勇者としての落第点)を少しは取り戻せるかもぉ)
一先ず胸を撫で下ろすと、貰ったナイフの刃の両面を焚き火で軽く焙って殺菌しながら、幾分か和らいだ表情で刃先を見つめたまま、
「ありがとう、ドロプウォートさぁん。それと「ラディッシュ」で良いですよ」
「?」
「だってほらぁ」
上げたその笑顔は極々自然で屈託が無く、
「僕って「勇者」っぽくないからぁ」
無意識に発動させた「キラキラスマイル」とは明らかに違う、素の心根を感じさせる表情に、思わず「ぽっ」と顔を赤らめるドロプウォート。
(!)
慌ててソッポを向いて誤魔化すも、急に背を向けられたラディッシュは再びの粗相と勘違い。
(またぁまたぁ何かやらかしたぁ?!)
内心で激しくうろたえながらも、表面上は笑顔を死守。場の空気を今以上に悪化させない為の「あがき」であったが、無理をすれば笑顔は当然引きつる。
しかし、何もしないで気分を害されるよりはましとばかり、引きつり笑顔で音調に特段の気を遣いながら、
「どっ、どうかしたのかなぁ、ドロプウォートさぁん?」
お伺いを立ててみると、向けられたままの背中から返って来た答えは、
「なっ、何でもありませんですぅわ!」
つれなく、不機嫌そうな声であった。
(やっぱり何かしでかしたんだぁあぁぁ!)
激しくショックを受けるラディッシュ。ガクリと肩を落としたが、ドロプウォートが背で隠した顔は当然の事ながら「怒り」ではなく、「照れとデレ」で真っ赤。
背中で動揺をひた隠し、
(まっ、まったく卑怯ですわぁ! 顔だけは良いんですから顔だけは! そぅ「顔だけ」ですわぁ!)
自身に言い聞かせ、
(これは生物として自然な条件反射的反応であって、好意などでは……など、では……)
確かな答えがあるにも関わらず、事実を素直に認める事が出来ずに、終わりの無い自問自答を繰り返している間、とんだとばっちりでしかないラディッシュは「乙女心に翻弄されているだけ」と気付かず、
(人付き合いってムズカシイぃ……)
怒らせてしまった原因を見つけられない不甲斐なさを一人猛省しつつ、熱滅菌していたナイフを炎から遠ざけ冷ますと、次に上面が比較的平らな大きめの石の上に厚手の葉を敷き、その上で齧って味を確認した食材を切って刻んで調理を開始した。
いわゆる、まな板代わりである。
落ち込みも忘れた真剣な眼差しで食材に向き合うラディッシュ。
その姿を、ドロプウォートは肩越しそっと振り返り、
「…………」
見つめ、
(思えば、この様な殿方は初めてですわぁ……)
彼の「容姿に」ではなく「人柄」に、好意を抱き始めていた。
平和な時代に生まれた「場違いな先祖返り」、高級貴族の「お飾り令嬢」、彼女を腫れ物扱いする世間が付与した不名誉な形容は数々あるが、ドロプウォートはその全てを跳ねのけ、自身の存在を認めさせる為に、独学で努力を積み重ね、一族の意に反してまで誓約者になろうとした。
世に対し迎合を試みたのではない。
彼女の気骨から生まれた、彼女の「意地」である。
故に、ドロプウォートは日頃から世間体に囚われず、一般的な貴族女性の枠にはめたがる一族(※両親以外)の意向にも従わず、親類縁者や貴族間のみならず、一般の民からも「じゃじゃ馬娘」として名を馳せていた。
とは言え、悪名を遥か凌駕するほどの「美貌」と「家柄」の持ち主。物心ついてから言い寄る「下心見え見え男」は数知れず、彼女は辟易した日々を送るうち、いつしか相手が「男」と言うだけで強い反発心を抱く様になっていた。
男性に対して特に強い嫌悪さえ抱く中、良くも悪くも、ラディッシュの様に「損得勘定無し」に接して来る男性は初めてであり、ファーストコンタクトこそ、あまりのイケメンぶりに心を激しく揺さ振られはしたが、彼が時おり垣間見せる優しさが頑なであった心に変化を与え、今はむしろ内面に心惹かれ始めていたのである。
しかし、好意があるか否かを認めるかは別にして、差別に長く晒され、男嫌いの、頭に「超」が付く程の「箱入り娘」に成長していたドロプウォート。
(し、城を目指す間はぁ、言わば同志なのですからぁ、ゆぅ、友人関係を構築した方が何かとぉ便利なハズでぇすわぁ)
距離を縮めたい想いを「便利」と言う言葉に置き換え、心に言い訳してみたものの、
(ゆっ、友人関係とは、どの様に築きますのぉ?!)
他人との距離を置く事に特化した日々を送って来た彼女は、接し方さえ分からない自身に気付き愕然とした。
そして分からないからこそディッシュに対し、長らくその身に沁みついた「言い寄る男達」に対するのと同様の「素っ気ない態度」を、つい条件反射的にとってしまうのであった。
彼が「単なる気弱男子」ではなく、他者の為に怒る事が出来る「心根優しき男子」と理解しているが故に、
(私って……優しくありませんわぁ……)
自己嫌悪から小さなため息を吐いたが、
「!」
調理中のラディッシュはギクリッ。手際の悪さを呆れられたと勘違い、
「いっ、急いでぇ作るからぁ!」
スピードアップ。
その必死顔に、一方のドロプウォートは、
「ほぇ?」
(ど、どう言う意味ですのぉ?)
首を傾げ。
そんな二人を、
(青春だねぇ~)
よく分からない理屈の、生温かい眼差しで見つめるラミウムであった。
火花は枯れ葉の山に着地すると小さな種火となり、ドロプウォートはその上に、周辺に転がっていた「松ぼっくり」の様な物の中から「傘が開いて乾いた物」を厳選して静かに乗せ、それに火が点くと、更にその上に、枯れ枝を適度な大きさに折って三角テント状に重ね置き、小さかった種火は「焚き火」へと成長を遂げた。
両手についた土を「パンパン」と掃い落すドロプウォート。
ツンとしたドヤ顔と、
「さぁ、これで如何ですのぉ勇者様ぁ」
多少の皮肉を込めた物言いで「未だ不機嫌である事」を装ったが、当のラディッシュは調理が始められる事で、
(これでやっと、失点分(勇者としての落第点)を少しは取り戻せるかもぉ)
一先ず胸を撫で下ろすと、貰ったナイフの刃の両面を焚き火で軽く焙って殺菌しながら、幾分か和らいだ表情で刃先を見つめたまま、
「ありがとう、ドロプウォートさぁん。それと「ラディッシュ」で良いですよ」
「?」
「だってほらぁ」
上げたその笑顔は極々自然で屈託が無く、
「僕って「勇者」っぽくないからぁ」
無意識に発動させた「キラキラスマイル」とは明らかに違う、素の心根を感じさせる表情に、思わず「ぽっ」と顔を赤らめるドロプウォート。
(!)
慌ててソッポを向いて誤魔化すも、急に背を向けられたラディッシュは再びの粗相と勘違い。
(またぁまたぁ何かやらかしたぁ?!)
内心で激しくうろたえながらも、表面上は笑顔を死守。場の空気を今以上に悪化させない為の「あがき」であったが、無理をすれば笑顔は当然引きつる。
しかし、何もしないで気分を害されるよりはましとばかり、引きつり笑顔で音調に特段の気を遣いながら、
「どっ、どうかしたのかなぁ、ドロプウォートさぁん?」
お伺いを立ててみると、向けられたままの背中から返って来た答えは、
「なっ、何でもありませんですぅわ!」
つれなく、不機嫌そうな声であった。
(やっぱり何かしでかしたんだぁあぁぁ!)
激しくショックを受けるラディッシュ。ガクリと肩を落としたが、ドロプウォートが背で隠した顔は当然の事ながら「怒り」ではなく、「照れとデレ」で真っ赤。
背中で動揺をひた隠し、
(まっ、まったく卑怯ですわぁ! 顔だけは良いんですから顔だけは! そぅ「顔だけ」ですわぁ!)
自身に言い聞かせ、
(これは生物として自然な条件反射的反応であって、好意などでは……など、では……)
確かな答えがあるにも関わらず、事実を素直に認める事が出来ずに、終わりの無い自問自答を繰り返している間、とんだとばっちりでしかないラディッシュは「乙女心に翻弄されているだけ」と気付かず、
(人付き合いってムズカシイぃ……)
怒らせてしまった原因を見つけられない不甲斐なさを一人猛省しつつ、熱滅菌していたナイフを炎から遠ざけ冷ますと、次に上面が比較的平らな大きめの石の上に厚手の葉を敷き、その上で齧って味を確認した食材を切って刻んで調理を開始した。
いわゆる、まな板代わりである。
落ち込みも忘れた真剣な眼差しで食材に向き合うラディッシュ。
その姿を、ドロプウォートは肩越しそっと振り返り、
「…………」
見つめ、
(思えば、この様な殿方は初めてですわぁ……)
彼の「容姿に」ではなく「人柄」に、好意を抱き始めていた。
平和な時代に生まれた「場違いな先祖返り」、高級貴族の「お飾り令嬢」、彼女を腫れ物扱いする世間が付与した不名誉な形容は数々あるが、ドロプウォートはその全てを跳ねのけ、自身の存在を認めさせる為に、独学で努力を積み重ね、一族の意に反してまで誓約者になろうとした。
世に対し迎合を試みたのではない。
彼女の気骨から生まれた、彼女の「意地」である。
故に、ドロプウォートは日頃から世間体に囚われず、一般的な貴族女性の枠にはめたがる一族(※両親以外)の意向にも従わず、親類縁者や貴族間のみならず、一般の民からも「じゃじゃ馬娘」として名を馳せていた。
とは言え、悪名を遥か凌駕するほどの「美貌」と「家柄」の持ち主。物心ついてから言い寄る「下心見え見え男」は数知れず、彼女は辟易した日々を送るうち、いつしか相手が「男」と言うだけで強い反発心を抱く様になっていた。
男性に対して特に強い嫌悪さえ抱く中、良くも悪くも、ラディッシュの様に「損得勘定無し」に接して来る男性は初めてであり、ファーストコンタクトこそ、あまりのイケメンぶりに心を激しく揺さ振られはしたが、彼が時おり垣間見せる優しさが頑なであった心に変化を与え、今はむしろ内面に心惹かれ始めていたのである。
しかし、好意があるか否かを認めるかは別にして、差別に長く晒され、男嫌いの、頭に「超」が付く程の「箱入り娘」に成長していたドロプウォート。
(し、城を目指す間はぁ、言わば同志なのですからぁ、ゆぅ、友人関係を構築した方が何かとぉ便利なハズでぇすわぁ)
距離を縮めたい想いを「便利」と言う言葉に置き換え、心に言い訳してみたものの、
(ゆっ、友人関係とは、どの様に築きますのぉ?!)
他人との距離を置く事に特化した日々を送って来た彼女は、接し方さえ分からない自身に気付き愕然とした。
そして分からないからこそディッシュに対し、長らくその身に沁みついた「言い寄る男達」に対するのと同様の「素っ気ない態度」を、つい条件反射的にとってしまうのであった。
彼が「単なる気弱男子」ではなく、他者の為に怒る事が出来る「心根優しき男子」と理解しているが故に、
(私って……優しくありませんわぁ……)
自己嫌悪から小さなため息を吐いたが、
「!」
調理中のラディッシュはギクリッ。手際の悪さを呆れられたと勘違い、
「いっ、急いでぇ作るからぁ!」
スピードアップ。
その必死顔に、一方のドロプウォートは、
「ほぇ?」
(ど、どう言う意味ですのぉ?)
首を傾げ。
そんな二人を、
(青春だねぇ~)
よく分からない理屈の、生温かい眼差しで見つめるラミウムであった。
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