125 / 129
後の祭り
それが嫌だから我慢して頼んでんだろ!!
しおりを挟む「あっ あっ あッ!!!」
出そう。ぎゅっと下腹に力入れて誤魔化したけど、出そう。
「どうしました? 真琴。がくがく震えて」
奥の方が、お湯の勢いで広げられる。入れられてるホースが長くなったせいで、ホースの部分の動きの不確定さが増したのか、藤也が動かすたびに、曲がったホースが内側を押したり擦ったりする。
ヤバイヤバいヤバいヤバいッ!!
「やあッ おく、あつっ あっ やだぁッ! も、やめッ とめ……ッ 出ちゃうッ!!」
「若いなー あれだけ搾りだしたのに、まだ出るのか」
「ちがッ そっち違……お……」
「「お?」」
おしっこって口走りそうになって、ぐっと飲み込んだら、双子がきれいに同じ音でユニゾンした。
「……や。も、ト……イレ……っか、せてぇ」
「ああ、おしっこですか? いいですよ、別にここでこのまましたら」
それが嫌だから我慢して頼んでんだろ!!
「やけに素直にくぱぁしたなと思ったら、トイレ行きたかったってわけね。もういいぜ、手ェ離しても」
「おわ……た? キレー……った?」
「お尻のナカは、な」
指を離したけど、まだ勢いのある水流が、まだホースが入ったままのお尻の隙間からぴちゅぴちゅ音を立てながら漏れてくる。だからこの水音……!! ダメだってば。
「は。んっ 離しっ……て。トイレぇ……」
「トイレはなぁ 洗えないし?」
「そうですね。どこもかしこもきれいにと言ったわけですから」
な。え?
「ンッ!! ふあぁっ」
ずるずる、つぷっと、ホースが抜けて、ノズルが襞の部分を広げてお尻から出ていく。金属のノズルがお風呂の床に当たって、カツンと高い音がした。
「ぜーんぶ、出して、こっちもキレイにしような?」
ちょっと乱暴にノズルを放った藤也の手が、きゅっと俺のを握って、先端の出口を、親指の腹できゅっと押し込んだ。
「ふあうッ!」
触れられた刺激に、締めて閉じて出ないようにとずっと込めていた力が、一瞬ゼロになる。出てしまうかと思ったけど、出口を強制的に押さえつけられて、ほんの少し漏らしただけで、ぐっとまた、力を入れて、止め……られそうにない。
「こっちもいっぱい使ったもんなぁ? あ、じわっと出た」
「あっ ぃあッ! あぁッ!!」
「トイレまで、なんて、我慢できないだろ? いいからここでしちゃいな」
くりくりっと、先の窪みをほぐすように揉んだ藤也の手が。
「んっ あ、だめぇ はなしちゃ……あっ んくっ や……どーしよ……もれちゃ……おしっこ、出……」
すい、と、離れた。
10
お気に入りに追加
535
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる