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過ぎたるは猶及ばざるが如し
拒否権を認めないアレ。
しおりを挟むどおりでたこ糸でぐるぐる巻きされたお肉にみっちり糸の痕ついてるわけだよ!!
って、びっくりするのと、それと同じ扱いを俺の大事なのにしようかなーとか言われたこと思い出して、愕然とする俺を放置したまま、クスッと笑って藤也。
言った後も、交互に吸ったり転がしたり……濡れて締まったとは言え、糸を外さないように器用に藤也の舌が動く。
「さて。ではこちらも動いていいですか?」
いやいやいやいやッ! さっき一突きされましたけれども!?
なんだろう、アレだ。昔々の、戦隊モノの元祖のヤツの、ピンクの決め台詞。一応相手に問う形だけれど、拒否権を認めないアレ。
ゆっくりだけど、容赦なく奥まで。
俺のイイとこを一番太いとこでひっかける様にして抜いて、奥まで入れて。時々、浅いところを何度か往復して、また入れて。
「ひぃあッ やぁん 奥ぅッ ごり……って。ふかぁッ!! ち……っくび、ちゅ……ぅってぇ キツッ……吸……やあぁ な、っも……出なッ ひゃあッ! あッ!」
お尻のナカを抉るように潜りこんできて、内壁をそぎ落とすように引き抜かれて。
片方をきつく吸い上げられ、もう片方を摘まんで左右に捻られて……
どっちかだけでも容量限界の刺激なのに、同時とか卑怯だ。んで、限界キてるって体が訴えてるのに、やっぱり、直接的な刺激がないとその体がイけないのがツライ。
「ほら、気持ちイイでしょう」
「んっ! はぅッ っあ……」
「もうそろそろ、認めちゃいな?」
「ふひゃぁ!」
クイッと渡した糸を藤也が引っ張った。
どういう結び方なのか、解けることなく糸は紅く腫れた乳首に巻きついたままだけど、引かれれば巻かれた部分も浮いてくる。
抜けてしまうほど引っ張らないように加減して、それでも側面を擦るように、くくくっと糸が動く。
位置が……多分数ミリ程度だろうけれど浮いたタコ糸を、藤也が器用に爪の先を使ってまた根元に戻す。
痛くはないけれど、微妙な力加減で側面をなぞられて溜まっていく腰の奥の妙な熱を、身を捩って逃そうとしても、腰が思う様に動かない。
一旦手が離れて、乳首への過剰な刺激が止んで息を吐いたのもつかの間、今度は胸の間のへこんだとこをなぞるように鎖骨の間からねっとりと舌が動いて、渡された糸をひっかけてみぞおちの方へ引く。
「あぅっ ひぃやぁ ひっぱ……な、でぇ」
限界まで引かれたんだろう、舌と肌のあいだを、ちりちりと産毛を巻き込むみたいにしながら、糸が撚り戻りながら動く。
「んはッ! ゃあ……」
舌の抑えがなくなった途端、軽い反動で戻った感触にも、びくりと体が勝手にしなった。
つつつ……と、舌はそのまま、臍に向かって舐め上げ、尖らせた先が臍の中を抉る。
「あっつぅ! あああッ!」
お臍はお腹の皮膚のなかで、一番薄くて、腸に近いから触ったらお腹痛くなるよ、弄っちゃダメって、子供のころ父さんが良く言ってたけど、ホント、体中敏感になったようなときに触れられると、腸が動いたような感覚になる。
「くっ 真琴、もっと力を抜きなさい。動けないですよ」
痛いんだか何だかよくわからないまま体に力が入ってしまう。抜けと言われても無理。ならそっちが抜いて!!
「お臍、ビンカーン。かわいい上にいじめ甲斐があるとかおいしすぎ。ついでに溜まってた真琴のも美味かったし。今も突かれるたびにピュクピュクでてるぜ?」
「んっ! やぁッ っんな、せつめっあぁん……いらなッ……ふぁんッ!!」
「イきそうでイけなくて辛くね?『マコのミルク直飲みしてください』とか言ったらフェラってもいいんだけどどう?」
「まっ……」
深く突かれるたびに、お尻のあたりから乾いてきはじめたジェルの、粘度の高いみちゅみちゅした音を立てながらがくがく揺すられてる脳みそで、危うくそのままいうところだった。
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