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狼親子の会話 2
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「はぁ・・・」
穏やかな昼下がり。大きなため息が厨房内に響き渡った。
カイは洗い終わった皿に残った水滴を布巾で拭いながら、どよん と濁った空気を放つ自分の父親を横目で見た。
さっきまで使用人たちが昼食をとっていたテーブルには、数年まともに顔も合わせていなかった父親が座っている。
何の前触れもなく突然ふらりとやって来た父親のテオは、久々に会った息子に申し訳程度の小言を言って、それからずっとその椅子に座っていた。
「大丈夫ですか?」
見かねたように、向かいに座っていたヴァイスが言った。放っておけばいいものを、見るからに落ち込んだ様子の父に声をかけるでもない実の息子に代わって、話し相手になってやるつもりらしい。
「リュカが不良になっちまった・・・」
やがて父がぽつりと言った。
不良て。
カイは拭いていた皿を顔の前に持ってきて、笑い出しそうになる顔を隠した。
今日は詩吟亭の店休日だった。そのため、いつものように昼前にはフェリクスとリュカがやって来ていた。その時も、リュカに変わった様子はなかった。見るからにすれていたとか、服装が派手になっていたとか、言葉が乱暴になっていたとか、そういうこともない。
ならば父の言う「リュカが不良になった」という根拠は、そもそもの、フェリクスと付き合っている、というところにあるのだろう。
しかしそれはもう、なんというか、仕方のないことだろうと思う。
好きなんだろうし。
ヴァイスもさぞやおかしかろうと思ってそちらを見ると、やけに真剣な表情で父を見ていた。
「え、リュカさんが?どういうことですか?」
おいおい。と思いつつもカイは口を挟むことなく皿を拭き続けた。昔から父とは口を開くとケンカになった。父はいい子が好きなのだ。そして自分はそうはなれなかった。かといって今更いい子を演じることはできないし、する気もない。黙っているのが一番波風が立たない。
父は力なく首を横に振り、それからぽつぽつと話し始めた。
「あんなに真面目ないい子だったのに」
「はい」
「最近夜遊びばかりするようになって・・・一体どこをほっつき歩いているのか・・・」
そうは言っても、フェリクスが一緒なのだ。そうそう危ない所に連れて行くとは思えない。
「昨日も、店が終わったらすぐに出て行ってしまって。まだ帰ってこないんです」
「それは心配でしょうね」
同情するようにヴァイスが言った。カウンセラーか。
そもそも、目の前に座っているのがもう一人の息子の恋人だと知ったら、父はどういう反応をするのか。ついぞ関心を向けてこなかった息子のこととはいえ、リュカに続いて自分までもが男とできてしまっていると知ったら、さすがの父も倒れてしまうかもしれない。
しばらくは隠しておいた方が無難だろう。
いつかは。
カイは、無心に動かしていた手を止めた。
いつかは両親に紹介する日がくるのだろうか。ヴァイスを。
別れがやってこなければ、いずれそういうこともあるかもしれない。しかし、想像しただけで異常に恥ずかしいイベントだ。ヴァイスに親はいるのか。いるとすればそちらにもか。
「ぅぐ・・・」
羞恥に身がもだえた。
元から、神妙な雰囲気に耐性がない。付き合ってきた女ですら、今まで一度も親に引き合わせたことなどない。それを初めてする。その上相手は男・・・
羞恥で死ねる気がする。
「はぁ・・・」
父がまたため息をついた。
「そういえば、よく似てるんですね」
「え?」
「カイとリュカさんと、お父さん」
「ま、まあ。似てるとは言われますね」
突然の話題転換に戸惑いつつ、父はそれでも少し嬉しそうな顔になって頭をかいた。
「ほら、カイとリュカさんって性格は全然違うけどよく似てるじゃないですか。お父さんはその丁度半分って言うか。あ、それは失礼か。お父さんが最初ですもんね。お父さんがいて、お父さんのいいところがカイとリュカさんに別々に受け継がれたっていうか」
「いや、褒めすぎですよ。リュカはまあ、いい子に育ってくれたが、コイツは昔っから親の言うことを全く聞かない奴で」
父がこっちを向くのを察知して、カイは素早く背中を向けた。
「でもオレ、カイの性格好きですよ」
「はあ、そうですか?」
訝し気な父に、ヴァイスは雰囲気を読まない呑気な様子で頷いた。
「ちょっと口は悪いけど面倒見がいいし。照れ屋で素直じゃないところもかわいいし」
「はぁ」
ただの同僚を褒めるにしてはいささか感情のこもり過ぎた言い方に、父の顔が怪訝そうなものになる。カイは嫌な予感がして、テーブルの方に近づいていった。会話に加わりたくはないが、そろそろやめさせたほうがいいような気がする。
「オレ、カイのこと好きです」
ヴァイスがなんの衒いもなく言う。
「自慢のこ・・・」
「わーっ!」
カイは危うく片手に持っていた皿を落としかけ、布巾を持っていた手でヴァイスの口を塞いだ。驚いたように見開かれた目がカイを見上げる。そんな顔をしたいのはこちらの方だ。
「なっ、何を言いかけてんだ、オメーは!」
「・・・」
口を塞がれたまま何かを言ったヴァイスの言葉が、布巾に吸収される。何を言っているのか分からないが、危なすぎて開放するわけにはいかない。
「いいか、離すぞ。離すけどなんも言うなよ」
「・・・」
言われた通り、ヴァイスは手を離しても黙っていた。
「ったく、オメーはちったぁ世を忍ぼうって気がねーのかよ」
「なら、いつまで忍んでればいいんだ?」
ヴァイスの表情がいつもと違っていることに、カイは平坦なその声を聴いて初めて気づいた。
「それ、は・・・」
いつまで?そんな急に期限をきれと言われても分からない。ただカイは、今はリュカのこともあり、時期が悪いと思っただけだったのだ。ヴァイスが、カイから目を逸らして父の方を見た。その横顔がやけに他人行儀なものに見えて、カイは布巾を握りしめた。
「・・・怒ったのかよ」
「・・・」
「ヴァイス」
名前を呼ぶと、ヴァイスはため息をついてカイを見た。
「それはちょっと、ずるいよ」
「ずるいってなんだよ」
「なんで今名前呼ぶんだよ?」
「・・・オレの方見ねーじゃん」
「今は見てるよ」
「でも、怒ってる」
「怒ってはないよ」
ヴァイスの指が、カイの布巾を持った中指を握る。開いた手から布巾がひらりと床に落ちた。
「・・・本当に?」
「うん」
「・・・オレはただ、今はリュカ兄のこともあるし、時期が悪いって思っただけだし」
「じゃあ、いつかオレのこと紹介してくれるのか?」
「するって。ちゃんと・・・」
握られた中指に力を入れて握り返す。ヴァイスはいつもの表情に戻っていた。
「・・・あれ?つーか、親父がいねぇ」
「本当だ。どこ行ったんだ?」
先ほどまで座っていた席から、父が消えていた。部屋を見回す。やはりいない。それと同時に厨房の扉がノックされた。厨房は使用人たちに開かれた場所であるため、ノックして入る者などあまりいない。
「はい?」
困惑しつつ応えを返すと、控えめに扉が開かれた。顔を覗かせたのはセバスだった。二人を見て、ほっとしたように息をつく。
「良かったです」
「良かった?」
「カイのお父様がフラフラしながら出て行かれたので、何かあったのかと」
「フラフラしながら出て行ったぁ?何やってんだ親父の奴。話終わったのかよ」
「私はまた、お父様の前でまでイチャイチャしていたのかと思ってしまいましたよ」
「バッカ野郎。んなことするわけねーだろ。常識で考えろよなー」
「そうですよね。さすがのあなたたちでもそんなことはしないですよね」
ははは と厨房にセバスの笑い声が響く。それを聞きながら、カイは首を傾げて父が出て行ったと思われるドアを眺めた。
穏やかな昼下がり。大きなため息が厨房内に響き渡った。
カイは洗い終わった皿に残った水滴を布巾で拭いながら、どよん と濁った空気を放つ自分の父親を横目で見た。
さっきまで使用人たちが昼食をとっていたテーブルには、数年まともに顔も合わせていなかった父親が座っている。
何の前触れもなく突然ふらりとやって来た父親のテオは、久々に会った息子に申し訳程度の小言を言って、それからずっとその椅子に座っていた。
「大丈夫ですか?」
見かねたように、向かいに座っていたヴァイスが言った。放っておけばいいものを、見るからに落ち込んだ様子の父に声をかけるでもない実の息子に代わって、話し相手になってやるつもりらしい。
「リュカが不良になっちまった・・・」
やがて父がぽつりと言った。
不良て。
カイは拭いていた皿を顔の前に持ってきて、笑い出しそうになる顔を隠した。
今日は詩吟亭の店休日だった。そのため、いつものように昼前にはフェリクスとリュカがやって来ていた。その時も、リュカに変わった様子はなかった。見るからにすれていたとか、服装が派手になっていたとか、言葉が乱暴になっていたとか、そういうこともない。
ならば父の言う「リュカが不良になった」という根拠は、そもそもの、フェリクスと付き合っている、というところにあるのだろう。
しかしそれはもう、なんというか、仕方のないことだろうと思う。
好きなんだろうし。
ヴァイスもさぞやおかしかろうと思ってそちらを見ると、やけに真剣な表情で父を見ていた。
「え、リュカさんが?どういうことですか?」
おいおい。と思いつつもカイは口を挟むことなく皿を拭き続けた。昔から父とは口を開くとケンカになった。父はいい子が好きなのだ。そして自分はそうはなれなかった。かといって今更いい子を演じることはできないし、する気もない。黙っているのが一番波風が立たない。
父は力なく首を横に振り、それからぽつぽつと話し始めた。
「あんなに真面目ないい子だったのに」
「はい」
「最近夜遊びばかりするようになって・・・一体どこをほっつき歩いているのか・・・」
そうは言っても、フェリクスが一緒なのだ。そうそう危ない所に連れて行くとは思えない。
「昨日も、店が終わったらすぐに出て行ってしまって。まだ帰ってこないんです」
「それは心配でしょうね」
同情するようにヴァイスが言った。カウンセラーか。
そもそも、目の前に座っているのがもう一人の息子の恋人だと知ったら、父はどういう反応をするのか。ついぞ関心を向けてこなかった息子のこととはいえ、リュカに続いて自分までもが男とできてしまっていると知ったら、さすがの父も倒れてしまうかもしれない。
しばらくは隠しておいた方が無難だろう。
いつかは。
カイは、無心に動かしていた手を止めた。
いつかは両親に紹介する日がくるのだろうか。ヴァイスを。
別れがやってこなければ、いずれそういうこともあるかもしれない。しかし、想像しただけで異常に恥ずかしいイベントだ。ヴァイスに親はいるのか。いるとすればそちらにもか。
「ぅぐ・・・」
羞恥に身がもだえた。
元から、神妙な雰囲気に耐性がない。付き合ってきた女ですら、今まで一度も親に引き合わせたことなどない。それを初めてする。その上相手は男・・・
羞恥で死ねる気がする。
「はぁ・・・」
父がまたため息をついた。
「そういえば、よく似てるんですね」
「え?」
「カイとリュカさんと、お父さん」
「ま、まあ。似てるとは言われますね」
突然の話題転換に戸惑いつつ、父はそれでも少し嬉しそうな顔になって頭をかいた。
「ほら、カイとリュカさんって性格は全然違うけどよく似てるじゃないですか。お父さんはその丁度半分って言うか。あ、それは失礼か。お父さんが最初ですもんね。お父さんがいて、お父さんのいいところがカイとリュカさんに別々に受け継がれたっていうか」
「いや、褒めすぎですよ。リュカはまあ、いい子に育ってくれたが、コイツは昔っから親の言うことを全く聞かない奴で」
父がこっちを向くのを察知して、カイは素早く背中を向けた。
「でもオレ、カイの性格好きですよ」
「はあ、そうですか?」
訝し気な父に、ヴァイスは雰囲気を読まない呑気な様子で頷いた。
「ちょっと口は悪いけど面倒見がいいし。照れ屋で素直じゃないところもかわいいし」
「はぁ」
ただの同僚を褒めるにしてはいささか感情のこもり過ぎた言い方に、父の顔が怪訝そうなものになる。カイは嫌な予感がして、テーブルの方に近づいていった。会話に加わりたくはないが、そろそろやめさせたほうがいいような気がする。
「オレ、カイのこと好きです」
ヴァイスがなんの衒いもなく言う。
「自慢のこ・・・」
「わーっ!」
カイは危うく片手に持っていた皿を落としかけ、布巾を持っていた手でヴァイスの口を塞いだ。驚いたように見開かれた目がカイを見上げる。そんな顔をしたいのはこちらの方だ。
「なっ、何を言いかけてんだ、オメーは!」
「・・・」
口を塞がれたまま何かを言ったヴァイスの言葉が、布巾に吸収される。何を言っているのか分からないが、危なすぎて開放するわけにはいかない。
「いいか、離すぞ。離すけどなんも言うなよ」
「・・・」
言われた通り、ヴァイスは手を離しても黙っていた。
「ったく、オメーはちったぁ世を忍ぼうって気がねーのかよ」
「なら、いつまで忍んでればいいんだ?」
ヴァイスの表情がいつもと違っていることに、カイは平坦なその声を聴いて初めて気づいた。
「それ、は・・・」
いつまで?そんな急に期限をきれと言われても分からない。ただカイは、今はリュカのこともあり、時期が悪いと思っただけだったのだ。ヴァイスが、カイから目を逸らして父の方を見た。その横顔がやけに他人行儀なものに見えて、カイは布巾を握りしめた。
「・・・怒ったのかよ」
「・・・」
「ヴァイス」
名前を呼ぶと、ヴァイスはため息をついてカイを見た。
「それはちょっと、ずるいよ」
「ずるいってなんだよ」
「なんで今名前呼ぶんだよ?」
「・・・オレの方見ねーじゃん」
「今は見てるよ」
「でも、怒ってる」
「怒ってはないよ」
ヴァイスの指が、カイの布巾を持った中指を握る。開いた手から布巾がひらりと床に落ちた。
「・・・本当に?」
「うん」
「・・・オレはただ、今はリュカ兄のこともあるし、時期が悪いって思っただけだし」
「じゃあ、いつかオレのこと紹介してくれるのか?」
「するって。ちゃんと・・・」
握られた中指に力を入れて握り返す。ヴァイスはいつもの表情に戻っていた。
「・・・あれ?つーか、親父がいねぇ」
「本当だ。どこ行ったんだ?」
先ほどまで座っていた席から、父が消えていた。部屋を見回す。やはりいない。それと同時に厨房の扉がノックされた。厨房は使用人たちに開かれた場所であるため、ノックして入る者などあまりいない。
「はい?」
困惑しつつ応えを返すと、控えめに扉が開かれた。顔を覗かせたのはセバスだった。二人を見て、ほっとしたように息をつく。
「良かったです」
「良かった?」
「カイのお父様がフラフラしながら出て行かれたので、何かあったのかと」
「フラフラしながら出て行ったぁ?何やってんだ親父の奴。話終わったのかよ」
「私はまた、お父様の前でまでイチャイチャしていたのかと思ってしまいましたよ」
「バッカ野郎。んなことするわけねーだろ。常識で考えろよなー」
「そうですよね。さすがのあなたたちでもそんなことはしないですよね」
ははは と厨房にセバスの笑い声が響く。それを聞きながら、カイは首を傾げて父が出て行ったと思われるドアを眺めた。
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