262 / 262
クーン20歳
第260話 週末は日本へ?
しおりを挟む
息子はユーリ、15歳。上の娘はミーケ、14歳。
そして下の娘はルーカ、11歳。
妻のヤーナと俺で5人家族。
今日はこれから日本へ向かう。
今まで子供達をあっちの世界に連れて行った事が無いんだ。
「お父さん、早くいこうよ!」
息子は凄く乗り気のようだ。
久しぶりだ。こっちの世界の事はしばし忘れて楽しんでこよう!
因みにヤーナは化粧品や服に興味津々というか、買う気満々のようだ。
装飾品については、宝石のカット以外はこっちの世界は負けていない。
むしろ勝っているのではなかろうか。
細工等のスキルで何とでもなるからだ。
・・・・
・・・
・・
・
「久しぶりだな。」
まさやんが迎えに来てくれた。
それにしても、花子って神だったよな?
何で子沢山なんだよ?
「久しいわね。ずいぶんこの身体に馴染んだから、こうして子供もね、普通に、自然妊娠できたのよ!」
「どうでもいいが、あんた秩序の神なんじゃねえのか?」
「気にしたら負けって言う言葉知っている?」
・・・・これ以上反論するのはやめておこう。
「それより土砂剛史、君のご両親の墓が見つかった。流石に年月が経ち過ぎた。数年前に死んでいたようだ。」
まさやん、調べていてくれたのか。
もう転生してから相当経っていたもんな。
俺は32歳。転生時は確か24歳だったから、もしこっちで生きていれば55歳か?
確か両親が30半ばになってから俺は生まれたはずだから、生きていれば90歳ぐらいなんだよなあ。
そりゃあ死んでも仕方がないな。
俺は案内された墓に行き、手を合わせた。
もう来る事もないだろうが、親父とお袋、安らかに眠ってくれ。
せめて生きている間に会っておきたかったが、きっと理解できなかっただろうからこれでいいんだ。
「ここにクーンのご両親が眠っているのね?」
「ああ、クーンじゃなく土砂剛史の、だがな。」
クーンの両親は健在だからな。
この後1週間程、日本観光をした。
やはり富士山は山の形が綺麗で、子供達は喜んでいた。
「少し離れてみる方がいいね。」
一応山頂にも行ってみたが、山頂は不評だった。何せ富士山の山頂からの眺めって、あっちじゃポチの背に乗ればいつでももっと凄いのが見る事が出来るからな。
・・・・
・・・
・・
・
「ここがネズミキャラが人気の遊び場か!」
「かわいい!」
「飼えないかしら?」
おい一寸待て!今飼えないかしらってどれの事を言ったんだルーカ!
あれは人が中に入っている着ぐるみだ!
・・・・
・・・
・・
・
女共は下着売り場へ向かっていった。
金はあるからと、サイズを調べもせずに大人買いをしたらしい。
何せ娘達はまだまだこれから成長する。
うーん、ちょくちょく来たらいいじゃねえか、と思ったが、あっちで親しくしている連中にお土産、らしい。
下着をお土産って・・・・
・・・・
・・・
・・
・
気が付けば、週末は日本に居たりする。
そんでもって俺はたまった書類と格闘している。
誰か助けてくれ!
だが現実には何故か俺に助けを求める世界樹からの通信が入っていた。
これはもしや、書類からおさらばできる?
俺は大義名分を得たと、小躍りしてしまった。
「クーンどうしたの?」
「ヤーナ、世界樹のネットワークからヘルプが入った。」
「あら、何か問題が起こったのね。どうしてクーンの周囲は落ち着かないのかしらね。」
「俺に言われてもなあ。」
「まあいいわ。どうせ世界樹関連だったらクーン以外では対処できないものね。」
そうなのだ。俺の責任とはいえ、この地の世界樹はごく限られた者にしか扱えないんだよな。
許可を出せばいいのだが、これが中々ホイホイと許可を出せないらしい。
もっと楽をしたいんだが、それを許さぬシステム。
一度見直したい所だな。
俺は世界樹ネットワークに介入し、状況を確認する。
どうやら俺が閉じ込めた神を自称する爺共が本から脱出したらしい。
で、天使達が爺共から・・・・セクハラ?を受けてるから何とかしてほしいとの連絡だ。
何だ?と思うと、
【何故我がこんなの着なくてはならぬのだ!】
何故木の葉が其処に居る?
しかも葉っぱの水着?下着で着飾っているんだが。
面倒過ぎて行きたくない。まだ書類整理の方がましだ。
俺はそっと通信を切った。
「行かないの?」
「厄介事に巻きこまれたくない。」
だが既に遅かった。
25次元の珠がそれを許さなかったのだ。
マジカル木の葉あどうやら珠を遠隔操作できるようで、
【早く来るのだ!】
・・・・脳内に直接干渉するのはやめてくれ!
仕方がない。
俺は地面に手をつき、
【土】スキルを用いいくばくかの土を袋に詰めた。
俺は未だ【土】スキルしかない。
だが土さえ手元にあれば何とでもなる、そう思っている。
「どうやってもも行かないと駄目らしい。」
「仕方がないわね。」
ヤーナは俺に抱き着いてきた。自慢の妻だ。
30過ぎてなお女に磨きがかかっている。
「相変わらず綺麗だなヤーナ。」
「何妻を口説いているのよ。」
「口説くとか、それ以前だぞ。俺は事実しか言わねえ。」
「それは後にしましょう。でも嬉しいわクーン。私と夫婦になってくれてありがとう。」
「後にしましょうって、まあいいが、どうしたんだヤーナ。まあ俺もヤーナと結ばれてよかったと思っているぞ。むしろヤーナ以外は考えられねえんだがな。」
「あらやだ相変わらず・・・・木の葉ちゃんから催促が来ているわ。さ、行きましょ!」
俺は転生してからこうして幸せに生きている。
幸せだが、何故か落ち着いた生活を送る事は出来ないみたいだ。
あ、そうそう、うっかり忘れていたがクランに所属していた連中は、もれなくパートナーを見つけ、結婚している。
独身のあっま過ごすのをヤーナが許さなかったのもある。
ニールスにいと同じパーティーメンバーだった5人も今はそれぞれ相応しい夫と共に幸せな生活を送っているのだとか。
あのままどうなるのかと思ったんだが安心だぜ!
それに会ってはいないが、世界樹通信でニールスにいとも会話は出来ている。
子供は無理と思っていたようだが、あのフスタ女史との間になんと2人も子が授かったってんだから驚きだ!
エルフと人では子を授かるのは難しい聞いていたからよかったぜ!
それに双子の弟と妹、ティーデとヒセラは王都でそれぞれサスキア王女とディーデリック王子と幸せに?暮らしていると聞いている。
産まれた子供は全員王族として今後を生きる事になるらしい。
あれ?もしかして新領地って、ニールスにいは別の場所に行っちまったし、誰が継ぐんだ?
親父と兄貴達に押し付けたんだが・・・・
下手に聞くと押し付けられそうになるし、仕方がない、マジカル木の葉の所へ向かってみるか。
「さあ行こうヤーナ!」
「ええクーン。クーンといれば毎日が刺激的ね!」
こうして俺は何やら神達が揉めている場所へ向かった。
その後どうなったかは・・・・
「お父さん、また木の葉ちゃんが呼んでいるよ?」
折角解決してもまた問題が発生する。
困ったもんだ。
【今度は息子殿を連れて来るがいい。】
あれ?ユーリを気に入った?
だが相手は人外だからなあ。
【愛に困難はつきものじゃ!】
俺の人生、まだまだ波乱万丈な予感がするぜ!
だが隣にはヤーナがいてくれている。2人だったら何とかなるよな!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
完
お待たせしてしまいましたが、何とか完成する事が出来ました。
ここまでお付き合い下さりありがとうございます!
そして下の娘はルーカ、11歳。
妻のヤーナと俺で5人家族。
今日はこれから日本へ向かう。
今まで子供達をあっちの世界に連れて行った事が無いんだ。
「お父さん、早くいこうよ!」
息子は凄く乗り気のようだ。
久しぶりだ。こっちの世界の事はしばし忘れて楽しんでこよう!
因みにヤーナは化粧品や服に興味津々というか、買う気満々のようだ。
装飾品については、宝石のカット以外はこっちの世界は負けていない。
むしろ勝っているのではなかろうか。
細工等のスキルで何とでもなるからだ。
・・・・
・・・
・・
・
「久しぶりだな。」
まさやんが迎えに来てくれた。
それにしても、花子って神だったよな?
何で子沢山なんだよ?
「久しいわね。ずいぶんこの身体に馴染んだから、こうして子供もね、普通に、自然妊娠できたのよ!」
「どうでもいいが、あんた秩序の神なんじゃねえのか?」
「気にしたら負けって言う言葉知っている?」
・・・・これ以上反論するのはやめておこう。
「それより土砂剛史、君のご両親の墓が見つかった。流石に年月が経ち過ぎた。数年前に死んでいたようだ。」
まさやん、調べていてくれたのか。
もう転生してから相当経っていたもんな。
俺は32歳。転生時は確か24歳だったから、もしこっちで生きていれば55歳か?
確か両親が30半ばになってから俺は生まれたはずだから、生きていれば90歳ぐらいなんだよなあ。
そりゃあ死んでも仕方がないな。
俺は案内された墓に行き、手を合わせた。
もう来る事もないだろうが、親父とお袋、安らかに眠ってくれ。
せめて生きている間に会っておきたかったが、きっと理解できなかっただろうからこれでいいんだ。
「ここにクーンのご両親が眠っているのね?」
「ああ、クーンじゃなく土砂剛史の、だがな。」
クーンの両親は健在だからな。
この後1週間程、日本観光をした。
やはり富士山は山の形が綺麗で、子供達は喜んでいた。
「少し離れてみる方がいいね。」
一応山頂にも行ってみたが、山頂は不評だった。何せ富士山の山頂からの眺めって、あっちじゃポチの背に乗ればいつでももっと凄いのが見る事が出来るからな。
・・・・
・・・
・・
・
「ここがネズミキャラが人気の遊び場か!」
「かわいい!」
「飼えないかしら?」
おい一寸待て!今飼えないかしらってどれの事を言ったんだルーカ!
あれは人が中に入っている着ぐるみだ!
・・・・
・・・
・・
・
女共は下着売り場へ向かっていった。
金はあるからと、サイズを調べもせずに大人買いをしたらしい。
何せ娘達はまだまだこれから成長する。
うーん、ちょくちょく来たらいいじゃねえか、と思ったが、あっちで親しくしている連中にお土産、らしい。
下着をお土産って・・・・
・・・・
・・・
・・
・
気が付けば、週末は日本に居たりする。
そんでもって俺はたまった書類と格闘している。
誰か助けてくれ!
だが現実には何故か俺に助けを求める世界樹からの通信が入っていた。
これはもしや、書類からおさらばできる?
俺は大義名分を得たと、小躍りしてしまった。
「クーンどうしたの?」
「ヤーナ、世界樹のネットワークからヘルプが入った。」
「あら、何か問題が起こったのね。どうしてクーンの周囲は落ち着かないのかしらね。」
「俺に言われてもなあ。」
「まあいいわ。どうせ世界樹関連だったらクーン以外では対処できないものね。」
そうなのだ。俺の責任とはいえ、この地の世界樹はごく限られた者にしか扱えないんだよな。
許可を出せばいいのだが、これが中々ホイホイと許可を出せないらしい。
もっと楽をしたいんだが、それを許さぬシステム。
一度見直したい所だな。
俺は世界樹ネットワークに介入し、状況を確認する。
どうやら俺が閉じ込めた神を自称する爺共が本から脱出したらしい。
で、天使達が爺共から・・・・セクハラ?を受けてるから何とかしてほしいとの連絡だ。
何だ?と思うと、
【何故我がこんなの着なくてはならぬのだ!】
何故木の葉が其処に居る?
しかも葉っぱの水着?下着で着飾っているんだが。
面倒過ぎて行きたくない。まだ書類整理の方がましだ。
俺はそっと通信を切った。
「行かないの?」
「厄介事に巻きこまれたくない。」
だが既に遅かった。
25次元の珠がそれを許さなかったのだ。
マジカル木の葉あどうやら珠を遠隔操作できるようで、
【早く来るのだ!】
・・・・脳内に直接干渉するのはやめてくれ!
仕方がない。
俺は地面に手をつき、
【土】スキルを用いいくばくかの土を袋に詰めた。
俺は未だ【土】スキルしかない。
だが土さえ手元にあれば何とでもなる、そう思っている。
「どうやってもも行かないと駄目らしい。」
「仕方がないわね。」
ヤーナは俺に抱き着いてきた。自慢の妻だ。
30過ぎてなお女に磨きがかかっている。
「相変わらず綺麗だなヤーナ。」
「何妻を口説いているのよ。」
「口説くとか、それ以前だぞ。俺は事実しか言わねえ。」
「それは後にしましょう。でも嬉しいわクーン。私と夫婦になってくれてありがとう。」
「後にしましょうって、まあいいが、どうしたんだヤーナ。まあ俺もヤーナと結ばれてよかったと思っているぞ。むしろヤーナ以外は考えられねえんだがな。」
「あらやだ相変わらず・・・・木の葉ちゃんから催促が来ているわ。さ、行きましょ!」
俺は転生してからこうして幸せに生きている。
幸せだが、何故か落ち着いた生活を送る事は出来ないみたいだ。
あ、そうそう、うっかり忘れていたがクランに所属していた連中は、もれなくパートナーを見つけ、結婚している。
独身のあっま過ごすのをヤーナが許さなかったのもある。
ニールスにいと同じパーティーメンバーだった5人も今はそれぞれ相応しい夫と共に幸せな生活を送っているのだとか。
あのままどうなるのかと思ったんだが安心だぜ!
それに会ってはいないが、世界樹通信でニールスにいとも会話は出来ている。
子供は無理と思っていたようだが、あのフスタ女史との間になんと2人も子が授かったってんだから驚きだ!
エルフと人では子を授かるのは難しい聞いていたからよかったぜ!
それに双子の弟と妹、ティーデとヒセラは王都でそれぞれサスキア王女とディーデリック王子と幸せに?暮らしていると聞いている。
産まれた子供は全員王族として今後を生きる事になるらしい。
あれ?もしかして新領地って、ニールスにいは別の場所に行っちまったし、誰が継ぐんだ?
親父と兄貴達に押し付けたんだが・・・・
下手に聞くと押し付けられそうになるし、仕方がない、マジカル木の葉の所へ向かってみるか。
「さあ行こうヤーナ!」
「ええクーン。クーンといれば毎日が刺激的ね!」
こうして俺は何やら神達が揉めている場所へ向かった。
その後どうなったかは・・・・
「お父さん、また木の葉ちゃんが呼んでいるよ?」
折角解決してもまた問題が発生する。
困ったもんだ。
【今度は息子殿を連れて来るがいい。】
あれ?ユーリを気に入った?
だが相手は人外だからなあ。
【愛に困難はつきものじゃ!】
俺の人生、まだまだ波乱万丈な予感がするぜ!
だが隣にはヤーナがいてくれている。2人だったら何とかなるよな!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
完
お待たせしてしまいましたが、何とか完成する事が出来ました。
ここまでお付き合い下さりありがとうございます!
3
お気に入りに追加
937
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(13件)
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
前世ポイントッ! ~転生して楽しく異世界生活~
霜月雹花
ファンタジー
17歳の夏、俺は強盗を捕まえようとして死んだ――そして、俺は神様と名乗った爺さんと話をしていた。話を聞けばどうやら強盗を捕まえた事で未来を改変し、転生に必要な【善行ポイント】と言う物が人より多く貰えて異世界に転生出来るらしい。多く貰った【善行ポイント】で転生時の能力も選び放題、莫大なポイントを使いチート化した俺は異世界で生きていく。
なろうでも掲載しています。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
転生発明家は異世界で魔道具師となり自由気ままに暮らす~異世界生活改革浪漫譚~
夜夢
ファンタジー
数々の発明品を世に生み出し、現代日本で大往生を迎えた主人公は神の計らいで地球とは違う異世界での第二の人生を送る事になった。
しかし、その世界は現代日本では有り得ない位文明が発達しておらず、また凶悪な魔物や犯罪者が蔓延る危険な世界であった。
そんな場所に転生した主人公はあまりの不便さに嘆き悲しみ、自らの蓄えてきた知識をどうにかこの世界でも生かせないかと孤軍奮闘する。
これは現代日本から転生した発明家の異世界改革物語である。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
金貨三枚で買った性奴隷が俺を溺愛している ~平凡冒険者の迷宮スローライフ~
結城絡繰
ファンタジー
平凡な冒険者である俺は、手頃に抱きたい女が欲しいので獣人奴隷を買った。
ただ性欲が解消できればよかったのに、俺はその奴隷に溺愛されてしまう。
爛れた日々を送りながら俺達は迷宮に潜る。
二人で協力できるようになったことで、冒険者としての稼ぎは抜群に良くなった。
その金で贅沢をしつつ、やはり俺達は愛し合う。
大きな冒険はせず、楽な仕事と美味い酒と食事を満喫する。
主従ではなく恋人関係に近い俺達は毎日を楽しむ。
これは何の取り柄もない俺が、奴隷との出会いをきっかけに幸せを掴み取る物語である。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
かんけつおめでとう。
……おにいと会わないのは特に困り事がないというか、人里に来ると人間に絡まれるタイプなのかな……。
ぬ。
……個室サービス嫌だった……だと……?
いや、いろんな美人が個室温泉でお背中流す水着サービスとか勘違い男出るの当然でしょ……誰かの命令でやってたのかな?
早速の修正ありがとうございます
楽しく読ませてもらってます。