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ものつくり
第92話 説明会という名の話し合い
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いつの間にか用意されていたクランの拠点。
だがしかし!肝心な事が決まっていないんだ!
え?拠点があるし、メンバーもいるじゃないかって?
ひとつ肝心な事を忘れていないか?
そう、クランの名前だ!
確か申請するにも名前は必要だったはず・・・・だよな?
パーティー名は必須だし、クランもそうあるべき。
「何考えているのよ!そろそろ皆が集まるから行くわよ!」
ちょ!なんだよヤーナ、今・・・・何を考えていたっけ?忘れたじゃねえか!
俺はヤーナに連れられ、クランのメンバー全員が集まる事の出来るミーティングルーム?会議室?まあ名称はどうでもいいが、そのような場所へ移動を、いや連れられてしまった。
・・・・
・・・
・・
・
俺とヤーナが部屋に入り、その後暫くして王子と王女がやってきた。
この2人もここで暮らすのか?
「それでは全員揃いましたので、これより説明会を開催いたします。」
セバスチャンが司会のようだ。で、何で説明会?
「セバスチャンさんありがとう。特にクーンに説明しないといけないのだが、他にもひょっとしたら聞いていない人がいるかもしれないから、一通り説明しようと思うんだ。」
流石はリーダー、いやクランの代表か?ニールスにいは凄い!
「私からも頼むよ。今後クランでは私とサスキアを王族として扱う事はやめてくれたまえ。」
いやそんなの無理でしょ?
「まあディーデリック王子とサスキア王女だが、今後はディーデリックとサスキアと呼ぶようにしてほしいとの要望だ。さて、クランの事なんだが、設立の条件を満たしたうえに、先行して拠点を確保できた。あとは名前と代表者を決めるのだけど、何か意見や言いたい事はあるかな?」
あ、まだ名前決まってなかった!ちょっと安心。
さて、雲外蒼天とワンチャンス二つのパーティーと数名の個人が集まった結果、クラン設立の条件を満たして・・・・元々セバスチャンも含めた話だったのが、二人の王族の加入でセバスチャンは今後拠点の管理に徹するんだよな?
あ、パーティーは3つあれば加入が出来るんだぜ!
2つの場合は2パーティーに個人が加入すればいいらしい・・・・って以前どっかで触れてたよな?つまり13人居ればいいって事だよな?
注:第63話参照
俺は思わず挙手した。
「一つ確認したい事があるんだけど、クランの設立の目的はどうなんだろうかと思って。」
因みにワンチャンスのパーティーの設立時には、冒険者ギルドで受付のお姉さんからの提案だっけ?一つスキルの集まり云々ってのがあったし。
クランもその延長上だとの俺の認識なのだが、皆はどうなのか?
「クーンの聞きたい事は分かるが、ここに集ったメンバーが全てを語っていると思う。」
つまり少数スキル持ちの集まり。
「もし10個のスキル持ちが加入したいと言っても、断るって事でいいのだろうか。」
こういう時は兄と弟という認識はやめて、個人としての人として接したほうがいい。
「そうだね、まずこの2つのパーティー、クランには来ないだろうと思っているけれど、明確な線引きをした方がいいかもだな。」
この後色々な話し合いがなされ、スキルは3つもちまで、その他の事は実際に活動しながら決めていく事となった。
何せ全員クランの何たるかを知らないからだ。
本当はセバスチャンが知っているのだが、敢えて何も言わないそうだ。
こうして話し合いは終わった・・・・あ!名前を決めてないじゃないか!
だがしかし!肝心な事が決まっていないんだ!
え?拠点があるし、メンバーもいるじゃないかって?
ひとつ肝心な事を忘れていないか?
そう、クランの名前だ!
確か申請するにも名前は必要だったはず・・・・だよな?
パーティー名は必須だし、クランもそうあるべき。
「何考えているのよ!そろそろ皆が集まるから行くわよ!」
ちょ!なんだよヤーナ、今・・・・何を考えていたっけ?忘れたじゃねえか!
俺はヤーナに連れられ、クランのメンバー全員が集まる事の出来るミーティングルーム?会議室?まあ名称はどうでもいいが、そのような場所へ移動を、いや連れられてしまった。
・・・・
・・・
・・
・
俺とヤーナが部屋に入り、その後暫くして王子と王女がやってきた。
この2人もここで暮らすのか?
「それでは全員揃いましたので、これより説明会を開催いたします。」
セバスチャンが司会のようだ。で、何で説明会?
「セバスチャンさんありがとう。特にクーンに説明しないといけないのだが、他にもひょっとしたら聞いていない人がいるかもしれないから、一通り説明しようと思うんだ。」
流石はリーダー、いやクランの代表か?ニールスにいは凄い!
「私からも頼むよ。今後クランでは私とサスキアを王族として扱う事はやめてくれたまえ。」
いやそんなの無理でしょ?
「まあディーデリック王子とサスキア王女だが、今後はディーデリックとサスキアと呼ぶようにしてほしいとの要望だ。さて、クランの事なんだが、設立の条件を満たしたうえに、先行して拠点を確保できた。あとは名前と代表者を決めるのだけど、何か意見や言いたい事はあるかな?」
あ、まだ名前決まってなかった!ちょっと安心。
さて、雲外蒼天とワンチャンス二つのパーティーと数名の個人が集まった結果、クラン設立の条件を満たして・・・・元々セバスチャンも含めた話だったのが、二人の王族の加入でセバスチャンは今後拠点の管理に徹するんだよな?
あ、パーティーは3つあれば加入が出来るんだぜ!
2つの場合は2パーティーに個人が加入すればいいらしい・・・・って以前どっかで触れてたよな?つまり13人居ればいいって事だよな?
注:第63話参照
俺は思わず挙手した。
「一つ確認したい事があるんだけど、クランの設立の目的はどうなんだろうかと思って。」
因みにワンチャンスのパーティーの設立時には、冒険者ギルドで受付のお姉さんからの提案だっけ?一つスキルの集まり云々ってのがあったし。
クランもその延長上だとの俺の認識なのだが、皆はどうなのか?
「クーンの聞きたい事は分かるが、ここに集ったメンバーが全てを語っていると思う。」
つまり少数スキル持ちの集まり。
「もし10個のスキル持ちが加入したいと言っても、断るって事でいいのだろうか。」
こういう時は兄と弟という認識はやめて、個人としての人として接したほうがいい。
「そうだね、まずこの2つのパーティー、クランには来ないだろうと思っているけれど、明確な線引きをした方がいいかもだな。」
この後色々な話し合いがなされ、スキルは3つもちまで、その他の事は実際に活動しながら決めていく事となった。
何せ全員クランの何たるかを知らないからだ。
本当はセバスチャンが知っているのだが、敢えて何も言わないそうだ。
こうして話し合いは終わった・・・・あ!名前を決めてないじゃないか!
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