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クーン・カウペル
第10話 あっという間に追いついた
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作った台車に慣れるためにも、最初はゆっくりとキックした。
意外とスムーズだ。
ハンドルもスムーズに動く。右に左に動いてくれる。
但しブレーキはない。
急いで止まる場合両足を地面に置くか、無理やり飛び降りるか、そのまま倒れるか。慌てなくてもよいのであれば蹴るのをやめればいいだけだ。但し下り坂の場合は考えないといけない。
飛び降りても台車がそのまま下ってしまうからだ。
うーん、ブレーキを考えるか?今は時間が無いから後回しだ。
10分ほどゆっくりと慣らしていくと、コツをつかんだから徐々に速度を上げていく。
全力だった場合速度はどの程度出るのか?その場合きちんとハンドル操作ができるのか?安定度は?
どうやら人の全速力の倍ほどの速度が出るようだ。
イザという時はこれで逃げられる。
だが疲れるのであまりしないでおこう。
普通に蹴っても坂道でなければ徒歩の倍以上の速度が出る。
この速度ならあまり疲れない。
但し荷物なしの場合だ。
荷物があればそもそもキックできないだろうから手押しだな。
試さなかったが、さっきの女性達なら2人ぐらいの重さ、大きさなら載せられるぐらいの耐久度はあるんじゃないかな?
時間がなかったから試さなかったが。
俺は一時間ほど地面を蹴って移動していたが、前方道の左にある休憩スペースに人の集団がいるのを発見した。
因みに空気草のおかげで道の状態が悪くてもそれなりの速度を出す事ができる。
このおかげもあり、どうやら俺は先行していた領地へ帰る仲間に追いついたようだ。
・・・・
・・・
・・
・
「何だカウペルの倅じゃねえか。お前王都に残ったんじゃないのか?」
どうやら何人かはそのまま王都に残るようで、俺もそう思われていたらしい。
「スキルを試しに使ったら魔力切れでぶっ倒れてしまったんだよ。」
「うははは!初心者【あるある】だな!宿の部屋でぶっ倒れてたのか?」
「そうだよ。」
「よかったな坊主。外でそれをやっちまったらあっという間に魔物の餌食だが、一度気絶したのなら感覚もわかっただろう?今後は気絶手前で止められるよう自身の限界をしっかり把握しておく事だな。」
夜に倒れて朝まで起きられないって相当だよな?
きっと外で気絶すれば、朝まで気を失った状態だろう。
運がよければ生き残る事もできるだろうが、間違いなく魔物にやられるな。
俺はカバンから組み立て式の弓を取り出し、用意をする。
頭上を鳥が飛んでいるから仕留めようと。
今ここでは食事の真っ最中。
流石に何もせずに食べる訳にはいかない。
少し離れた場所をゆっくり飛んでいる鳥がいたので狙いを定め、矢を放つ。
自分で言うのも何だが見事頭に命中。
あっという間に地面に落下。
早速回収し地面に穴を掘り首を切り、血を抜く。
その間に矢を回収しておく。矢は限りがあるからな。調べたけれど矢じりは欠けていないようだしまだまだこのまま使えそうだ。
血抜きが終われば次は毛をナイフで取り除き皮の状態にする。
内臓も取り除く。毛に関しては毛皮として使える魔物や獣が居れば確保するが、この鳥の場合は毛だけを集めておけばいいんだよな。嵩張らないし。いわゆる羽毛だな。但し一羽の羽毛だけじゃ少なすぎるんだが。
で、この鳥は火の通りが悪いんだよな。
家が近ければ持ち帰るんだが。
串を刺し、火にかける。
残った毛もこれで焼ける。
暫くすると鳥の丸焼きが出来上がる。
持っている塩を振り食べる。
因みに焼いている間に食べられそうな草は採った。
焼く時に手持ちに香草があったので内臓があった場所に入れておいた。
香草があれば臭みが緩和されるし、味がよくなる。
水はまあ、ここまでたいして時間が掛かっていないし、体力もあまり使っていないからほぼ減っていない。
そう言えば、帰りに魔物を仕留めた時に得られる素材ってどうするんだ?
「そんなの途中の街で売りさばくに決まってるじゃねえか。今回は王都じゃねえと意味がないからここまで来たが、魔物の素材は道中の街で問題ねえんだ。覚えておくといいぞ。」
そういうもんか。
結局この後は何事もなく、1ヶ月ほどかけてクツーゴ領へと無事戻った。
行きと違い帰りは誰一人欠ける事なく辿り着いたが、王都に数人残ったようだから、実際に戻ったのは約半数だった。
それと道中気が付いた事があるが、どうやらスキルを得た数によってグループが出来ていたようだ。
スキルが多かった奴らは多かった者同士で集まり、平均程度の奴らはやはり4から6つ程度同士で集まったようだ。
但し、3以下の奴らは意気消沈。結果集団の後方をとぼとぼと付いてきているような、まあグループというよりは単に後方になってしまっただけのような気もする。
うーん、世界の縮図を見た気がする。
俺はと言えば、合流してからは大人と一緒に行動をしている。
何かと得る事が多いからだ。
今まで知る必要もなく聞こうと思わなかった事が、今ではあれもこれも知りたい。
大人なら知っていて当たり前の事が、俺達10歳では知らない事が多いからな。
帰りの1ヶ月の間、大人達も道中暇なのか俺の台車が役に立っていたせいか、俺の質問にちゃんと答えてくれた。
俺にとっては有意義な1ヶ月だった。
そして一応気絶しない程度で毎日スキルを使った。
何故かまた頭に 異世界あるあるが入り込んでくるんだ。
尤も今回は憶測らしい。
つまり寝る前に魔力を空にすれば、翌日にはある程度回復する。だがこの時総魔力量が若干増える、と言うものだ。
更に回復速度も向上するという、なんとも都合のいい話だ。
そんなのがあるんなら、皆しているだろう?
まあ眉唾物だがこの謎の知識、今まで外れだった事がないしやっておいて損はないからやっていた。
そして何となく、1ヶ月前と今では使える魔力の総量が増えた気がした。
そう、そろそろ気絶か?と思ったらまだやれる?みたいな。
これが本当ならいいのだが、単に体が成長したからじゃないのか?と思わなくもない。
それに同じ魔力が空になるのも意識して空にさせた場合は、ちゃんと朝には起きられるんだよな。
本当に使いすぎて無茶をした時は多分起きられないのだろう。俺が宿でそうだったように。
意外とスムーズだ。
ハンドルもスムーズに動く。右に左に動いてくれる。
但しブレーキはない。
急いで止まる場合両足を地面に置くか、無理やり飛び降りるか、そのまま倒れるか。慌てなくてもよいのであれば蹴るのをやめればいいだけだ。但し下り坂の場合は考えないといけない。
飛び降りても台車がそのまま下ってしまうからだ。
うーん、ブレーキを考えるか?今は時間が無いから後回しだ。
10分ほどゆっくりと慣らしていくと、コツをつかんだから徐々に速度を上げていく。
全力だった場合速度はどの程度出るのか?その場合きちんとハンドル操作ができるのか?安定度は?
どうやら人の全速力の倍ほどの速度が出るようだ。
イザという時はこれで逃げられる。
だが疲れるのであまりしないでおこう。
普通に蹴っても坂道でなければ徒歩の倍以上の速度が出る。
この速度ならあまり疲れない。
但し荷物なしの場合だ。
荷物があればそもそもキックできないだろうから手押しだな。
試さなかったが、さっきの女性達なら2人ぐらいの重さ、大きさなら載せられるぐらいの耐久度はあるんじゃないかな?
時間がなかったから試さなかったが。
俺は一時間ほど地面を蹴って移動していたが、前方道の左にある休憩スペースに人の集団がいるのを発見した。
因みに空気草のおかげで道の状態が悪くてもそれなりの速度を出す事ができる。
このおかげもあり、どうやら俺は先行していた領地へ帰る仲間に追いついたようだ。
・・・・
・・・
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「何だカウペルの倅じゃねえか。お前王都に残ったんじゃないのか?」
どうやら何人かはそのまま王都に残るようで、俺もそう思われていたらしい。
「スキルを試しに使ったら魔力切れでぶっ倒れてしまったんだよ。」
「うははは!初心者【あるある】だな!宿の部屋でぶっ倒れてたのか?」
「そうだよ。」
「よかったな坊主。外でそれをやっちまったらあっという間に魔物の餌食だが、一度気絶したのなら感覚もわかっただろう?今後は気絶手前で止められるよう自身の限界をしっかり把握しておく事だな。」
夜に倒れて朝まで起きられないって相当だよな?
きっと外で気絶すれば、朝まで気を失った状態だろう。
運がよければ生き残る事もできるだろうが、間違いなく魔物にやられるな。
俺はカバンから組み立て式の弓を取り出し、用意をする。
頭上を鳥が飛んでいるから仕留めようと。
今ここでは食事の真っ最中。
流石に何もせずに食べる訳にはいかない。
少し離れた場所をゆっくり飛んでいる鳥がいたので狙いを定め、矢を放つ。
自分で言うのも何だが見事頭に命中。
あっという間に地面に落下。
早速回収し地面に穴を掘り首を切り、血を抜く。
その間に矢を回収しておく。矢は限りがあるからな。調べたけれど矢じりは欠けていないようだしまだまだこのまま使えそうだ。
血抜きが終われば次は毛をナイフで取り除き皮の状態にする。
内臓も取り除く。毛に関しては毛皮として使える魔物や獣が居れば確保するが、この鳥の場合は毛だけを集めておけばいいんだよな。嵩張らないし。いわゆる羽毛だな。但し一羽の羽毛だけじゃ少なすぎるんだが。
で、この鳥は火の通りが悪いんだよな。
家が近ければ持ち帰るんだが。
串を刺し、火にかける。
残った毛もこれで焼ける。
暫くすると鳥の丸焼きが出来上がる。
持っている塩を振り食べる。
因みに焼いている間に食べられそうな草は採った。
焼く時に手持ちに香草があったので内臓があった場所に入れておいた。
香草があれば臭みが緩和されるし、味がよくなる。
水はまあ、ここまでたいして時間が掛かっていないし、体力もあまり使っていないからほぼ減っていない。
そう言えば、帰りに魔物を仕留めた時に得られる素材ってどうするんだ?
「そんなの途中の街で売りさばくに決まってるじゃねえか。今回は王都じゃねえと意味がないからここまで来たが、魔物の素材は道中の街で問題ねえんだ。覚えておくといいぞ。」
そういうもんか。
結局この後は何事もなく、1ヶ月ほどかけてクツーゴ領へと無事戻った。
行きと違い帰りは誰一人欠ける事なく辿り着いたが、王都に数人残ったようだから、実際に戻ったのは約半数だった。
それと道中気が付いた事があるが、どうやらスキルを得た数によってグループが出来ていたようだ。
スキルが多かった奴らは多かった者同士で集まり、平均程度の奴らはやはり4から6つ程度同士で集まったようだ。
但し、3以下の奴らは意気消沈。結果集団の後方をとぼとぼと付いてきているような、まあグループというよりは単に後方になってしまっただけのような気もする。
うーん、世界の縮図を見た気がする。
俺はと言えば、合流してからは大人と一緒に行動をしている。
何かと得る事が多いからだ。
今まで知る必要もなく聞こうと思わなかった事が、今ではあれもこれも知りたい。
大人なら知っていて当たり前の事が、俺達10歳では知らない事が多いからな。
帰りの1ヶ月の間、大人達も道中暇なのか俺の台車が役に立っていたせいか、俺の質問にちゃんと答えてくれた。
俺にとっては有意義な1ヶ月だった。
そして一応気絶しない程度で毎日スキルを使った。
何故かまた頭に 異世界あるあるが入り込んでくるんだ。
尤も今回は憶測らしい。
つまり寝る前に魔力を空にすれば、翌日にはある程度回復する。だがこの時総魔力量が若干増える、と言うものだ。
更に回復速度も向上するという、なんとも都合のいい話だ。
そんなのがあるんなら、皆しているだろう?
まあ眉唾物だがこの謎の知識、今まで外れだった事がないしやっておいて損はないからやっていた。
そして何となく、1ヶ月前と今では使える魔力の総量が増えた気がした。
そう、そろそろ気絶か?と思ったらまだやれる?みたいな。
これが本当ならいいのだが、単に体が成長したからじゃないのか?と思わなくもない。
それに同じ魔力が空になるのも意識して空にさせた場合は、ちゃんと朝には起きられるんだよな。
本当に使いすぎて無茶をした時は多分起きられないのだろう。俺が宿でそうだったように。
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