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外伝 章努の話
一方華やかな女性風呂(サービス?)
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さて、むさい男性陣の入浴シーンはほどほどで、こちらは同じ頃の女性風呂。
オイヴィとピートロネラもそうだが、ここに順平の妻の1人、現地で知り合い結婚したヘルトラウダという女性が一緒に入浴している。
元冒険者ギルド職員である彼女はその伝手を利用し、多くの情報を得ていた。
オイヴィの願いもあり、ロンドロッグ及び周辺情報も調べていた。
実際オイヴィがピートロネラを合流出来たのも、彼女の情報あってこそ。
そして・・・・アーダとザーラ、というここグビッシュ王国において王族でもある2人も合流していた。
ちなみに2人とも順平の妻。
そして日本人の妻達も集まっていた。
実際ここには2つの集団が形成されていた。
オイヴィの周囲には順平の日本人妻達、そしてピートロネラの元にはオイヴィの周囲に順平の日本人妻達が、ピートロネラ皇女は同じく王族のアーダとザーラに囲まれている。
因みに意外なのがピートロネラ皇女とヘルトラウダが急接近。
姉妹のような親しみ方。
ヘルトラウダの親は爵位持ちなので所謂貴族出身の令嬢だったりする。
「まあヘルトったら、よくわかっているのね?」
「ふふ、ピーちゃんもそのうち分かるわよ?いずれはあの章って子と結婚するんでしょ?」
今回ピーちゃんことピートロネラ皇女と、ヘルトことヘルトラウダは最初から知り合いだったかのような親しみを覚えた様子。
「ほお?やはりピートロネラ皇女殿は章殿と・・・・」
「きゃあ!やっぱり?でも相手するの大変そうね?」
アーダとザーラは姉妹。
アーダは厳格な物言いで、ザーラは王族に似つかわしくない砕けた言い方をする事が多い。
しかしピートロネラは2人の本質をすぐに見抜き、特にアーダに関しては物言いがきついので誤解されがちだと直ぐに気が付いた。
そして困惑したのはザーラの言葉だ。
正直フレンドリーすぎて最初はどう接すればいいのかわからなかった。
だが彼女もこの10年間、無駄に過ごした訳ではない。
沢山の人と出会い、色々な人の考えに触れ、学んだ。
その結果こういう自身の理解しがたい思考、態度であろうと対処できるようになっていた・・・・ただ1人を除いて。
『はっくしょん!!!!』
何だ?
偶然くしゃみが連動した章だった。
そしてオイヴィは順平の妻達に注目されていた。
「そんなに見つめられては・・・・恥ずかしい。」
数年一緒に入浴もしている間柄であり、子育ても一緒に行っているので今更隠し事はない。
しかしここにきてオイヴィと同族?と思われるピートロネラがいるのでつい2人を見てしまう。
「それにしても皇女様ってそうだけど、オイヴィもエルフの血が入っているのよね?だからこの見た目なのかしら?オイヴィって肌のお手入れしていないって言っていたわよね?それでこれって・・・・反則よ!」
「ゆ、友郁殿どうしたのだ?」
友郁とは順平が最初に妻とした、異世界召喚に巻き込まれる以前からの知り合い。
「ねえ、皇女様とも話がしたいのだけれど?」
因みにピートロネラは、なんだかんだ言っても同郷のオイヴィを頼っていた。
そして視線を感じ、2つの集団はひとつになり・・・・
この後、ここでは記載出来ないような、つまり男性陣には聞かせられないような話で盛り上がったとか。
注:独身はピートロネラのみ。
他の女性陣は皆順平の妻であり、母である。
オイヴィとピートロネラもそうだが、ここに順平の妻の1人、現地で知り合い結婚したヘルトラウダという女性が一緒に入浴している。
元冒険者ギルド職員である彼女はその伝手を利用し、多くの情報を得ていた。
オイヴィの願いもあり、ロンドロッグ及び周辺情報も調べていた。
実際オイヴィがピートロネラを合流出来たのも、彼女の情報あってこそ。
そして・・・・アーダとザーラ、というここグビッシュ王国において王族でもある2人も合流していた。
ちなみに2人とも順平の妻。
そして日本人の妻達も集まっていた。
実際ここには2つの集団が形成されていた。
オイヴィの周囲には順平の日本人妻達、そしてピートロネラの元にはオイヴィの周囲に順平の日本人妻達が、ピートロネラ皇女は同じく王族のアーダとザーラに囲まれている。
因みに意外なのがピートロネラ皇女とヘルトラウダが急接近。
姉妹のような親しみ方。
ヘルトラウダの親は爵位持ちなので所謂貴族出身の令嬢だったりする。
「まあヘルトったら、よくわかっているのね?」
「ふふ、ピーちゃんもそのうち分かるわよ?いずれはあの章って子と結婚するんでしょ?」
今回ピーちゃんことピートロネラ皇女と、ヘルトことヘルトラウダは最初から知り合いだったかのような親しみを覚えた様子。
「ほお?やはりピートロネラ皇女殿は章殿と・・・・」
「きゃあ!やっぱり?でも相手するの大変そうね?」
アーダとザーラは姉妹。
アーダは厳格な物言いで、ザーラは王族に似つかわしくない砕けた言い方をする事が多い。
しかしピートロネラは2人の本質をすぐに見抜き、特にアーダに関しては物言いがきついので誤解されがちだと直ぐに気が付いた。
そして困惑したのはザーラの言葉だ。
正直フレンドリーすぎて最初はどう接すればいいのかわからなかった。
だが彼女もこの10年間、無駄に過ごした訳ではない。
沢山の人と出会い、色々な人の考えに触れ、学んだ。
その結果こういう自身の理解しがたい思考、態度であろうと対処できるようになっていた・・・・ただ1人を除いて。
『はっくしょん!!!!』
何だ?
偶然くしゃみが連動した章だった。
そしてオイヴィは順平の妻達に注目されていた。
「そんなに見つめられては・・・・恥ずかしい。」
数年一緒に入浴もしている間柄であり、子育ても一緒に行っているので今更隠し事はない。
しかしここにきてオイヴィと同族?と思われるピートロネラがいるのでつい2人を見てしまう。
「それにしても皇女様ってそうだけど、オイヴィもエルフの血が入っているのよね?だからこの見た目なのかしら?オイヴィって肌のお手入れしていないって言っていたわよね?それでこれって・・・・反則よ!」
「ゆ、友郁殿どうしたのだ?」
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「ねえ、皇女様とも話がしたいのだけれど?」
因みにピートロネラは、なんだかんだ言っても同郷のオイヴィを頼っていた。
そして視線を感じ、2つの集団はひとつになり・・・・
この後、ここでは記載出来ないような、つまり男性陣には聞かせられないような話で盛り上がったとか。
注:独身はピートロネラのみ。
他の女性陣は皆順平の妻であり、母である。
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