679 / 739
外伝 章努の話
干渉
しおりを挟む
幸か不幸か、ペトロネラが所持しているスキルに【干渉】がある。
直訳すれば他人の活動に口出しするという何とも微妙なスキルなのである。
または他人の事柄に立ち入り、自分の意思に従わせようとすると言う意味合いもある。
彼女はこのスキルを有効利用しようと考えた事が無かった。
自分の思い通りになればいいと思っており、干渉スキルがあれば人の物が手に入ったり、本来他人に有効な事を無理やり自分の事にしてしまったりしていた。
因みに召喚者用のカードはペトロネラが持っている。
我が儘を押し通し手にしていたのだ。
カードが無ければピートロネラが困るわよね?とそんな理由。
今回も単に妹であるピートロネラを困らせようと言う、ただそれだけの為にスキルを用いた。
その結果がどういった結末を迎えるなど、想像すらしない。
そんな事は知らないピートロネラ。
何とか勇者を!という想いから色々な方面へ語り掛けていたが、遂に見つかった。
この時丁度ペトロネラは、先程の石板を経由しスキルを発動、ピートロネラが勇者になってもらうべく探し当てた人物との交渉へ割り込む事に成功してしまう。
そうとは知らず勇者としてこちらにやってきてもらうよう一生懸命語り掛けている間に姉は妨害を開始する。
しかしここで想定外の出来事が起こる。
交渉が長引くと思われたが、相手はなんとあっけなく承諾をしてしまったのだ。
これではまずいとペトロネラは割り込み具合を最大にしてしまう。
本来であれば召喚が発動するまでもっと時間があるのだが、割り込みを最大限行い、召喚時間を思いっきり短縮させたのである。
これは本来もっと準備時間を設けるべき所を、その準備をさせないようにとの行動。
しかしここで無理があったのか、更に予期せぬ出来事が発生してしまう。
どういう理屈か不明だが時間軸がずれてしまったのだ。
するとどうなるのか。
偶然にも並行世界が出来上がってしまい、ペトロネラは本来勇者となるべく人物を引き当てたのだが、ここでピートロネラは並行世界の人物を召喚してしまう。
するとどうなるのか。
何と同一人物が2人召喚されてしまうという、前代未聞の出来事が起こってしまう。
召喚された勇者はそれぞれ起点となる石板の所へ召喚され、ペトロネラの方には本来召喚されるはずの人物が出現する。
これはまずいと取り急ぎカードを取り出し、石板で無理やり改名、自身が直接従えている騎士にこの勇者を王都の外へ無理やり連れ出させる。
そして本物の勇者は、王都と次の町の中間付近で無理やり放置させられ、無防備な状態で魔物に襲われ、あえなく命を落としている。
そしてほんのわずかにずれたずれた時間軸から発生した並行世界より召喚されたもう1人の召喚者。
何故か裸で大量の水と共に現れ、ピートロネラはその水でずぶ濡れとなり、召喚時の負担も重なり気を失ってしまう。
何せ本来1人の召喚が、2人行われており、その負担は知らず本人にのしかかっていたせいなのだが、ピートロネラはそれを知らない。
しかも本来用意されているべきカードは知らない間にペトロネラが使ってしまい手持ちになく、ピートロネラは気絶する前に辛うじて急ぎカードを作ったが、急ぎすぎて記載ミスがあったのだが、誰も確認しないまま召喚者に渡してしまうというミスを犯し、そのカードの記載を見た者が召喚者を遊び人と断罪、追放処分となってしまう。
本来成功していた召喚だが、こうして失敗扱いとなってしまった。
直訳すれば他人の活動に口出しするという何とも微妙なスキルなのである。
または他人の事柄に立ち入り、自分の意思に従わせようとすると言う意味合いもある。
彼女はこのスキルを有効利用しようと考えた事が無かった。
自分の思い通りになればいいと思っており、干渉スキルがあれば人の物が手に入ったり、本来他人に有効な事を無理やり自分の事にしてしまったりしていた。
因みに召喚者用のカードはペトロネラが持っている。
我が儘を押し通し手にしていたのだ。
カードが無ければピートロネラが困るわよね?とそんな理由。
今回も単に妹であるピートロネラを困らせようと言う、ただそれだけの為にスキルを用いた。
その結果がどういった結末を迎えるなど、想像すらしない。
そんな事は知らないピートロネラ。
何とか勇者を!という想いから色々な方面へ語り掛けていたが、遂に見つかった。
この時丁度ペトロネラは、先程の石板を経由しスキルを発動、ピートロネラが勇者になってもらうべく探し当てた人物との交渉へ割り込む事に成功してしまう。
そうとは知らず勇者としてこちらにやってきてもらうよう一生懸命語り掛けている間に姉は妨害を開始する。
しかしここで想定外の出来事が起こる。
交渉が長引くと思われたが、相手はなんとあっけなく承諾をしてしまったのだ。
これではまずいとペトロネラは割り込み具合を最大にしてしまう。
本来であれば召喚が発動するまでもっと時間があるのだが、割り込みを最大限行い、召喚時間を思いっきり短縮させたのである。
これは本来もっと準備時間を設けるべき所を、その準備をさせないようにとの行動。
しかしここで無理があったのか、更に予期せぬ出来事が発生してしまう。
どういう理屈か不明だが時間軸がずれてしまったのだ。
するとどうなるのか。
偶然にも並行世界が出来上がってしまい、ペトロネラは本来勇者となるべく人物を引き当てたのだが、ここでピートロネラは並行世界の人物を召喚してしまう。
するとどうなるのか。
何と同一人物が2人召喚されてしまうという、前代未聞の出来事が起こってしまう。
召喚された勇者はそれぞれ起点となる石板の所へ召喚され、ペトロネラの方には本来召喚されるはずの人物が出現する。
これはまずいと取り急ぎカードを取り出し、石板で無理やり改名、自身が直接従えている騎士にこの勇者を王都の外へ無理やり連れ出させる。
そして本物の勇者は、王都と次の町の中間付近で無理やり放置させられ、無防備な状態で魔物に襲われ、あえなく命を落としている。
そしてほんのわずかにずれたずれた時間軸から発生した並行世界より召喚されたもう1人の召喚者。
何故か裸で大量の水と共に現れ、ピートロネラはその水でずぶ濡れとなり、召喚時の負担も重なり気を失ってしまう。
何せ本来1人の召喚が、2人行われており、その負担は知らず本人にのしかかっていたせいなのだが、ピートロネラはそれを知らない。
しかも本来用意されているべきカードは知らない間にペトロネラが使ってしまい手持ちになく、ピートロネラは気絶する前に辛うじて急ぎカードを作ったが、急ぎすぎて記載ミスがあったのだが、誰も確認しないまま召喚者に渡してしまうというミスを犯し、そのカードの記載を見た者が召喚者を遊び人と断罪、追放処分となってしまう。
本来成功していた召喚だが、こうして失敗扱いとなってしまった。
1
お気に入りに追加
4,742
あなたにおすすめの小説

精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?

ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
転生したから思いっきりモノ作りしたいしたい!
ももがぶ
ファンタジー
猫たちと布団に入ったはずが、気がつけば異世界転生!
せっかくの異世界。好き放題に思いつくままモノ作りを極めたい!
魔法アリなら色んなことが出来るよね。
無自覚に好き勝手にモノを作り続けるお話です。
第一巻 2022年9月発売
第二巻 2023年4月下旬発売
第三巻 2023年9月下旬発売
※※※スピンオフ作品始めました※※※
おもちゃ作りが楽しすぎて!!! ~転生したから思いっきりモノ作りしたいしたい! 外伝~
パーティーから追放されてからの成り上がりが流行っているらしいので俺も乗っかってみることにした
みずがめ
ファンタジー
パーティーから追放されてから成り上がる冒険者が続出しているらしい。そんなうわさを真に受けたヒーラーの男がなんとかして追放処分を受けるためにがんばる話。
※この作品は別サイトにも掲載しています。
※表紙は志茂塚ゆりさんに描いていただきました。

異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...

クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。
目覚めると彼は真っ白な空間にいた。
動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。
神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。
龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。
六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。
神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。
気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。
スキルは見るだけ簡単入手! ~ローグの冒険譚~
夜夢
ファンタジー
剣と魔法の世界に生まれた主人公は、子供の頃から何の取り柄もない平凡な村人だった。
盗賊が村を襲うまでは…。
成長したある日、狩りに出掛けた森で不思議な子供と出会った。助けてあげると、不思議な子供からこれまた不思議な力を貰った。
不思議な力を貰った主人公は、両親と親友を救う旅に出ることにした。
王道ファンタジー物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる